孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs楽天 第1回戦】学ばない外野守備に絶望!?ジャイアンツ、またも大型5連敗!守備に攻撃に学ばない選手に明日はあるのか?

今日は、自分に取っても、ジャイアンツに取っても勢いが欲しい!…と勝手に思った。

どうでもいい話ですが、自分が働く(とある)会社は小さな会社。社長を含め、社員数6人。それにパートのおばちゃんしかいない。詳細は書けませんが、そのうち若手3人は会社からちょっと離れた別な場所で働いている。メインとなる小さな社内には4人しかいない。その内、市原悦子ばりに(家政婦は見た!)的な役割で、要らぬ情報を社長に吹き込むパートのおばちゃんは今日は休み。自分の後輩にあたる30代中盤の社員は、今週は有給で休み。今日の会社は社長と自分だけの二人体制…だったのだが、社長は珍しく夕方から打ち合わせ→直帰と言っていなくなってしまい、残るはオレ一人…。

この状況は…。野球で言うなら、一塁にランナーとして出塁した際に、走力がある選手に出されるサイン(オールグリーン=走れるならいつでもどうぞ)じゃないのか!?毎日のように、何かしら出荷する荷物の最終集荷が18:00頃。それを見届けたら、全力で東京ドームへスチール!進塁だ!!今日は今季初、レプリカユニ配布がある橙魂デー。オレンジに染まった東京ドームで、連敗をストップ!勢いつけていこうゼ!!と思いながら、観戦しに行ったのですが…。

ジャイアンツ、楽天エース・則本昂大をまたも攻略出来ず!1-4で敗戦&通算5連敗。大型連敗が大好きな今年のジャイアンツ。借金2でセ・リーグ首位・広島とは4ゲーム差。果たして活路はあるのか?疑問が残りまくる試合となりました。

今日の行動は、会社をバックれて18:30頃にドームへ来てみたものの、試合結果から導き出された答えは盗塁失敗でアウト!…ってな感じでしょうか?

オレンジ色に染まった東京ドームに行ってきましたが、はぁ〜と深いため息しか出ない試合となりました。攻守ともにチグハグ…というか、たとえリードを許しても接戦にも持ち込めない不甲斐なさに腹が立った。平日とはいえ、レプリカユニ配布の橙魂デーでもやや空席が目立つもの当然なのか?こんな試合、お金払って観たくないよね。

さて、ざっと試合を振り返りましょう。

まず先発した田口から。6回 7安打 5奪三振 2四球 2失点…という、一応仕事は果たした内容でしたけど、今日は厳しめに敢えて言いたい。近未来の左のエースを狙うなら、今日は6回失点でまとめて欲しかった。5回まで内容が良かっただけに…ね。

6回表の失点シーンは、先頭・藤田を打ち取ったまでは良かったけど、その後が…ね。3番・茂木への攻め方が雑過ぎ。ストレートに振り遅れているのは分かったけど、追い込んでから投げたストレートが真ん中高めは無いでしょう。見事、レフト前に運ばれてしまう。う〜ん、茂木は早稲田時代からゾッコンだった良いバッター。あんな攻めでは打たれて当たり前だ!

ここから傷口を広げてワンアウト一,二塁。5番・岡島が初球を打ち上げて(助かった〜)と気を抜いた?6番・内田にタイムリーヒットを許して同点。続く牧田にもライトへタイムリーを打たれて、ツーアウトからあっさり逆転。5回までの好投が無駄になってしまう。

内田と田口は確か同級生だったでしょうか?2三振と抑えていたので調子にのったか?小林が要求したスライダーより真ん中に甘く入ってしまう。この失投を逃さない内田もエラいのですが、ホッとした感じでなんで甘いゾーンに投げちゃうんだよなぁ。残念でならない。少し、疲れも見え始めたので、ローテ感覚を開けても良いかも知れないなぁと思いました。

ただ、6回終了時点で1-2。1点差の僅差なら、ホームなら何とかしてくれるかも?とう甘い希望もぶち壊す場面がありましたね。8回表、ノーアウト一,二塁で代打・阿部が左中間に放った打球をセンター・橋本とレフト・ギャレットが交錯して落球→1点入り、尚もノーアウト二,三塁といシラける展開となる。

ここはね、橋本が追いついて捕球していたのに、ギャレットとぶつかって落球…という情けない感じとなりましたが、二人とも大ケガしなかっただけ良かった?という危険なプレー。アラフォー世代から上のジャイアンツファンは、あのプレーはトラウマだからね。1988年、札幌円山球場で起きた吉村さんと栄村選手の交錯プレーで吉村さんが左足に大ケガを負った事件。その後の吉村さんの選手生活を縮める最悪の事故。あれにならずに済んだのは良かったけど、ギャレットは口の中を切った様子。松ちゃんと交代となりました。

あれは、ギャレットが悪いのかな?ただ、言葉を掛け合う余裕すらなかった必死なプレー。真面目すぎるギャレットが引き起こした悪夢?なのでしょうか。レフトを守る彼を観た時から、いつかやると思っていた致命的なミスが結構早めに起きてビックリ。今後、ギャレットはどうやって起用するのでしょうかね。ファーストよりは、レフトの方が気が楽だとちらっと聞いたけど、レフトにいるだけで不安でしかない。狭い球場限定になるのか?不明ですが、例えて申し訳ないけど、元阪神マートンがレフトにいるより数倍デンジャラスなのはビンビンに感じてしまいます。広島・エルドレットだって、もっと安心感があるよなぁ…。

このプレーで得したのは、楽天・阿部ちゃんでしょうね。エラーがタイムリーツーベースになったので。代わったぐっさんも足立に犠牲フライを浴びて1-4。あぁ、しかし、守備も悪いが、この回戸根に代わって3番手で投げた健太朗も、先頭バッターに四球はないよなぁ。細かいミスやら大技ミスが絡まって、ダメ押し点を相手に献上する始末。これには腹が立って仕方なかった。大体、ここで今日の試合は終わった感じでしたね。

一方、打線は4回裏に慎之助が放ったソロホームランの1点のみ。則本…さんと毎年対戦しているけど、いつまでたっても打てましぇ〜ん。まぁ、勝てるとしたら、以前にコボスタで勝利したように、僅差で終盤まで投げてもらって、ワンチャンスでひっくり返すor勝ち越すしかないのでしょうけどね。得意の無駄な早打ちも少なく、6回迄に100球近く投げさせていたのは良かったけど、チームで攻略する意図が見えてこない。球種が多い則本…さんだけに、狙い球が絞り切れなかったのもあるかと思いますが、データ収集が甘いんじゃね?とさえ思ってしまう。今日はアウトローのストレートを悉くボール判定されて、苦しい内容だったはずの則本…さんから1点しか取れないようでは…ね。ちなみに、則本に苦肉の(さん)付けをしているのは、2013年日シリのブログ更新で(何で村田にさん付で則本にはさん付けではないの!)とお門違いとも取れるコメントを頂いたので、念のためそうしています。

それから、気になった点が1つ。両チームのバントに対するプレーの質の違いですね。1番分かりやすい例が、5回の攻防でしょう。それぞれピッチャーに送りバントさせたい場面がありましたが、楽天・則本…さんも巨人・田口も、どちらも失敗。ただ楽天の方は、ただの送りバント失敗ではなく、ピッチャーでさえも1度バスターの構えを見せる揺さぶりがあった。対するウチは、もうパ・リーグでもバレバレなんでしょうね。田口は絶対バント!と決まり切ったプレーで一塁と三塁が猛ダッシュ→あえなく田口が一塁にダイレクトで取られるようなバントでアウトとなりましたが、コレは危機感を感じた方が良いですよ。ウチの手の内は相手に筒抜け。ほとんど作戦がバレバレな野球でこのまま勝ち進めるのか?疑問が残りました。

楽天サイドは、岡島に送りバントさせたいような場面でも、素直にやらないですよね。揺さぶって、バントが2度失敗したなら、バスターやらそのまま打たせるやらでこちらを揺さぶってくる。対するウチは、こういう作戦ある?というぐらい、今年は観たことがない。このままだと、この辺の揺さぶりの有無は相手と大きな差となって結果に現れると思います。早よう、策を講じて欲しいのぉ〜。

試合中、ギャレットと橋本がぶつかったプレーを暗示したのか?実は自分も6回表途中、よそ見しながらスタンドを歩いていたら、すれ違ったおばちゃんと激突!おばちゃんが軽く吹っ飛ぶアクシデントがあった。コレもお互い前を見ていないから起きましたが、さすがに女性が吹っ飛んだので平謝り。二度とよそ見はしないと誓いました。皆さんも、通路やスタンド内を歩く際は、充分ご注意下さい。

試合終了後、村田の詰まったサード小フライを見届けた瞬間、一気にダッシュでドーム内を脱出。今日は一塁側B席中段でしたが、通路側が空席だったため、出入りするのが楽だった。冒頭の(勢いをつけたい!)という気分は、敗走という形で出てしまう最悪の結果となっちゃってね。情けない限りです。

まぁ、でも結果が出ちゃったから仕方ない。明日は何とか勝利して連敗ストップ。まずはそこから…ですよね。

では、また。