孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vs阪神 第19回戦】畠世周、その力そろそろ世に知れ渡る!?ジャイアンツ、既に戦力!ルーキーの力投で5割復帰!!

昨日、急遽先発した2016年ドラフト3位・谷岡竜平が簡単に好投できるほど、2位・阪神は甘くない!と書きましたが、今日は違う!この男、既に戦力だ!2016年ジャイアンツ・ドラフトの実質1位はコイツでは?と評価急上昇中の畠世周。今日のピッチングでその名の通り、その力が世に知れ渡る?こんなピッチャー、居たんだなぁ。自分も必死で書いていますが、メディアや野球好きのドラフト情報ってのも、あてにならないかも?

ジャイアンツ、ドラ2ルーキー・畠世周が今週もナイスピッチング!阪神に6-0で勝利!今カード、エース・菅野が先発回避の苦境をカバーした!?カード勝ち越しに導く好投をみせてくれました。

いやぁ~、今週は火曜日の勝利でこそ嬉しくて5割復帰と書きましたが、その後は負けたり勝ったりの繰り返し。途中でめんどくさくなりスルーしましたが、今週終わってみれば5割復帰で区切りがいいですね。菅野の先発回避にはヒヤッとしたけど、元気?に練習には復帰した様子。ホントなら4勝1敗ぐらいして欲しかったけど、今週は3勝2敗。まぁ、勝ち越せただけ良かった、良かった!?…いよいよ来週が今シーズンのAクラス入りを賭けた、最初のヤマ場?がきそうな気配。その大事な来週に繋ぐためにも、畠の好投での勝利は良い勝ち方だったと思います。

気がつけば、今日先発した阪神・藤浪もプロ5年目。畠はルーキーですが、この藤浪&大谷世代と同じ1994年世代。甲子園でその名を轟かせ、プロでも即戦力で活躍したエリートとジャイアンツファンの自分さえも2016年ドラフト会議で2位指名された時、(だ~れだっけ?)と首を捻るぐらいの名の知れ方。顔を比べても、あぁ、コレは断然負けている。って、言うか、比べちゃ行けないぐらい、ウチの畠はトボけた顔の作り。でも、この同世代のエリートとの対戦に畠は燃えていたようです。

(負けると悔しい!)

そう、あんなトボけた顔して、内に秘めた闘志は相当なモノだそうです。負けん気が強いこのピッチャー、見た目に騙されてはいけない。その男、凶暴につき?なのかも知れません。

…なぁ~んて、思いながら、本日の座席・一塁側B席ライトポール寄りの中段から観ていましたが、今週もナイスピッチング!7回1安打ピッチングの畠の活躍が勝利を呼んだでいいでしょう。彼の好投に終盤やっと打線が応えた。それも小技を絡めて6得点。派手さはないけど、7回の攻撃は地味に凄かったと思います。

今日の畠の成績は7回99球を投げて、1安打11奪三振2四球の無失点。7回までのピッチングは先週よりも出来は良かった。何度も言いますが、先週雨チューで先発予定が流れて休めたことで、身体の疲れを抜くことが出来たのは大きい。阪神さんも8/9に対戦した時とは別人の畠の見て、腰抜かしたでしょう。そう、アレは調子悪すぎた別人28号の畠。ホンモノはこっちで正解でした。

ジャイアンツライブストリームで出来る限り畠のピッチングを再チェックしましたが、今日は高身長から投げ下ろすボールが殆ど低めに集まっていたはず。高めに抜けるボールもちょいちょいあるけど、小林が畠の持ってる球種を万遍なく投げさせていたから、的を絞らせないのでしょう。高めに抜けるスライダーorカットボールに空振りするバッターが何人かいるのは、リードのおかげ?かも知れない。もちろん、畠が全ての変化球を腕振って投げ切れているという前提ありきですけどね。

今日の畠のピッチングで注目したのは、前回2安打2打点と打ち込まれた福留との対戦。3打席対戦して見事ノーヒットに抑えてみせた。初回の見逃し三振も立派ですが、注目したのは4回表の2打席目。1打席目のストレートで押すピッチングから一転、チェンジアップでタイミングを外してショートフライ。最近思うのですが、プロのピッチャーで1番しめしめと心の中でニヤニヤしているアウトって、完全にバッターのタイミングを狂わせたピッチングが出来た時だと勝手に思っています。結果が三振でもゴロでもフライでもアウトなら何でもいいと思いますが、相手のタイミングでバットを振らせない限り、ヒットを浴びる確率は極端に減る。これが出来るかどうか?いくら豪速球を投げていても、相手のタイミングでバット振らせちゃうようでは、一軍で良い成績は残せないはず。そんな視点でピッチャーを観ているので、あの2打席目の打ち取り方はあっぱれ!自信を深めたのではないでしょうか?

それから唯一のピンチだった6回表のピッチングも見事!先頭・北條に打たれたツーベースは変化球が緩く抜けた大失投。その後、送りバントでワンアウト三塁とされて、打席には9番・藤浪でしたが、簡単なようで難しい?よく三振に抑えたなぁ。藤浪も自身へのジエンゴと勝つことでチームへ貢献しようと必死だったはず。それに彼は振りも鋭くバッティングが良い部類のピッチャー。気を抜いたら外野まで楽々飛ばす能力があるので心配でしたが、変化球で誘って誘ってファウル打たせて、最後は渾身のストレートで空振り!野手のつもりで対戦したのが功を奏したのでは?藤浪が打席に入る前に小林がマウンドへ行ったのは、そんなアドバイスがあったと思っています。

続く糸井にはストライク先行で追い込むも、最後の決め球は慎重にボールゾーンで勝負して四球。ツーアウト一,三塁となるリスクより、ゼロで抑える可能性を選んだ攻め方も良かった。2番・上本に代打・伊藤隼太だったけど、ここも冷静に低めに変化球を投げて空振り三振!インコースに投げるストレートもコースを間違わない、その制球力。畠って、ホームベースの左側に投げるストレートがシュート回転しないのも強みだと思っています。今日はっきり分かった課題としては、右バッターのインコースへの制球力。腰引かせるボールは投げるけど、ズバッと決まるストライクがない。そこはまだまだ改善の余地ありでしょう。

7回まで99球でまだまだ投げられたかも知れませんが、援護がない中で緊張した展開だったので、相当疲れはあったはず。7回裏に代打を送られるぐらいのチャンスが来て良かった。終盤までゼロで粘ってご褒美として4勝目をゲット!順調に投げることが出来れば、4,5回は先発するチャンスあり。これ全部勝ったら、新人王候補にちょっとは挙げてもらえるかも?三振が取れるピッチャーというのも魅力ですよね。これで顔がもうちょい…って、それは野球と関係ない!1994年世代に新星現る?畠世周、その負けん気でがんがんアピールしてくれ!

一方、打線ですが、失礼ながら意外?阪神先発・藤浪が序盤から中盤にかけて思ったより制球力が安定していた印象。彼も畠同様、低めのストライクゾーンへ上手にコントロールされたボールを投げているように見えた。色々言われていますが、相性が良い東京ドームのマウンドというのも、彼の好投を引き出したのかな?長い手足でスイスイ投げている姿はまるでミズスマシのように見えた。軽く投げてもストレートが150キロ超えちゃうんだから、1994年代のスーパーエリートだよね。今季初でナマで観ましたが、いつ観てもエグいボールを投げる。それが藤浪晋太郎というピッチャーのイメージ。

初回に2安打するも無得点。4回にはフォアボールからワイルドピッチ?と犠牲フライを絡めてワンアウト三塁のチャンスがあったけど、村田と亀井が連続三振!げぇ~、畠が頑張っているんだから、何とかしろよ!とイラッとしてしまう。ただ、藤浪もかなり力を入れたボールを投げていたのでしょう。さすがスーパーエリート!

そんな感じで、得点するには持久戦しかない?と思っていた7回裏。巨人ファンも阪神ファンも恐れていたアレがついに発動してしまう。ワンアウトで5番・村田に変化球が抜けて背中へあたる死球!今日の試合初のデットボールに揺れる東京ドーム!帽子を取って申し訳なさそうに謝る藤浪くんは、やっぱりズルい!なんでって、その顔が本気でそう思っていそうなので。許すしかないじゃんね。

ただ、このワンプレーに乗じたその後のジャイアンツの攻撃はお見事!珍しくやることなすこと的中!村田に代走・重信を送り、カウント1-1で走らせて盗塁成功!おまけに2-1のバッティングカウントまで作ることが出来た。ここで6番・亀井が先制点となるタイムリーツーベース!やっと畠の好投に報いることが出来た。畠、キャッチボールしながら喜んでいたようですね。その顔は…おっと、それはもういいや。均衡を破るタイムリーを放った亀井、お見事でした。

その後、藤浪は逆球投げてストライクでワイルドピッチという神技を披露するも、長野を歩かせた時点で桑原に交代。ワンアウト一,三塁で小林がみせたピッチャーと一塁手との間を突く絶妙なスクイズは、相手にはかなり効いたはず。代打・脇谷がヒットで続きワンアウト満塁→陽岱鋼がセンターへ2点タイムリーでほぼ勝負あり。今週は厳しいインコース攻めに苦労した陽岱鋼。来週も続きそうだから、打つべきボールを絞ることを検討して欲しいものです。

それから、マギーのセカンドゴロで二塁ランナー・脇谷がホームに戻ってくる仰天プレーがありましたね。アレはエンドランのサイン?脇谷が3番手・石崎が投げる前に走り出したのが印象的だった。ランナーを気にせず、目で刺すことすらない石崎の意表を突くプレーはお見事!ついでにマギーのセカンドゴロが詰まっていた影響もあったのかな?いや、あまりにも完璧に二塁から走っちゃったから、ホームへ突っ込める僅かな時間が出来たのでしょう。広島さんにヤラれたようなプレーを阪神さんに仕掛ける意地の悪さ。ま~た、阪神ファンに嫌われそうなプレーでした。集中力を切らさず、タイムリーやらスクイズやら好判断のプレーやら犠牲フライやらで7回一挙6点を上げる攻撃は、地味だったけど今季イチに近い攻撃だったはず。ホームランが絡まず長打が亀井のツーベースだけで6点だから、ある意味すごい攻撃をしたはず。こんな集中力、もっと攻撃でみせて欲しいですね。

7回の攻撃で感情が一挙に爆発!大喜びしまくりましたが、アレレ?昨日もそうだったけど、今日も巨人サイドなのに、地味に阪神ファンが自分の周りを取り囲んでいる!?右隣のご夫婦と真後ろにいるお兄さん2人組は阪神ファン。オレンジタオルを振り回すジャイアンツファンだらけで苦虫を噛み潰したような表情をしていましたが、何でこんなにチラホラいるの?もし甲子園で同じような一塁側の座席にジャイアンツファンがいたら、どんな感じになっちゃうのだろう?東京ドームの場合、一塁側に来ちゃう阪神ファンの方々のマナーが悪くない限りはトラブル起きないから良いですけどね…。

来週は東京ドームで広島3連戦とハマスタDeNAと3連戦。週末の試合も大事だが、今季ホームゲームで1勝しかしていない広島戦も大事。ここで3タテされたら目も当たられないし、一度も主催カードで勝ち越せないでシーズン終了も、来季に向けて感じが悪い。そして今週先発を回避した菅野はどこで投げるのか?広島orDeNA?その辺も注目したいところ。そして、何としても来週勝ち越して、久々の貯金生活に突入だ!

来週は火曜日のみ現地観戦予定。

そんな感じで、また。

【2017 巨人vs阪神 第18回戦】2位はそんなに甘くない!?ジャイアンツ、育成には痛みが伴う?若手バッテリーが痛恨のミスで敗戦!

昨日の勝利は実に気分が良かった。

その気分の良さに乗じて、今日は東京ドームへ向かう前にオレは以前から気になっていた飯田橋・神楽坂方面にある甘味処「紀の善」へ立ち寄ってみる。ここのウリは和スイーツと呼ぶべき(抹茶ババロア)が有名なお店。何を隠そう管理人は大の抹茶スイーツ大好きおっさん。特に抹茶アイス、抹茶パフェ、そして抹茶ババロアには目がない。実は隠れスイーツ男子…ではなく、スイーツおっさんなのかも知れない。

16:30ぐらいに店に着くと、そこは幅広い年齢層の女子だらけ。ときどき男子はカップルor家族連れのお子さんぐらい。9割は越えるであろう、女子に混じって1人店内の喫茶スペースに入る列に並ぶのは気が引ける。そしてざっと見た感じでは30分以上待たなければならないと判断。え~、どうしよう?と少し迷ったが、テイクアウトでも抹茶ババロアは買う事が出来る。並ぶことにこだわると試合開始に間に合わないと判断→一人分をテイクアウトし、一目散に東京ドームへ向かう。そう、東京ドーム内で食べれば良いのである。

17:00には東京ドーム内にチェックイン。皆さんが立ち食いするのに使用する通路に置いているテーブル台に陣取り、抹茶ババロアを食してみたが、こしあんと生クリームの甘さと抹茶の苦味が効いたババロアのハーモニーが絶妙ではないか!こんな上手い抹茶ババロアが都内で喰えるとは…。しかも、喫茶室の大行列に並ばなくても、テイクアウトの小行列に並んだだけで買えるなんて…。この和スイーツの絶妙な甘さと初めて行った店なのに、入念に事前情報を収集して、店内飲食を諦めて即座にテイクアウトに切り替えたオレの判断の良さ。全てが良い方向にしか向かっていない!?阪神さんには申し訳ないが、コレは今日の試合もいただき?と思いましたが、や~っぱり甘くないなぁと痛感する試合となってしまいました。

ジャイアンツ、2位・阪神はそんなに甘くない!?エース・菅野が体調不良で先発回避!急遽プロ初先発した谷岡と2年目キャッチャー・宇佐見のバッテリーでは通用せず!2回の5失点が効いて4-8で敗戦。若手を育成するには痛みが伴うので仕方ない敗戦となりました。

う~ん、今日の試合開始前には阿部慎之助2000本安打達成で名球会ブレザー授与式があるということで早めにドームへチェックインしたという理由もあったのですが、そのめでたい日を勝利で祝うことが叶わず。残念な結果となりましたが、急に(8/26先発だから)と告げられた谷岡竜平、スゴい緊張していたようですね。ジャイアンツ公式ツイッターで配信されていた今日の練習風景の映像でも同学年の田口とちょい先輩の中川が(スゴい緊張しているようです)と言っていましたが、その通りだった模様。スタメン発表時ぐらいに本日の座席一塁側B席ややライトポール寄りの最前列に行ってみたら、谷岡が緊張を解すように黙々とキャッチボールをしていましたが、その努力は報われず。結果は3回を投げて6安打4奪三振3四球の5失点。昨日ブログに書いた谷岡に期待する内容は4回2失点だっただけに残念。急遽プロ初先発とはいえ、コレでは試合を苦しくしてしまう。自分が勝手に思った!?何が痛恨のミスだったのでしょうか?

ここは誰もが突っ込むであろう、2回表ツーアウト一,二塁のピンチで1番・糸井を迎えた場面。その前のプレーでワンアウト一,二塁だったところを9番・能見さんの送りバントを処理した谷岡が三塁へ投げて送りバント阻止!サード・村田も一塁へ機敏に送球したけど惜しくもゲッツーにはならなかったが、流れを良くするナイスプレー。ここで糸井も抑えることが出来ればひょっとして…と甘~いことを考えていたけど、1番それを考えていたのはジャイアンツの若きバッテリー・谷岡と宇佐見だったかもね。

最初の打席でストレートで追い込んでから、予定通りのフォークで空振り三振に仕留めたのは良かった。そしてこの打席では、2球続けてフォークで簡単に0-2と追い込んでしまうが、ここで甘さというか若さが出たよなぁ~。3球で勝負に行くのは、最近の自分の考えではOKとしている。ただし、完璧にウラをかくことが出来れば…という条件付ですけどね。そんな中、このバッテリーが選択したのは、インコースのフォークorスライダー?とにかく縦に変化するフォークを狙われていて、それを敢えて投げて追い込んだまでは良いのだが、なんでアッパー気味になっている糸井のスイングに合う可能性がある、縦に変化するボールをストライクゾーンに投げるのかな?糸井というバッターを甘く見過ぎとしか言いようがない。インコース膝下に投げたコースは良かったけど、綺麗にすくい上げられてライトスタンドへ吸い込まれるスリーラン。若きバッテリー、がっくしの瞬間でした。

まぁ、あそこで3球勝負でインコースに投げるなら、インハイへ渾身のストレートorボール判定でもいいもっと内に食い込む厳しいスライダーとかがベターだと自分は思いました。真っ直ぐor横の変化なら打ち損じでファウルとかポップフライとかあったかも?ここはナマで観ていた感じでは、投げ急いだとしか言いようがない。早くアウトが欲しい!という心理からの3球勝負はNG!投げ急いだ谷岡も悪いし、その余裕のなさに同調したリードをした宇佐見はもっと悪い。このやっちまった感満載のスリーランで若きバッテリーは動揺を隠せず、続く上本に四球→福留には2打席連続ヒット→ロジャースには2点タイムリーツーベースを浴びて計5失点。ロジャースの長打はデータを元に守備位置を敷いていた右中間の位置からズレているアンラッキーもあったけど、映像見直したら中途半端な真ん中寄りのボールを投げていた。これも失投ということで、あかんプレーでした。

谷岡に期待したいのは、本来なら開幕して数試合で起用していたセットアッパーのポジションだと思いますが、何か理由があって二軍で先発調整をしている様子。おそらく、ここ数年で流行っている?先発やらせて中継ぎ時にも生きる力を抜いて抑える技術を磨く一貫だと思うのですが…。力みもあり、思うような制球力も発揮出来ず散々な結果になったけど、あの糸井の打席を乗り越えていたら、違った結果になったかも?急遽一軍に呼ばれて、伝統の一戦で先発するのは非常に緊張したでしょう。ましてやエース・菅野の代役だしね。荷が重いのはこちらも知っていたので、打ち込まれたこの結果にこれ以上とやかくは言わない。ただ、これだけは言わせて欲しい。昨日のバットでの勢いを買って宇佐見の先発スタメンは一理あるし理解も出来る。先発もルーキー・谷岡で一軍キャッチャーとの相性どうこうのデータもない。ギャンブル采配?するには都合が良い条件が揃っていたのは分かる。だが、勝ちたければこんな緊急先発させるルーキーこそ、いまのところは正捕手?の小林と組ませるべきではなかったのか?相手先発も左の能見さんだし、昔ほどの球威もないから打てない確率もちょっとは上がるような?打てるキャッチャー、それも左バッターの宇佐見をすすんで使う状況だったのか?ちょいと疑問が残った。でも、負けたから結果論でこう書いているというのもあるし、宇佐見をひとり立ちしたキャッチャーにするためには、一軍である程度スタメン出場させないと成長も育成も何もないまま来シーズンになっちまう。宇佐見のスタメン試すには、昨日に続き都合が良い試合だった点を尊重して、キャッチャー育てるって大変だぜ!とジャイアンツファンはグッと我慢するしかない試合。あの5失点でそう悟った試合でした。

それでも4回に3点を奪い、一時3-5と2点差に詰め寄ったのは良かったけど、今年のジャイアンツ打線はvs能見さんをそれほど打っていない。試合前までチーム打率2割弱。勝ってはいるけど、いずれも能見さんをボコボコに打ち崩した試合ではない。そういう意味では、能見さんに5点の援護を与えて楽に投げさせた点も辛かった。勝つなら能見さんが投げている間、特に5回まで行くとスパッと継投に入られる場合も想定出来るから、4回の攻撃で一気に追いつくかないとツラい展開となる試合だった。でも、まぁ、あそこは現地でも盛り上がったし、タイムリーを放った村田と石川は頑張ったと讃えたいです。

負けた中にも収穫としては、2番手でマウンドに上がった中川がエラーで出塁を許した場面もあったけど、4,5回をノーヒットで抑えて無失点の好投。このところ、試合序盤で先発がKOされたビハインド展開でロングリリーフ登板が役割の中川ですが、失点も減ったし内容も良くなっていますね。今日は映像観ていないけど、ナマで感じた印象は変化球が効いていたような?勝ちパターンはまだまだ無理でも、負けてる試合でビシッと抑えるピッチャーというのも貴重な存在。この調子でシーズン最後まで役割を全うして欲しい。

3番手で登板した田原は6,7回を投げてくれたけど、7回の1失点はもったいなかった。6回も四球を与えて自分でピンチを作って無得点。7回は先頭・福留を三振に切るナイスピッチングをベタ褒めしていましたが、ロジャースに打たれるんだなぁ、ツーベースはいただけなかった。それから、鳥谷歩かせてツーアウト一,二塁の場面。打席には最近バットも復調気味の北條でしたが、アレ投げちゃうんだなぁ~、打たれたのは去年も北條に打たれていた緩いカーブ?みたいな真ん中付近に行っちゃう変化球ってね。キャッチャーが小林だったらキツくネチネチ書きたいところだが、宇佐見だもんなぁ。やっぱりキャッチャーってポジションは経験の差ってモロに出るね。自分も歳取って観戦経験値も増えたからそう思えるのでしょうが、宇佐見のリードは良くも悪くも驚きの連発!まぁ、自分もそう思っているし、大勢のジャイアンツファンが心配している(若手が育っていないから若手を使え!特に生え抜き!)を実践するとこういう事が起きる。これは覚悟して見守るしかないでしょう。宇佐見はバットでも良いところナシで4打数ノーヒットの3三振でしたが、自分の型を崩さずスイングする姿は立派。右隣にいた阪神ファンのお父ちゃんとちびっ子も、敵ながらその姿に拍手を送っていたぞ!バッティングは内田二軍監督と築いたスタイルを貫き通せ!そして守りは猛勉強しろ!

ちなみに、8回にさらに2失点した結果については、宇佐見云々ではなく、単にぐっさんの力が落ちてしまったため…と認めざるを得ない内容。アウトにした打球でも糸井と中谷にはヒットにされてもおかしくない芯に捉えられた打球。あぁ、ぐっさん!内海に続きあなたもか?ぐっさんに関しては、慎之助同様、第二次原政権下でリーグ優勝を何度も果たした功労者。FAで移籍してきたばかりに村田さんが、酷使されまくるぐっさんを見て(山口、壊れちゃいますよ!)と言ったとか?言わなかったとか?ついにその時が来てしまったのかも知れない。今日は9回は宮國が投げて無失点。今日も元気に無失点の中川、1失点したけどイニング跨ぎ最近多いから許す!田原、それと最後に投げた宮國はよう頑張ったけど、ぐっさんはフォローのしようがない。中継ぎ陣リーダー格の振る舞いをみせてくれるのは頼もしいが、果たして一軍に戦力としての居場所がそこにある?う~ん、最近一軍に上がったばかりですが、早くも無さそうなんですけど…ね。8回裏にマテオからヒット3本で1点奪ったことも収穫だったでしょうかね。昨日投げた勝ちパターン3人を温存出来たのも救い。切り替えて明日の試合に臨むしかない。

明日の予告先発は畠-藤浪のマッチアップ。右隣の阪神ファンの親子は畠と聞いて(誰や、それ?)と首傾げていたけど、宇佐見を気にかけているなら畠も覚えてネ。明日の試合で好投して、阪神ファンの皆様にも覚えてもらいましょう。そして藤浪くんは…どうか死球だけは勘弁してくれ~!四球はウェルカムです。

そんな感じで、また。

【2017 巨人vs阪神 第17回戦】巨人ファンには衝撃の金曜日!?打てるキャッチャー・宇佐見真吾の活躍で逆転勝利!!でも、エースが先発回避の緊急事態?

今日は今月最後の金曜日。…ということで、今年から政府主導で始まったプレミアムフライデーらしいのですが、世の中に浸透しているのでしょうか?15:00で仕事を終えましょう!って、のんきなこと言うよね。ウチみたいな小企業なんて、誰も覚えていないし…。だが、自称・さぼりーマンの管理人は、そんなさぼりの口実になりそうなことだけは無性に覚えている。今週は5日間しっかり働いたし、金曜日の夜だし、お国がせっせと浸透させようとしているプレミアムフライデーだし…。自分の中で3つ口実が重なったので、18:00には野球観たさに一目散に会社を出た管理人。東京ドームに着くまでは、スマホ片手にジャイアンツライブストリームで観ていたけど、緊張で手が震えっぱなしでした。

ジャイアンツ、2年目・宇佐見が大事な阪神3連戦初戦で初スタメン!流れを変える同点ホームランを放つ活躍で6-3で勝利!試合前に震えた2つの衝撃の内1つをはねのけてくれました。

いやぁ~、今日はスタメンと明日の予告先発を知った時点で膝ガクブルの衝撃を受けましたが、こちらの心配は杞憂だった?2年目キャッチャー・宇佐見慎吾がプロ初スタメン!先発が田口と言うことで、歳も近く(宇佐見が年上)オープン戦でも何度か組んだ経験があると言うことで大抜擢。ただ、ここで大きな心配が1つ。今年の田口は小林と実に息の合ったバッテリーを組んでいた。ヒロインでも(誠司さんのリードが良かった)を何度連呼したことか…。その名バッテリーを解除するリスクを犯したのはなぜ?と言うと、本日の阪神先発・青柳対策でしかないでしょう。左右被打率で左バッターが3割台、右バッターが1割台と究極の右キラー・青柳を攻略するために起用されたと思います。守りより攻撃優先のオーダーが果たして機能するのか?そこが今日のポイントだったと思います。

まず守りの方ですが、田口-宇佐見のバッテリー、そこまで悪くないけど、田口が宇佐見を信じきれていないような?そして、歳は下でも実績では数段上の田口が(自分のピッチングで勝たねばならない)と強く意識し過ぎて、序盤は肝心な場面での失投を痛打される場面が多かった。初回、福留に打たれたタイムリーは相手が凄すぎるとは言え、2回の2失点は…小林と組んでいたらあんな失点あったのか?ちょっと疑問に思うほどバタついていた。ノーアウト一塁で北條に打たれたヒットも追い込んだのにスライダーが甘く入っていたし、3点目を奪われた1番・俊介のヒットもインコースのストレートが甘く真ん中寄りに入っていた。力み&力みの悪循環なピッチング。最悪だったのは、2点目を奪われた9番・青柳に打たれたタイムリーでしょうね。

ノーアウト一,三塁のピンチを8番・梅野を三振で仕留めてワンアウト。続くバッターがピッチャーということで、一塁ランナーを送るバントを指示したはず?ですが、青柳は2球続けて失敗。これは送りバント失敗だな?と思ったら、思いがけずヒッティングに切り替えてきた阪神さん。

(青柳って、そんなにバッティング良いのかな?)

と不思議に思って中継を観ていたら、なんとアウトコースへのチェンジアップをライト方向に弾き返されてタイムリー!あぁ、何という失態であろうか?若きバッテリー、不発に終わるかも?と覚悟した瞬間でした。

この場面、何故?2人共チェンジアップを過信したのか?誰か聞いて欲しいものです。田口のチェンジアップはまだまだ未完成。良かったり、悪かったりするボールなので、リスクが伴うはず。野手相手ならストレートとスライダー待ちのスパイスとして時々効いていますが、ピッチャーにあんな鋭く落ちないチェンジアップはバットにあてやすい失投でしかない。あそこはインコースに食い込むスライダーで良かったのでは?と思いました。ウラかいたつもりが裏目に出たのでしょう。ここは猛省して欲しい場面。こんなこともあろうと予測していた管理人、緊張しっ放しで観ていたのは、一軍で初コンビを組んだ若きバッテリーに対してでした。

今日の田口は6回を投げて103球、9安打4奪三振無四球の3失点。6回は坂本のエラーで出塁を許したのはかわいそうでしたが、毎回ランナーを許す苦しいピッチング。1,2回に失点を許し(今日は遂に田口が序盤で大炎上?)と心配しましたが、3回以降は無失点。今日の調子は自分は先週よりは良かったと思います。立ち上がりから要所で力を入れて投げていたので。ただ、キャッチャーのせいにするのも?ですが、いくらオープン戦で組んでいたとはいえ、宇佐見と組んで投げるのは田口も少ししんどかったはず。特に今日は阪神打線も田口対策でチームとしてセンターから逆方向へのバッティングで崩しにかかってきた印象。スライダー狙いというのも感じましたが、若いバッテリーでその辺の狙いをすぐに判断できたのか?ちょい疑問でした。でも、そんな苦しい状況を何とか打破し、毎回ランナーを許しても低めを丁寧につくピッチングをもう一度思い出して、粘って6回3失点と試合を作ったのはお見事。3点差あったので7回まで投げさせる?と思いましたが、今日はスパッと7回から継投に入ったのもナイス判断!本人の調子はさておき、内容が悪いなりに粘りのピッチングで試合を作る田口の成長した力が自己最多11勝目を呼んだはず。こういう試合をモノに出来ると、田口も救われた感じで気分が良いでしょう。さらなる成長を期待しています。

虎キラー・田口が序盤に3失点。相手は巨人キラー・青柳ということで、主力に右バッターが多いジャイアンツ打線にはキツい展開。特に陽岱鋼と坂本のイケメンコンビは大嫌い?全くタイミングが合わない。長野に至っては鼻からダメ出しで7番・ライトは橋本がスタメン。小林も打者としては打席に立つだけで自動アウト状態なので、ここは思い切って宇佐見を試したのでしょう。田口のピッチングに不安要素を与えるリスク承知で起用した宇佐見のバッティング。どんだけ期待されている?と思いましたが、バッティングに関してはホンモノ?は言い過ぎとしても、ウチの若手の中ではかなり良いと思います。

昨日東京ドームで行われた二軍のvsヤクルト戦。ジャイアンツライブストリームで中継を観ていましたが、宇佐見のバッティングの良さを痛感する場面あり。6回裏に3点を奪う場面があったのですが、宇佐見の打席でマウンドに上がっていたのは左の変則左腕・久古。一軍レベルの左バッターでさえ、身体の開きが早くなって打ち損じるケースが多いピッチャーですが、宇佐見はしっかり身体の開きを抑えて、ライト前にヒットを放つ。コレはバックネット裏で試合を観ていた由伸監督にアピール出来たのでは?打つ方でアピール出来たおかげで今日のスタメンを勝ち得たのかも?まぁ、昨日の二軍の試合でも終始守りで落ち着いてプレーしてましたけどね。左バッターに弱い青柳対策が1番の理由だと思うけど、ここで打って仕事したら評価上がるなぁ~と薄ら思っていたんですけどねぇ。

1-3で迎えた5回裏。こちらも青柳対策?先頭バッター7番・橋本がヒットで出塁。続くは宇佐見でしたが、ランナーを出すと制球が乱れる傾向があった青柳がまた乱れて3-0。1球待って3-1のカウントから振り抜いた打球は打った瞬間それと分かる打球。本日は一塁側B席中段の外野にほど近いところで観ていましたが、慎之助の打球?と見間違えるほどの強い打球がライトスタンド中段に吸い込まれる!キタ~、これが宇佐見のホームランかぁ~!2週連続金曜日のホームランは貴重な同点弾!攻略するのに苦しんでいたのは、スタンドのいるジャイアンツファンも肌で感じまくっていたので、この流れが変わる1発は観ている我々にも勇気と勢いを与えてくれた。ここからシュンとしていたジャイアンツファンは再び盛り上がり、その後の勝ち越し打に繋がっていったはず。主力打者だって、若手が作ってくれた勢いを無駄にするか!という集中力をみせてくれた。そういう意味でも、今までいなかった若手が戦力として躍動すると、さらなる相乗効果を生みチームに勢いを与えてくれるのを肌で実感した。同級生・石川慎吾の活躍だって嬉しいけど、アイツは北の大地で鍛えられてきたメイド・イン・日ハムの選手。ウチの水が合っているだけで、ウチが育てた訳ではない。だが、宇佐見は生え抜き2年目の自前選手。そんな選手が活躍すると、心なしか石川の活躍以上に不思議なパワーが球場に…ジャイアンツファンに沸いてくる気がする。生え抜きの若手の活躍って、チームに与える影響が大きいと思いました。

宇佐見の1発が今日の勝利に大きく貢献したのは確かでしたが、その他のバッターも勝利に大きく貢献したはず。今日は青柳キラーぶりを発揮してくれた慎之助は初回に1-1の同点となるタイムリーを放ち、5回には2番手・岩崎から勝ち越しとなるタイムリーで3安打2打点の活躍。そして、右バッターには1割台しか打たれていないのに、今日その青柳から2安打を放った2番・マギー。いずれも得点となりチャンスメーカーとして機能。そしてホームを踏んだいずれも激走していたのもナイス!彼の活躍も見逃せない。

今日はノーヒットに終わったけど、5回にツーアウト一塁で四球で繋いだ坂本の打席も地味に効いた。全く合っていない青柳から選んだ四球は価値あり。2番手・岩崎から慎之助に続いて連続タイムリーで続いた村田と亀井もお見事!どちらも配球を読み切った?ような追い込まれてからのナイスバッティング。宇佐見の衝撃の同点弾で流れが変わったところで一気に逆転出来た集中打はお見事!上を目指すなら、こういう攻撃が出来ないと勝てないよね。

7回からはキャッチャーを小林に代えて、西村健太朗→マシソン→カミネロのリレーで無失点。相手に反撃を許さず、6-3で逃げ切った点も評価が高い。明日に繋がる勝利で良いでしょう。逆転劇に嬉しさ倍増の試合、非常に満足でした。

ただし、試合前の衝撃がもう1つあるんだよなぁ。明日の予告先発ジャイアンツは菅野ではなく谷岡。お~い、今年もシーズン終盤に離脱するの?菅野さん、大した理由ではない先発回避だと祈りたい。ローテ1回飛ばしなら御の字なのですが…。せっかく田口が先発で苦しい試合になったけど勝利!の勢いの最中、エースが投げられないとは…ね。こっちの衝撃は明日以降にならないとはっきりしませんが、ホントどさくさ紛れで上手く切り抜けて欲しい!そう願っています。

明日先発予定の谷岡ですが、8/17二軍の西武戦で5回を投げて5安打6奪三振1四球の1失点だった模様。確かこれが二軍で初先発?だった気がします。開幕当初に一軍で投げて以来のマウンドで谷岡がどんな姿をみせてくれるのか?4回2失点だったらOKでしょう。今日勝てたことで負けてはいけないという変なプレッシャーもあまりかからないはず。思い切った逃げないピッチングを披露して欲しいものです。

今日の座席は中段の通路から上二列目の通路側ということで、色んな人がオレの視界の前で立ち止まってしまう、ちょっと厄介な座席だった。8月に入っての東京ドームの金曜日の試合はビール500円のサービスデー。ビールの売り子ちゃんが張り切ってオレの目の前で笑顔を振り撒いているいるけど、ゴメン!500円でも疲れた身体に摂取しちゃうと、眠くなるので買うのはNG。逆転したあたりでは、1人のお姉ちゃんが笑顔でオレに寄ってきたけど、笑顔で返すのが精一杯。アルコールに弱すぎるというのも、罪だなぁ。

そんな感じて、また。

【2017 中日vs巨人 第20回戦】連勝ストップでどうする、ジャイアンツ!?内海哲也の今後について

今日は、びっくりしたなぁ~。

昼飯喰いに馴染みのレストランに行きましたが、ここは入り口にカウンターがあり、座席を案内する係のお姉さんが対応してくれるのを待たなければならないお店。いつも通りお姉さんが座席を案内してくれるのを待っていると、アレ?お客さんだろうなぁ?推測ではアラサーと思われる見た目はぼちぼちのお姉さんが、胸を上下にユッサ!ユッサ!と揺らしながら、悠然と歩いてくる!?おぉ~、スゲーな、あのスケール!ただ普通に歩いているだけの女性の胸があんなに揺れるのはナマでは初めてみたかも?しかも横ではなく、激しく上下である。

案内に来たお姉さんを一瞬スルーぐらい、オレはその胸をスゴく縦揺れさせるアラサーちゃんをガン見していた。あっ、視線で追っていたのバレれたかも?と思ったが、あんなモノを見せられたらね…。さぞかし寄せたら大きな谷間が出来るのだろうなぁ~とか考えつつ、いつものように強引にジャイアンツの話題に結びつける!?

あ~あ、ジャイアンツ!勢いにのった?と思わせて中日に1-4で敗戦!8月4週連続で先発して未勝利の内海を今後どう扱うのか?決断が迫られる結果となりました。

う~ん、昨日は快勝して浮かれていましたが、気を引き締める意味も含めて(明日が大事)と書いたのですが、はずれて欲しい?予想通りに中日に敗戦。今週は5試合しかないとはいえ、ローテにぽっかり空いた?大きな谷間を痛感!まぁ、内海だけが悪いとは言いませんけどね。それと、谷間は胸だけにして欲しいものです。

今日のゲームプランとしては、内海が先発だから2,3点は取られるだろう。そして相手先発は大野雄大。今年のジャイアンツは大野と相性良いんですよね。対戦チーム打率も3割越えているし、3つ勝ち星もある。大野が投げている間に3,4点奪ってぎりぎりリードした状態で継投に入るのが理想でしたが、相性が良いはずの大野さんに抑え込まれては厳しい展開になるよね。今日は一切の情報を遮断し20:30頃に帰宅→録画した試合を通常モードと早送りで緩急つけて観戦。大野の良かった点はいつもと攻め方を変えてきた点でしょうかね。解説はおそらく彦野さん?ストレートで押すピッチング、特に右バッターのインコースを攻める配球が効いていると指摘していましたが、まさしくその通り。いつもの左右にバランス良く散らすとか関係ないピッチングにヤられたのでしょう。非常に残念。

それでもチャンスはありましたね。4回表、マギーと慎之助のヒットでツーアウト一,二塁。ここで好調・村田でしたが、いつもと違う配球に困惑?インコースをきつく攻められて追い込まれ、最後はツーシームサードゴロ。今年の村田さんは大野にタイミングが合わない?通算では得意なはずが今年は2割ちょいしか結果が出ていない。同じく3番・坂本もそんな数字でしたが、この2人が機能しないのが痛かった。ついでに言うと、中日戦が得意の陽岱鋼もノーヒット。この辺が打たないのが敗因でしょう。

そしてもっと惜しかったのは、7回表だよなぁ~。0-3のスコアで先発・大野は7回も続投。この辺でとらえたいジャイアンツ打線は3番・坂本がようやくヒット!続く今日2打数2安打の慎之助が打ち損じでポップフライでしたが、5番・村田が放ったライト方向への打球が…ねぇ。ちょっと打球にも力が足りなかったのでしょうが、あらかじめ右中間寄りに守っていた松井佑介が懸命にライト線寄りに戻ってナイスキャッチ!コレが抜けていれば…7回にもっとビックイニングが来たかも知れない。その後、長野がヒットで繋ぎツーアウト一,三塁。7番・石川慎吾が必死に粘ってライトへツーベースを放ったのは良かったけど、小林に代打・宇佐見はさすがにどうなの?そう簡単に結果が出るはずもなく、タイミングを外されてセカンドゴロ。1点しか返せませんでした。

8回表には又吉、9回表には田島でしたが、2人共投げ過ぎ?決して本調子に見えなかったので、せめて1点差ぐらいに詰めていれば面白い展開になったかも?たらればはこれ以上書きませんが、何とも言えないもどかしい敗戦。7回裏には途中からマスクを被った宇佐見が大島に走られると、セカンドへ飛んでもない送球をしてワンアウト三塁にする大きなミスをしでかしてしまう。あぁ、宇佐見はやっぱり二塁への送球に難があるままなんだなぁとガックシ。守備力では小林と相当差があるので、ドラゴンボールの技みたいにフュージョンで合体させれば良いかもね。打力が宇佐見で守りが小林の選手が急に現れたら、小躍りしそうだなぁ。その後のゲレーロのピッチャーゴロを宮國が雑な返球して宇佐見が捕れないプレーも酷かった。宮國はフィールディング上手いはずなので、アレはないでしょ?バッテリーのミスで与えた余計な1点に悶絶してしまいました。救いは西村、マシソン、カミネロを今回の遠征で使わなかったことでしょう。

さて、ここからが本題ですが、今日先発したジャイアンツ・内海哲也について。自分は他の方のブログとか一切読んでいないので、どんな論調なのか?全く知りません。そして、何度も書きますが、内海という選手はプレー以外のキャラが素敵なので、あまりキツい事ばかり書きたくありません…けど、正直に言います!今日の結果でもう好投出来る対戦相手がいません!唯一、可能性があるとすれば東京ドームのヤクルト戦?と球場関係なしで阪神戦ぐらい?まぁ、これも非常に怪しいですけど…ね。

今日の内容ですが、4回/1/3を投げて76球、4安打3奪三振2つの四球と死球で計4つ。3失点という内容は頑張った?それとも、もうダメ?判断が迷うところですが、自分は失点しなかったけど1点を失って尚もワンアウト二塁の場面で8番・武山に与えた死球に注目。先週のヤクルト戦でもキャッチャー・中村にインコース狙ったら引っかかって死球を与えていましたが、同じようなピッチングに唖然。技術的に抑えが効いていないような?かと言って、1回裏ツーアウト三塁でゲレーロインコースを突くはずが真ん中投げちゃったり。勝負どころでやっては行けないピッチングをしてしまう内海を色んな意味で見てられない。ジャイアンツ先発ローテを支え続けた功労者というのは尊重したいが、もうそこまで気を使う必要あるのか?首脳陣だって、いつでも変えられるように今日の試合は中継ぎをスタンバイさせていたはず。そこまで気を使うピッチャーって、ホントに戦力なの?と思ってしまう。

今年の内海のピッチングで気になっているのは、投げる度に縦に大きく割れるカーブとかスライダーが減っているような?反対にストレートとカットボールとチェンジアップが増えているような?何だろう?去年よりストレートの球速が多少上がった影響なのか?パワーピッチャー風の攻め方を披露してくれるが、一軍では全く通用していない。この辺が迷走している原因だと勝手に分析しています。

左ピッチャーが先発すると、右バッター多く並べて対応するのが当たり前の戦略ですが、今時の左ピッチャーって、右バッターを結構抑えたりしているパターンが多い。だが、今年の内海は右バッターに3割越えの被打率で、相手としては組みやすい印象しかない。欠点がモロばれなピッチャー、ここまで起用し続けてどうする?そして彼が投げる度に介護要員として宮國を控えさせておくのか?だったら、先週も書いた通り、宮國を先発させた方がマシな気がするのですが…。

ジャイアンツ先発要員として、ローテの軸となる菅野、マイコラス、田口の3本柱とルーキー・畠の4人はいる。残り1,2枠をどう埋めるか?ですが、大竹、今村、高木勇人と宮國の4人あたりで賄えるはず。仮にダメだったとしても、今村、高木勇人、宮國あたりで結果が出ない分には諦めがつく。大竹は…相手と球場を選べばまだ使えるはず。それから吉川光夫も三軍で先発調整を始めたようだしね。そう、一応コマはいるんだよ。内海を無理して先発させる理由なんて、復活して欲しい!というチームとしての情しかないんだよ。一瞬、5割復帰してさぁ、また借金1に逆戻り。2位と5.5ゲーム差?3位と2ゲーム差?まで詰めたけど、また1ゲーム差ずつ離されましたよ。初回に簡単にホームランで失点してしまうクオリティーのピッチャー、もう先発させる意味はない。彼だけの責任で負けた訳ではないけど、敗因の半分ぐらいは内海さんにもあるはず。1回と4回の失点、いずれも四死球絡みというのを見逃してはいけない。余り打たれていないようで、やっては行けないだらけのピッチングには、明るい未来を感じませんでしたけどね…。明日、内海が抹消されないようだと、本気で球団に抗議の電話をしたいと思いました。

明日は移動日で試合なし。巨人に3タテされた3位・DeNAはホームで広島に2試合連続逆転サヨナラ勝利で息を吹き返した模様。2位・阪神は昨日はサヨナラ負けしたけど、今日は順当に勝ちを拾っている。中々、勝手に転んでくれないということは、強い証拠なのでしょう。そして阪神さんは驚いたことに、明日ヤクルト戦にローテの間隔詰めて秋山を先発させる模様。週末のウチとの3連戦は青柳→能見→藤浪くん?のミラクルローテを組んでくる!?秋山も青柳もイヤだけど、藤浪くんはもっとイヤ!なぜなら、あんな好青年風な感じで普通に死球あててくるのでね。誰かケガしたら、どうすんの?これは不慮の事故でメッセンジャーを負傷させたジャイアンツに対する仕返しとしか思えない。藤浪くんはドームのマウンドとは意外と相性が良かったはずだし、それも計算の内なのだろうなぁ~。どうか、明日の二軍の試合でダメ出しされて、藤浪くんの巨人戦の先発が流れることを祈るしかない。勝ち負けどうこうより、絶対死球マンで野手の誰かをケガさせそうな先発ピッチャーはイヤ!

週末は3試合連続で現地観戦予定。

そんな感じで、また。

【2017 中日vs巨人 第19回戦】ジャイアンツ、マイコの力投でついに借金完済!だが、問題は明日!?

5月27日以来…って、長かったですね。

ジャイアンツ、4連勝でついに借金完済で5割復帰!9-2で中日に勝利!8月4連勝のマイコラスの力投と効果的に援護する打線が噛み合った試合となりました。

いやぁ~、巨人が上を目指すには3本柱が先発する試合は絶対に落としては行けない!というけれど、簡単な話ではないですよねぇ。そんな最中、いとも簡単に今月負けなしで4連勝しちゃったマイコラスはグッジョブ!先発がきっちり試合を作ってくれる安心感ってステキやん。大崩れしないであろう予測が立つから、打線も早めに援護したい!というか、ちょっとでも援護すれば勝てるだろう!?と思って、必死こくのかなぁ~!?今月は打線の援護にも恵まれているマイコラスですが、自分のバットも好調だから?3回表の4得点は、先頭バッター・マイコラスのヒットから始まった。

今日の中日先発は吉見でしたが、立ち上がりからそれほど調子が良さそうに思えなかった。のらりくらりと抑えられる前に、ちゃちゃっとまとまった得点が欲しいなぁ~と思っていたら、ワンアウト一,二塁のチャンスで3番・坂本がレフトを越えるタイムリーツーベースで先制!最近、インコースを攻められて凡打するパターンも多いですが、ここはシュートを芸術的なさばきで坂本らしい打球を放つ。さすがキャプテン!これで流れがガラッと変わる。

なおもワンアウト二,三塁のチャンスで、4番・慎之助がライト前へ2点タイムリー!6回にもタイムリーを放ち2安打3打点の活躍はお見事!明日もよろしくお願いします。

そしてここからの粘りも良かった。なおもワンアウト一塁で5番・村田のライト前ヒットで一塁ランナー・慎之助が三塁まで進む。凡打すると全力疾走しない姿を散々叩かれている慎之助ですが、状態が良いときは三塁までテケテケ一生懸命走ったりもする。

そしてこのチャンスで6番・亀井が放った一塁への高いバウンドのゴロで三塁から慎之助が激走してセーフ!間一髪でしたが、ベテランの走塁での頑張りと高いバウンドのゴロだったために一瞬、送球するのに手間取ったからセーフになったはず。ここで吉見から4点を奪えたは大きかった。特に最後の1点はカッコよくはないけど、必死のプレーと僅かなラッキーで奪えた得点。相手に与えたダメージ、そこそこあったでしょう。

度重なるケガで全盛期の凄さはなくなった吉見ですが、ナゴヤドームだとのらりくらりと5,6回あたりまで上手く抑えられてしまうパターンもある。吉見が投げている間に3点ぐらいは奪い、5回終了時点でリードした状態なら勝機があると睨んでいましたが、3回で吉見をKO出来た。マイコラスがヒットで出塁し、クリーンアップがそれを返す。良い形で先制出来たから、今日の試合もスッと勝てた気がします。

その後、5回にはツーアウトから村田と亀井の連打で一,二塁。このチャンスで7番・長野がライトへスリーラン!7-1とリードを拡げる。中日2番手の丸山ですが、この前の東京ドームで巨人の勝ちゲームながら敗戦処理で登板してきたけど、ジャイアンツ打線は抑えられていた。そのピッチャーから1発で3点を奪えたので、中日さんもゲームプランが狂ったはず。4-1を終盤まで維持できれば何とか…という淡い期待を吹き飛ばすことに成功!長野は6回に選んだ押し出しもナイス!マイコラスを充分に援護することが出来た。

今日のマイコラスは125球を投げて8回6安打7奪三振2死球の2失点。ストレートは150キロを連発し、力強いボールを投げていた印象。広いナゴヤドームなら力勝負で挑んでもストレートで押し込んで外野フライで済んじゃうからすごいよね。今日も終わってみれば危なげないピッチングでした。3回裏に高橋周平に打たれたホームランはソロだしまぐれ臭いので気にする必要なし。5回裏に福田と松井雅人に与えたユニをかすめる死球で満塁のピンチは余計でしたが、あそこもきっちりゼロで抑えたのはさすが。8回はさすがに球威も落ちて1点を失ったけど、試合通じて2失点で大量リードしている展開なので文句はない。8月4連勝で今季12勝目をゲットし、セ・リーグでは菅野に続く勝ち星。菅野とマイコの高いレベルでのタイトル争いで、チームを高みに導いて欲しいものです。

9回裏をゼロで抑えた田原も地味に良かった。7点リードしているとはいえ、明日の試合もシュンとしていただくためには反撃を許しては行けない。勝てば良い!というより、ここまで来たら勝ち方も大事。今日は文句なし!で良いでしょう。

冒頭にも書いた通り、5/27以来の5割復帰は、ここまで戻すの長かったなぁ~としか言い様ががない。そしてここで大事なのは明日の試合。勝てば5割を越えて貯金1。負ければまた借金1で借金生活に逆戻り。チーム状態も再び上がってきたので、ここは一気に勝ち切って欲しい!けど、明日の予告先発が内海なんだよなぁ。

明日は大げさではなく、内海自身の現役生活を左右する大事な試合になるはず。ここで先週と同じような内容だったら、今季は二度と一軍に上がれない…いや、上げないで欲しい。今日の二軍の試合では今村が投げていましたが、ヤクルト二軍を相手に貫禄あるピッチングを披露していた。正直、明日の試合は今村が投げる方が良かったはず。今村は勝ち星は知らないけど、ナゴドではそこそこ試合作れるからね。宮國がまたもや第二先発でスタンばっていると思いますが、何とか4回無失点ぐらいはやって欲しいものです。

今日はj:comオンデマンドでライブ配信があったので、会社でも帰り道でも試合を観ることが出来たのでラッキー。5回終了時点で勝ちを確信できる試合って、良いですね。

明日はライブ配信がないので、たまにやるアノ視聴法でもやるとするか…。

そんな感じで、また。

【2017 巨人vsDeNA 第20回戦】ジャイアンツ、畠がルーキー対決を制してカード3連勝!次への課題と可能性について

先日、ウチの会社の後輩がDeNAファンにどっぷりハマっていると書きましたが、どうやら奥さんの方がかなり熱狂的な様子。最近はDeNAの勝ち負けでその日の機嫌が決まるらしい。在りし日の昭和の頑固オヤジ化している!?結婚式にも呼ばれて、それはそれは美人な奥さんでしたが、そんな一面もあるんだなぁ~と会社で話していましたが、今日あたりは鬼の形相で怒り狂っていると思うと、後輩が気の毒でなりません…。

ジャイアンツ、3位・DeNAに6-1で勝利!これでカード3連勝!ゲーム差をやっと2に詰めて、5割復帰まで残り1まで迫ってきました。

いやぁ~、オールスター前7/10~12のvsヤクルト戦以来のカード3連勝!それも3位・DeNAに3タテですから、かなり価値ありますね。8月は1週、2週とも3勝3敗とイーブン続きでしたが、今週は4勝1敗。借金も3つ減らしすぐ上の上位チームに2ゲーム差と迫ることができた。この結果でやっとAクラス争いの権利を得た?ぐらいでしょうけど、結果を出せたことが大事。これで来週から、さらなる勢いにのってくれると信じたいものです。

さて、本日は一塁側B席のライトポール寄りほぼ最前列で観ていましたが、どうもネットが邪魔でプレーが見えにくい。そんな環境だから?いや、どうしてもナマで観たかった畠が先発だったので、スゴい集中して観戦していましたが、良いピッチャーですね。ストレートの球威が菅野とマイコラスに引けを取らないのでは?そう思うほどの出来の良さでした。

本日の畠の成績ですが、8回を投げ切り125球、3安打9奪三振1四球の1失点。さすがに完投までは無理でしたが、それでも8回を投げ切ったことで中継ぎ投手陣を少しでも休ませたのは立派。ジャイアンツ3本柱以外で今季初!の8回まで投げて勝利をゲットしたルーキーは、3本柱に続く投手で良いでしょう。ジャイアンツライブストリームでピッチングを再度観ましたが、木村龍治コーチも解説・水野さんも言っていた通り、8/9に先発した畠は疲労で本来の力を出しきれていなかった様子。そんな最中、今週雨で流れてしまったヤクルト戦は、畠にとって恵の雨になった?平日ローテを飛ばして週末のこの試合にスライドさせたことが吉と出て、見事プロ3勝目。疲れも取れてリフレッシュした畠のピッチングは1勝目を上げたナゴドの試合を彷彿とさせる内容。オレはコレが観たかった~!ということで、ネットが視界を遮り邪魔だったけど、大満足で球場を後にしましたとさ…。

今日、誰もが驚いたのは、筒香を2打席連続で空振り三振!に仕留めた点でしょうか?試合中のリポートを聞いていたら、昨日の菅野のストレートに目が慣れているので、畠のストレートに対応できるであろうという筒香のコメントがあったようですが、それを上から被せるぐらいに抑えてみせた。3打席目もアウトコースへタイミングを外す変化球でフライアウト!初対戦は完璧に抑えることが出来た。酷くコンディションが落ちていなければ、コレぐらい出来る?と言うのなら、エラいピッチャーをドラ2で獲れたかもね。

今日の好投の中で1番感心したのは2回表。1回裏に4点の援護をもらった直後のイニングでしたが、実に丁寧に失点しないように投げていた。ワンアウトから宮崎にヒット→6番・戸柱をセンターフライでツーアウト一塁の場面。ここで7番・梶谷でしたが、1-2と先に追い込んだけど四球。4点差あるし、力もあるんだから逃げんじゃねぇ~と言いたいところだが、そうではない。ここで1番やってはいけないのはホームランを浴びることで、梶谷はその確率が高い。次のバッターが8番・ピッチャーと考えると、ここは無理に勝負せず、最悪歩かせるのが得策。援護はもらったけど、その直後に失点したら相手に勢いを与えかねない。どんな手を使ってでも無失点が先発ピッチャーとして正解なので、この落ち着き加減に彼への期待値が高まった。イケイケで梶谷と強引に勝負に行かなかった畠の思考は一軍レベルだと思います。これから順調に成長すれば、近いうちに3本柱にほぼ並ぶ存在になれそうな可能性がある。ナマで観て実感しました。

これはド素人の個人的な憶測ですが、昨日の菅野のストレートも今日の畠のストレートも確かに速かった。本来なら筒香が期待していた通り、速いボールに目が慣れているので対応出来そう?なはずですが、8回に打たれた梶谷の1発以外はそんな雰囲気もなし。むしろ畠のストレートに押されっぱなしだった理由は両投手のボールの角度の違いが影響している気がしました。菅野はスリークォーター気味のやや低い角度でボールが出てくるけど、畠は長身から投げ下ろすオーバースロー。全般的に低めへ制球出来ていたので、菅野の軌道とまた違い、対応出来なかったのでは?と勝手に想像しています。まぁ、初対戦でDeNA打線も多少面食らった部分があると思いますけどね。それでもダメなピッチャーは簡単に打たれちゃう訳ですから、今日の畠はスゴかった。DeNA戦には次回登板もありそうですが、同じ結果が出せるか?要注目したいと思います。彼の現時点での課題は、週イチでローテを守れるスタミナとランナーを出した際にストレートの球威が若干落ちる点と牽制でしょう。スタミナは間隔空ければ疲労回復して好投出来るという事例をみせてくれたが、今後どのように投げさせるのでしょうか?

一方、打線ですが、畠が勝った3試合とも序盤に援護が出来ていますね。やっぱり野手は正直?勝てそうなピッチングするから(はよ、点取ったろ!)とハッスルするのでしょうか?それともミット目がけてバンバン投げるリズムが野手をイラつかせない?援護点がもらえるのは、まぐれや巡り合わせだけではない気がしてきました。

そんな感じでいきなり先制パンチをお見舞いしたのは3番・坂本。昨日は井納との相性の悪さも露呈して、初回のチャンスで普通のショートゴロで打点を上げることが出来ませんでしたが、今日は相性バッチリ?前回対戦して3打数3安打だった濱口からタイムリー!ノーアウト一,二塁ながらフルカウントでランナーをそれぞれスタートさせた場面だったので、上手くレフト前に運んでくれてありがとう!

続く4番・慎之助は結構惜しいあたりのライトライナー!ノーアウト一,三塁で三塁ランナーがタッチアップで生還したけど、ほんの少し打球が詰まればヒットだった。5回裏にもあわやツーランホームランのフェン直ヒットを放ちましたが、慎之助も濱口にはタイミング合っていましたね。

そして5番・村田さんが2球目を右中間へツーランホームラン!初回いきなり4点を奪えてテンションMAX!あと1本でプロ入り通算15年連続二桁ホームランを達成なので、本人も久々に出てホッとしているでしょう。それにしてスゴい打球でした。

坂本と村田は5回裏にもそれぞれタイムリーを放ち、今日のヒロインに選ばれる活躍。そして今日1番の収穫はDeNA先発のルーキー・濱口に対してかなり嫌なイメージを与えたこと。同じローテで行けば、再来週の9/1~9/3のハマスタ3連戦で再度あたりそうなので、この勝ち方は意味がある。濱口から5回までにチームとして7安打しか放っていないが、4つの四球を選び6得点出来たことは後に繋がると信じたいです。

ただ、6~8回で完璧なダメ押し点を奪えなかったのがちょい残念。3位・DeNAと4位・巨人の差があるとすれば、中継ぎ投手の質でしょう。ウチは頼れる投手と不安な投手がはっきりしていますが、DeNAさんは誰が投げても高いレベルで大差がない。そこだよなぁ~、巨人が4位なポイントと思いつつ、6-1の5点差での9回表でも西村健太朗が出てきちゃうのを管理人は不安げに見守っていました。日本人の中継ぎ投手、信用出来るのが西村だけって寂しいじゃん!そして酷使しまくって西村疲れちゃうじゃん!他に誰かいないの?…ということで、そろそろ澤村の出番なの?今週は二軍も雨の影響で試合が流れていたけど、今週は2試合に登板した模様。今日も投げたようですね。一応無失点を継続中で、ひょっとしたら来週末の阪神戦あたりに一軍合流?な気がしますが、どうなのでしょうかね。来週23,24日は東京ドームで2軍の試合もあり、おそらく日テレG+でも中継があるはず。ナゴヤ遠征で昇格しなければおそらく出番があるはずなので、気になる方はチェックするのをお勧めします。ジャイアンツライブストリームで配信していた8/17vs西武戦の映像を観た感じでは、らしいストレート投げていましたよ。

今日は珍しくちょっと早めにドームに着いてしまい、ソフトクリーム食べながらスタメン発表を座席で聞いていましたが、邪魔なネットとエキサイトシートを越えたちょい向こうに、陽岱鋼がうろちょろしてる?素振りしつつ、その後は両足をストレッチしていましたが、試合開始前30分ぐらいで野手がライト付近にいるのは珍しい。近くにいたお姉ちゃん達が目をハートにして写真撮りまくっていましたが、オレも釣られて目がハートになっちまったぜ~!日ハム時代から思っていたけど、やっぱりカッコいいね、陽岱鋼。陽のレプリカユニも買っちゃおうかなぁ~?と心が揺らぐ。そして、金曜日にG-poから来たメールで紹介されていた、陽岱鋼1000本安打記念グッズのハンドパペット「ヒョウダイカン」を勢い余って申し込んでしまった管理人。今日はノーヒットだったけど、何だか気になるヨウダイカン。このまま行くと来年と言わず9月あたりから(ダイカン様!いや、おダイカン様~!)とか叫んでそう。

そんな感じで、また。

【2017 巨人vsDeNA 第19回戦】ジャイアンツ、菅野に援軍!?去年まで居なかった戦力が活躍で連勝!ついでにどすこいの処分について一言

昨日の勝利は格別だった。

ブログを更新しても興奮冷めやらず、何度も宇佐見が放ったサヨナラホームランの場面をリピート再生してしまう。年に数回ある歓喜のトランス状態。こんな日々が延々と続けばいいのにと願ってしまう。

余りの嬉しさに今日の昼飯は叙々苑に焼肉ランチを食べに行ったのですが、久々に来たら値段が上がっている?以前は2,500円出せばイイ飯食えたと記憶していたが、3,000円ちょい出さないと以前食べていたランチにありつけない!?くぅ~、損した気分だが、店入っちゃったからオーダーするしかない。この叙々苑ランチのシレッと値上げは昨日の勝利に浮かれ過ぎたオレへの罰だろう。気を引き締めよ!ということでしょうか?

アレ?そう言えば、昨日の勝ち方が劇的過ぎてすっかり忘れていましたが、アノ人の問題に決着がついたようですね。最後の方で見解を書かせていただきます。

ジャイアンツ、今週はエースの力投無駄にせず!?6-1でDeNAに連勝!去年は負け運が強いと囁かれていた菅野に援軍到来?打線は新戦力の陽岱鋼、マギーの1,2番コンビの活躍が光った試合となりました。

う~ん、終わってみればこのスコアですが、苦しい試合でしたね。6安打で6得点は効率が良かったのですが、要所で1本出るか?出ないか?でこれだけ展開が違うんだなぁと思いました。

まず打線ですが、DeNA・井納のピッチングに苦しみましたね。前回7/29に対戦した際も同じ曜日と場所と両先発ということで、相手にしたらリベンジするチャンスでしたが、何とか得点を奪って叩くことに成功。しかし、井納を崩すのは容易ではないですね。

前回対戦までは戸柱がスタメンマスクでしたが、今カードは嶺井がスタメン。昨日から観ていると、嶺井というキャッチャーはジャイアンツ打線に対してインコース中心の配球をしてくる様子。前回対戦時は、序盤に戸柱がアウトコース主体で配球を組み立てていたのに乗じて、そこを読んで初回に集中得点を上げた気がした。同じピッチャーでも組み立てがガラッと変わると印象も違うはず。苦戦したのは、その辺に問題があった気がします。

そんな苦しい展開の中、この男がギリギリでチャンスをモノにしてくれた。1点ビハインドで迎えた5回裏。亀井、長野でチャンスを作り、小林が送りバント失敗するも続く菅野が決めて、ツーアウト二,三塁の場面。真ん中外寄り?のボールを昨日放ったスリーランと似たような感じでパチン!と右方向に叩いて逆転となる2点タイムリーツーベース。陽って、あそこまで右打ち上手でしたっけ?日ハム時代、右中間に強い打球を放つのは観たことあるけど…。元チームメイト・二岡コーチとの練習が陽のバッティングをさらに成長させているのか?陽岱鋼、8月は怖いぐらいに頼もしいなぁ。日本ハム時代と違い、四球を選ぶ回数が増えているような?そしてもっとフリースウィンガーだと思っていたら、意外と状況を考えたケースバッティングもしてくれる。今季からFAで加入してくれた頼もしい戦力だ。

今日のヒロインでは、日ハム時代からの決めゼリフ(サンキューで~す!)をやってくれましたね。こっちの準備不足?札幌ドームよりかなり盛り上がりに欠けてしまいましたが、チームにも溶け込み、自身の決めゼリフを普通に叫んでもイイ?という気持ちになってくれた様子。(ハッピーで~す!)ってヤツは前にもヒロインで言っていたけど、明らかに遠慮していたからなぁ~。6月から一軍に合流して2ヶ月ちょい。ジャイアンツの雰囲気に慣れた?いや、今は1番バッターとしてチームを牽引している?シーズン終了まで突っ走って欲しいものです。

それから7回裏に飛び出したマギーの満塁弾は興奮しましたねぇ。2-1とリードしているとはいえ、試合展開はどっちに転ぶか?分からない雰囲気。ワンアウト満塁で井納から2番手・平田に代わりましたが、アレ?DeNAの平田さんって、こんなピンチに出てくるピッチャーだったっけ?投げ方もどこか癖のある変な間のピッチングに仕様変更。このチャンスで前述した陽岱鋼が打席に立つもの、タイミングが合わず三振!ここでも決めてくれYOH!って、さすがに期待し過ぎか?

ツーアウト満塁となり、打席にはマギーでしたが、必死に粘っていた印象。平田に対しては、ほとんどタイミングが合っていなかったはず。ファウルもかろうじてカットしているorタイミングがズレてスイングしていたはず。粘って粘ってフルカウントになり、(もう押し出しでもいいから1点ぐらい得点して!)と願っていたら、まさか右中間へ叩き込むとは…。昨日と同様、想像を遥かに越える展開に大興奮!本日は一塁側B席最後方列で観ていましたが、めまいがするぐらい叫んでしまう。あぁ、球場で騒いでもおかしな人だと思われないのがイイよね。

マギーは最高の形で菅野を援護し、なおかつこの一振りで試合を完全に決めてくれた。苦しい試合展開の中、最高の仕事をしてくれた。その前の打席(陽岱鋼が逆転タイムリーを放ったイニング)、井納から放ったライト方向への打球もまぁまぁいい当たりだったが、アウトコース低めだったため、イマイチ打球に力が伝わらなかった様子。ライト定位置で失速していた。だが、この打席ではコースは似ていたけど、高さがベルト付近ちょい上でフルスイングしやすいゾーンだったために、あそこまで飛んだのかな?と勝手に分析してみました。

2番セカンド・マギー…って、最初は?だらけでしたが、本人の努力の甲斐もあり意外と合っていますね。バッティングで感心するのは、ランナーがいる時は特にセンターから右狙いのバッティングに徹している点。最初の頃より引っ張ってゲッツーが減ったはず。引っ張って長打が出る場面は、多分ランナーなしの状況が多いはず。状況に応じて打席に立つ頭の良さとそれを実践してしまう能力には頭が下がる。

マギーがこの打順で意外と合っているのは、クリーンアップより変な重圧感じて打席に立たなく良いから?かも知れない。責任感が強く、リーダーシップもある優良助っ人は4番に入った数字がめちゃくちゃ悪かった。主軸ではなく、それを支える存在や今の2番のようにチャンスを演出する存在の方が性に合っているのかも?二塁の守備も日に日に進歩しているマギー。こちらも残り試合をこのまま突っ走って欲しいものです。

今日打線で決めたのは陽とマギーでしたが、チャンスを作ったのはいずれも亀井、長野の6,7番コンビ。地味ですが、こちらも讃えておきたい。特に長野は7回ノーアウト一塁で放った打球はもう少しでホームラン!という打球。惜しくもフェン直ツーベースとなり、ヒーローになり損ねた印象。明日はフェンスを越える夢の弾道をみせて欲しいものです。

一方、先週は何も援護がなかった可哀想なエース・菅野でしたが、今日も先週同様、ソロホームランを浴びて1点を先に許してしまう。序盤は井納のピッチングが冴えていたので(先週と同じ展開はイヤ!)と思っていましたが、今週はその後に援護があって超ハッピー。見事ルーキーイヤーに上げたキャリアハイの13勝目をゲット。援護さえあればこんなもの?そういう意味で去年まではチームに存在していなかった新加入の選手が援護点を上げてくれて、さぞ菅野も頼もしいと思っているでしょう。

3回に桑原に打たれたソロホームランですが、映像観たらアレはホントに打った桑原さんを褒めちぎるしかない。目先を変えて狙って投げたインコースへのスライダーを上手く身体を反応させてスタンドイン。この選手は右ピッチャーのスライダー打つの上手いねぇ~。長打に出来るツボがあるのでしょうが、危ないゾーンってアウトコース高めに曲がって入るスライダーだった気がしたのですが…。24歳のリードオフマンはスゴい成長をみせている。こんな選手、ウチも自前で育てたいなぁ。

そんな感じで、今日の菅野は目立ったミスは特になし。7回2/3を投げて3安打8奪三振3四死球の1失点。隠れミスは2番・柴田への対応でしょうか?1打席目は死球、3打席目はワンアウト一塁の場面で四球。どうにも投げにくい?慎重になり過ぎた?何か理由があって、対戦するのに手を焼いていた様子。ちょっと気になりました。

それから7回途中で緊急降板した菅野ですが、軽症でホッとしましたね。現地で観ていても、8回のマウンドへ上がった際に、しきりに右足?を気にしていたので(アレ?)と心配しましたが、やっぱり足がつったのか…とヒロインで判明して一安心。クセにならないように身体のケアをお願いします。今日は映像も殆ど観ていないのと、観戦していた場所だと球筋が不明だったので、これ以上のコメントは控えさせていただきます。ただ、心底思ったのは、菅野は援護点がもらえて良かったね!ということだけです。

さて、最後にアノ人について。DeNAからFAで来たのに不祥事を起こしてくれた山口俊について。昨日は嬉しさが強過ぎたあまりスルーしちゃったけど、今朝のスポーツ紙一面は報知以外はこの件だらけ。ご迷惑をおかけした病院側と示談が成立したので処分のメドが立った?よう分からんが1億近い罰金と減棒プラス今季一杯の出場停止処分で決定した模様。

う~ん、この事件に対する世間の反応をネットで見ましたが、大半がクビが妥当だった気がします。その大多数の意見に乗っかると、今回のこの処分では(来季も巨人でプレー)なので大甘な裁定と叩かれていますね。山口俊のイメージはともかく、これでまた巨人のイメージが低下するのが実に悔しいのですが、自分は今回の裁定は致し方ないと思いました。

山口俊は事件を起こしながら球団に報告もせず、シレッとしていたことが重大な問題だと思います。ただ、その時はそんな重大な問題になると思っていなかったのでしょう。夜中に右手をちょっとケガ→救急病院?で診察してくれ!と頼み込んだけど拒否→イラっときて警備員にあたり、病院のドア?を壊す→でも、オレは悪くないし、大したことしてない…と思い込んでしまったことが不幸の始まりだったはず。病院側も悪態つかれて詫びもなしでは、酔っていただけでは済まされないほど腹が立ったのでしょう。そんな流れ?だった気がしますが、救いだったのは、ケガをさせたという警備員が重傷ではなく軽傷だった点と、器物破損に問われた病院の施設もドアとか限定的だった点なのかな?と思います。

これがケガさせた相手が複数で重傷者や死人が出たりしていたら、完全にアウトだったはず。反省した姿勢をみせて、示談に持ち込める程度だったから辛うじて許していただけたのであろう。元に戻らない深い傷をおわせていたら、ホントに塀の中に行ったでしょうね。そして器物破損も病院の窓ガラスをガンガン割ったとかかなり凶暴な行為だったら、完全にアウトだったはず。ギリのギリで双方の話し合いで解決出来るレベルだったのが救いだった気がします。

1番問題だったのは、酔って夜中に行って騒ぎを起こした病院側への謝罪が遅れたことだと思います。そしてそれは、どすこいこと山口俊の相手に対する思いやりが欠如したから騒ぎ立てられたはず。問題を起こした翌日、球団に相談できないなら個人的に探した弁護士さんとかそういうのに詳しい友達に相談して、しかるべき行為を病院側に取るべきだった。早めにゴメンなさいしなかったのが騒ぎを大きくした原因だったと思います。

そんな事件の流れを知り、相手が示談に応じた時点で山口俊の解雇とかクビはないだろうと自分は思いました。傷害と器物破損で警視庁へ書類送検されたようですが、芸能人とかそんな人たくさんいるでしょ?って、アスリートではいない気もしますが…。まぁ、反省して再起する気があるのなら、許すという行為もアリ?というのが自分のスタンスです。

ただ、これだけ世間を騒がせてアンチも身内もどすこいアレルギーの方々が増えてしまったのは事実。そんな人達をプレーで納得させるのは容易ではない。特にメンタル弱いらしいし、先ずはそこを鍛えるのが優先かも知れない。

書類送検されたけど、何か?)

ぐらいのふてぶてしいメンタルで、来季はマウンドに立たなければならない。覚悟しろ、山口俊。野球をまたやれる喜びを得るには、相当長い道のりが待っているはず。一度死んだ気でがむしゃらにプレーするしかない。オレはあまちゃんだから許すけど、全ての巨人ファンが許した訳ではないし、簡単に許してくれると思うな!この事件を忘れてもらいたければ、どんなヤジを受けようとも動じないメンタルと、相手も味方もえげつないと思うほどの素晴らしいピッチングを披露するしかないと思いますよ。

明日は3タテがかかった大事な1戦。Aクラスに入りたければ、自力で上位チームを倒すしかない。3連勝と2勝1敗の違い、オレが言わなくても知ってるよね。

そんな感じで、また。