【ヤクルトvs巨人 第13回戦】ヤクルト置いてきぼりで菅野vs巨人!?エースの足を引っ張る野手陣は深刻!
昨日からずっと秋田の天気予報を見ていたら、今日はどうやっても雨。ただ、ヤフーのアメダスと気象庁の高解像度降水ナウキャスト(これ、便利です)というもっと精度が高い雨雲レーダーを見ると、19:00ぐらいに雲が切れるんだよなぁ。会社でちょっと仕事しつつ、それでもアメチューと読んだ今日の試合。げっ、やっぱり試合やるじゃん!30分遅れで始まった試合は、接戦となりましたが…。
ジャイアンツ、もはや菅野の敵は身内?菅野vs巨人なのか!?対戦相手置いてきぼりで味方に攻守で足を引っ張られて今日も勝てず!1-2で敗戦となりました。
まぁ、正確に言えば、今日の菅野は勝敗付かずでしたが、6回1失点でマウンドを降りる内容だったのか?もうちょっと投げられたと思いますけどね。最大の理由は、味方野手陣の守備に足を引っ張られたかな?と思います。
慣れない地方球場、コンディションやや不良のグランド、異常な強風、とコンディションは最悪でしたが、プロなんだからもう少し考えてプレーした欲しかった。
・2回裏、デイビーズのセンターフライ
・4回裏、バレンティンのライトフライ
これ、ヒットになっているけど、センターとセカンドのエラーでしょ?慣れないコンディションもありますが、事前に分かっているのだから対策とか考える必要があったはず。余計なランナーを出すから、菅野も精神的に疲れちゃうよ…。打てないより深刻な守備でのミスでした。
極めつけは5回裏、慎ちゃんがまた打球を弾いてましたが、取るなら取る!取らないならセカンドに任せる!あの辺に打球が飛ぶと心配。結局、ここはワンアウト一,三塁のピンチだったが、坂口をゲッツーでしのいだけど、こういったミスで徐々に菅野のスタミナが奪われた印象。6回裏に失点したけど、ボールが高めに浮き始めたしね…。
今日の菅野ですが、味方の足引っ張り守備を差し引いても、まだいい時と比べるとスタミナなのでしょうか?切れるのが早いと思います。ただ、前回9失点した後遺症は感じない内容だったので一安心。菅野が元気になるのは…、味方の援護点だろうなぁ。6回で降板しましたが、7回表の打席にチャンスが回ってきたので致し方なし。ただ、強いて言えば、6回裏の失点シーンは先頭・川端に慎重になり過ぎたかな?四球でランナー出して山田…で嫌な流れを作ったのだけは気になりました。山田に打たれたストレートも、インコース狙って真ん中高めにいった失投でしたね。
しかし、菅野は責められないよね。やっぱり守備でも足を引っ張った野手陣の打撃に問題アリでしょう。あれだけバッターにアゲンストの強風なんだから、ホームランは難しい。それにこまちスタジアムって、結構両翼が広いしね。何で低い弾道の打球とか強く叩いたゴロとか打とうとしないのでしょうか?考え方が謎過ぎる。確かにヤクルト先発・デイビーズはボールが高めに浮くケースが多かったけど、打ち上げても風で戻ってくる。意味な〜し!…ということで、もう少し目線を下げて、ゴロとか低いライナー性の打球を打つイメージを持てなかったのかな?と思います。ゴロの方が雨で湿った土で不慮のエラーとか出たかも?それから、早速このピッチャーでもヤられてましたね。チェンジアップ多めのピッチングでしたが、見事にハマった印象。初めて対戦したのも嫌な展開しか予想出来なかった。いつも通りのジャイアンツ打線、見慣れた光景でした。
ただ、0-1の7回表、ツーアウト一,二塁から代打で右中間を破る同点タイムリーツーベースを放った大田は良かった。高めに手を出しても、やや前進守備の外野を越えたのだから、意味はあったはず。惜しかったのが、一塁ランナーが実松だった点。足が…やっぱり…遅かった。雄平からの返球と中継プレーも上手かったと思いますが、逆転ならず。う〜ん、惜しかった。
最終的に、延長も視野に入れて、7回からマウンドに上がった宮國が8回も続投。ワンアウトランナーなしから山田に勝ち越しソロホームランを浴び、そのまま逃げ切れられて1-2で敗戦。9回表にワンアウト一,二塁のチャンスを作ったのにね。最後はギャレットのゲッツーでしたが、あそこでストレートは来ないって。シンカーか何かでタイミングを外された華麗な打球だったとさ…。
宮國も余り責められませんが、アゲンストの強風でホームランが出にくい状況だっただけに悔やまれる1球でした。スライダーがたまに肝心な時に浮くよなぁ。ただ、それを見逃さず、強風関係なしなランナーでレフトポール付近に運ぶ山田が凄いんですけどね。1発ぶち込むならココ!というピンポイントにアーチを放った山田のバッティングは異次元レベル。こんなバッターがいる相手なのだから、こっちも点を取らないと勝てない…と痛感しました。
最後に、ポジ要素とは言えませんが、良い意味で気になる点がありました。
それは6回裏、ノーアウト一,三塁で雄平の場面。いつもなら内野を前進守備にさせるはずが、今日はほぼ定位置。ゲッツー取れても1失点で先制を許す状況でしたが、この策は戦いから学んだ守備体形だったと思います。ああいう場面で、雄平ってボールを叩くのがお上手。今日も逆方向のサードにバウンドしたゴロを放ちましたが、前進守備だったら抜けたかもしれない際どい打球。セカンドのみしかアウトを取れませんでしたが、あれは納得しましたね。こんなピンチで何度も雄平に上手いゴロを打たれてヒットやら内野安打を打たれたことか…。川端とかもゴロ打つの上手いですよね。前進守備でなければ抜けなかったのに…という打球を、1失点覚悟で防ぎにいったベンチの指示に進歩を見た気がします。試合序盤〜中盤で、1点もやらない前進守備から数点取られる悪循環はもう見たくないし、飽きました。
それと、4回表にツーアウトから死球を受けた村田さんに走らせたのも好印象。結果はアウト(でも、タイミングは惜しい)でしたが、意表を突くスチールは大いに結構。デイビーズのクイックは遅いし、あそこでアウトでも特に流れには影響ないしね。仕掛ける意図が見えただけでも進歩あり。後は、チームとして相手先発を攻略する策を打線に指示できるようになるか?ここにも注目したいと思います。
…なんて、余裕がありそうなフリをしていますが、ま〜た負けちゃったよ。3位に後退して借金4つ。最下位・ヤクルトとの差も2ゲームだよ〜。7月に入っても、運気が変わる気配なしなのか?取り敢えず、明日の試合を観て、その辺の感想を書きたいと思います。
では、また。