孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

〜村田&阿部、アベック弾!〜物申す!そろそろ(アベック)って表現やめませんか?〜インフル・大田にも...

いきなり気温が上がって天気は雨の憂鬱な木曜日。

今日はオープン戦中止かな?と思ったら予想的中。ロッテー巨人戦は雨天中止である。

急激な気候の変化は自分の体調も狂わせる。勤務地最寄りの駅に今、貼ってある某下着メーカーの中村アンのセクシーなポスターを見ても無反応…。ダメだ!今日は男としても絶不調だ...。

さて、昨日も打線絶好調で5ー12とロッテに大勝したジャイアンツ。

スタメンながら2打席連続三振の橋本を懲罰交代させて藤村がセンターを守ったようだが…、録画を忘れて試合見れなかった自分。(泣)

ネットで嬉々としているジャイアンツファンの皆様の反応を見ながら一人カヤの外気分。

まるでクラス全員が楽しかった遠足にインフルエンザで1人寂しく参加できなかった小学生のような感じ。

(オレ、見れなかったんだよね…)仕事の合間に昨日の試合の情報収集を半ばいじけ気味にしていると、またも衝撃のニュースが!?

(大田がインフルエンザ)

またか…。

先日久々の更新が宮國インフル感染に触発されて書いたばかりなのに。

何だか今月はジャイアンツの選手にアクシデントがあると感情が高ぶり更新したくなるらしい。

宮國のインフル感染については、若干気の毒だと思った。プレーした選手は他にもたくさんいたが、3/10の伊勢でのオープン戦は極寒だっただろう。途中吹雪いて試合が中断なんて、プロ野球をやる環境ではなかった。そんな中、先発を果たした宮國を責めるのもどうか?と思った。

しかし、その考えも今日で変わった。

大田もインフルエンザ。岡崎二軍監督を除くと小山、宮國に続き3人目…。

喝!である。やはり何処かに隙や準備不足があるから感染するのである。

そう思ったのも昨日ウチの社長の話を聞いたからだ。

ウチの社長には今年中3の息子がいる。今日が卒業式だったらしい。

(明日、卒業式に行くから午後出社)と告げられた後、唐突にインフルエンザの話をし出した。

小中学校に通うお子さんをお持ちの方は周知の事実なのかもしれないが、今時期インフルエンザが猛烈に流行っているらしい。社長の息子が通っている中学でも1、2年生のクラスでは感染者が続出し学級閉鎖をしているクラスもあるようだ。

しかしながら、3年生になると途端に感染者はほぼゼロとなる。何故か?

自分の進路に関わる高校受験を控え気が張っており病気になりにくい体質になるらしいのだ。

もちろん、うがい&手洗いなど予防を入念にしているのだろう。肝心な時に力を発揮出来ないコンディションでは大袈裟かもしれないが人生に後悔を残すかもしれない。

そのような極度の緊張感の中、気を張った状態で無事全員進路を決め卒業式を終えた模様。(この中学校の3年生は190人だそうです)

このように、極度の緊張感で気が張った15歳の若者たちはインフルなど寄せ付けないのに、ジャイアンツのしかもファンにも期待されている若手3人がインフル感染で離脱とはどうなのか?

首脳陣に準備不足と揶揄されても仕方ないのではないか?

自分たちサラリーマンやOLさんでも、インフルエンザに感染しないように細心の注意を払っているのではないでしょうか?世知辛い世の中、会社を4〜5日完治するまで休んでいたら評価も下がるような厳しい会社もあるのでは?

感染した結果はどうしようもない。インフル感染した2選手は完治した後に、もう一度自己管理ができていたのか?見直して欲しい。アスリートだから一般人と違うという話はないだろう。

それと一番心配なのが、主力選手に感染していない?…本当はコッチの方が心配だったりする。

…インフル話が長くなった。つい熱くなった。

熱くなったところでもうひとつ熱くなろう。今日のスポーツ紙の見出しである。

キオスクの新聞入れに刺さっている見出しを見ると、

(村田&阿部、アベック弾!)

と書いてある。

村田&阿部がホームランを打ったことは嬉しい。

でも、(アベック)ってワード、もう辞めませんか?

そもそも完全に死語でしょう、この言葉。(苦笑)

こんな事を思ったのも今読んでいる本の影響がある。

古矢徹氏著書の(ただいま放送席内の音声のみでお送りしています)。

内容はプロ野球メジャーリーグ解説者を筆者の鋭い視点で論評する本なのだが、

かなり面白い。プロ野球中継の解説者の特徴がよく分かる内容である。

そして、この本におまけのようなページで(禁じ手にしたい野球解説者常套句)という記事がある。

ちょっとだけ書くと

「代わったところに打球が飛ぶ」

「自分のバッティング」

「野球はツーアウトから」

「振り切ったからヒットになる」etc…。

それぞれに筆者のコメントもついている。興味がある方は本屋で確認して欲しい。

筆者の意見に乗っかるのもなんだが、(確かに)と頷くものばかりだ。

そんな事を考えていた矢先…出た!アベック弾!

これはマスコミ用語だと思うが、まだ使っているのか?驚愕…。

アベックとは今でいうカップルにあたる言葉なのだが、若者に通じるのか?

自分の世代だってカップルという言葉しか知らない。っていうか(あいつらカップル)なんて使い方さえしてないと思うけど…。

アベックの言葉の起源をたどると、フランス語の前置詞(avec=〜と一緒に)から出来た和製語らしい。いつまで使われていたかは?だが、ネットで調べると70年代ぐらいまでなのか?

(ONアベックホームラン)とか新聞の見出しに出ていたらしいので、巨人軍V9時代の頃にマスコミにもこの不可思議な言葉が出てきたのであろう。

では、このアベックという表現をどう変えて行けば良いのか?

アベックという言葉が現在のカップルに値するなら

(村田&阿部、カップル弾!)

…あれ、何か余計気持ち悪いぞ、コレ。

村田と慎之助が指を絡めながら手をつないでいる感じ…な表現。これは無いな。

そう言えば、こんな似たようなフレーズもあるような…。

(村田&阿部、ペア弾!)

…あれれ、これも何かレトロな感じがする。

村田と慎之助がセーラーズのトレーナーとリーバイス501を穿いたペアルックで仲良くデートしている80’sな雰囲気が醸し出されてきた。これも違う…。

ちょっとボケすぎた。

シンプルに考えて(村田&阿部、コンビ弾!)とかで良いと思う。

得意のイニシャルからもじったMA弾とか…。まあ、あれもどうかと思うけど。

とにかく、選手や球団を批評する前にもう少し報道する皆様もご自分たちのフレーズを見直してみては?と思う。

時代に合わないフレーズ(言葉)は淘汰されてきた。

OLを意味する言葉も60年代途中まではBG=ビジネスガールだったらしい。

BGという表現が英語圏の方から聞くと卑猥なことを連想させる言葉かもしれないとのことで、世界中の方々が来日する東京オリンピック前を機に呼称を変えたらしい。

OL…オーエル…おーえる…。ネイティブアメリカンばりに巻き舌で発音して行くと、こっちの方が淫靡な感じに聞こえる。OLバンザイ!

また最近ではスチュワーデスが女性蔑視の観点からキャビンアテンダントに呼称が変わっている。

キャビンアテンダント…。最初聞いた時は舌を噛みそうな長いフレーズだなと思ったが、略称CAが思いのほか浸透して違和感が無くなった。

そう言えば、飛行機に乗るとたまにCAが離着陸時に座る補助席みたいな席の真ん前に座ることがあった。

容姿端麗なCA…。それに加えあのタイトスカートの制服。眩し過ぎて直視できない。

直視できないから自然と視線が下に行く。インコース膝元あたり、丁度スカートと美脚の間にできるデルタ地帯付近…。マズイ、決して覗きたいわけではない。今のプロ野球ではサインの盗み見は禁止である。仕方なく目を瞑るしかないジレンマ。

…全然話が逸れた。

まあ、このようにフレーズ(言葉)は時代と共に変化するのである。

メディア…と言うかスポーツメディアにも古いかも?と感じる言葉の見直しを検討して欲しい。

大体、ギリ自分のアラフォー世代で意味が分かるぐらいの言葉を10〜20代の方々は理解できるのか?考えて欲しいものである。

インフルエンザ感染に真面目に怒り、メディアの旧態依然としたフレーズに楯突く。

今日は何だか怒りモードで終了。あっ!後半充分ボケてたな。

それでは、また!