孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018巨人vsDeNA 第12回戦】ジャイアンツ、打てる捕手2人体制で新たな歴史を築け!?興奮の3連勝!!

今朝の自分は、めちゃくちゃ落ち込みました。サッカーW杯の日本vsベルギーをTV観戦しましたが、歴史を変えるチャンスが...目の前に転がっていたのに...。3度目の正直というか奇跡!?ベスト8進出へ世界ランク3位のベルギー相手に後半開始早々に2点を先制したのにね。2-0で逃げ切れるほど甘くない相手だったようで、終ってみれば2-3で敗戦。う〜ん、日本サッカーの歴史が変わる瞬間が見たかったなぁ。モヤモヤして方も多かったと思いますが、その鬱憤をプロ野球で晴らすことが出来たかな?

 

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ジャイアンツ、DeNAに2度も2点差で勝ち越されるも6-5で逆転勝ち!これで通算3連勝!オールスター前の9連戦最初の試合を白星スタートで決めました!いやぁ〜、先週勢いで今日の試合のチケット取ったけど、行って良かったなぁ。5安打で6点を奪って逆転勝ちって、なかなかレアな試合。今朝のモヤモヤした気分が吹っ飛んだなぁ〜。

 

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さて、今日の試合ですが、さすがに寝不足なので、ざっくり気になったポイントだけ書かせていただきます。試合開始前からずっと不安だったのが的中!?DeNA先発・バリオスってほぼ初対戦でしたよね?しかも球種が多くボールを動かすのが得意そう。初物プラスボールを動かす外国人ピッチャー=ジャイアンツ、うてましぇ〜んの法則!?5回までパーフェクピッチングという最悪の展開。おまけに先に2点を先制されているし...。バリオスのデータでは今季まだ1本もホームラン打たれていないんです。なので、得意の一発攻勢でせめて追いつくことも難しい?と思っていましたが、キャプテン・坂本がやってくれましたね。甘く入ったフォーク?を右中間にツーランホームランで同点!今日の展開でバリオスから得点するには、もうこれしかないという一撃に立ち上がってタオル振り回しました。さすがの仕事ぶりでしたが、この回先頭でチーム初ヒットを放ったキャッチャー・大城の仕事も見逃せない。これで4試合連続スタメンマスクですが、この人は何打席か与えると必ず1回は仕事しますね。さすがというか、脱帽レベルのルーキーだなぁ。打てるキャッチャーがいるというアドバンテージ。大城がこうやって活躍すると、やっぱりええなぁと思います。

 

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ただ、同点に追いついた直後の7回表にエラー2つも出たりして2失点で2-4。その直後の攻撃では、マギーと岡本が凡退であっさりツーアウト。このままラミちゃん得意のマシンガン継投で逃げ切られる?と思いましたが、今日はここからよ〜く粘りました。亀井が四球→長野がヒットでツーアウト一,三塁。ここで打席に大城を迎えたところで、DeNAは2番手・三嶋から田中健二朗。しかし、左対左の対戦にも関わらず、田中は大城に四球を与えて満塁。いつもはここで田中健二朗に抑えられてシュンとするのに、そこを冷静に四球で繋いだ大城の仕事は立派。そして続く8番・陽岱鋼で三上朋也に交代するのですが、アレ?去年のデータ忘れたの?陽岱鋼は三上とめちゃくちゃ相性いいんだヨ!と思っていたら、もう少しでグランドスラム!?右中間フェン直の2点タイムリーツーベース!で同点。よっしゃ〜!ようやった、陽岱鋼!!何故か陽岱鋼は三上の変化球にタイミング合うんだよなぁ。

 

尚もツーアウト二,三塁の勝ち越しのチャンスで、代打は宇佐見。慎之助は6回のチャンスで使ったし、代打の出番も多かった大城はスタメン。この大事なチャンスで期待できるのコイツぐらいしかいないだろ!と思っていたら、これまた左中間フェン直の勝ち越し2点タイムリーツーベース!いやぁ〜、この子はクラッチヒッターですね。とにかくチャンスに強い!映像とネット記事で確認したら、初球のストレートを空振りして、次に来たストレートをタイミングを早めに取ってジャストミート。それと、最近同じパターンで攻められるアウトコースも読み切って、しっかり踏み込んでいましたね。ただ、150キロ近いボールをしっかり叩いて遠くへ飛ばす宇佐見の能力には脱帽。もうこの7回の攻撃では、今朝の日本代表のツーゴールでは到底出ない絶叫を繰り返してしまいました。いやぁ〜、スッキリしたなぁ〜。

 

先週の広島戦での大敗でスケープゴートにされた小林誠司がスタメンから干されているのは気になるところですが、やっぱり去年プチブレイクした宇佐見の勝負強いバッティングとルーキー・大城のスケールの大きいバッティングというのは、岡本に次ぐ若手野手の希望だよなぁ。左バッターでポジションはキャッチャーの打てる若手野手が2人もいるワクワク感。その一時代前は阿部慎之助が一人で担ったきたポジションを、今度は2人体制で築いていく?ジャイアンツの新たな歴史を作るかも知れない2人の活躍は今後も目を離せない...というか、楽しませてくれ〜!日本代表があんな負け方でちょっと絶望したけど、ジャイアンツの未来に希望が見えた。そんな強引な締めでスミマセン。

 

一方、投手陣ですが、手短に書かせていただきます。まず先発した鍬原ですが、6回106球を投げて4安打7奪三振4四球の2失点。全体的にはよく頑張ったなと思います。大城のリードもストレート主体で特に一回り目はほぼストレートだったのも印象的。カーブとスライダーと時々スプリットが今までより良かった。対して、今まで決まりまくっていたシンカーがわざと投げないのではなく、全然落ちないしキレがなかったのは何故?交流戦ではめちゃくちゃ良いボールだっただけに、そこが気になりました。また、突然制球が乱れるのが怖いなぁ〜。もう、脈絡がなく突然乱れるから心臓に悪い。そして、DeNAには塁上で足のプレッシャーでピッチングを乱されていましたね。4回表に柴田にツーランを浴びた場面は、ヒットを打たれた宮崎が一塁にいましたが、彼が走るってよほどでないとないはずなのに走られるのを気にして2-0とボール先行。たまらず今季初!?一塁・岡本がマウンドに行き、声かけていましたが岡本は他のピッチャーでももっとそれやってね。しかし、この声かけにホッとして、ストレートをど真ん中に投げてホームランされるというのも...ね。詰めが甘いよなぁ〜。今まではルーキーということを考慮して甘めなコメントでしたが、今日のあのツーランは絶対防げたはず。突然四球与える病も失点しなければ許しますが、4回のツーランは確実に防げた場面だったので、ちょっとイラッときました。まぁ、鍬原のピッチングはジキルとハイドみたいな?攻撃的な面と弱々しい面が同居した危なっかしい印象。良いのか?悪いのか?段々わからなくなってきました。

 

同点の7回でマウンドに上った谷岡はセ・リーグでは通用しない?エラー2つ絡んだのを差し引いても、ヒット打たれ過ぎ。少しリフレッシュが必要かも?リードして迎えた8回の澤村も谷岡のフワフワした感じをそのまま引き継いでいたような?1点を失い尚もツーアウト三塁のピンチで桑原の頭部をかする危険球で退場となりましたが、モロにあたらなくてお互い良かった。結果、マシソンがイニング跨ぎで2番・神里から5番・宮崎まで4連続三振で締めてくれましたが、8回表は今日に限っては思わぬアクシデントで澤村からマシソンに交代したことが勝てた要因だったかも?桑原はストレートに強いから今日の澤村がガチで対戦したら...想像したくないですね。中継ぎは森福を中川に入れ替えていましたが、もう一人入れ替えましょう!ちょっと手薄なのと不安定なのが新たな不安要素だと思いました。

 

本日は一塁側B席の中段で観戦。アランチョ・ネロのタオルで文字を描くイベントがあり、一塁側も三塁側も巨人ファンでいっぱいなはず!...と思ったら、自分の同列座席左側数名と前列のほとんどがDeNAファンというか、アンチ讀賣!?グッズは身につけていないけど、DeNAが得点するとみんな喜んでいるんだよなぁ〜。ちなみに、6,7回の攻撃では右隣の老夫婦以外誰もシーンとしている異常事態発生!?で、なんで一側で見てんだよ!帰れ!と心の中で怒り心頭でした。特に右隣にいた中坊らしきガキンチョが応援歌を歌って目障りだったので、ちょいちょいDeNAの選手にブーイングして心理的揺さぶりをかけていました。ココはハマスタじゃね〜んだぜ、小僧!前述しましたが、6,7回の攻撃で絶叫しまくったのは中坊を含む周りを威嚇するためでもあったのでありました。こんなことやって、心が狭いなぁ〜。そんな感じで、また。