【2018巨人vs中日 第13回戦】久々に観た酷い試合〜ジャイアンツ、勝手に思う！？投打に精彩を欠いた敗戦とは？
首都圏は思ったより台風の影響がありませんでしたね。今日の東京ドームの試合もまさかの中止！？と思ったのですが、通常通り行われました。ただ、ジャイアンツファンの自分にとっては、この天候が読めない危うい状況でわざわざ観に行く試合だったのかな？疑問に思うほど、ヒドい試合でした。
ジャイアンツ、エース・菅野が先週に続き連敗！打線も何がしたいのか？全く伝わってこない0-4の完封負け。本日は一塁側B席の外野寄りエリアの後ろの方で観ていましたが、試合終了後にドーム出たら凄い雨。ダッシュで後楽園駅に向かっても結構濡れましたが、心の中も悔し涙でびちょびちょ。う〜ん、昨日のノーヒットノーランの試合から一転、ドイヒーな試合だったなぁ〜。
まずは先発した菅野について。1000投球回達成は素晴らしいのですが、立ち上がりは非常に不安定でしたね。あたりは良くなかったけど、1番・京田と2番・亀澤に連打を喰らいノーアウト一,二塁。大島の外野フライの間にタッチアップでワンアウト一,三塁。ここで4番・ビシエドでしたが、記録に残らないミスがありましたね。ビシエドのライト方向のフライはあたり損ねで、ライトが捕球すれば三塁ランナーのタッチアップはなかったはず。それを張り切り過ぎた二塁・マルティネスが難しい態勢でも無理して捕球しちゃうからなぁ〜。結果論ですが、コレは余計な失点でした。今週はヤクルト戦でも多々ありましたが、守備での要らぬプレーが失点につながるケースが目立つなぁ〜。マルちゃんは要反省ですね。
映像をあまり観ていないのでなんとも言えないのですが、序盤の菅野は際どいコースを攻めてもストライクを取ってもらえなかったのかな？遠目でもちょっと苛立つ姿を確認しましたが、立ち上がりは調子が掴めず苦しんでいるように見えました。ただ、3〜5回はパーフェクトで立ち直ったように見えたのですが...。まぁ、一発は怖いですね。東京ドームで試合するとこっちにも一発が出やすくなるけど、相手にも出やすくなるからね。6回表ツーアウト一塁で藤井に打たれたホームランはスライダーが甘く入った大失投。その前の3番・大島にもライトフェンスギリギリのフライを打たれていたから心配していたのですが...。ちょっとずつボールが甘くなっていた？それとも狙い球を絞られていた？藤井って、菅野と相性いいんですよね。その後の7番・福田が全く合っていなかったことを考えると、不用意なボールを投げたなぁ〜と思いました。ツーアウトだっただけに、もったいなかったです。ただ、このホームランは藤井の狙いも良かっただけに、相手が一枚上手とも言えましたが...。
問題は8回に浴びたビシエドのソロホームランでしょう。状況はワンアウト・ランナーなし。スコアは0-3。終盤でもう1点も与えたくない状況だったので、スライダー攻めでカウント3-0とした時点で歩かせても良かったのでは？続くバッターは初回に死球で欠場した平田(軽傷で良かったね)の代わりの松井佑介でしたが、今日の菅野に何一つ合っていないバッターだっただけに、ツーアウト一塁or二塁とかまでは読めるでしょ？その次は6番・藤井でちょっと嫌だけど、ここも最悪は勝負を避けることが出来たはず。次がこれまた合っていない7番・福田だったので。そこを3-0からストライクを取って3-1。次はインコースのストレートで詰まらせようとしたら...真ん中に投げちゃって弾丸ライナーのソロホームラン！これは久々のスガコバコンビ、アカンでしょ？勝負を避けるというか逃げるという姿勢はアカンのですが、この状況だったら前向きに避ける考えもあったはず。そういうところを勝負に行って打たれるから、ジャイアンツ首脳陣からの小林のリードに対する評価が下がるのかな？そう感じました。ただ、はっきり言えるのは菅野も納得してあのリードで勝負に行ってますからね。そこで失投して打たれたのだから、菅野に問題があったはず。先週の広島戦ではどすこいと二人で小林のスタメン復帰を直訴したようですが、昨日のどすこいは小林の存在価値を証明しましたが、今日の菅野はま〜た評価を下げる内容だったのでは？中継ぎ陣が酷使される中、8回まで投げたのは頭が下がります。そして1失点は味方のミスもあったのでツイていないと思います。8回2,3失点ぐらいはしゃ〜ないと思うのですが、ビシエドのホームランはダメだなぁ〜。レベルの高い投手なので、敢えてそう書かせていただきます。アレはないな。
一方、打線ですが、中日先発・小笠原に対して3安打の完封負け。四球は3つ貰っていたけど、得点には結びつかず。自分は初回のツーアウト一,二塁のチャンスでチェンジアップが高めに抜けたけど、自分もタイミングが合わずバットにあてちゃった長野の打席が一番アカンかったかな？と思いました。最近、坂本不在で負け続けているからそこをあーだこーだ言われていますが、ケガでいなくなったんだからどうしようもない。そこを何とか少しでもカバーして欲しいのが長野だったり陽岱鋼なんだけど、今週はさっぱりダメですね。特に陽岱鋼はインコース主体で攻められるのが分かっていても、引っ張るだけでバットを振り回しているし...。今日は2番・尚輝以外は全員右バッターを揃えましたが、小笠原-武山バッテリーの終始インコース主体の攻めに対して引っ張り気味のバッティングばっかりだったなぁ〜。相手の狙いに対して、もうちょっと崩そうとするなら、やっぱりセンターから逆方向を意識したチームバッティングが必要だったはず。その意識があったのは2四球を選んだ岡本とセンター方向にヒットと大きなフライを打ったマルティネスだけだったような？マギーですら、やや引っ張り気味だったので、そっちの方が打てるのかも？知れませんが、試合中盤ぐらいから意識を変えて欲しかった。久々に激昂して悪い言葉を叫んだら、隣のおばちゃんがビクッてしてましたけど、おばちゃんに悪いことしたなぁ〜。それぐらいがっかりした攻撃でした。去年もあの攻めで何度かやられているのに、何で気がつかないのかな？来週も同じマッチアップの予定ですが、やり返す対策はあるのか？何とかして欲しいものです。とりあえず、今日はそんな感じで、また。
