孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

ヨシノブの【覚悟】~選手・由伸は本日を以って閉店。新装開店!?(由伸ジャイアンツ)に期待!!

先日、仕事の合間にヤフーニュースでこんな記事を見かけました。

(マック閉店告知 切ないと話題)

異物混入騒動などで、近年急速に業績が悪化した日本マクドナルドが年内で全国150~160にのぼる店舗を閉店させた。その閉店告知のポスターが、背中を向けたドナルドが後ろ向きに手を振る写真で(切ない)と話題という内容でした。

全然気がつきませんでしたが、都内では10/31に10店舗以上が一斉に閉店した様子。ライターさん?が書いた関連記事を読んでいたら、(マックの店舗閉店は一大イベント)なる取材記事に遭遇。

その取材した店舗を見ていくと…あれ?

オレが学生時代に利用していた御茶ノ水駅付近の(駿河台店)も閉店してるやん!?

…寂しい。素直に寂しい。

それほどマックに愛着がある訳ではないのですが、学生時代に利用した店舗は別である。店内には閉店を惜しむ無数のメモ書き。知っていたら、閉店前に一度ぐらい行ったのに…。若かりし20代の思い出の店がまた消えた。

ついでに書いておくと、これまた学生時代から最近まで通った神保町の創業60年の中華料理屋が今年10/10を以って閉店。

今年も土曜日は良くここで食事してからドームに通っていた。閉店を知った日もちょうどCSを観戦に行く直前だった。

ここでは、学生時代~現在までの思い出が消えてしまった。

そんなセンチメンタルな気持ちと重ね合わせて、今日のジャイアンツ・ファン感謝デーを観ていました。今年のファン感は一味違う。

高橋由伸が引退!

選手としての由伸との突然のお別れ…。

何だよ!知ってたら、もっと一生懸命応援したのに…。

そう思ったジャイアンツファンも多かったはず。自分が最後に観たナマ由伸は、CSファイル第3戦のラストバッター…となってしまった。

16:30~からの中継を観ていましたが、颯爽と笑顔で登場した由伸。

突然の引退でしたが、もう既に監督として動いているからセンチにはならないのかな?菅野の渾身のストレートを(らしい)左中間へ強い打球を放ち、2球で終了。仕掛けが早いのも由伸らしかった。

終止、涙はなく、サラッとした清々しい引退セレモニーでしたが、あの一瞬だけはグッと来ていたのかな?

松井のメッセージで、(全てを由伸に任せてアメリカに行ってしまい、ゴメン!)と言った後の顔は…。松井は未だにFAでヤンキースに行ったのを気にしているのでしょうね。その気遣いに由伸もグッと来たのかな?

引退スピーチでは、こう言ってましたね。

(誇れることは、巨人軍で現役生活を全うし、完全燃焼出来たこと。)

本音かどうかは?ですが、監督就任後は、現役へのこだわりについては割りとサバサバしていますね。その潔さも良かったです。

自分が由伸については重ね合わせる事があったとしたら、ルーキーの頃かな?

社会人2年目で、仕事ができないのに大きな客先を任されていた頃に由伸が巨人に入団。六大学野球で由伸を知っていたのは以前書いた通り。出身校も世代もちょっと違うが、大好きな巨人に来てくれたので親近感が沸いた。ダメな自分とは対照的に1年目から活躍する由伸の姿に、(オレも頑張ろう)と刺激を受けていたような…。

由伸の引退は、若かりし社会人時代の思い出が消える…は言い過ぎですが、あの辛かった下積み時代に働く活力をもらったのは確か。ありがとう!と言いたいです。

引退セレモニーと同時に監督就任式でもあった今年のファン感。やっぱり出ました!『覚悟』というフレーズ。

(どんな逆境にも立ち向かい、覚悟を持って邁進します。)

由伸が監督就任時から連呼している『覚悟』というフレーズ。生半可な気持ちで監督を引き受けた訳ではないが伝わってきます。また、自分と重ねて恐縮ですが、働く『覚悟』が足りなかった社会人1,2年目は…働きっぷりが酷かったなぁ。恥ずかしくて書けへん。

まぁ、選手・由伸は今日を以て閉店…ではなく引退。あの美しいバッティングとガッツ溢れる守備はもう観れない。

非常に残念ですが、幸いにして来季からは監督としての姿を観ることは出来る。

新装開店(由伸ジャイアンツ)で会える楽しみに期待。そこは閉店しちゃった思い出の飲食店達とは違うよなぁ。

『覚悟』を持って監督を引き受けた(由伸ジャイアンツ)と、新しい(良い)思い出を作りたい!強引に前向きな感じで締めてみます。

ちなみに、由伸以外の今年引退した選手のスピーチもありましたが、これはまた別な記事で書きたいと思います。

今年のファン感はイベントが満載だったので、中継でも集中して観れました。

気になったのはホームラン競争で優勝した大田。五郎丸スタイルの新フォームで豪快なアーチ連発でしたが、本人のコメント通り試合で打って欲しいものです。

前任の原監督の気配が全くないのも?でしたが、今年のジャイアンツは納会も優勝旅行もないから行事はこれで終了でしょうか?

一段落ついたところで、ゆっくり振り返りたいと思います。

では、また。