孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vs中日 第17回戦】菅野だからワンサイドゲーム!?ジャイアンツ、連敗ストップ!勝負を分けたホームランは!?

スコアを見ればワンサイドゲームの圧勝でしたが、ウチのエースだからこのスコアでしょうね。

ジャイアンツ、エース・菅野だから成せる技!8-2で中日に勝利で連敗ストップ!昨日の雪辱を果たしました。

本日は一塁側B席中段で観ていましたが、今日もホームランがたくさん出ましたねぇ~。ちょっと前のオガラミ時代には通ぶって(巨人はホームランでしか得点できないから、タイムリーをもっと観たい!)とか言ってましたが(ブログ開設当初でも書いているかも?)、ここまでホームランが少ないチームになっちまったら、やっぱり野球の華はホームランだよなぁ~!とこれまた知ったように語りそう。減ってから思うこと、それはホームランって素敵!ホームランって最高!ホームラン万歳!…ということで、6試合連続チームで3本以上のホームラン記録を樹立!そんな記録あったのか?そして13連敗中では考えらえない記録に唖然。このままその記録を伸ばして欲しいものです。

さて、今日の試合ですが、その3本のホームランとタイムリーで計8点を奪った打線を褒めたいのですが、それよりも菅野のピッチングの凄さに関心。4回で8-1と点差を拡げた今日の試合、菅野には出来るだけ長く…出来れば完投して欲しい試合を8回まで1失点で投げ切った点を評価したい。最後は今週のワンサイドゲームのクローザー?オム高木が投げたけど、その他の中継ぎ陣を休ませることが出来た。そして完投こそ出来なかったけど、毎回のようにランナーを背負いながら2回の1失点のみ。2回の失点も事故?というか、小林のイージーミスというか、ビシエドの好走塁というか…。菅野にはアンラッキーな失点でした。

内容としては8回126球を投げて12奪三振1四球の1失点。しかしながら、1失点の割には7安打浴びているんだよなぁ。3~5番の怖いクリーンアップを計12打数1安打に抑えることが出来たのは、菅野だからでしょう。ただ、そこを乗り越えた6番・福田と7番・藤井に2安打ずつ。8番・松井雅人に唯一の四球と1安打を許し、下位打線に苦労していた印象。ここで何が言いたいのか?というと、中日打線は今カードにおいては決して低調ではなく状態が良い。7点差ついた時点でも、各バッターは集中力を切らしていないように思えた。コレが並のピッチャーだったら、4回で7点差ついても楽に試合が終わったか?疑問に思う。結果からみれば序盤に得点を重ねた打線が素晴らしいが、内容としては菅野だからこの結果だと思います。現に9回にオム高木がテキトーに投げたら3安打1失点でしたからね。

7月の好調時から言われていることですが、菅野の好投を支えているのはストレートの威力がました点なのでしょうかね?そして、それを自分でも小林とのバッテリー間でも信じることが出来ている様子。6月末に自分がスライダーでかわすピッチングにグチっていた菅野から大きく変貌しているはず。圧巻だったのはビシエドと対戦した4回表の2打席目。1打席目はヒットを打たれて、ビシエドの好調さを止めるのは菅野でもムリ?と思いましたが、それは杞憂だった様子。この時点で5-1のスコア。巨人としては絶対に落としてはいけない試合でギアを上げたはず。150キロ台のストレートでねじ伏せて三振にした場面はシビれました。今日の試合、ここで絶好調・ビシエドの勢いを断ち切り、なおかつ明日の試合にも支障が出そう?なぐらいにその後の打席も完璧に抑え込んだ。今日だけでなく、自分が投げない明日の試合を見越して投げる姿を先週のvsDeNA戦に続き観戦させてもらった気がする。明日の大竹はその恩恵を活かすことが出来るか?先輩なら何とかして欲しいものです。

見方によっては(この点差でエースだったら完投しろよ!)という意見もあると思いますが、球数が8回で120球越えたので8回で降板は仕方ないでしょう。来週はビジターの広島戦、ここでもその凄みを増したピッチングを披露出来れば、名実共にセ・リーグ最強になれるはず。澤村賞は西武・菊池雄星と争うのか?もう、そのレベルです。

一方、打線ですが、同門対決?菅野と同じ東海大相模出身の小笠原慎之介から8点を奪う猛攻は素晴らしかった。しかし、1回は完璧に抑えられ、2回も簡単にツーアウト。オールスター明けのナゴドで打ち崩した試合はあったが、ここ東京ドームでは好投が目立つ小笠原。先週の阪神戦でも良い内容を披露していたので(今日は1,2点取るのが精一杯?)と思いましたが、6番・長野の1発で雰囲気がガラリと変わったと思います。それもライトスタンドへ放り込んだのが価値アリだった。

小笠原の右バッターへの攻め方は、インコースを意識させて外に落ちるチェンジアップとかが最高のパターンなはず。それを嫌ってインコースにきたボールを引っ張っていると打ち損じてしまうようですが、今日の長野は逆方向狙いだったような?珍しく術中にハマらないナイスな狙いでした。今日の長野は3安打の猛打賞でしたが、何も右方向へらしい打球。ちょっと復調の気配?

この1発で(あぁ、やっぱりこの球場はちょっとでも失投するとホームランされるのか)と神経質になったか?は知りませんが、ピッチングが崩れてきた模様。制球が乱れてきたから、ストライク取るために腕の振りが鈍くなり、ストレートの球威が落ちて今季ここまで10打席ぐらいノーヒットに抑えていた坂本にタイムリーツーベース!割と抑えている4番・阿部慎之助には快心の一撃!ライトへスリーランホームラン!6月末に対戦したピッチャーとは別人なのは、ストレートの球威と球速がガクンと落ちたからでしょう。菅野との東海大相模対決の前に本来の姿ではないので比べるのはムリがある。4回裏に飛び出した陽岱鋼のスリーランも凄かったなぁ~。3試合連続って、いきなり確変モードやん。残念だったは、自分の座席からだとあの打球が打った瞬間のホームランには見えなかった。このホームランだけワンテンポずれて喜んでいました。

昨日はホームラン4本出たけど全部ソロで計4点。今日は3本で1本減ったけど、スリーラン2本を含めて計7点。やっぱり、ランナー置いた状況の1発は効くよなぁ~。3本以上のホームランが6試合も続くなんて珍しい記録。ただ、こんなのいつまで続くか?あてにならない。でも、毎試合1本ずつでもいいから継続して欲しい。そしてランナーがいる場面で効果的に出ることに期待しています。ちょっと気になったのは、5回以降相手のルーキー2人の投手に無得点だったこと。中日打線が点差がついても集中していたのに対して、こっちは余裕こいて雑なバッティングが目立った。今日楽したバッターは明日気を引き締めて試合に臨んで欲しいものです。

今日は右隣の加藤秀司似のおじさんとその更に右隣のあばれる君似のお兄さんが熱いジャイアンツファンで心地が良かった。得点の度に大絶叫!そしてハイタッチの嵐!内野席でも熱い体験が出来るのはB席だなぁ~と再認識させていただきました。

明日は今カードの勝ち越しをかけた大事な試合。大竹の出来と中日先発・若松の出来のどっちが良いか?両チームともこの読めない先発次第で勝敗が決まりそう。そして阿部慎之助、2000安打まで残り6安打。

では、また。