【巨人vsヤクルト 第3戦】粘るルーキー・高木勇人と意地で繋いだ金城の活躍で今週末も勝ち越し！
ジャイアンツファンが安堵した瞬間でした。
8回裏、ツーアウト満塁。
バッターは本日も4番に入った坂本勇人。
ヤクルト4番手・秋吉から詰まったけどセンター前タイムリー！
(やっとヒット出た～！)
自分が呟いた瞬間に回りで数人同じことを叫んでました…。
いや～、タイムリー観れて良かった～！
ジャイアンツ、ヤクルトとの(TOKYOシリーズ)を勝ち越し！6-1で勝利！
投げては高木勇人が15年ぶり(尚成以来)新人投手で開幕3連勝！
打っては7回裏の3つの押し出し&8回裏に4番・坂本,5番・慎之助の連続タイムリーで合計6得点。クリーンアップがだめ押し出来て良かった～！な試合でした。
逆転出来たのでぜいたくは言えないのですが、正直押し出し3つで3点だけの得点じゃあスッキリしないですよね？
8回表をぐっさんがきっちり相手2～4番を抑えたので、流れ的にはその裏無得点でも勝てそうでしたが、やっぱり取れるものは取りたかったので、超気持ちイイ！
相手のバント処理ミス&實松の四球に感謝！あっ！この回の先頭バッターがヒットで出塁したのがきっかけでしたネ！村田さん…。
さて、本日の試合ですが、勝利の要因の大半は高木勇人の好投ですよね。
7回 5安打 6奪三振 3四球 1失点
前回登板よりはやや落ちな内容…って、先週のvs阪神戦は文句なし2安打完封だったので比べるのは無理。
球数100ちょいでこれぐらいやってくれたら言うことナシですね。
意図的かは知りませんが、ストレートのスピードが140キロちょいしか出ていなかった。力を抜いて投げてたのか？不明ですが、ちょっと気になりました。
ただ、バックネット裏付近で観ていた感じだと、威力があるボールは投げている印象。ヤクルトも初対戦で狙い球を絞れていない様子？いや、カットボールを狙ってたみたいですね。途中で気が付きフォークを前回より多めに混ぜてマトを絞らせなかった。
ただ、7回表には先頭・畠山に今日3つ目の四球→武内,中村には連打を浴びて1失点。これは慎之助のリードが読まれたかも？
しかし、失点して尚もワンアウト一,二塁のピンチで…落ち着いていた。
ピッチャー・杉浦に送りバントを許さず、1番・川端もショートゴロに打ち取った。
うん、この粘り強さだよ。
1点失っても次の1点を許さない姿勢。
1失点だけだったら、驚異のヤクルト投手陣からも何とか取れる可能性がある。
よく頑張った！
今日、たまたま開幕14試合連続3失点以下の新記録を達成したヤクルト投手陣に関する記事を読みました。
昨年のチーム防御率4.68と散々だったチームがシーズン始まって早々とはいえ防御率1.56(4/11付)の驚異的な数字を上げている。以下のような方針をチーム内で共有し、意識改革したのが大きいらしいですね。
「点をとられても動揺しないで次のアウトをしっかり取ろう！次の失点を許さないようにしよう！」
こんなシンプルなチーム方針だけで劇的に投手力がアップしている訳ではないと思いますが、１つの要因にはなっている様子。
(良い言葉だ！高木勇人にもこの言葉を聞かせたい！)
なんて、失点後のさらにピンチの場面で思っていましたが…、不要でしたね。
彼は知っている、そんな事。
だって(僕はボク)だから…。
この粘り強さがその裏の逆転に繋がったのでしょう。
ウンウン、ボクは頑張ったヨ～！
おめでとう！…って、昨日の田口の方が5,6歳若いのにしっかりヒロインこなしてたけど…。天然なんだぁ。
一方、攻撃で注目したのは、7回裏の金城。
ワンアウトから高木勇人に代打・至宝。
寒い…。最近、至宝が打席に立つ度にドーム内の気温が1℃は下がる気がする。
それぐらいジャイアンツファンのテンションが下がる中、四球で出塁。
(よくやった！)と自分が小さくガッツポーズした瞬間、
(何であんなヤツに四球なんだよ！)
と怒声が飛んでいた。
えっ！あんなヤツ！？キューバの至宝だよ？
…と、まぁ、これ以上は止めよう。
今日の至宝はグッジョブ！
話がやや逸れました。
この場面で本日もスタメン1番・金城に回ったのですが、意地で繋いだセンター前ヒットだったと思う。
昨日の試合、7回裏ワンアウト一塁のチャンスでキャッチャーフライに倒れた金城。昨年から試合中はタブレットをモニター代わりにネット中継をつけて観戦しているのですが、凡退した金城がベンチに戻る姿が映った時にびっくり！
鬼のような形相でバックスクリーンの映像を観ている！
自分が凡退した映像を確認しているはずですが、近年観てきたどの選手より悔しさを滲ませていました。
DeNA時代の金城もこうだったかは知りませんが、38歳のベテランがここまで闘志剥き出しな姿をみせるとは…。
金城に対する興味が一気に沸きました。
vsヤクルト戦では、左打席の際にインコース(特にインハイ)を要所で攻められた金城。昨日の前述したシーンでもインハイのストレートを打てず凡退。
そして、今日も同じような場面があった。三回裏、ワンアウト二塁。
またもインハイのストレートに詰まってサードへファールフライ。
ここでも映像チェックしてたら…昨日と同じとは言えないけど険しい表情でバックスクリーンの映像を観ていた。
金城が左打席でインハイ打てない訳ではなく、データでみる限りむしろ以前は打っていましたね。高めのボールにも強いはず。
なのに、得意とするゾーンで中村に攻められて凡退し続けては、プライドが許さないでしょうね。
中村の配球に注目していたら、7回裏やっぱり要求してきたインハイ！でしたが、杉浦の投げたボールがシュート回転して真ん中高めへ→金城の痛烈なライナーがセンター前に飛んでいった。
金城してやったり！(なめんじゃね～！)と心の中では思ったでしょうね。
杉浦を慌てさせた一撃！だったと思う。
続く片岡の場面で代打・由伸が出てきたところで杉浦は交代しましたが、高木勇人に劣らない好投をしていた杉浦を降板させる貴重な繋ぎのヒットでした。
この意地の繋ぎが逆転3つの押し出しを呼び込んだのでは？と思いました。
初回も痛烈なセンター前ヒットで出塁した金城。横浜でコーチ打診を受けたが(まだ現役でやれる)という思いで泣く泣く断り、ジャイアンツにやって来た。
関係者のみなさんが(若々しい)と言うのは、ド素人の自分も同感。
躍動する姿は年齢を感じさせない。
そして、割りと穏やか&ニコニコした表情だと思っていたけど、あの闘志剥き出しな表情をみたら…頼もしいと思いました。
ちなみに今日の試合、1回裏の攻撃で片岡の打球がエンドランかかっていなかったら…ひょっとしてセンター前ヒットだったかも？ゲッツーになった時点で厳しい展開になってしまったと思います。
野球って、流れが重要だな～。
帰り道、駅に向かって歩いていると、ご機嫌なジャイアンツファンが口笛吹いている。誰かの応援歌？聞き覚えがある。
金城だ！自分が金城について考えていたら、他人にダダ漏れだったのか？
ちょっとびっくりしましたが、そんな偶然もあり今日は金城についてちょっと書いてみました。
来週も金城の活躍に期待！
最後に、とりあえず開幕から3週連続週末東京ドームの公式戦が終わった。
ホームでは9戦6勝3敗。
全てカード勝ち越しを決めた。
ホームでは勝たないとね。
これから約2週間東京ドームを離れるジャイアンツ。
これすなわち、自分も東京ドームに約2週間は来ない事を意味する。
正直、疲れましたね。
ちょっと休み欲しいと思いました。
当ブログは現地観戦ナシでお休み！ではなく更新予定。
来週からは平日でも更新出来る。
その理由は…。
単純なので次回書きます。
では、また。
