孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs阪神 第18回戦】大竹が金メダル級の力投!?ジャイアンツ、3連勝!!ギャレットが当たり助っ人に認定されるための2つの課題とは?

オリンピックの男子400mリレーで日本が銀メダル!?これは、めちゃくちゃ快挙なニュースでしたが、朝から(とと姉ちゃん)をまとめて観てたから、観れなかった。非常に悔やまれましたが、ケンブリッジ飛鳥選手、おめでとう!今年、巨人戦の始球式にも登場したG党。UAを取り扱うドーム社所属の選手と言うことで、ジャイアンツに縁のあるアスリートと勝手に思っていた。CMにも出てますよね。凱旋始球式、観たいなぁ。

そんな感じで、映像も観ていないのに、胸を熱くして東京ドームに向かう。今日のジャイアンツでもメダル獲得級の選手、いたのかな?

ジャイアンツ、大竹寛の力投!慎之助が連日の決勝打!ギャレットのダメ押しホームラン!で阪神に3-0で勝利!カード跨ぎの3連勝となりました。

いやぁ~、勝ちましたが、結果オーライな試合。4安打3得点…は効率が良かったけど、青柳に8四死球も貰ったのに…。一歩間違えれば負け試合だった展開を勝つことが出来たのは、大竹が8回を無失点で抑えたからでしょう。今日だけ金メダル級の活躍?…とか言い過ぎかなぁ。

今日一番のピンチは1回表。いきなり来ちゃった!?北條にツーベースでノーアウト二塁→大和がファーストゴロでワンアウト三塁。ここで高山、福留と左が続く阪神打線。1点はしゃ~ない?と覚悟したのですが…。

ここで意外?と思ったのは、高山の打席でジャイアンツ内野陣は前進守備。初回から絶対に失点させたくないという意思を感じましたが、コレが功を奏した。

高山は普通のあたりのセカンドゴロ!

サードランナーは還れず、ツーアウト。福留もセンターフライでこのピンチを凌いだ。後から考えれば、ここが今日のヤマ場だったと思います。

大竹って、ここ数試合いっつも初回にピンチを作ってますよね。立ち上がりに不安がありすぎるピッチャーだなぁ…と思うのですが、今までと意識が変わったのでしょうかね。勢いで投げてボールが高く浮いて失点する姿が減り、慎重に低めにボールを集めるようになったはず。田口や内海も共通しているので、尾花さんの指導が良いのかも?最近、そう思っています。

また、いきなり初回で前進守備を敷いたのは、阪神先発・青柳から大量点は見込めないと想定していたから?なのでしょうかね。結果的にこの判断が間違いではなく、試合の流れを左右した気がしました。

今日の大竹の成績は8回 3安打 10奪三振 無四球で失点ゼロ。二桁奪三振は7年ぶりらしいですが、気持ち良く若虎達が三振していたなぁ…という感じ。相手は初対戦の選手も多く、面喰らったのかな?と思いました。

試合映像をちょっとだけ見直したら、1回と4回の福留には、決めに行ったボールが高めに甘く行ってましたね。やっぱり、調子としてはそれほど良くなかったはず。それを福留の打ち損じなのか?橋本の守備が良かったのか?分かりませんが、運良くアウトに出来た点も好投出来た理由なのでしょう。

また、ヒロインでも大竹がコメントしていた小林のリードも上手かったのでしょう。打順が2回り目以降は、カーブを有効に使っていた印象。特に若虎相手には有効で、初球から使ったり、カウント球で見せたりと、かなり有効だった。右バッターへのインハイに投げるシュートも決まっていましたね。左右高低を目一杯使ったリードも、好投の要因だったのでしょう。

ただ、やれば出来る子・大竹寛ですが、今日の調子でここまで好投出来た1番の理由は、今の阪神打線が相手だったことも忘れてはいけない。1番楽だったのは、左バッターに対する被打率が高い大竹に、左バッターが2人しかいなかった点。それから、ゴメスを外して原口を一塁で起用してもらうと、阪神打線の厚みがなくなる点。大竹も楽だったと思いますよ。8番・キャッチャー坂本とか、打てないからね。何度か書いていますが、坂本誠志郎は六大学野球でずっと観ていた。明大OBとしての彼の評価は、守りとリードはまあまあだけど、打つ方はアカン!である。数年後は?ですが、去年からいきなりレベルアップするものではない。安全地帯…いや、癒しポイントがある打線って、いいね。それを知っていたから、下位打線は気楽に観ることが出来ました。

大竹の今日の結果については金メダルをあげたい。ただ、この調子で来週も好投するかは疑問が残る。来週のハマスタでも同じ内容だったら、周りからの信用度も上がるはず。2人目のお子さんのためにも頑張れ!大竹カ~ン!!

一方、打線ですが、連日の決勝打を放った慎之助が銀メダル級の活躍…かな?1回裏、ワンアウト一,二塁から左中間方向へタイムリー!で1点先制のはずが、2点も入ったのは効いたね。センターからの送球をサード・陽川が後逸した隙に1点追加。あの程度の送球を後逸するのもびっくりですが、カバーに入る選手っていないのかなぁ。まぁ、どうでもいいけど、助かりました。やっぱり慎之助が打ち出すと、苦しい試合でもモノに出来ますね。青柳には相性バッチリで頼もしい限り…ですが、もうちょっとこの人が打てば楽だったのにね。

8回裏、4番手・藤川からギャレットがセンター越えのソロホームラン!欲しかったダメ押しでしたが、ここで打つんだなぁ。銅メダル級の活躍…と強引にこじつけますが、その前の3度のチャンスで青柳から打って欲しかった。1,3,5回とチャンスで回ってきたけど2三振にセカンドフライ。青柳を全く打てそうになかった。

まぁ、正確に言えば、巨人打線で青柳が注意していたのが慎之助と村田のみ。ギャレットと長野なんかは、タイミングが全然合っていなかった。坂本もヒット1本を打つのがやっと。下から浮き上がってくるストレートが厄介なのでしょうね。青柳って、完璧に攻略するのが難しいのかなぁ。まぁ、打線全体で粘り、8四死球をゲットしたことは評価したいですけど…。

話は戻ってギャレットですが、今日のホームランで今季20号。来日1年目で20号は95年のシェーン・マック以来…って、どんだけ自前助っ人が微妙だったのかバレちゃいますね。マックは96年の優勝に貢献した5番の印象が強いのですが、ギャレットは中軸外れているしね。2ちゃんではあたり助っ人と騒いでいたけど、まだ結論を出すには早い気がする。

日本の野球にも慣れてきたギャレット。数字が上向きなのはつい最近のブログでも書きましたが、この人がもう少し改善すべき点は2つ。

・2割前後の得点圏打率を最低.250ぐらいまで上げる

・本拠地でもっと打つ

だと思います。

得点圏打率は、自分が語らずとも同意は得られるはず。もう1つの本拠地で打つのは、東京ドームでもっと打たないと、ジャイアンツファンの印象が薄いよね。真面目で全力疾走を怠らないギャレットには好感が持てる。ケガで故障がない体の強さも評価できる。守備位置もレフトならギリ許せる範囲かな?しかし、上記にあげた2つの数字を上げてくれないと、来季残しても不安が残る。今シーズン新加入した助っ人で、1番のあたりはギャレット!と言われるには、ま~だクリアすべき課題が多い。残り試合で、鬼のような活躍をしてくれれば、泣きじゃくって来季残留を懇願したいと思います。

全然、上手くもなんともないけど、オリンピック絡みに強引に持って行った内容で今日は終了。ヒットが少なく、盛り上がりに欠ける試合だったので、明日はもうちょっと攻撃的な野球が観たいものです。

本日観戦した座席は、昨日と全く同じ一塁側B席の最後方。この席は左側に柱、後ろは立ち見エリア、右側は通路で座席は1つ。S席でもこんな座席があったけど、辛いとは思わなかった。でも、B席だと周りが盛り上がっているのに、1人ぼっちの座席は寂しいなぁ。おすすめしたい座席ではない。自分も好きでこんな座席にした訳ではない。コンビニでテキトーに買ったら、こうなっちゃいました。

今日は現地観戦で始めての体験をした。

1回裏、慎之助のタイムリーの瞬間は、ソフトドリンク売りのお姉ちゃんからお茶を買っていた。余計な会話もしていたので、タオルが振れなかった。

8回裏、ギャレットのホームランの瞬間は、トイレにいた。ど~せ、何も起きない。9回表、澤村のマッスルミュージカルが始まったらトイレが我慢できないかも?万が一に備えてトイレで用を足していたら…ね。

ホームラ~ン!!

とか突然、場内放送が入るからビックリ。観たかったな~と同時に、今日は勝ち試合でタオルが振れないという珍現象にハマってしまう。まぁ、勝ったから、良いですけどね。

明日の予告先発はオム勇人-岩貞。

コレは…聞いた瞬間、凍りつきましたね。マイコはケガとか仮病とかではないと信じたい。来週の広島戦に回した…と解釈したのですが、果たして?

高木勇人は、小林やコーチ陣の言うことをよく聞いて、スライダーの使い方を間違えないでくれ!そうすれば、試合は作れるはず…なんだけどなぁ。

そんな感じで、また。