孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018阪神vs巨人 第14回戦】試合前と終了間際に2度ビックリ!?ジャイアンツ、6連勝!だけどキャプテン抹消の非常事態!!

タイトルに書いた通りです。今日の試合開始前、スマホのニュース速報に(巨人・老川オーナーが辞任)と表示。何で今頃?辞任するならタイミングがもうちょい前ではないの?それと窃盗犯は内々の出来事だし、裸踊りだってSNSの身内だけの公開で、よくよく考えたらそこまで事件性が高いのか?正直、そこまでやんや言われるもの疑問だよなぁ...。はてなマークしかつかないこのオーナー辞任劇。これにはさほど驚かなかったのですが...。

 

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えっ?坂本が登録抹消!!!!えぇぇぇ〜!!!!とおおげなさぐらい驚きましたね。このニュース、最初はただ抹消だけで原因不明でしたが、オーナーの不自然なタイミングでの辞任劇と坂本が登録抹消...。コレ、何か裏で繫がっている?と勘繰ってしまうよなぁ〜。まぁ、左脇腹の状態がどの程度なのか?このニュースだけでは全く不明ですが、早めに戻ってくれることを熱望。そして坂本不在の穴は...月並みですがみんなで埋めるしかない!そう思いつつ、膝ガクブルさせながら仕事しながらジャイアンツライブストリームで試合を見守っていたのですが...。

 

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ジャイアンツ、4-2で阪神に勝利!ヤングマンと亀井の活躍で6連勝で貯金1となりました。いやぁ〜、坂本が急にいなくなった試合でどうやって勝つの?と心配しましたが、昨日も大活躍の亀井とヤングマンのバットで4点も取れるとは...。よう頑張ったと思います。

 

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ヤングマンはあのガリクソン(不祥事起こした芸人ではないよ)以来!?来日3連勝の離れ業を成し遂げた模様。今日はバットでも4回表ツーアウト満塁でレフト前ヒットを放ち2打点を上げる大活躍!何でもヤングマンはバッティングが好きらしいので密かに期待していましたが、岩田の変化球が高めに抜けてきたところを見逃さずしっかり打ちに行ってくれたから生まれた結果だったはず。素晴らしかったと思います。それから肝心のピッチングですが、7回103球を投げて4安打10奪三振1四球の2失点。3回まではパーフェクトで4回に4点差つけたから、このまま完封?...な〜んてナメたことを考えたからかな?5回裏にワンアウト満塁で梅野にタイムリーツーベース!で2失点。コレ、甲子園ではなく東京ドームだったら満塁ホームランだったかも?それぐらいすごいあたりでしたが、左中間のフェン直?で済んだのは逆にラッキーだったかも。それと、ワンアウト満塁だったので、一塁ランナーが自重してホームに戻ってこなかったのも助かった。アレがツーアウトだったら...走者一掃で3点入っていたはず。微妙ですが、そんな細かいラッキーがあったなぁ〜と思いました。

 

今日のヤングマンですが、2点タイムリーと7回2失点で3勝目を上げたことはエクセレント!と思いましたが、細かい注文があるのも確か。まず一軍の試合で宇佐見とのバッテリーが3試合目ですが、必ずどこかのイニングで呼吸が合わなくなって乱れるような?今日はそれが5回にあって、もろピンチになりましたが何とかならないのでしょうか?それと梅野に打たれたツーベースも宇佐見の要求はアウトローなのに真ん中高めで完全な失投。あんな大失投、試合通じても殆どなかったですけどね。制球力が高いピッチャーなので、ピンチでも何とかいつも通りの力を出せるようにして欲しいです。ただ、その後ワンアウト二,三塁で代打・原口と1番・糸原を連続三振にしたのはスゴかったですけどね...。ヤングマンのピッチングで今後課題となるのが、やっぱり右バッターのインコースをどんだけ攻めることが出来るか?これに尽きると思います。右バッターに対していくらインステップして投げても、なまじ制球力があるためにアウトコースへきっちり投げ込んでしまうと、相手に踏み込まれてスイングされちゃいますよね。その〜、ぶつけられる心配がないからかなぁ〜?今のままだと早くて次回対戦ぐらいから右バッターが慣れてくると、もっと踏み込んでアウトコースのボールをガンガン打ち込んでくるはず。先ほどサラッと書いた4-2となり尚もワンアウト二,三塁で代打・原口の場面。1球目or2球目でアウトロー狙いのストレートがシュート回転してまぐれでインローにストライクが決まったのですが、ああいうボールをもうちょい増やして行ければ理想的。7回に伊藤隼太と鳥谷を見逃し三振に仕留めた左バッターに対するアウトローへ投げ込むツーシーム系のボールは過去2試合で見なかった素晴らしいボール。これを右バッターにも投げることが出来れば、今季いっぱいは安定したピッチングをしてくれると思いました。今日4安打のうち3本は左バッターで、対策としては左バッターが優先?と思うかも知れませんが、先週は右バッターの山田にツーランを浴びて今日は右バッターの梅野にツーベースを浴びて、決定的な仕事は全部右バッターなのを考えると、あながち間違った指摘ではないと思うのですが...ね。まだまだ伸び代があるピッチャーだと自分は思いましたが、真価を問われるのは2度目の対戦からなのでは?来週2度目のヤクルト戦でホントに頼れるのかどうか?全容が見えてくると思います。

 

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一方、野手では今日も亀井の活躍が目立ちましたね。4回ワンアウト一,二塁で右中間を破るタイムリーツーベース!阪神先発・ココリコ遠藤...ではなく、岩田が初回からとんでもないスゴいピッチングだったので(コレは単に飛ばしているだけ?)と眉唾で見ていたら...ホントにそうだった!4回にいきなりガス欠。岡本に与えた四球は際どいボールもストライクと言ってもらえず気の毒でしたが、1~3回のキレッキレのボールが良すぎて自分で自分の首を絞めちまったのかな?と思いました。ピッチングも左バッターに対してはアウトコース中心の攻めで、そこを2番・尚輝と5番・亀井がしっかり踏み込んでヒットにしていましたね。ただ、5回表ワンアウト二,三塁のチャンスで亀井がボテボテのショートゴロしか打てなかったのも、その裏のピンチに繋がったとも言えるので、あそこの打席の亀ちゃんは雑だったなぁ〜。ちょっと残念でしたが、岩田が左バッターに投げてこなかったインコースを攻めていたので、なるほどなぁ〜と思いました。何にせよ、単調な攻めはあかんということです。

 

それからタイトルにも書いた試合終了間際でもビックリ!?したプレー、ありましたね。9回裏ツーアウト・ランナーなしから何故か?満塁となり、今日一番ノッているかも知れない梅野とマシソンの対戦でしたが、カウント2-2から高めに甘く入ったスライダーだったのかな?梅野が狙い澄ましたようにスイングした打球は...レフトの頭上を越えそう!?...と思ったら、亀井がジャンピングキャッチで試合終了。すげぇ〜、亀井の守備力!ナイスキャッチでしたね。この試合終了の瞬間から音声をオンにしたのですが、解説の方が一言(外野の守備が後ろでしたね。)とサラッと吐き捨てるように阪神の敗因を指摘。この流れを聞いていると終盤の一打同点or逆転のピンチでは外野は前進してくるのが当たり前のように聞こえたのですが...。ここ数年だけしかじっくり観ていない自分が言うのもなんですが、ジャイアンツのリードしている際の外野守備体型は、通常前進はなく定位置もしくは長打警戒の深めの守備位置が鉄則となっています。なので、2点リードでツーアウト満塁なら同点まではOKで一塁ランナーをホームに返さない外野守備になるのは普通のことなんですけど...ね。yahoo!のコメント欄見ていたら(外野を前進させなかったことが勝敗を分けた)と多くのコメントがあったけど、ジャイアンツはあそこで外野前進守備はないです。ましてや、5回にあわやホームランのツーベースを打った梅野が打席です。守備位置に関しては騒ぐことではないと知って欲しいものです。あの打球を捕球した亀井がスゴい!そしてツーアウト・ランナーなしでナバーロの打球を捕球出来ずにヒットにしたショート・吉川大幾は猛反省してくれ!アレはいただけないプレー。マシソンも気持ち切れちゃってましたね。紙一重の勝利だったと思います。

 

坂本の抹消は痛すぎるバットニュースですが、起きたことはどうしようもない。戻ってくるまでみんなでカバー。今日一番の収穫?は9回裏ツーアウト満塁になった際にジャイアンツ内野陣がマウンドに集まったのですが、岡本や尚輝が積極的にマシソンを励ましている姿が嬉しかった。坂本がいる時はモジモジしているだけの二人だったのに...。この苦境で若手がさらに一皮剥けると強いチームになりそうですね。そこに期待しつつ、また。