孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【孤独のドラフト情報】巨人ドラ1候補に急浮上!明大・柳裕也はどんな投手!?

先週のことだった。コンビニの雑誌コーナーに足を運ぶと、身体中に電気が走ったかのような衝撃を受ける。「美人百花」という、女子向けの雑誌の最新号の表紙の娘がカワイ過ぎる!しかも、この季節を意識した水着ではないか!?たわわに実ったバストは、でっかいココナッツ2つ分ぐらいはあるなぁ~って、普段ココナッツなんて馴染みないけどね。スレンダーで出るとこは出て、顔はイマドキだが結構タイプ…。早速、ググってみたら、(泉里香)チャンというモデルさんだった。

さらに掘ってみると…、アレ?何時の写真だか知らないけど、オレの母校の前で写真撮ってる!?どうやら、明大・文学部卒らしく、同じく明大卒の北川景子チャンとセーラームーンのドラマを一緒に演じた仲らしい。う~ん、何たる奇遇!と思うと同時に、こんなカワイイ娘、オレの学生時代にはいなかったよなぁ~。今は女子もかなり増えた我が母校、この時代に学生だったら、勉強どころじゃなかったな…とか思いつつ、とっくの昔に在籍した時代でも、勉強なんて殆どしてなかったけど…ね。

そんな感じで、今を輝くモデルさんも輩出する明大ですが、今年のドラフト候補でも1人、輝きを放ちそうな選手がいます。先日、巨人スカウト会議でドラ1候補8人の中に名前が上がった柳裕也投手。やっとドラ1候補で名前が出てきて、それも贔屓球団だとなおさら嬉しい限りですが、どんな投手なの?気になりますよね。アマは六大学だけは薄~く追っている管理人が皆様にぜひご紹介したいと思います。巨人ファン以外の方も、要必見!…って、言い過ぎだな。

まず、最初に注意事項を書いておきますが、スポーツ紙の見出しには(最速150キロ右腕)とありますが、あくまで最速なだけです。柳投手が2年生の時から観ていますが、ちょい前までは142キロ前後、4年生となった今年の春に観た試合は平均は145キロ前後…です。球速表示通りの豪速球を投げるというより、伸びのあるストレートを投げるというのが正しいでしょうね。それから、投手にとって大事な制球力は高いと思います。これは、2年から変わらない印象。左右、高低を上手く使うピッチングを観ると(まとまっている)と誰もが思うはずです。

変化球ですが、イマイチ何が持ち球でいつも投げているか?よう分からんのですよね~。

(えっ?3年間も見続けているような語りで、それはないでしょ?)

ですって?…うん、自分もそう思います。テキトーに調べた結果ですが、いつも観ている緩いカーブも鋭く曲がるスライダーもカットボールって書いてあった記事を見ました。そう、最大の特徴は、緩く縦に大きく割れる変化球と伸びのあるストレートで、緩急をつけたピッチングが出来る!…ということでしょうね。別なサイトでは変化球はカーブ,スライダー,チェンジアップ,ツーシーム,カットボールと書いていましたが、おそらく合っているでしょう。フォークとかシュートはないはず。バックネット裏最前列で何度も観たのでそうだと思います。それから、腕の振りがどのボールでもダイナミックなので、的が絞り難いかなぁ。この辺も含めて(まとまっている)という印象になるはずです。

それから、先発投手として必要なスタミナも充分。2,3年生時もスタミナあるはずと思っていたけど、今年はさらに飛躍!10試合に登板して72 1/3回投げています。自分が観戦した4/23vs慶大戦は8回を投げて1失点。結局、この試合は延長12回の1-1でドローの試合。中1日おいて、4/25の試合では10回を投げて1失点…で負け投手!?になっていましたが、どんだけ打てないの?明大打線…。まぁ、それはさてき、今年の春は5カードあって、ほとんど土曜に投げて月曜も投げるという大車輪の活躍。柳投手の奮闘で明大は見事、春季リーグを制覇。当然、彼がMVPに選出されました。6勝1敗防御率0.87…だもんね。文句なしでしょう。

そんな感じで、何となく柳投手のイメージ、伝わりました?非常に良い素材なのですが、何故?今になってドライチ1に急浮上したか?推測するに理由は3つだと思われます。

1.順調に成長した2年と比べ、3年春に足踏みして結果が出ず(3年秋は良かったけど)

2.今年の春の内容が異様に良かった

3.現時点でめぼしいドラ1候補が少ない

1.と2.については理由がリンクしているはず。1年前の春に観た柳投手は…ちょっと伸び悩み気味な内容。昨年、大型左腕のドラ1候補と騒がれた先輩・上原(現在は日ハム)がいましたが、この時点でエース格は柳投手…だったのですが、パッとしなかった。自分もそうでしたが、ここで評価が下がったはず。ただ、秋には5勝1敗 防御率1.95と巻き返し、存在感を示してこの春に至る…という流れだったので、昨年から今年の初めまではそれほど話題性がなかったのかな?と思います。

3.については、あくまで現時点の話。特にめぼしい即戦力で行ける投手がいないような?気がします。巨人が去年から目をつけているのが、創価大・田中正義投手。ネットではジャスティスと呼ばれていますが、カッコええやん!投球も映像でしか観ていませんが、今年のドラフトでダントツ特Aクラス!…のはずなのですが、緊急事態発生。昨年から懸念されていた右肩痛が今年になっても完治せず!?春の東京新大学リーグはちょっと投げたけど、ほぼ登板できず。ケガの状態が心配な状況に陥っています。素材は確実に良いので、ケガの状況さえ問題なければ秋に登板しなくても指名する球団はありそうですが、果たしてどうなることか?田中投手次第では、巨人だけでなく各球団の1位候補が大きく変動しそうですね。これから夏~秋に向かって高校、大学、社会人の大きな大会が目白押しなので、新たなスター候補が続々と出ると思います。柳投手は、そのシーズン前に結果を出したとあって早めにクローズアップされたのかなぁとも思います。でも、それ抜きにしても良い投手ですよ。

最後に果たして巨人が柳投手を1位指名するか?についてですが、現時点では微妙…な気がします。理由としては、基本線は田中投手狙いは変わらないはずと読んでいます。8人ぐらい上位ランク選手を上げて様子見しているような気がしますね。ドラフト直前まで分からないと思いますが、あまりに田中投手が競合しそうだったら、最近の傾向だと避けて1本釣りを狙いそうな気もする。その時に果たして誰なのか?というところで、柳投手が候補に残っていれば…あるいは…ね。秋が待ち遠しいなぁ~。

ちなみに、もし柳投手を巨人が獲得したならどんな起用が良いのか?考えました。先発も良いのですが、思い切って最初はセットアッパーも面白いかも知れない。体力もあるので、案外出来そうな気もします。ドラ1を惜しげもなくセットアッパーなんてもったないですが、すっぽり守護神にハマった昨年の新人王DeNA・山崎の例もある。中継ぎ陣が不安なことを考えたら、こんな思い切った起用もアリ?なんて思います。ただ、将来を考えると、巨人は先発もコマ不足…なんだよなぁ。それと打てないから、野手で良い選手も欲しいよなぁ。選手はいるけど人材不足。球団のスカウトの基準や育成方法をどんどん改革しないと、数年後にはスッカスカな球団になりかねない。ぜひ、内容の濃いドラフト戦略をお願いします。

ちなみに、六大学野球だけの話ですが、他にも目ぼしい選手がいます。立大では今春に実績を残した田村伊知郎投手、同じく澤田圭佑投手。慶大では加藤拓也投手などが要チェックなのかな?特に慶大・加藤投手はGM-監督が慶大OBで、すっかり陸の王者に染まってきた巨人は指名しそうな気がするのですが…ね。この選手こそ、常時150キロのストレートを投げます。緩いカーブやフォークもあって中々打てないのですが…ノーコンのイメージがまだ強い?2,3年時は酷い時は酷かったけど、春に観た試合は普通だったけどなぁ。加藤選手も覚えていて損はないかも?

ドラフト関連はまた秋になったら1度更新したいと思います。地味に年1,2回ぐらい書いているので、ご存知なかった方はぜひ、チェックして下さい。自分がナマで観たことがある六大学野球の選手に偏りがありますけどね。

では、また。