孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018巨人vsDeNA 第3回戦】ジャイアンツ、明日が山だ!?今日で6連敗!だが、今こそ去年の教訓を活かせ!!

ウチの小さな会社は、ざっくり2つに分かれている。自分を含むアラフォーチームがいる場所とアラサーチームがいる場所なのですが、アラフォーチームは去年あたりから自分の影響もあり?空前のプロ野球ブーム。贔屓のチームは特になく、去年までは自称・広島ファンだった社長は(強過ぎて逆につまらない)という理由で、今年からヤクルトファンへ転向。そして自分より5つ下の後輩くんはハマスタ近郊にマンションを購入した影響?いや、それより嫁さんの影響でこの2年でDeNAファンになった模様。去年あたりから野球の話題が増えて、やんや!やんや!とおっさん達は盛り上がっているのですが、今週は月曜から肩身が狭くてね。週明け出社するなり社長から(3タテさせていただきました!)とか勝ち誇られ、昨日、一昨日はDeNAに連敗して今朝は出社するなり後輩くんに(おはようございます!)の挨拶ではなく(スミマセン...。)と小声で詫びられる始末。そして今日、この結果でしょ?明日も気を使われるのって、申し訳ないよなぁ〜。

 

www.hochi.co.jp

 

あ〜あ、ジャイアンツは2カード連続3タテ喰らって6連敗ですか...。1,2戦は一時逆転して勝てそうな確率がありましたが、今日は終始リードを許してなんとなく追い上げて終了。上手くやれば、追いつくまでは行けたかも?知れない試合だっただけに残念。今日は勝つことより監督なのか?コーチなのか?上の人なのか?分かりませんが、今日の解説:原辰徳さん曰く(チームが目指す野球)を貫いたけど、上手く機能せず負けた印象。あっ、これは攻撃のことですけどね。

 

www.hochi.co.jp

 

今日のジャイアンツは打線を弄ってきましたね。

1.坂本

2.吉川

3.ゲレーロ

4.マギー

5.岡本

6.長野

7.中井

8.小林

9.大竹

 

DeNA先発が左腕のルーキー・東克樹ということで、自慢の吉川以外は右バッター打線で臨みましたが、(さぁ、オープン戦でも試していた1番・坂本〜からのオーダーで連敗止めるぞ!)と気合入れて見始めたら、(よ〜い、ドン!)でスタートした1回表に5失点では勝つのは難しいよなぁ〜。今日のジャイアンツ先発は大竹寛でしたが、やっぱり先週勝てたのは相性が良い中日というだけでラッキーだったんだなぁと痛感。本当にいい時の大竹はストレートが140キロ中盤まで出るし、ボールに力強さを感じるのですが、全然そんな感じちゃうしね。大竹が好きなラーメンに例えると、味が薄い家系ラーメンみたいな...。九州の豚骨と東京の醤油を合わせたら、濃厚さっぱりで美味いのでは?という発想で出来たらしいのですが、アレは味が濃いから太麺とたっぷりチャーシューが相まって美味いのに、肝心のスープの味が薄かったら麺と具が重たすぎて食べられたものではない。大竹のピッチングに置き換えるなら、家系ラーメンで言えばスープとも言えるストレートというピッチングのベースとなるボールが走っていなければ、太麺と同じ扱いの得意な球種・シュートと味付けのアクセントとなるチャーシューに匹敵するスライダーやチェンジアップが生きてこないでしょ?...って、食い物に例えて上手く表現しようと試みたが、こっちも今日の試合みたいにぐちゃぐちゃになっちまった。えぇ〜い!もうオレもブログの中身もグダグダだ!今日の敗戦の6割強?は立ち上がりの大竹の乱調で決まり。さすがにルーキーピッチャーの打席でタイムリー打てれたのはアカンでしょ?庇う余地がないだけに、二軍で再調整決定!というところでしょうかね。まぁ、来週から2週連続で5試合しかないというのが、ホントの理由なのですが...。

 

1回表の攻撃で5点を先制されましたが、タイムリー打って調子にのっていた東が制球を乱して2者連続四球。ゲレーロはアウトでしたが、4番・マギーが今季ジャイアンツクリーンアップ第1号となるスリーランですぐさま3-5。本来なら直ぐにでも代えたいダメ出しした大竹も何とか4回まで5点以上の失点なしで試合を辛うじてぶっ壊さず持ち堪える。この辺の状況を見ていると(ワンチャン、勝てるかも?)という雰囲気を出していたのですが、この辺の攻撃なんだよなぁ、高度な攻撃を目指しているんですけどね。

 

・4回裏、ワンアウトから7番・中井と8番・小林が連打で続き一,二塁のチャンス。ここで大竹に代打・田中俊太でしたが、送りバントでツーアウトでも二,三塁にして1番・坂本にチャンスを回すかな?と思ったけど、強攻に出て4-6-3のダブルプレー。

 

・5回裏、先頭・坂本がヒットでノーアウト一塁。続く2番・吉川尚輝には送りバントではなくこちらも強攻。最悪でもランナーを二塁へ進めようとランエンドヒットとかのサインは出ていたと思いますが、ゴロではなくセンターフライを上げてワンアウト。次の3番・ゲレーロには二塁にランナー進めていれば余裕で帰ってこれるレフト前ヒットが出ただけに、難しいことしないで1点を取りに行って欲しかったなぁ。

 

・7回裏、これまた先頭バッター・坂本がヒットでノーアウト一塁。2番・吉川尚輝で強攻に行くも、これまたゴロではなくレフトフライで進塁打にもならず。続く3番・ゲレーロの痛烈なライナーをロペスがキャッチしてゲッツーとは...。噛み合わない攻撃にうんざりしてしまう。

 

これ以外にも5回のチャンスで打ってくれよ!マギー(ちょっと惜しかった打球)!岡本!とか6回にもワンアウトから子供が生まれた愛のパワーで活躍中?中井のツーベースでチャンスを作るも、継投に入られて小林も代打・亀井も惜しいあたりはするものキャッチされてアウト!もう一押しで追いつけたのに...と後悔していたら、8回表に足でかき回されてミスって失点...という情けないダメ押しを喰らうしね。この6連敗中は結構走られていますね。こういうのも負け続ける理由なのでしょう。その裏に長野と中井の連続ツーベースで1点返したのが、せめてもの救いだったかな?と思いました。

 

話戻って、自分が上げた3つの攻撃でのポイントですが、どれも間違いとは言えません。ゲッツーだった田中俊太が四球orヒットで繋いでいたら...。5回裏と7回裏の吉川が上手く繋いでいたら...。たちまち同点どころか、試合をひっくり返せる展開へ持ち込めたかも?知れません。そうしたら、手のひらクル〜ズ(もう、いないけど)で采配ベタ褒めだったはずだしね。自分は思ったのですが、由伸ジャイアンツが攻撃で目指す野球は簡単にアウトを与えたくない!打って!打って!点取るぞ〜!という野球を目指しているのかな?そう思えてならない。自分が監督だったら、今後の流れ読んでも長期連敗は早めに止めたいから、2点差あっても1点ずつ返そうと思い、4回と5回のチャンスはバントで固く送らせたはず。一気にというよりジワリじわりでも追いついてひっくり返すイメージなかったのかな?不思議に思います。まぁ、7回裏の2点差ではいきなり送りバントはセオリーで言うと?ですけどね...。そこまでは、よう言わんですけど...。

 

田中俊太然り、吉川尚輝然り、由伸ジャイアンツでは高度なことを求められている様子。簡単にアウトにならず、出来れば打って繋げ!最悪でも内野ゴロでランナー進めろ!繋ぎが出来る選手に求めガチな高度なバッティングですが、果たしてそう簡単に一軍での経験が浅い2人に出来るのか?ちょっと難しいこと要求し過ぎ?とも思えてます。ただ、そこを攻撃の理想としてやってそうだから、失敗したらしゃ〜ない。高度なことやらせているからね。ただ、明日からもう一度考え直して欲しいのは、今は理想の攻撃パターンを追うのではなく、どうしたら試合に勝てるか?連敗を止められるか?そっちを優先すべきではないのかな?と思います。去年の13連敗で学びませんでしたか?あんだけ負け込んじゃうと、取り返すのに相当苦労するでしょ?今日の試合はいきなり試合がぶっ壊れ寸前で難しい試合でしたが、直ぐさま反撃して2点差に詰め寄った勢いを上手く利用して、コツコツでいいから得点して、勝ち試合に持ち込んで欲しかった。ヤクルト、DeNA両監督共に(ノーヒットでも点が取れる攻撃)というのを目標の1つとしてあげているようですが、ウチはそんな感じに見えないよなぁ。見かけだけのチーム打率が良くても点が入らないジャイアンツの攻撃には、クリーンアップのホームランだけでなく、もっと確実で細かな要素が足りていないのでは?そう感じた試合でした。なんか、観ているとギャンブル要素満載なんですよねぇ〜。ハマれば面白いはずですが...。

 

明日が山だ!は、明日のエース・菅野で広島に勝たなければ、ま〜た連敗が長引く恐れアリ!と予想。こんな切迫した状況を作ったのも1週間前に敗戦したエースが蒔いた負の種子じゃん。綺麗に回収して勝ちに繋がる種子を蒔いて欲しいものです。明日から3試合は現地観戦予定。花粉症が悪化して止まらなかった鼻水も沈静化してきた。明日はきっちり鼻水とジャイアンツの連敗を止めてやるぅ〜。では、また。