孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018オープン戦】ジャイアンツ、オープン戦3連勝!ド素人でも気がつく!?3つの変化とは?

昨日は疲れた身体に鞭打って上原復帰の更新をしましたが、書きたいことがいまいちまとまらず、だらだらと書いてしまい申し訳ありませんでした。やはりある程度1人の選手に絞った内容は構成をしっかりないといけないなぁと反省。そんな感じで、昨日の更新で(上原はいつからチームに合流するのか?)と書きましたが、早速ジャイアンツ球場で練習始めていましたね。

 

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背番号11も案外しっくりきているような?正直言うと、自分はあまり背番号信仰者ではないので、(19を背負っていない上原に違和感)とかはないです。NPBの公式球とマウンドに違和感を覚えているようですが、しっくりくるまで丁寧に焦らず練習して下さい。明日は打席に打者を立たせた感覚を早く取り戻したとのことで、志願のフリーバッティング登板の予定。別な紙面の取材では(早く一軍に合流したい)とのことですが、焦りすぎてケガをしないように注意して下さい。当分は上原復帰ネタでジャイアンツファンは楽しめそうですね。

 

さて、ジャイアンツは週が明けて3/6~10までにオープン戦4試合を消化しましたが、3勝1敗と好調をキープ。唯一負けた試合も引き分けor勝てるチャンスがあった接戦だったので、内容としては収穫があった試合。練習試合を含めた出だしは5連敗スタートでしたが、先週末からは一転して5勝1敗と好調。1番の要因は攻撃がマシになってきた?というか、レギュラー&ベテランが引っ込んだ試合中盤以降でも若手&中堅選手の打線で得点が出来ているのが大きいはず。まぁ、先発している相手一線級のピッチャーを打てていない課題はあるものの、去年のオープン戦なんて誰が打席に立っていても打てる気配ナシ...でしたからね。それと比べると今のところ進化しているような気がします。ここで、今日まで観てきたジャイアンツの実戦の中で昨年と変わってきている?という3つのポイントを挙げたいと思います。

 

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ちょっと前の話題でスミマセン。先ずは先の塁を狙う走塁の意識が高いという点。この3/7の試合で驚いたのは、一塁ランナーだったゲレーロがキャッチャーがパスボールした隙をついて三塁まで激走した場面。まさかゲレーロが三塁まで狙うはずがないという相手のウラをかいたプレー...だったのかは不明ですが、間一髪セーフという神プレーを披露。サボりグセがあると言われているゲレーロですが、今のところは意識高い系でプレーしている様子。こういうプレーをそこまで足が速くない助っ人がやってくれると、チーム内でより走塁についての積極性を意識付けられるはず。吉川尚輝など走力がある選手は積極的に盗塁を仕掛ける姿勢もGOOD!まぁ、どのチームもオープン戦ではキャンプで練習した積極的走塁を披露しているので、ウチだけ特別変わったわけではないのですが、こういうところをコツコツと見直さないと得点力は上がらないのでね。この状態をシーズン通してキープして欲しいです。

 

2つめは、各打者の追い込まれてからの意識改革?それともチャンスの場面での意識改革?そのうちどこかの取材で教えていただけそうですが、ヒットが繋がる場面や得点シーンで逆方向のヒットが増えている様子。解説のみなさまもここ3試合では口に出すぐらい、明らかに各バッター逆方向を意識して狙うケースが増えているように見えます。3/10vsオリックス戦でも6回の攻撃がまさにそれ。マギーの出塁後の辻が放ったレフト線のツーベース→満塁から放った山本のセンター右寄りのタイムリー→河野が放ったレフト方向への犠牲フライなど、大事な場面で若手&中堅選手が逆方向へのバッティングで結果を出すケースが増えている。3/9vsオリックス戦の逆転した8回の攻撃も辻と大城がそれぞれセンターから逆方向へのタイムリーだったはず。個々の能力が上がっているとも思いたいのですが、それ以上に何かチーム単位で攻撃に関する決まりごとが徹底され始めている?と勝手に思っています。吉村バッティング総合コーチが加入した効果?なのでしょうかね。

 

そして3つ目は守りでランナー・二塁になった場面の牽制が増えている?気がしています。これは先発投手の方がその傾向が強いのかな?たとえ二塁で刺せなくてもリードの幅を狭めることが出来れば...。やらないより効果があるはずなので、この辺が今後どういう影響をもたらすのか?それとも一時的なものなのか?追ってみるのも面白いかなと思いました。先ほどの走塁の変化で書き忘れましたが、今年のジャイアンツは二塁ランナーのリードの幅にもテーマ持たせていたようですしね。キャンプで三遊間の真ん中付近にライン引いてましたよね。相手には二塁で余裕のあるリードをさせず、自分達の攻撃では可能な限りリードする。思い通りに行くことを願っています。最後に先発ピッチャーについて。

 

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3/6vsロッテ戦に先発したヤングマンですが、失点は連打というより井上のツーランによる2失点のみ。確かにボール先行の場面が少し多かったと思いますが、気になるほどか?という感じ。2回のピッチングとか制球がまとまって素晴らしかったですけどね。上原の復帰、澤村の復活でホントに勝ちパターンがしっかりしてくるのなら、場合によってはマシソンとカミネロに休暇与えるタイミングで先発させるプランもありなのでは?助っ人枠の都合で開幕一軍は厳しいかも知れませんが、焦らずじっくり日本の野球に慣れて欲しいものです。戦力になりそうなピッチャーなのは間違いないと思っています。

 

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3/9vsオリックス戦で野上が登板しましたが、内容はまずまず。リードする小林も野上の特性をリサーチしている段階だと思うので、まだまだ内容が向上する余地がある気がします。あらためてみると、キレイなボール投げますね。今年のマイヒーロー投手部門でエントリーしたので、頑張って欲しいです。

 

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最後は今日先発した田口。2回にツーアウト満塁のピンチを招くも落ち着いたマウンドさばきで9番・若月をサードゴロに仕留めたピッチングはさすが。今年も菅野と共にローテの柱になってくれると信じていますが、1つだけ注文があります。もう少し全体的にボールに力強さが出ないと、去年の成績は越えなさそうな気がしました。失点したのは2番・安達に打たれたソロホームランのみでしたが、4番・ロメロに2安打や5番・中島1安打1四球とかなり手こずっていた感じ。この2人の好打者を打ち取れなかった原因は力勝負で抑えられるボールを今日は投げることが出来なかったからなのでは?と思いました。昨年同様かそれ以上に低めに丁寧に投げる意識は伝わってきますので、後はストレートにしても変化球にしてもボールにもう一段強さとかキレが増してくれば、昨年を越える成績を残せると思っています。チェンジアップの精度もちょっとずつ上がってきていますね。

 

明日は甲子園で阪神とのオープン戦。開幕ローテ入りを目指す中川皓太が先発予定のようですが、しっかり結果を残してくれることを願っています。今年は開幕からローテに入っているはずだった畠世周が、急性腰痛が未だ完治していないようで、開幕一軍はムリな状況。先発ローテは菅野・田口・山口俊・野上の4人は決定。残り2つの枠を現段階では吉川光夫や内海や大竹の実績のある中堅&ベテラン投手と争う感じなのでしょうかね。チャンスはあるので、がむしゃらに掴みに行く姿に期待したいと思います。

 

そんな感じで、また。