孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 ヤクルトvs巨人 第9回戦】右方向へ夢の弾道~ジャイアンツ、完全復活!?長野久義サンが勝利に導くも、信じきれない課題とは?

今日の試合はヤクルトさん主催の山形での試合。この時期の山形と云えば、さくらんぼだよなぁ~。恥ずかしながら、25,6歳まで山形がさくらんぼの産地なんて知らなかった。ましてや、国産のさくらんぼがあんなに甘くて美味しいなんて知らなかった。10数年前、今時期に出張で山形に行き、担当のおっちゃんが(うちで取れたさくらんぼ、持って帰れ)とか言って、とんでもない量の佐藤錦をくれたことは、今でも忘れないなぁ。

ジャイアンツ、山形サイコー!と長野が叫ぶ!?4-3でヤクルトに勝利!先発・田口も6勝目&地方球場初勝利?となりました。

う~ん、セ・リーグ5位と6位対決と呼ぶに相応しい(何だかなぁ~)という微妙な内容の試合でしたが、結果的にジャイアンツが勝つことが出来てハッピー。ついでに、自分の山形にまつわる最高のエピソードも思い出す始末。佐藤錦、美味しいんですよねぇ。それ知るまでは缶詰とアメリカンしか喰ったことなかったので…。あぁ、こんな事書いたら、食べたくなってきたなぁ。

おっと、このままだとグルメの話題に行きそうなので、強引に野球の話題へと移しましょうね。今日の試合ですが、正直な感想は凡戦でした。ウチも大概に打線が酷いですが、ヤクルトさんも微妙な感じ。勝てた要因としては、

1.大引の先制ソロで1点ビハインドの3回裏、ワンアウトから坂口→上田の連打で一,三塁。ここで山田でしたが、スライダーを引っ掛けてゲッツー。

2.雄平がツーベース→グリーンが四球でノーアウト一,二塁のピンチを迎えた4回裏、6,7番が比較的楽に凡退してツーアウト→最終的に8番・西田を歩かせて9番・由規が三振。

3.エラーと四球でノーアウト一,二塁のピンチを迎えた8回裏。6番・大引に送りバントまでさせて二,三塁にしたのに、7番・藤井が三振と代打・大松がレフトフライ。

なんかぁ、すごい親近感がわくヤクルトさんの攻撃。

(絶対失点するゾ、この場面。終わった~!)

と思いながら、会社で仕事しながらj:comオンデマンドで観ていたのですが…、無得点。ソロとツーランで3点は取られたけど、あと一歩の場面ではギリ踏み止まったジャイアンツ投手陣とヤクルトさん打線。それに尽きると思います。

本日先発だったジャイアンツ・田口ですが、慣れない球場で投げる苦しさが目一杯出ていた印象。6回2/3で99球を投げて6安打1奪三振3四球の3失点。マウンドが合わないのでしょうね。いつものボールを低めに集める制球力はちょっぴり影を潜めた感じ。それでも3失点で抑えたのは素晴らしい?いや、ツキもあったのでしょう。良い内容でも勝てない試合があったり、今日のように苦しい内容でも勝てる試合だってある。野球って不思議だなぁと思いました。今日の田口は7回のワンポイント~からの8回イニング跨ぎで抑えてくれたマシソンと勝ち越し打を放った長野に感謝しっぱなしでしょう。

そのマシソンですが、打順によって7回でも8回でも投げるイニングは別に構いませんが、出来れば気軽にイニング跨ぎは止めませんか?由伸監督やコーチ陣(特に尾花さん)は何を考えているのやら。まぁ、2連戦だしマシソンいうほど投げさせてないじゃん!とかいう理由なんでしょうけど…。現代野球にアンチするジャイアンツの投手起用法、それでいいのかな?9回は珍しくカミネロが勝ちゲームを三者凡退で締めるとは、明日はゲリラ豪雨に襲われるかも知れないなぁ。カミネロにはこの調子で頑張って欲しいものです。

打線の方ですが、相変わらず対戦する先発投手の攻略法がチームとして徹底し切れていないように見える。要は(各自、状況に応じて工夫して攻略せよ!)と選手任せなような?いや、多分ミーティングで策は言っているはずだが、それを指揮するベンチに徹底する意思がないのだろう。今日はたまたまヤクルト先発・由規の調子がイマイチ(おそらく彼もマウンドが合わなかった)だったにも関わらず、得点は3点のみ。でも、タイムリーを放った村田や坂本、はたまたチャンスメイクのツーベースを放った陽岱鋼や犠牲フライを放った小林も右方向へ打っていたから、(センターから逆方向)への指示があったのかな?そこが徹底仕切れない打線だから、いまいち得点効率が悪い気がするのですが…。

そんな中、1番に戻って躍動している方がいますね。長野久義サンですが、今日も猛打賞!で打率も.279まで上げてきた。3-3の同点で迎えた7回表には、久々に観ましたね~、長野らしいライトスタンドへの勝ち越しソロホームラン!4回表に坂本もいい感じの打球をライトへ放つもフェンス際で僅かに失速し捕球されていましたが、長野の打球は悠々とフェンスを越えて行った様子。まさに夢の弾道!今度はドームで(財宝)の看板へぶつけて欲しいものです。

当ブログでも復調を期するために(シン・ゲッツーマシン)とか(V字開脚)とかディスっていた長野さんですが、やっ~とかなぁ、自分的に(復調してきた)と実感がわいてきたのは…。1番打者として大事な出塁率も.345とまずまずなのですが、14打点と得点圏打率.200っていうのが…ね。まぁ、チャンスメイクさえままならない、小林誠司を中心とした悲惨なジャイアンツ下位打線~からのチャンスの場面なんてないから、1番にいる間はこの数字も上がらないかも知れない。ただ、チャンスで打席が回ってきたら、そこでもガンガン打ってくれるようになったのなら、完全復活!と褒め称えたいと思います。3,4月の打率が.177というしくじり過ぎた長野パイセン。ビジターの山形で開催された試合で久々の笑顔が観れたのは少し嬉しかった。今度は本拠地でもその姿をみせてくれ!

チームとして少しの朗報は2試合連続で先制された試合を逆転勝ち出来た点…ですが、首位のチームはすでに20数試合逆転勝利している模様。うっ、羨ましい~。

そんな感じで、また。