孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs中日 第10戦】リリーフキャッチャーが裏目!?ジャイアンツ、リスタートだけど4連敗!

10回表、ワンアウト一,二塁のピンチ。

宮國が投げた初球・スライダーを平田が右方向に狙い打ちしたら…アレ?ライトスタンドに入っちゃった?

ジャイアンツ、まさか…まさかの7回終了時点で4-1~からのダイ・・・どんでん返し!5-8で中日に惨敗!

9回裏、4-5から同点にした粘りも虚しく4連敗となりました。

いやぁ~、とんねるずのタカさんもびっくりな試合展開。

(ナニ?ジャイアンツ負けちゃったの?)

タカさんのモノマネで是非言ってみて下さい。くだらなさに心が落ち着くはずです。

9回終了時点ですでに22時を回っていた時は、

(よ~し!今日は勝つまでトコトン付き合うで~!)

終電が無くなり、タクシーで帰るのも覚悟したのですが、そこまで長引かず終了。

何とも寂しい敗戦となりました。

昨日…ねぇ、ジャイアンツ打線復調のカギを握るのは長野久義!とか書いたら猛打賞&一時は勝ち越しタイムリーまで打って…ね。7回終了時点では勝ち誇ったかのように、長野について書いたろうと思ったのですが…。まさか東京ドームでこんな試合になるなんて、想像の斜め上を行く展開に観戦していたバックネット裏最後方でズッコケてしまう。

自分の隣には5,6歳上と思われる先輩方お二人が観戦していました。

その内お一人がずっと試合展開についてブイブイ言っていたのですが、ある時点から意気投合!→そのままちょいちょい喋ってみる。そのポイントは?

(8回表、抑えキャッチャー・實松の投入)

からである。

もちろん、3点もリードしているのに不甲斐ない内容だったマシソン,ぐっさん,澤村は要反省。戸根と宮國も反省ですよ。

ただ、どうもこの3点リードしていたのに追いつめられた展開にしたのは、實松だった気がしてならない。

8回表、自身が一塁ベンチに飛び込むナイスキャッチで平田を打ち取ったのは良かったけど、問題はその後。

どうしてルナに2球続けて変化球投げさせるかな?マシソンとサインが決まって投げるテンポもちょい悪かった気がする。

マシソンの変化球なんて、テンポ良く投げさせてなんぼだと思う。

打たれるのを怖がり、結局歩かせる。

この四球が悪夢の始まりでした。

慎重なリードと逃げたリードは紙一重。

實松は慎重になる余り、3点リードで入った8回から徐々に逃げたリードになった気がする。それがリリーフ陣に伝染して…あのような結果になったはず。

守備でも大事な場面でパスボールして失点するは盗塁許すは…。

8回裏に攻撃でもマズいプレーがあり。

ワンアウト三塁で立岡がサードで刺されたけど、實松がバットにあてないからあのようなプレーになったはず。ちょっとギャンブルスタート気味なゴロゴーのサインだったと思います。

嫌な予感はしていたんですよ。

昨日or今日かは忘れましたが、急に(リリーフキャッチャー・實松)とか言い出したので。

本日から一軍復帰した慎之助は(原点に戻り)一塁に専念。

原点ってどこだよ!慎之助の原点はキャッチャーだろ!と突っ込んでみるが、ここで言う原点=今シーズン初め。

そりゃそうよ!そのまま慎ちゃんキャッチャーで使っていたら、首痛悪化で死んじゃうよ。選手生命の危機だから一塁コンバートだったはず。もう本当に戻せない。

今後スタメンマスクは相川とカトケンの併用→試合終盤にリリーフキャッチャーとして實松を投入する戦術をぶちあげたハラ監督ですが、ちょっと無理があるような…。

ベテラン相川の体調維持や慎之助がキャッチャーではないので捕手に代打を出す状況を想定しての戦術なのは理解出来る。

二番手に出てくる實松は肩も強くて守備も上手い。いいキャッチャー!とべた褒めしていたが、怪しい…どうも怪しい。

そこまで良いキャッチャーだったら補強しないでしょ?それと實松の肩の強さは並。

特筆するに値しない。

それを急に褒め出したのは、實松に対するヨイショでしょ?おだてれば、難しいミッションも意気に感じてこなすと思ったかも知れないが、逆に實松は浮き足だった印象を受けた。これは戦術を再考すべきである。

基本、キャッチャーは1試合一人に任せた方が良いと思う。一軍レベルのましてやベテランキャッチャー達は、1試合通してリードを組み立てている。

ピッチャーが変わっても、相手バッターにそれ以前の打席でどんな攻めをしたかは克明に覚えているはず。リードの流れがあるので、それを無闇にゼロにする戦術は非常に危険だと思います。

展開によっては捕手交代は仕方ない。

仕方ないけど、これ見よがしにリリーフキャッチャー投入!的な戦術はどうなのか?

疑問がつく試合となりました。

明日からは要再考を願います。

打線は粘りが出てきたことには明るい兆し。ただ、一人だけ不満がある。

慎之助である。

本日より5番・ファーストでリスタートでしたが、気負い過ぎている。

4回裏、坂本のスリーベースでノーアウト三塁→慎之助の打席でしたが、ノースリーのカウントからボール球を強振するのは止めよう!

結局この打席は三振しましたが、繋ぐ意識で行けば四球を選べたはず。

意識を変えよう!慎ちゃんに決めて欲しいけど、状況を考えたバッティングをして欲しい。ノースリーから狙うのは慎ちゃんだから許されるが、四球選べばノーアウト一,三塁。さらにビックチャンスでもイイじゃない。気負い過ぎは結果を生まない気がします。

打線は相手エースから3点を奪いちょっと頑張ったけど、今度はリリーフ陣が崩壊…ですか。

上手く行きませんが、今日ダメだった投手も捕手も攻めの気持ちを再確認することを願います。

では、また。