【阪神vs巨人 第6戦】ジャイアンツ土壇場で追いつき、勝ち越せた!~川相サン、代行采配お見事でした!
今日は新しい自分を発見できた。
2-3で迎えた9回表、ノーアウト一塁。
橋本がオスンファンから放った打球が右中間を破った瞬間。
興奮した自分は拳を握りしめ、右→左→右とシャドウボクシングのような動きでガッツポーズ!
(あれ、今までこんな動きしたっけ?)
平均寿命の半分ぐらいを過ぎてしまったこの歳で、新しい自分を発見するなんてビックリ!それにしても川相サン、想像以上に策士なのかなぁ?
ジャイアンツ、1点ビハインドを土壇場9回表に追いつき延長戦へ→11回表に小林の2点タイムリーで勝ち越し!5-3で勝利!&今カード勝ち越し!阪神相手の甲子園、超アウェイな試合で見事な粘り勝ちをみせました。
いや~、早くも今季ベストゲームに入りそうな試合になりましたね。
2-0のリードで迎えた6回裏、劣勢だった阪神・ゴメスにツーランで2-2→8回裏には片岡の送球が逸れる微妙なミスで1点を献上。
2-3で9回表になれば、今のジャイアンツ打線なんかオスンファンにキュ!と捻られちゃう。正直、(負けても良く頑張った)と心の中を整理して、スマホで柳ゆり菜ちゃんのグラビア観ながら癒されていたのですが…。
9回表、片岡の代打に由伸。
これ、皆さんどう思われたでしょうか?
自分は片岡でもいい。由伸はチャンスを作ってからと思いましたが、チャンスメーカーとして起用→いきなり初球をセンター前ヒット!由伸をこの場面で使うなんて、川相サン、ナイス采配!
あぁ、目が覚めた。
まだ試合は終わってはいない。ノーアウト一塁→ここで代走・尚広。バッター・橋本になる。
本日もTV観戦。本日の解説は矢野&稲葉さんでしたが、彼らは8回表ツーアウトから四球で出塁した至宝に代走・尚広を送らない事を不思議に思っていたが、あそこはヘルメット被ってスタンバってる尚広がいても、代走に使わないでしょう。
スコアは2-2。延長戦も考える展開で取って置きは使わないはず。
代走使うなら松ちゃんと思ったが…ランナー・至宝はそのまま。
結局、金城が凡退でチェンジとなり、選手を無駄遣いしない結果オーライになりましたが、ちょっと消極的?ともその時は思った。
だが、9回表に先頭バッター代打・由伸の起用をみたら…川相サン、ごめん!浅はかだったと言いたくなった。
一塁に尚広がいると相手が怖いのは盗塁。セオリーで言うとストレートが多くなるはずですが…セオリー通りきた!→と思ったらいきなり橋本が打った~!右中間を破るツーベースで同点!
橋本到、絶好調ですね。
相性が良い藤浪からも5回表にチャンスメイクのツーベースもあった。
今のところ、亀井の穴は埋めてくれていますね。起死回生の一打に前述した新しい自分を発見出来ました。
この同点は大きかった。
この回、尚もノーアウト二塁のチャンスで勝ち越す事はできませんでしたが、相手のコワい選手達(西岡,ゴメス,マートン)が引っ込んじゃいましたからね。
こちらのブルペンを考えると、負けそうな気配が一気に減った。
ジャイアンツ、押せ押せである。
そして、来ました!11回表。
阪神3番手・安藤から橋本が四球→坂本が送ってワンアウト二塁。
ここで、得点圏にランナーを置いて今日5回目の打席の井端がセンター前に渋く落ちるヒット!→ワンアウト一,三塁。
井端は5回のチャンスで先制のタイムリーとチャンス拡大の繋ぎのヒット。
ランナーなしでヒットもあり猛打賞でしたが、そのもう一本のヒットが凡退した別なチャンスで出ていれば…もう少し楽な試合にできたかな?
まぁ、でも良く繋いでくれた。
代打・中井の場面で盗塁成功~ワンアウト二,三塁だけど中井が三振。
今日マルチヒットの村田さんには恐れをなして?敬遠→ツーアウト満塁で今日スタメンの小林。
打席に入る前に、川相サンが小林にアドバイスを送っている。
なんや?小林に何かさせるのか?
そう思っていたら…、
左中間方向にポトリと落ちる2点タイムリー!5-3と勝ち越せた!
ヤッタ~!ここでは新しい自分の出現はなかったけど、大ハシャギ!
小林が決めてくれました。
小林はヒロインで(思いきって行け!)と川相サンに言われたと言ってましたが、勝利監督インタビューで具体的に指示出していたようですね。
(ベースに思い切り近ずき、ゾーンを上げて高めのボールを打っていけ!)
さすが!アドバイス通りなバッティング!と思いましたが、打ったのはアウトコースのやや低めの変化球。
拾い上げるように打った打球が見事に左中間方向へポトリ。
指示通りではないが、小林が配球を読んだ結果でしょうか?
本日の阪神・キャッチャーは梅野。
解説の矢野さんも再三指摘するように、アウトコース偏重のリードですね。
特に右ピッチャーvs右バッターのリードはアウトコースが多い。
前回の藤浪との対戦でもキャッチャーは梅野。藤浪のボールが右バッターに対して抜けて死球を連発しそうだからインコース攻めないと思いましたが、勘違いで梅野のクセですね。そんな傾向を巨人ベンチは当然理解して、ベースに近ずけてアウトコースに絞らせたのでしょう。お見事でした。
さて、興奮した場面だけクローズアップしましたが、簡単に試合の総括。
先発はルーキー・高木勇人でしたが、4連勝ならず!惜しかったですね。
調子はぼちぼち。早くも疲れが出ているのか?ちょっと心配ですが、それでも5回までは無失点。
高木に勝ちを付けられなかった要因は2-0リードで迎えた6回表。
ヒット2本&藤浪のエラーで予期せぬワンアウト満塁のチャンス!…でしたが、1点も取れず。金城&片岡、本当に頼みます。
ここで1点でも取れて3-0に出来たら、展開も違ったように思います。これは可哀想だった。
また、6回裏に打たれたゴメスのツーランですが、高木勇人がヤっちまった大失投を見事に打たれてしまった。
小林はそれまでゴメスにアウトコースは変化球を意識させてたはずなので、ワンアウト一塁のこの打席でアウトローのストレートで攻めるのは良かったと思う。
上手く行けば打ち上げて内野フライがイメージ出来た。ただ、あそこまでシュート回転してインコースに行くなんて…。
高木勇人、試練の試合になってしまったけど、7回 4安打 2失点の結果は充分合格点。
課題は疲れが見えるので、調整方法かな?GWの変則日程で、1回休み多めにしてもいいかも?しれません。
また、殊勲打を放った小林ですが、リードや守備で反省を促されてましたね。
気になったのは8回裏、ぐっさんのリードかな?先頭バッター・上本の攻め方が曖昧だった気がする。
上本にヒットを打たれた時の構えを観ていたら、真ん中だったような…。
大事な場面ではっきりしない要求は命取り。この上本のヒット、ややレフト線に飛んだので(うわ、ツーベース!)と思ったらシングルヒットで済んだ。金城の守備が地味に良かったです。
えっ、(結局1点許しただろ!)ですって?
ぐっさんは頑張りましたよ。
マートンのあたりを片岡が送球ミスしたけど、あれもしゃーないかな?
勝っても負けてもスルーなプレーでした。
運もないから負けや…。諦めるしかなかったです。
投手陣は頑張りました。
だらしないのはまたも打線でしょうか?
結局、勝ったから良かったけど、藤浪から2点以上は取れたと思う。
四死球を4つ貰い、エラーも献上してくれた。チャンスを何度も貰い、単調な相手のリードを攻略できない状況。
まだまだ安心できないなぁ…。
昨日の記事でサカチョーを厳しくチェックすると書きましたが、今日は想定外の劇的勝利に酔いたいので、これにて終了。
明日の朝は目覚めがイイに決まっている!
では、また。