孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 DeNAvs巨人 第1回戦】地味に効いた4回裏のプレー!?ジャイアンツ、ギリギリ菅野に勝ちがつき4連勝!!

さすがIT企業が親会社だなぁ。DeNAの主催試合って、ネット上で色々な方法で見れますね。今年からAbema TVでも無料放送!ということで、さっそく試しに視聴しましたが、コレおすすめですよ。画質も2ちゃんねるJ:COMオンデマンドの高画質モードより良い。映像が途切れたりせず、ストレスなく視聴出来た。興味がある方、ぜひオススメです!…って、サイ◯ー何とかの回し者ではないですけどね…。

ジャイアンツ、万全を期して裏カードに先発した菅野が、粘りのピッチングで今季初勝利!打線は8回に一挙4点を奪い、5-2で勝利!開幕4連勝を飾りました。

ふぅ~。やっとこの季節が来たか…。年明けから、特に2,3月は残業を極力控えて、早めの帰宅→録画したキャンプやらオープン戦のチェックに忙しい生活をしていましたが、ペナントが開幕したら、仕事しながらネット中継観戦が定番だよなぁ。そんな感じで観戦していましたが、DeNAさんの本拠地初試合のオープニングセレモニーが…長い。18:30~プレーボールだったのかは知りませんが、数分オーバーしていたなぁ。盛り上がるのもいいけど、試合前のイベントは時間厳守でお願いしたいものです。

さて、ハマスタに乗り込んで迎えた今日の試合ですが、巨人・菅野-DeNA・今永の投手戦でしたね。ただ、今永は良いピッチャーと認めていますが、ウチの打線が3,4番以外が微妙なので助かっていたような…。足がつった?7回途中アクシデントで降板。大ケガでないことを祈ります。

それにしても開幕からジャイアンツ4連勝!ですが、スタメン起用されている5~8番の打率が酷いなぁ。1割バッターばっかり並んでいるけど、よく勝てたなぁ。勝因としては、

1.菅野、まぁまぁの調子でも7回1失点の粘投

2.4回裏、ツーアウト一,二塁でロペスに浴びたツーベースを1失点に抑えた外野守備

3.8回表、代打・脇谷とバントミスをカバーした立岡のタイムリスリーベース

こんな感じだったと思います。

1.の菅野ですが、すごく慎重に投げていた印象。簡単にストライク先行で追い込むけど、詰めが甘くフルカウントにする場合が多かった。狭いハマスタ、1発を警戒した丁寧な攻めと思いたいですが、投球リズムもあんまし良くなかったなぁ。7回を111球、6安打7奪三振2四球の内容でも由伸監督は塩対応。彼本来の内容とは言えない苦しいピッチングだったからでしょう。降板直後に勝ち越してもらって大喜びでしたが、ホントは自分が投げている間に勝ち越して欲しいよね。ギリギリの展開で勝ちがついたから、今年こそは勝ち運がつくと良いですね。

そんなギリ勝ち運を拾えた菅野ですが、今日の試合は2.の場面が大きかったと自分は思います。4回表、坂本のタイムリーで1点を先制したその裏。ツーアウト一,二塁のピンチで絶好調!ロペスを迎えたのですが、アウトロー要求のストレートが真ん中寄りに入って、左中間へタイムリーツーベース!

一塁ランナーは桑原だったので、ツーアウトという状況と彼の走力を考えると悠々ホーンインで1-2と逆転されたぁ~!と思ったら、桑原が三塁で止まったいる!?

外野守備位置の指示が良かった?レフト・岡本のクッションボール処理が良かった?…多分、どちらもだと思いますが、一塁ランナーをホームに還さないで同点止まりに出来たのは大きかった。守備の力は偉大だと思いました。

ここで一気に逆転されていたら、DeNA打線はもっと勢いにノッていたはず。相手にしたら、勢いを萎ませる余計なプレーだった。岡本、四球1つ選んだけど今日もノーヒット…でしたが、不安要素の守備で好プレーだったので、褒めてあげたいと思います。この地味ながら効いたプレーが終盤まで1-1の接戦に持ち込めた大きな要因。今日一番の勝因だと思っています。

3.については、今日も出た?この回の先頭バッターは菅野から。攻めに転じるべく代打を起用。脇谷を送ったのですが、去年とは見違えるように打つなぁ、DeNA3番手・三上からセンター前ヒットで出塁。始まって4戦目ですが、今年は代打が機能しますね。今日もこのヒットをきっかけに勝ち越しに成功。ここは評価したです。

ノーアウト一塁となり、続く中井には送りバントの指示。この間に三上の牽制悪送球があり、ノーアウト二塁。この状況でも変わらず中井へのサインは送りバントでしたが、結局バント出来ず進塁打も打てず、最悪の三振。ここでワンアウト三塁の状況を簡単に作って欲しかった。中井くん、要反省。

この嫌な流れで立岡が打席に入ったのですが、この人も初回ノーアウト一塁で送りバントを失敗→最悪のゲッツーで大きなミスを犯していた。ここは自分がやってしまったミス&直前での中井のミスをカバーするプレー=タイムリーが欲しい!と願っていたが、何球かファウルで粘ったあげく、前進守備のレフトを越えるタイムリスリーベース!!苦手とされるインコース寄りの変化球を逆方向へ強く叩いた上手いバッティング、素晴らしかったと思います。

開幕から今日までスタメンは替わっていませんが、1,2,7番に座る実績に乏しい若手&中堅選手からタイムリーが出ると、どれだけ試合が楽になるだろう…と思って観ていたので、ジャイアンツ打線にとって貴重な一打だったはず。この立岡の活躍がさらに勢いを呼び、坂本のタイムリーと慎之助のツーランを呼び込んだはず。打線の主役二人は絶好調で当然な結果ですが、脇役ももっと活躍しないと大量点は見込めない。一挙4得点を上げるきっかけを作った代打・脇谷と、仲間と自分のミスをカバーするタイムリーを放つことができた立岡の活躍が、ここでも地味に効いたと思いました。

勝ち越した後の継投は8回がマシソン→9回がカミネロの助っ人必勝リレー。マシソンはロペスに1発浴びたけど、梶谷、筒香、宮崎を難なく抑えたので問題なし。新守護神のカミネロですが、先頭・倉本へ与えた四球は小林のリードが慎重過ぎた気がする。簡単にツーストライクと追い込んで〜からの執拗な変化球攻めの必要性を感じなかった。乙坂にツーベースを浴びてツーアウト二,三塁のピンチを迎えたのにはビビったけど、結果的に無失点で試合を締めたので良しとしましょうかね。ただ、自分はカミネロをまだまだ信用も信頼もしていません。とにかく、実戦で使って新守護神に育てるしかない?

…ということで、DeNAとの初対戦に勝つことができたのですが、まぁ、今年もDeNAさんは手強そうですね。菅野の粘りの投球としつこく言うけど4回裏の地味な好プレーのおかげで同点止まりで済んだために、紙一重で勝つことが出来た気がする。

明日は内海-井納が先発予定だそうですが、DeNA打線の状態を見ると、内海で7回1失点に抑えてくれそうな気がしません。井納を攻略するのは簡単ではありませんが、明日のスタメンはいよいよ二塁orレフトどちらかに左バッターを起用して、序盤からコツコツ得点出来るような打線で戦って欲しいものです。

では、また。