孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs中日 第6回戦】中日にホームで3タテ、悪夢のGW静かに終了~ジャイアンツ、今こそ切り替えの早さより、敗戦の要因を突き詰めろ!!

「信幸、信繁…わしゃぁ、どこで間違えたのかのぉ~。」

今日の大河ドラマ真田丸で、父・昌幸が息子達を前に漏らした弱音。豊臣秀吉に上洛を促され、焦らしに焦らして行ってみれば、秀吉だけでなく宿敵・徳川家康の実質家臣になるよう言い渡された。小さな国衆から大名を自力で獲得する夢を描いた昌幸にとっては、大変屈辱的な扱い…。状況は全く違うけど、今日あたり高橋監督も井端や村田善あたりを前に、同じような弱音吐いてたりして…。試合後のコメントは気丈に振る舞っていたようですけどね。

ジャイアンツ、そりゃないぜ!ホームで中日に3タテ。とどめは4-11で大敗。3試合とも内容がお粗末過ぎる屈辱のカードとなりました。

本日は諸用があり、外出先からネット中継で観戦→15:00には自宅に戻って観ていましたが、何たる有様だ、コリャ~!中日に今季最多17安打で11失点。広いナゴドでは中々出ないホームランもヨソんちは狭いから打ち放題。中日打線…いや、投手も良かったからあっちのやりたい放題で終わった今カードとなっちゃいました。口惜しい、くやし過ぎる~!!とTV観ながら怒っていたら、終了後には外出した疲労から睡魔がやってきて寝てしまいました。ただ、仮眠から覚めても結果は変わってない。この現実にさらにガックリきた次第です。

さて、手短に試合を振り返ります。

先ずは今日のジャイアンツは、スタメンマスクを相川に変更。これは昨日、小林が試合途中で懲罰交代させられたので想定済み。相川ですが、さすが打てるキャッチャー…という事で、スタメン起用でマルチヒット。こちらは良いのですが、肝心のリードがアレで良かったの?という疑問が残る。先発・高木と組んで、要注意人物の平田、ビシエドへの攻めは良かったと思います。ただ、ノーマークだったかは不明ですが、大島、堂上にめった打ち。高木は5失点中、3点を堂上に打てれましたが、最初のホームランは別として2点タイムリーは残念な内容。今日は江川さんの解説を聞いたのですが、去年から感じていた相川のリードに対する感想が自分が抱いていた感覚と同じだった。

(悪くないけど、リードが難しい)

5回に失点した場面ですが、ワンアウト二,三塁で荒木に浴びたタイムリーも、いきなりインコースのシュート系要求って難しいよね。狙い通り行けば良いけど、高木はあそこから真ん中付近の甘いコースに投げる確率が割と高い。それなら、ビシエドに投げていたインスラの方がミスは少ないはず。失投が少ない球種でリードして欲しかった。相川のリードは悪くはない…だけど、ちょっとピンチで難しい要求が目立つ。かと思えば、別のピッチャーには無難になったり謎だらけ。結論は…打つ方に専念しておくれやす…京都の舞妓さんが言ってました。

結局、キャッチャーを変えても11失点。首脳陣も小林のリードに責任転換したのは間違いと気がついて欲しい。原因としては、スコアラーの情報の精度とバッテリーコーチの中日に対する攻め方の甘さと認識して欲しい。小林も外されたけど(こんな内容でオレだけに問題があるの?)と思っているはず。結果論ですが、広島だけは良く研究していると思います。ただ、それ以外のチームは惨敗しないと甘く見る傾向がある。正直、今回の対戦の中日をナメていませんでした?一方、相手はもの凄くウチを研究していたはず。選手どうこうの前に、先ずは首脳陣とスコアラーも襟を正して試合に臨んで下さい。自分も負けると(切り替えて)というフレーズを使いますが、切り替えが早過ぎて全部忘れちゃっている気もしますけど…。嫌な敗戦をじっくり探って行けば原因が見えてくる。それを次の対戦にどう活かせるか?重要だと思いますよ。

ただ、問題はリードだけではない。先発した高木はボール自体は悪くないけど、いつものように詰めが甘い。そして投手に打たれてしまう病気は何とかならないのか?5回の失点はまたも先発・バルデスのヒットがきっかけだった。投手に対して3割以上打たれるピッチャーって謎だよ。先発が足りていないからまた来週投げるはずですが、そろそろ目を覚ましておくれやす…って京都の舞妓さんも言ってるよ!

それと勝ちパターンだけど、登板間隔が空きすぎてマウンドに上がったマシソン、ぐっさんも要反省。結果はともに3失点と6回に2-5と追い上げムードを作ったはずなのにコレはないでしょ?ただ、いつもの違うビハインドでの登板、間隔も空きすぎたという言い訳もある。来週はビシッとやってくると信じたいです。

打線は…振り返るのいいや。久々に見たバルデスに面食らった感じ。やはり問題は4番なのは分かっている。分かっているけど、ギャレット・ジョーンズは外せないよね。どうもデータ通り左腕は苦手かも知れない。ここで1つ提案ですが、来週あたりはここぞのチャンスでギャレットに左腕をあてられたら、思い切って相川とか代打に送ってはどうか?奇襲かと4番に代打?と思われるかもしれないが、効果はあるかも?スタメンを外すor打順変更は今月終わってから考えて、今はギャレットが早く弱点を克服して覚醒することを願う…いや、祈るしかない。

気になるのは、村田が又吉から受けた要らぬ死球。幸い、骨には異常なしで長期離脱はなさそうですが、打撲が酷いとクルーズのように登録抹消もあり得る。バットもそこそこ好調、守りも良かっただけに心配。代わりに岡本を上げる…という手もありますが、岡本はギャレットが覚醒しなかった代わりの手と思っているので、このタイミングじゃないんだよなぁ。まぁ、明日ぐらいに分かるでしょうね。

4/29~からいわゆるGW期間でのジャイアンツの勝敗は2勝7敗。週末2度も3タテ喰らっているって最悪じゃん!この原因は菅野と田口を除く先発投手の出来の悪さ、中途半端な投手継投、クルーズ不在が影響していると自分は思っています。来週から2週間は、1週間で5試合の変則日程。ローテの谷間は1つなのは救いでしょう。5/10,11のビジター・阪神戦は田口と内海が先発予定…。

えっ?内海が一軍で先発!?

あの~、ポジりたいのですが、かなり期待薄いですよ。二軍の成績見れば分かります。打線が援護しまくってどうかな?という感じ。阪神は藤浪、メッセだろうから、苦戦は必至でしょうね。ただ、万が一、内海で勝てたら、来週のジャイアンツは調子が上向くはず。やっぱり元だけどエースが勝つと雰囲気良くなるでしょう!非常に重要な試合となりそう。朗報は菅野が5/13のホーム・ヤクルト戦に回ることでしょうか。菅野を酷使し過ぎて壊したら今年はジ・エンドなので、その辺へ気が回ることに対してホッとしました。それでも、菅野が投げても点取らないと勝てないけどね。

貯金も2となり、3位に転落したジャイアンツ。下を見れば阪神がほぼ並びかけてヤクルトがすぐ後ろに迫っている。今年も混戦のセ・リーグですが、ここからが正念場。高橋監督も切り替えの早さも大切ですが、今迄での試合内容をきちんと振り返って違う引き出しを使って戦わないと苦しいおますなぁ…と京都の舞妓さんが言ってます。

ちなみに自分は、京都の舞妓さんとは1回も喋ったことないですけどね。

では、また。