【2017 巨人vsDeNA 第11回戦】上を目指すチームと下に沈むチームの差～ジャイアンツ、劇的な敗戦で自力Vが消滅した日

その直前まで歓喜に沸いた、あの瞬間は何だったのだろう？

今日は三塁側S席中段で試合を観ていた。

8回裏、ツーアウト満塁から村田が放った打球が前進守備のライトを越えて、走者一掃のタイムリーツーベース！1-2のスコアから4-2と逆転。後は9回表の守りをリードを保ったままで終わらせれば勝てる試合だった。

マウンドにはカミネロ。

ツーアウト一塁で勝利までアウト一つまで漕ぎ着けたはずだったのですが…。

ジャイアンツ、まさかの2点リードを土壇場9回表ツーアウトから満塁弾を浴び6-4で逆転負け！今日の敗戦で今季の自力Vが消滅しました。

いやぁ～、1ヶ月前にもこんな試合あったなぁ。6/2vsオリックスとの試合もそうだった。あとアウト１つという展開から、あれよあれよと満塁になり、DeNA・桑原に今日2本目の一発を食らうとは…。オリックスとの試合は土壇場で追いつかれ延長で勝ち越されましたが、今回は一気にひっくり返されましたね。レフト方向へ向かう桑原の打球を(ファウルになれ！)と願いましたが、ばっちり入っていた模様。周りにいたジャイアンツファン、一瞬凍りつくというより(またぁ～、ウソでしょ？)と現実を受け入れない方もいました。あぁ、自分の後ろの席で観戦していた親子が(カミネロの抑えは不安だからマシソンにして！)とかぶつくさ言っていましたが、その嫌な予感が的中するとはね。デジャブで去年もこんな状況あったなぁ。抑えで澤村が出てきたら(失敗するから出すな！)とか後ろの方々が騒いでいたら、ホントに失敗した試合。

今日のカミネロのピッチング、ジャイアンツライブストリームで観直しましたが、少し様子がおかしかったですね。投げるたびにフォームを気にしていたような？ノーコンはいつもですが、彼が唯一褒められる(低めの制球力)が安定していなかった。ツーアウト一塁で代打・乙坂に打たれたボールは真ん中高めでしたが、普段は見ないような失投でした。あれが悪夢の始まりで、桑原の一発は…彼の諦めない執念というか集中力でしょう。ホームランするには決して簡単なボールではなかったと思います。

悔しい。正直に…いや、ウソでも悔しい？今日の敗戦で首位・広島を数字上、自力で追い抜くことが不可能となった。常に毎年優勝を目指しているチームがシーズン半ばで優勝の可能性がなくなるなんて…。シーズンオフの30億円補強とは何だったのか？全く持って、世間様から笑われるネタした提供していない今年のジャイアンツ。このまま意地を見せずにただ負け続けて行くのだろうか？

5年ぐらい前でしたら、今の巨人とDeNAと試合展開は全く逆だった。それが今では立場が入れ替わりつつある。勢いを増してきたDeNA打線と全く点が入る気配がないジャイアンツ打線。タイトル通り、上を目指す…いや、上に登って行くチームと下に下に沈みたがっているチームとの差を肌でモロに感じた試合でした。

今日はショックが大きかった。

刻の流れを感じました。

そんな感じで、また。