孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018ヤクルトvs巨人 第2回戦】久々の読売神宮バッティングセンター営業中!?ジャイアンツ、16安打を放つも大敗!勝負を分けたポイントとは?

唐突ですが、近所に我が家で贔屓にしている和菓子屋があるのですが、そこの季節限定・苺大福、激ウマなんですよねぇ。苺の甘酸っぱさと甘さ控えめなあんことそれを包む餅生地のバランスが絶妙。このどれかがちょっとでも狂ってしまうと、この味にはならないんだろうなぁ〜...と、いつも感心しながら食べているのですが、通常苺の旬に合わせて12~3月で終了!のはずが、今日の時点でまだ販売中。すかさず購入し、試合終了後に食べたのですが、ちょっと時間置きすぎた?餅生地がちょっと固くなり、いつもの旨さを感じなかった。適当に放って置いて、餅生地のモチモチ感をキープするのに適した環境になっていなかった模様。あ〜あ、勿体なかったなぁ...と思いつつ、そういえば今日の試合も勿体ないなぁ...と思った選手、いた気がしたなぁ〜。

 

ジャイアンツ、一時4点差を逆転し3点リードを奪うも、ヤクルトに再逆転を許8-15で大敗。今シーズン初の連敗で勝率5割となりました。

 

あ〜あ、ま〜た先週と同じ展開でしたね。前日に先発3本柱のエース・菅野が打ち込まれ、その次の柱・田口が(絶対抑える!)という気持ちは感じるのですが、空回っているなぁ〜。ピッチング内容も勿体ないなぁ〜の連発。序盤から四球連発〜からのヒット2本とゲッツー崩れで4失点。う〜ん、今日の解説・谷繁さんの意見ほぼ同意でしたが、どうしようかな?今日はこんな感じで書きましょうかね。先ずは田口の悪かったポイントについて。

 

1.1回裏、山田に慎重になり過ぎて四球。

2.続く2番・西浦がバントの構えなのに四球。コレは今日イチ激おこプレー!山田に盗塁を許しノーアウト二塁の状況でしたが、ピッチャー誰もが不安定な立ち上がり。おそらく今日も通常より風が強い影響でいつもよりアジャストさせるのが難しかったはず。球審も低めの際どいコースに手を上げないし...。送りバントをさせずワンアウト二塁を作る考えより、1点取られてもしゃ〜ない!ぐらいの余裕でアウト1つもらって自分を落ち着かせるべきだった。

3.7-4と逆転して迎えた3回裏。せっかくストレートが140キロ台連発で指にかかり出したのに、追い込んで決めに行ったボールだけが力んで高めに浮いてしまっていた。コレを逃さず打たれた5番・畠山に代わった上田に痛打され、荒木には最悪のツーラン。明らかにここも逆転してもらい粋に感じて投げていましたが、田口はテンパり過ぎ。そこまで真面目にチーム背負わなくてもいいよ。自分で自分を追い詰めている気がしました。ただ、この回痛かったのは結果的に上田のツーベースでしたが、センター・長野の守備だなぁ。陽岱鋼だったら捕れたと思うので。

 

細かく言えばもう少しありますが、この辺で勘弁して下さい。結局、7-4と逆転し3点リードを奪ったのに、すぐさま一気に2点差まで迫られたこの時点で田口は降板。2回1/3 59球6安打1奪三振3四球とギャリアワーストかも?という結果。う〜ん、2年連続二桁勝利でチームのエース格だと思うのですが、どうにも今の田口は若さがない。変にチーム背負い過ぎちゃって、勝とう!する気持ちが紆余曲折して負けたくない!失点したくない!と本来考えるべき思考になっていないのでは?心掛けることは自分のピッチングをすることでしょ?田口の良さって何?と聞かれたら、低めに丁寧に集めるピッチングでしょ?そこ投げても球審の手が上がらないのは不憫でしたが、そうしたらボール少し高めに集めてみればいいでしょ?田口は2年連続の活躍でちょっと自分の持ち味を勘違いし始めてきたのかも知れない。菅野同様、心と身体のバランスが崩れているような?持ち味の絶妙な制球力と相手に向って行く姿勢を取り戻して欲しい。その絶妙ないい塩梅が彼の旨さで、前述した苺大福と同様、贔屓にしているんですけどね。まだまだ若いんだから、今一度初心に戻って心を入れ替える...というより、落ち着かせて欲しい。どうも、今の田口は冷静に見えない気がします。

 

ただし、今日は相手先発・石川雅規も冷静ではなかった。谷繁さんの指摘(肘が下がり過ぎてボールにキレがない)もそうだと思いますが、自分の予測ではあのピッチャー向かい風の状況が投げ難かったのかな?と思いました。投げていても思うようなボールの変化をしなかったのでは?そうでもないと、あのコントロールがいい石川が3イニングではっきり分かる四球4つも出すのかなぁ。先週DeNA相手に6回途中3失点でゲームを作り勝ち投手になっていたので、そこまで身体の状態は悪くないはず。両先発ピッチャーとも、各々問題はあると思いますが、序盤の荒れた展開は強風も影響してる?と思いました。バッターにしたら天国の追い風で、小林の満塁弾なんて多少風にものったかな?そんな気もしました。

 

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そして、本題の何でジャイアンツは勝てなかったのか?勝負を分けたポイントですが、今日はこんな感じ。添付した4回裏はタイムリーもホームランもなしで1安打2失点とか悲惨でしたね。

 

1.3回裏にツーランを浴びた田口をあのタイミングで降板させたのは仕方なかったけど、後付け結果論で云えば田口をマウンドから下ろすタイミングが早過ぎたと思います。

2.先日の中日戦でも感じましたが、結果的に試合をぶっ壊し、田口と共にヤクルトさんへ読売神宮バッティングセンターを演じてしまった谷岡と高木京介は1イニングは何とかするかも?知れへんけど、イニング跨ぎはスタミナ持たずで打たれて失点するような気がします。

3.それで何が言いたいか?というと、3回裏で7-6とされた時点で考えるべき手は、マウンドに首脳陣が行ってでも田口を鼓舞して3回を投げさせて、何とかリードを保ってもらうのを彼に託すしかなかったのかな?それでもしも7-6で行けたのなら、4回・谷岡が1イニング、5回・高木京介が1イニングずつ、もしくは2イニングをどんな手を使ってもこの2人で抑えるという計算で残り4人にリードした形でバトンを渡せれば...ワンチャン勝てたのかなぁと思いました。

4.一方、ヤクルト投手陣は、勝ちパターンの近藤?ー秋吉ー石山ーカラシティーに繋ぐ前に登板したあっちのビハインド試合要員・風張蓮が4,5回の2イニングをゼロで抑えた。その間にヤクルトは4回裏で逆転→5回裏で2点加えてスコア7-10の3点リードで6回から秋吉に繋いで行けた。ジャイアンツはこの逆をやりたかったのに...ね。

 

試合が決まってしまった3~5回の間で気になったことをざっと書きましたが、今日の試合を総じて言えば、先発・田口の不甲斐ない大乱調と両チームとも勝ちパターンの継投に繋ぐまでの投手陣の差が勝敗を分けたはず。正直、この2点を手短に論じれば終了なのですが、休日なので勢い余ってここまで描いています。ちなみに、3回途中で田口を降ろした件については、あくまで後付けでベンチの采配ミスとはちょっと違うかな?アレはあれで流れを切るために仕方ない継投だったとも言えます。それから、6回に打たれて続けても高木京介を代えなかった点は明日以降を考えると仕方ない選択なので、(ここで澤村とか上原とかマシソンを投げさせろよ!)というのはお門違い。まぁ、明日だったら翌日休みなので、勝ちパターンのピッチャーをビハインドでつぎ込んでも仕方ないと思いますが...。シーズンは長いので、高木京介の残酷なバッピショー!を見せられてしまいましたが、切り替えて行くしかない!シーズン始まったばかりで凹んでも仕方ない。自分たちジャイアンツファンも、前を向くしかないですね。

 

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それにしても、小林のバッティングの調子が良いですね。前述で風にも乗ったと書きましたが、軸回転でしっかり変化球を強く叩けたから、あのような結果になったはず。この3回表は先頭・中井がヒット→2番・吉川尚輝がギリギリ三塁線を破るツーベース!で小川監督が静かに優しく猛抗議。しばしの中断から3番・坂本が初球を叩いて右中間へタイムリーツーベース!流れるような攻撃でしたが、その後が...ね。こんな時に打って欲しい4番&5番コンビが坂本をホーム返す仕事をしてくれない。ゲレ・マギ共に今日はマルチでしたが、チャンスで1本が出ないよなぁ。そんな重苦しい状況で、岡本が四球→長野がサード強襲の内野安打で満塁→そしてこの小林の逆転満塁アーチだったので、勝っていたら小林が間違いなくヒーローだったはず。今日もアウトなしの2四球を含む猛打賞でしたっけ?慎之助とは違うけど、打てる捕手、巨人におるやん!フル出場より大城との併用で少し休める方が、小林も身体が楽なのかな?と思ってしまう。肝心のリードの方で迷いもあるようですが、焦らず冷静に対処して欲しいものです。それにしてスコアは7点差だけど両チームとも16安打ずつの大味な試合だったなぁ。これだけ打って8点取っているから、今日はあまり打線はディスれませんね。明日は投打噛み合う、これまたバランスのイイ旨い試合で勝利して下さい。それと気になったのは、ヤクルトは広島から招聘した河田・石井琢朗両コーチと巨人から脱走した?田畑コーチの情報が加わっているから、今のところかなり手強い様子。オープン戦とは違う仕掛けとかあったりして、多少ベンチにも戸惑いがあるようですが、元気出して対処していきましょう!最終回に相手の抑えピッチャーから1点奪えたのも良かった!この2戦ともヤクルトベンチの威勢の良さ際立っているので、こっちも負けずに空元気?出していきましょう。

 

明日は野上-山中の予告先発。野上はドーム球場と言いながら、屋根付けただけで実は暑さ寒さが厳しい西武ドームを本拠地にしていた投手。純粋なドーム育ちの生え抜きピッチャーよりは悪天候に強いはず。明日は気温が今日よりも下がるようですね。どうか2戦続けて敗戦の一因に上げた強風がないことを祈っています。ちなみに、自分のこの時期での神宮球場への遠征はムリ。寒いし花粉が大量に飛んでいるので、身の破滅しか及ぼさないはず。今日も自宅でTV観戦していましたが、明日もそうしたいと思います。さっ、自分も(出川哲朗の充電させてもらえませんか?)でも観て、気分転換して寝よう...って、出川の哲ちゃんはヤクルトファンだったなぁ。そんな感じで、また。(細々とやっているTwitterもヨロシクお願いします。純粋な巨人ファンの方はこちらも必ずフォローします。)