孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vsDeNA 第25回戦】イメージの差って大きい!?ジャイアンツ、単独3位をキープ!辛うじて畠が勝利出来た要因とは?

昨日マイコラスの好投を無駄にした敗戦は、正直もったいなかった。だが、甲子園での阪神戦で1勝2分と負けなかったことが、少しだけ3位争いを有利に出来た。今週末の結果にモロ影響したなぁと思いました…。

ジャイアンツ、DeNAとの直接対決2試合目を6-1で制して単独首位をキープ!ルーキー・畠世周が投打に活躍!?で6勝目をゲットしました。

う~ん。今日の勝利は結果だけ見ると快勝でしたが、もしもあそこで畠が打たれていたら、ここまで楽に勝てたのか?と疑問に思う試合。割と紙一重だったと思います。

さて、本日は一塁側B席の通路に沿った座席で観ていましたが、注目していたのは両チームの先発投手。2人ともルーキーでしたが、それぞれ注目するポイントがあった。ジャイアンツ先発の畠世周は、前回登板でまたもや疲れが見えたために中7日で登板。その体力の回復具合は如何ほど?今日好投出来るのか?に直結する点だったので注目。

対するDeNA・濱口遥大は、前回対戦のハマスタでは気迫の8回無失点ピッチングをされたけど、彼はホームで内容が良くビジターでは?な試合がちょい目立つ。先週の甲子園での阪神戦をチェックしていたら、その前の週にヤられたピッチングはどこへ?別人のような内容でKOされていた。データ上でもホームの防御率1点台に対してビジターは4点台。特に東京ドームは2試合しか投げていないけど、8点台だった気がする。そのデータ通りに試合は進むのか?

この2つのポイントが勝敗を分けると思っていましたが、濱口の方は思った通り?というかデータ通り。畠の場合は過去のvsDeNA戦で2勝した内容が良すぎたイメージのおかげ?で勝てた。これが正直な感想でした。

濱口のピッチングですが、ワンアウトからいきなりキタ~!3連続四球で満塁!東京ドームだとチェンジアップが思うように投げれない?そんな相手が苦しい状況で5番・村田が久々の先制2点タイムリーツーベース!昨日とは一転、もらったチャンスをきっちり決める一打で主導権を握る。今日の村田のヒロインには納得。インコースのストレートを右中間に運ぶバッティングは明日からも生きると信じたい。

続く長野が死球でなおもワンアウト満塁で本日スタメン・レフトの中井でしたが、変化球に泳いだバッティングでセカンドゴロでゲッツーは痛かった。ここでアウト1つでもう1点取りたかったけど、そうは行かず。中井にキレたジャイアンツファン多数だと思いますが、あれでも二軍の試合に出ると打ちますからね。もう二軍ではやることがないけど、一軍ではあんな感じ。2打席目でスリーベースを放っても誰も覚えていない間の悪さ。5回裏・ワンアウト二,三塁のチャンスでピッチャーが右のサイドスロー・加賀と言うことで橋本に代えられましたが、初回で打点上げていないからそうなるよね。コレがジャイアンツ中堅野手のリアルな実態と思うと、ホント心配になるよなぁ~。

少し話が逸れましたが、この初回もう少し点が取れた感を2回裏・ツーアウトから陽岱鋼がエラーで出塁して二塁へ→2番・マギーが今季46本目となるツーベース!で1点を追加出来たのは大きかった。相手のミスにつけ込んで計3点はグッとこちらに流れが来た感じ。ただ、本当なら計4,5点は取れたであろう濱口に対して4回裏の拙攻(ノーアウト一塁で出塁した陽岱鋼が牽制死)はいただけなかった。結果的に4回でマウンドを降りた濱口でしたが、点が取れそうな先発からはとことん得点しないと楽な試合にならない。そこが3点止まりだったのが気になりましたが、4安打で3点だからまずまずの攻撃だったのかも?そして何よりデータはウソをつかない?ビジターで登板する濱口は、失礼ながらホームで登板されるより怖くない。その通りとなって助かったと思います。

一方、ウチの畠ですが、初回は良かったと思います。中7日で少し休ませた効果アリ?と思わせるピッチング。今日最速151キロのストレートが出た時点で好投すると信じましたが…アレ?回を追う毎に内容がショボくなっている気がする!?映像を観直しましたが、解説・江川さんがいう通り、4回あたりからバテが見え始めてきた。1番気になったのは、彼の1番の良さ・シュート回転しないストレートがシュート回転していた点。それから前回の登板同様、ノーヒットとはいえ、5回表・ワンアウトから突如連続四球で一,二塁をピンチを作る。ここで先週のヤクルト戦のように1発浴びたら同点やんけ!とビビっていたけど、代打・石川雄洋をゲッツーで仕留めて事なきを得た。ただ、打ち取ったボールはインコース行ったけど高めだったし、結果オーライの内容。今までスゴいピッチングを見せられたので、少し物足りない感じでした。

ここまでの畠の内容を観て、ベンチがア◯でなければ、6回から継投という考えもあったはず。それぐらい今日の畠は怪しかった。ただ、5回裏に2番手・加賀から村田と長野の連打でワンアウト二,三塁→7番・中井に代打・橋本が歩かされて満塁のチャンスから3点取れたことで、7回まで投げるチャンスをもらえたはず。このイニングで大きかったのは、小林がポテンヒットで4点目をあげたこと。ここで凡退で畠の打順に回ったら、代打・亀井だったかも?それぐらい追加点が欲しい場面で頼れる正捕手がバットでも援護してくれたから、畠も打席に立つことが出来た。そして、まぐれ臭いけど、プロ初ヒットがタイムリー!というジエンゴも出来た。バットではバントさえ下手で、普通に振っても前に飛ばなそうな印象でしたが、ここぞであんな結果を出すとは…。ヒロインではバッティングを自画自賛するネタで笑わせてもらいました。

結果的に7回を投げて102球。2安打3奪三振5四球の無失点でしたが、5四球はらしくない内容。彼の良い点は3ボールからでもカウントを整えて簡単に四球を与えないというところもあったので、ちょっと好投していた頃とは違う印象を受けました。まぁ、単純に7月からローテを守ってきた疲れが出てきているのでしょう。今日DeNA打線を抑えることが出来たのは、完全に過去2試合の内容が良過ぎて、相手の畠に対するイメージが良かったから。それが辛うじて勝てた要因だと思います。そのおかげで梶谷、筒香、ロペス、宮崎の主軸打者が打ち損じているように見えました。ただ、それもこれも短い間に畠自身が積み上げた成果なので、彼の実力なんですけどね。ジャイアンツ打線は濱口に対して、東京ドームでの対戦は打てるイメージがあったはず。対するDeNA打線はビジターでもホームでも好投された畠に対して過剰に嫌なイメージがあったはず。そのイメージの差が両ルーキー先発投手の結果に大きな差を生んだと思いました。

それにしても、ここで問題なのは畠の次回登板をどうするか?普通に考えれば先発4本柱に組み込まれた畠を中5日で来週の広島戦に投げさせたいのですが、今日のバテ具合を見ると、果たしてそれが得策なのか?中6日or中7日でヤクルト戦に回すという柔軟なローテも一考かも知れないがどうするのでしょうかね。

本日は前述した通り、一塁側B席の中段通路に沿ったとある座席で観戦。目の前を人が行き交うので視界を遮られてしまうのがちょっと残念。じっくり観戦するには向かない席ですが、通路を行き交う売り子のお姉ちゃんをチェックするには最高の席だった。気になったのは、高級ウィスキーで作るハイボールを売るお姉さんとチューハイを売るお姉さん。今日の試合が5回終了時で7,8点差余裕があり、でなおかつ自分自身が疲れていなければ、どちらか買って少し飲んでもいいかな?そんな気持ちにさせるぐらいタイプだった。ちなみに管理人はアルコールに滅法弱いのだが、ビールよりチューハイやハイボールの方が少し飲めたりする。今日は寝不足もあって疲れていたが、次回体調が少しでも良ければチャレンジしちゃおうかなぁ~?

思えばジャイアンツのホーム主催試合も残り4試合。残念ながら、月末の平日開催2試合は会社の重要なイベントと重なってナマ観戦は不可能。自分が東京ドームでナマ観戦出来るのは、最終カードの阪神2連戦のみ。勝利の余韻に浸りつつ、今年観れる東京ドームの巨人戦が残り僅かだという事実に、ちょっぴりセンチメンタルな気持ちになる管理人でありました。

明日も休日なので、おそらく更新出来るはず?

そんな感じで、また。