孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018DeNAvs巨人 第17回戦】ジャイアンツ、今日もメルセデスが安全運転!?完投勝利で3タテ!!

正直なところ、日曜の試合が終わった後は弱気だった。先週は全てホームで戦って1勝5敗。直近9試合では1勝8敗と急失速したジャイアンツ。週明けは今季分が悪いDeNA戦だしなぁ〜。ヤングマン抜けた裏ローテ、ちょっと弱いよなぁ〜...と内心不安だらけだったのですが...。

 

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ジャイアンツ、今日はメルセデスが計算通り!?キャッチャー・宇佐見が乗りこなし安全運転で3-2の完投勝利!先週も実質勝てた試合だったので勿体無かったのですが、これで4試合登板して3勝!もう救世主現るで良いでしょう!ベンツ様様やぁ〜。

 

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最後のバッター・ロペスをピッチャーゴロに打ち取り、慎重に丁寧にファーストへトスして試合を終えましたが、その後がちょっとホロっと来ましたね。宇佐見と嬉しそうに抱き合って喜ぶ姿、感動的でした。マギーともがっちりハグしていましたが、さすがマギーですね。若いドミニカンを鼓舞していたのでしょう。メルセデスが感謝しまくっている様子が伝わってくる光景でした。ナイスピッチング、完投勝利おめでとう!そして、ありがとう!

 

今日のメルセデスですが、9回111球を投げて3安打4奪三振1四球の2失点。5回1/3まではノーヒットピッチング。球数も60球ちょいでまさかのどすこいに続く2週連続のノーヒッター爆誕!?...とほんの少し思いましたが、そこまで甘くはなかったですね。ただ、どうにも解せないのが、9番・柴田に初ヒットを許したことだよなぁ〜。この柴田竜拓という選手、今日時点での打率は.203。他チームでの成績は軒並み1割台なのに、ウチとの対戦だけ3割越え...なんだよなぁ〜。う〜ん、結局この選手には今カード3試合連続安打を許しましたが、攻め方が悪いんじゃね?それだけが今カードで不満でした。その不満やイライラが募った場面で、1番・桑原だよなぁ〜。う〜ん、この人もようウチとの試合で打つよね。メルセデスの無失点記録を25イニングでストップさせるレフトへのツーランホームラン!6回表までに3点リードしておいて良かったね〜。3-2とされましたが、まだ辛うじてリードは保てたまま。その後はこのホームランで目が覚めた?鬼のようにギアチェンジして、終盤疲れが見えるはずなのに、それを感じさせないピッチングでDeNA打線を圧倒。関心しました。

 

6回に失点した際は、ちょっとだけノーヒッターを意識していたのかな?初ヒットを許した後にマギーとマルティネスが励ましていたけど、桑原に対するピッチングがちょっと雑というか、集中力が切れたような?ホームランされたインサイドのストレートも桑原が打ちやすい絶妙な高さに抜けちゃっていましたね。あんまし球威もなかったので、カウント取ることを意識したボールだったのかな?打たれた後のソトとロペスに投げていたボールを見ると、明らかに質が低かった気がしましたが、ちょっとナメていたのかなぁ。まぁ、スリーランとか大事に至らなくて良かったですけどね。6回終わった時点で球数は70球ちょい。これを見たら(今日は同点or逆転されるまではメルセデスの試合。何とか完投してくれ!)と念を送りました。もう彼が打たれてもディスる気なし!任せた斎藤ピッチングコーチの判断も間違いなし!そう割り切って見守っていました。完投できたポイントは、DeNA打線の早打ちが裏目に出て球数を節約出来たことと、7回を上手く凌げたことかな?この回はいきなり先頭・筒香に初球をセンター前ヒット→ノーアウト一塁で1番嫌なバッター・宮崎を迎えましたが、カウント忘れたけどボール先行の中でライト線に打たれたギリギリファウルの打球...。アレは一瞬あちゃ〜と思いましたけどね。何とかファウルでフルカウントまで行って最後に投げたのは、要求より高く抜けたインコースのストレートでしたが、宮崎が打ち損じてレフトフライ。ここで宮崎に打たれるorビビって歩かせていたら、ノーアウト一,二塁のピンチ。次はキャッチャー・伊藤光だったので、確実に送りバントだったはず。ワンアウト二,三塁のピンチとか、1点差ゲームでの終盤ではキツイっすよね。その展開にさせなかったのが、完投出来た分岐点と思いました。宇佐見のリード、凄いですね。ピンチでも最後は腕振ってインコース投げてこい!みたいな感じ、惚れ惚れしました。今カード3連勝の特徴は、3試合全て左ピッチャーが先発して好投したことと、3試合全て違うキャッチャーがスタメンマスクを被ったこと。共通して言えるのは、ピンチで困ってもストレートや速くて強いボールで相手を押したことかな?変化球に逃げる...というか、かわすリードはなんだか読まれている感じがしたので、3人のキャッチャーそれぞれ意外性を出せたはず。DeNA打線が元気ないようにも見えましたが、決してそうじゃない。中途半端なピッチャーを投げさせたら確実にフルボッコにされますよ。今回は先発投手の内容の良さで勝てた3試合。ついでに言うと、3人のキャッチャーそれぞれのリードも良かった。ただ、敢えて苦言を言うと、宇佐見はバットの方が全然ダメ。3人の中で1番打席で期待値が低い印象。メルセデスと組む宇佐見のリードと守りは良いと思いますが、彼がもうちょっと打つ方でも頑張らないと、いくらメルセデスが少ない点差で抑えていても接戦で競り負ける試合になりかねない。なので、宇佐見はもっとバットを振り込んだ方がいいぞ!もっと存在価値を示して欲しいものです。

 

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一方、打線ですが、尚輝が抹消されて山本が昇格→即スタメン・ショートの2番でしたが、地味に効いていましたね。守備では華はないし一塁への送球はちょっと不安定だけど、確実にアウトにするプレーを披露。またバットでは、初回にキッチリ送りバントを決めたり、5回には一塁の頭を渋く越える今季初安打をゲット!ただ、舐められている?ウィーランドにはアウトコースへ2球続けてストライクを投げられて、最後はインコースでサードゴロというお決まりのアウトパターンが2回あったなぁ〜。今日のウィーランドは右バッターのインコース&左バッターのアウトコースに投げるストレートorツーシームが異様に制球されていたので攻略は簡単ではありませんでしたが、簡単に捻られる打席を見せられると...ね。ちょっと不安になるので、明日から対策立てて試合に臨んでください。重信との入団同期の1,2番早慶コンビでチームを引っ張って欲しいです。DeNA戦に弱く、なおかつハマスタでは1割にも満たない打率だったマギーが先制タイムリーを打ってくれたのは大きかった。今日のウィーランドとも全然相性悪かったので、マギーの1点は自分の中では3-2で勝てた1点差分だったと解釈しています。ウィーランドに対して対戦打率.500の亀井と長野が1打点ずつ上げてくれたのは、チームとしても勝手に勝つためのプランを立てて観ている自分にとっても期待通りの活躍!ありがとうございました。長野さんは今日猛打賞でしたね。先日は叱咤激励のつもりで読み方変えましたが、今日は手のひらクルーズで元の呼び名に変えてみました。当分...いや、今季終了まで二度とディスらせないで欲しいです。明日からはナゴドで中日戦。どすこい-菅野-今村?で行くのかな?この3タテを無駄にしない試合をしてくれると信じています。そんな感じで、また。