【巨人vsヤクルト 第4戦】~悲しみにサヨナラ~ジャイアンツ打線2~5番が菅野を救って今季初のサヨナラ勝利!!
4/27のカープ戦からしれっと更新しましたが、先週は余りに仕事が忙しく疲労が溜まり、3試合更新をスルーしました。
カープにサヨナラ負けを喫した翌日...というか昨日。様々な疲労が溜まり体が重かったので、仕事終わりに職場近くのマッサージ店に駆け込む。
初めて行くお店。エレベーターに乗り、指定の3階のボタンを押そうとしたとき、その上4階のボタン横に謎の店舗の名前...。
(Carp studio)
ん!?スクワット応援の指導をする店なのか?非常に気になったが、調査する気力もないほどヘトヘトだったのでストレートに
マッサージ店へ。
サヨナラ負けの敗戦を傷を癒しに来たのに、嫌なことをまた思い出す...。
う~ん、何だろうアノ店。後日調査したいと思います。
...と言うわけで、疲れ果てた体を可愛いいお姉さんのスペシャルなマッサージでリフレッシュさせて臨んだ今日の試合。
足取りも軽く、東京ドームへ向かう。
GWだからか?だが、ドーム周辺は人だらけ。その人の山をかき分けて今日の座席/バックネット裏3塁側よりを目指す。
今日の予告先発は、ジャイアンツ・菅野-スワローズ・八木。菅野は今日勝てば開幕5連勝&セ・リーグ5球団全てから早々に全部勝っちゃう快挙を達成できる。
(そんなに上手く行っちゃうの?)
期待と不安を胸に、プレイボール!
...あれ、何だか1回裏に片岡のホームランや村田のタイムリーで2点を奪って盛り上がったけど、その後はヒットは出るが得点できないジャイアンツ。
スワローズ・八木はそれほど良い状態に見えなかったけど、2回裏のワンアウト一、三塁の場面で、坂本が盗塁成功!と思ったがベースから一瞬手を離したのがバレてアウト...。これをきっかけに八木は(良くない)なりに立ち直る。
のらりくらりで5回2失点。本当は更に2~3点は取れるはずだった。しかし、スワローズ先発マスクの中村悠平の(的をしぼらせない)トリッキーなリードに嵌まってしまった。前回までのデータでは、八木の投げる球種の64%はストレートだったが、変化球主体のリードに変えてきた。それでも1回裏のジャイアンツ打線は対応したが、3回裏ぐらいから90キロ代と110キロ代のカーブで翻弄してきた。
5回で降板したが、中村のリードで八木が良くなる兆しが見えたのは、スワローズにとって収穫なのでは?
対するジャイアンツ・菅野だが、久々の中6日で体も軽く絶好調。
1回表は2者連続三振と内野フライであっさり押さえる。腕が振れている。変化球も決まる。今日も安心して観れる予感。
6回表に先頭バッター代打・今浪のツーベースから失点して2-1となったが、ノーアウト二塁からゴロ→ゴロと繋がれての失点だったので、さほど危うさは感じず。
8回裏には(ソロホームランキング)ホセ・ロペスの一発が出て3-1。
(今日の菅野なら2点差あれば大丈夫。)
8回終了後に帰り始めるバックネット裏付近のジャイアンツファン。
自分も(バレンティンさえ押さえれば勝利!)。そう思った。
ワンアウト後、今日はそれまで抑えていた川端にレフト前ヒットを許す。
バレンティンの前にランナーが出た!
4/16の神宮での試合で(あと一人)の状況でマシソンから同点弾を放った男。
...ヤバい空気が流れた。しかし、バレンティンが力み過ぎて三振!これはラッキーだった。今日一番苦労して抑えたバッター。ツーアウト一塁となった。
雄平を押さえれば勝利!のはずが、初球をレフト前にヒット!→ツーアウト一、二塁
。続くバッターは、スワローズで今、一番調子の良い畠山。
この辺で(おかしいな)と思い始める自分。
スワローズ打線も土壇場で各打者が菅野に対する狙い球が絞れてきたはず。
出塁した左打者の二人は、それまで引っ張りだったのを逆方向へ打ち出した。
(嫌な予感)。畠山に一発を浴びないようにと願ったが...、2-2と追い込んでからにスライダー(原監督はフォークと言っていた)を上手く引っ張ってスリーラン!
3-4と逆転されてしまった...。
畠山はスライダーだけを狙ってましたね。
それまでの3打席全てスライダーで仕留められていた畠山。慎之助のさらに裏をかいたカットボール、シュート、ストレートに無反応...。追い込まれてもヤられたボールを待った彼の執念をみました。
菅野はフォークを投げたような気もするが、たまたまそれまで投げたスライダーと同じ軌道で行ったので打たれたのでしょう。詰めが甘かった...ですね。
マウンドでガックリ両膝をつき、うなだれる菅野。日テレオンデマンドで映像を観たら半べそ状態だった気がする。勝利の瞬間から一転逆転負けの危機。
沸き上がるレフトスタンド。三塁側はほぼジャイアンツファンで埋まっていたが、この歓喜の瞬間に春のタケノコの如くニョキニョキとあちこちから立ち上がり喜ぶスワローズファン。
そりゃそうだ。敗戦間際で一発逆転!
(くたばれ読売)大合唱!...である。
静まり帰る東京ドームのジャイアンツファン。ただ、自分は不思議と負ける気がしなかった。9回裏、嫌な予感の後に良い予感も的中する。
マウンドには、スワローズ・山本哲哉。
去年の出来ならアウトだが、まだ彼も本調子ではないとみていた。
坂本はいつものフォークで打ち取るが、片岡はそのフォークを左中間にツーベース。
流れが変わる。長野は0-2と早々に追い込まれたが、そこから粘って四球。ワンアウト一、二塁。
ここで4番・アンダーソン。インコースを要求した中村のミットから真ん中に入ったストレートを引っ張って、あわやスリーランのライトフェンス直撃ヒットで4-4の同点!今日のアンダーソンはこれで4安打。
先日のカープ戦でマエケンを打てなかったミスを直ぐ取り返した。
なおもワンアウト一、三塁。一塁ランナーには代走・尚広。バッターは村田。
スワローズは前進守備で(ゲッツーはやめて!村田さん!)とつぶやいたが、初球に尚広が走って二、三塁。超前進守備だったため、一塁ランナーもシカト状態だったが、状況を読んで初球に軽く走る尚広は凄いと思った。これで通算200盗塁を達成。
ここ5,6年は(足のスペシャリスト)で代走&守備固め専門だが、彼の走塁技術はやはり素晴らしい。打力はおちるけど、尚広の走塁はそれ以上に相手に脅威を与える。もっと記録が伸びることを期待します。
ここまでくればもう決まりでしょう。
最悪のゲッツーの確率が減ったこの状況。
軽く打てば内野を越える超前進守備を軽く越える打球をレフトフェンス付近に放ち5-4!サヨナラヒット!フォークに狙いを絞りコンパクトに振った一撃。
村田さん、お見事でした。
歓喜に沸く一塁ベンチとジャイアンツファン。さっきまで喜んでいたスワローズファンがガックリ肩を落として席を立つ姿が痛々しい。
想定内の出来事だったので、程よく絶叫する自分。隣の女性にグータッチ!と思ったが品のいいおばあちゃん二人組だった。
(良かったわね♪)おばあちゃん達にニコニコされながら声をかけられる...。
自分の中では程よい歓喜だったはずだが、おばあちゃん達には余程喜んでいたようにみえたのであろう。何だか、孫をみるような眼差しだったが、(ゴメン!たぶん見た目に騙されているだけで恐らく自分はあなた方のお子さんの年齢ですよ。)とつぶやきながら東京ドームを後にする...。
サヨナラ勝ちを決めたのはアンと村田の打点だけど、むちゃくちゃ低めのボールをツーベースにした片岡と粘って四球で繋いだ長野も素晴らしかった。
ロペスのホームランも地味に助かったけど、打つ方は初回と最終回の2点ずつを奪ってくれた2~5番を称えたい。
長野の下半身の張りも問題なかった模様。休んでもいいかな?と思ったけど、やはり長野がいないとマズイよね。そう思い直しました。
今日のヒロインはアンと村田と菅野。
菅野は9回表に逆転弾を喰らったときは泣きそうだったけど、はにかみながら笑顔でお立ち台に上がってくれた。
ああ、こんな菅野を観ていたら、こんな曲を思い出した。
『悲しみにさよなら』
1985年の安全地帯のヒット曲である。
(泣かないで ひとりで~♪)
確かに今月の菅野は凄い。成績からすると初の月間MVPもあると思う。...でもね、詰めが甘かったけど、逆転ホームランは打った畠山も凄かったと思う。
ヒロインでは開口一番(スイマセンでした!)で笑いを誘った菅野。まあ、今日は結果オーライでいいでしょう。
菅野に敗戦の悲しみを一人で背負わせなくてよかった。
一人で泣かせなくてよかった。
もっと早く援護しろ!とも思ったけど、9回に両軍の打線に面白い展開をみせていただき、非常に満足した試合となりました。
(悲しみにサヨナラ~♪)。
...ああ、本当に勝てて良かった。
甲子園ではカープはタイガースに敗戦して、ゲーム差が2となった。
こちらも朗報!?先週末の悲しみにもサヨナラしそうな自分。
ジャイアンツもコツコツ勝利して、ちゃっかりゲーム差縮めましょう!
では、また。