孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018巨人vs西武 第2回戦】ジャイアンツ、打つべき選手が打ってくれた!?山賊打線に打ち勝ち連敗ストップ!!

本日は一塁側バックネット裏の最後方で観戦。中継ブースがある切れ目の左側はコンクリートの壁で座席はひとりぼっち...という、以前にも何度か座ったことがある、孤独な管理人には最適な席。ただ、今日みたいな試合だと、周りにジャイアンツファンがいる座席が良かったなぁ〜...と思いましたが、一人でも大いに盛り上がった試合でした。

 

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いやぁ〜、7回裏に飛び出した坂本の逆転スリーランは久々に大絶叫しましたね。前列の2人席の方々は西武ファン。通路挟んで右側の方々は高齢の方が多く、あの瞬間にそこまではしゃいでいないので、自分は総立ちで右側のコンクリートの壁を叩きまくっていました。自分の座席から打った瞬間ソレと判る弾道...シビれたね〜。全身の血流が頭に登り立ちくらみを起こす感覚...ぶっ倒れそうでコワイのですが、これ日常ではめったに味わえない感覚だからなぁ〜。今日の試合前は警視庁のテロ防止パレードで始球式は警視総監の方でしたが、テロなんてやりません。変なお薬もやりません。この何度も観戦しに行って味わえるかどうか?保証のないエクスタシーを求めて、自分は東京ドームに足を運んでいるのだなぁ〜と再確認。観戦しに来ても、負けが続くと(オレに負け運があるのか?来ない方がいいのかな?)と本気で悩んだりするのですが、5試合ぶりのナマ観戦勝利を味わえて気分爽快でした。

 

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やはり、初回から点が入ると少しは落ち着いて試合を運べますね。ワンアウトから2番・尚輝が放った打球は、自分が観ている座席だとフェンス際で失速してライトに捕球されたように見えたのですが、審判が集まってリクエストではなくリプレイ検証→のちノー捕球で三塁にいた尚輝が二塁に戻されて再開しましたが、ヒットが認められたのは良かった。ただ、三塁打ではなく二塁打扱いでツキがないな〜と思いました。ただ、こういう流れでもチャンスはチャンスなのできっちり決めてくれれば...と思っていたら、岡本が先制タイムリー!うん、うん!昨日の最終打席の見逃し三振を吹っ切る仕事を今日は即やってくれました。3回裏にもワンアウト一,二塁のチャンスできっちりタイムリーを放ってくれた。うん、うん!しれっと4番に座っている若き主砲が気負うことなく2打点!巨人軍の未来を背負う?打つべき人が打ってくれていい感じ。続くワンアウト一,三塁のチャンスでせめてもう1点!...と思っていたら、今日の5番・慎之助は最悪のゲッツー...。このプレーでがっちり流れを掴むことが出来なかった気がします。

 

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2-0とリードを広げた直後の4回表。この回先頭・山川を三振に仕留めてホッとしたのでしょうか?5番・外崎には3-1とカウントを悪くして投じたストレートをフルスイングされて右中間へソロホームラン。2-1とされてしまいましたが、この辺が今年の田口が勝てない原因でしょう。今日は山賊打線こと西武打線相手に奮闘していたと思います。先週のオリックス戦は最後の最後で負けたので田口の評価は辛口でしたが、今日の5回までの内容を見ると、復調傾向にある気がしました。ボールも前よりは低めに集めていたし、低めのゾーンに投げてもストライクをちょいちょい取ることが出来ていた。ただ、この外崎に打たれたボールは...ね。というか、山川を打ち取るのに労力使うのも分かるのですが、この外崎だってこわいバッターなんだぜ。そして、どっちかというと中距離バッターの外崎に右中間の深いところへ高々と打ち上げられてホームランって、大丈夫かい?2週連続ビジターでは一発病を発症しませんでしたが、またもやお家に帰ってくると発症してしまう様子。まずはここ何とかしないと、試合は作るけど勝ちがつかないデビュー2年目に戻っちゃぞ!ちょっと心配です。

 

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6回にワンアウトから3連打で逆転を許し降板した田口。今日の成績は5回1/3で110球を投げて5安打5奪三振4四死球の3失点。強力な西武打線を相手に奮闘したと思います。自身もまだ去年のような結果が出せず、しんどい状況にあると思います。ただ、今日は5回ですでにフラフラでしたね。ツーアウト一,二塁で打席には浅村。もう3回目の打席だし、そろそろ捉えられてもおかしくない状況で、まさかの二塁牽制でアウト!リクエスト出されても、同時ぽかったかな?辛うじて判定通りでピンチを切り抜けたのは、田口の牽制の技術と尚輝が二塁に入る絶妙なコンビネーションが揃っての唸るプレーでしたが、間一髪ツキもあった様子。ここで田口をいい気分で見切りをつけて6回から継投に入る...という策はやっぱりないのね。ならば田口はその期待に答えなければいけない。森に浴びた逆転タイムリーツーベースですが、外のストレートに振り遅れていたけど、段々とタイミングはあっていた。ならば小林がリスクはあるけど、インコースのベルト付近を突こう!と構えたけど、ボールはインハイに行って...ね。それを身体で反応されて打たれていましたが、要求通り投げていれば違った結果になっていたはず。それが肝心なところで投げきれないのは、まだまだ田口の力が足りないから。敢えて厳しく言いますが、この壁を自力で這い上がってこい!そこを乗り越えたら、また勝ち星を重ねることが出来ると信じています。

 

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そして7回裏に坂本の逆転スリーランが飛び出す訳ですが、ここに至るまで大事なポイントありましたね。1つは田口に代わって登板した2番手・谷岡。ワンアウト二塁でさらに失点するピンチでしたが、何とか2-3と1点ビハインドで切り抜けたのは大きかった。この場面、7or8番のどちらかでアウトを取れば9番のパ・リーグのピッチャーからアウトを取るのは容易な状況。その7番・中村でアウトをきっちり取って、8番・金子侑司は慎重に投げて歩かせていましたが、これで良し。今の西武投手陣の状況を考えると、中継ぎ使い過ぎて良いピッチングしている先発は出来るだけ引っ張りたいはず。逆転もしたし、当然ここは多和田を代える理由がないので、金子と無理に勝負しなかった冷静さがグッジョブだったと思います。それにしても、谷岡は交流戦に入って大車輪の活躍&一皮剥けましたね。リード時の6回のマウンド、任せても良いのでは?また、6回裏のクリーンアップから始まる攻撃があっさり終わった時は(クソ〜!)と激おこでしたが、このおかげ?で西武が7回まで多和田を引っ張る判断材料になったので、ケガの功名といった感じ?7回表も3番手・池田が作ったワンアウト二塁のピンチを4番手・田原が嫌な浅村を避けながら、山川と外崎をしっかり抑えたのも見逃せない。今日もビハインド要因が粘りながらもしっかり抑えたことが、今日こそは!という感じで、勝利を呼び込んだはず。ここ、非常に良かったです。

 

ただ、山賊打線は怖いですね。5-3と2点リードを奪っても、5番手・澤村から眠っていたはずの7番・中村が豪快な左中間へソロホームラン!続く8番・金子侑司は...出塁する技がエグい!左打席だと三遊間に打球を殺したようなゴロを転がして内野安打を稼ぐのが上手い!あの技は足の速い選手は真似したいところですが、アレばっかりやっていると肝心な場面で強い打球のヒットが出ないバッターになりそうだから、下手に真似するとマズいのかな?そんな感じで代打・栗山にも四球でワンアウト一,二塁のピンチを作って...山賊のラスボス?いや、ウナギイヌ?いや、日本が誇る天才バッターの一人・秋山翔吾...ですからね。もう、このピンチでは何度も秋山さんに念を送ってお願いしました。お願いだから、打ち損じて下さい!巨人戦終わったら、応援しますから!と念じていたら、フルカウントで粘られた末に微妙な強く叩きつけたセカンドゴロでしたが、1つアウトを取ることに成功!ツーアウト二,三塁で2番・源田をレフトフライに抑えてリードを守りましたが、終盤でリード許すと開き直って攻め出すのが山賊打線の真骨頂なのでしょう。だから、2番手のワグナーでも増田でもないビハインド要員から出来るだけ点奪っておけ!と8回裏は必死に応援していたら、慎之助がさらにリードを広げるスリーラン!もうこれだ!これしかない!西武に勝つには取られる以上に点取るしかない!しかも継投に入ったら、これでもか!と言わんばかりに点取りに行くしかない!9回表のマウンドは何故か?カミネロでなくマシソンでした。ただ、ストライクを取りに行った初球を浅村に簡単にホームランされていました。これで8-5となり、試合は緊迫しちゃいましたが、今日楽に勝ちたいのならスリーランを打たれて降板した平井の次のピッチャー・小石からも点取らないとダメ!あそこでツーアウト一,二塁のチャンスを作っても、坂本には決めて欲しかった。やる気をなくすぐらいリード広げないと山賊さん達は最後まで勝利を奪いにくる。ジャイアンツとかいう紳士気取りの球団なんて(金目のモノ持ってそうだな?)と格好の餌食になるはず。なので、隙を見せず、明日も西武投手陣から点を奪い取ってくれ!紳士の顔した強◯打線と言われるぐらいになって欲しいです。

 

明日は内海-ウルフの予告先発。先週書けませんでしたが、内海のピッチング良かったですね。ついでに足がつるタイミングも絶妙だった。明日も最低5回まで試合を作って欲しいし出来ると期待しています。後は、またもや1点ビハインドで迎えた7回裏ノーアウト一塁の場面で陽岱鋼に送りバントを命じた監督の迷采配さえ発動しなければ...。あそこは逆に陽がバント失敗して良かった気もします。続く小林にも送りバントでしたが、もし陽がきっちり送っていたら8番・小林には代打・大城だったのかな?それでそのままマスクつけさせて終盤の攻防はリードが不安だなと心配していたので。小林がキャッチー継続できたのも、陽のバント失敗のケガの功名。う〜ん、今日はツイていましたね。その後の代打・俊太もあっさり四球だったしね。そのツキ、明日も残っていると祈っています。そんな感じで、また。