孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018開幕直前】もしも、ジャイアンツが優勝するためには?勝手に思う5つの条件とは?

今週のお題「お花見」

 

都内の桜、満開ですね。会社に行く途中、急な坂道の桜並木を歩いて通るのですが、この時期は朝から撮影している人がたくさんいて...ねぇ。ただでさえ、通勤・通学の方々で溢れかえっているのに、撮影する方々が邪魔でさらに混雑してしまい、ちょっとしたパニックになっています。しかし、この道10年近く通っているけど、昔からこんな感じだったっけ?...と思ったら、撮影で邪魔になっているのは外国人観光客の方々なんだよなぁ。ここ数年で海外からのお客様が増えましたね。まぁ、ウチの会社もインバウンド需要?ほんのちょっと恩恵を受けているので、文句言えないですけどね。東京は桜の木だけはやたら植えてあるので、春の今時期だけは結構キレイだったりします。

 

さて、いよいよプロ野球が開幕しますね。例年この時期にこんな更新したことない?のですが、今年は珍しく書いてみます。ズバリ(もしもジャイアンツが優勝するためには?)勝手に思ったポイントを書いてみます。

 

1.攻撃は増やせ!盗塁とホームラン!!

 

おそらく今年もチーム打率が.260台以上とかならないはず。オープン戦観ていたら.250も果たしてどうなのか?怪しいですね。去年のチーム打率は.249でしたが、まぁ、去年並みであれば良いのかな?と自分は思っています。それよりも、得点力が上がって欲しいなぁ...。2017年チーム得点536から今年は600に近いぐらいに上がって欲しい。そのために2017年のホームラン数113本から出来れば130本台にのせて欲しい。そのために中日から獲得したゲレーロが期待通りに一発を量産出来るか?そしてその中身が勝利に直結する内容なのか?この辺が重要視されてくるはず。またオープン戦では長距離バッターに覚醒する兆しをみせた岡本和真がどんだけ数字を残せるのか?この辺ももしも優勝するならプラス要素として必要になってくるかな?と思っています。また、昨年は減ってしまったチーム盗塁数56を今年はせめて80前後に伸ばして欲しい。そのためには今シーズン2番・セカンドで定着を目指す吉川尚輝の足に期待したい。彼の走力ならシーズン20〜30ぐらいプラスできるはず。ここ数年、スタメンに名を連ねる選手でめちゃくちゃ走力で相手に脅威を与える選手は少なかったはず。それが一人でも打線に加わるとしたら...他球団からすると厄介だと思います。最後にこの項で何が言いたいか?というと、新加入のゲレーロ(=ホームラン)と昨年はいなかった新戦力と言うべき岡本(=ホームラン)と吉川尚輝(=盗塁)の計3人が、ジャイアンツ打線にプラス要素をどれだけもたらせるか?が優勝するために必要だと思います。ついでに言うと、今年も打てなさそうなキャッチャー・小林の打力をどうカバーするか?も重要だと思います。本人が覚醒するのか?大城との併用でカバーするのか?ここも見どころですかね。

 

2.先発ローテ5,6枠のクオリティーをどんだけ上げることができるか?

 

今年のジャイアンツ先発ローテは菅野、田口、山口、野上の4人が軸になる予定。オープン戦の内容も上々でこの4人には期待しているし、やってもらわないと困りますよね。ただ、4人までは自信を持って名前を上げられるけど5人目、6人目が...。現時点だとこの残り2枠の候補を吉川光夫、中川皓太、内海哲也大竹寛で決めかねている様子。ただ、大竹は決定したようですね。一軍帯同だし今日の二軍の試合でも来週の登板を想定した3イニングで上がりとなっているので。残りは推測ですが吉川光夫で行くのかな?と思っています。でも、この2人っていうのも一年通してローテ守れるか?という不安があります。特に大竹は春先の状態は悪くないんだけど、交流戦前あたりからバテ始めて、夏を前に調子を崩して終了...みたいなシーズンが続いているので、今年こそどうにかならんかな?と思っています。そのためには首脳陣に大竹の有効な起用法を考えて欲しい!もし今、大竹の調子が良いのなら1ヶ月ぐらいは中6日のローテで回して良いと思いますが、それ以降は中12日ぐらいの二週に一回ペースで回して欲しい。この中12日あたりでローテ回すあたりで内海と併用でも良いのかな?それとも二軍で結果出している若手と併用でも良いのかな?それぐらい柔軟に考えて欲しいなぁと思っています。また仮に吉川光夫が開幕ローテに入っても、どんだけ内容あるピッチングが続くか?は未知数。ここも柔軟にダメだったら中川へ切り替えで良いと思います。内海もチラッと観た限りでは状態良さそうだったので、先発5,6人枠はどんどん状態の良い投手を注ぎ込むことで、出来るだけ高いクオリティーを維持して欲しいものです。そして復帰がいつになるのか?さっぱり情報がありませんが、万全の状態で出来るだけ早く畠世周が戻ってくれば...。それ以外にも今年のドラ1・鍬原が予想より早く実戦復帰しているし、高卒2年目・大江だって一軍レベルに覚醒するかもしれない。先発ローテ5,6人の平均的クオリティーを上げることで、何かと指摘されるマイコラスの穴は埋まる...というか気にならなくはずだと思っています。

 

3.中継ぎ投手陣のレベルアップが実現できるか?

 

正直なところ、今年のキャンプ始まるまでは、今年のジャイアンツは優勝を狙うのは難しいから期待の若手がどんだけ出てくるか?そっちを楽しもう...と思っていたのですが、この2人のおかげで(もしも〜)ぐらいまでのレベルでワンチャン優勝出来るかも?と思い始めました。その1人は澤村拓一で、きっとオープン戦で投げるだろうとは想像してしましたが、どれぐらいのレベルで投げられるのか?凄く不安視していましたが、オープン戦投げる度に内容が良くなってくるなんて...。これは失礼ながら予想外で、この時点で勝ちパターン後ろ3人がマシソン、カミネロ、澤村で決定。去年はこの3人目が不在だったために継投で失敗するケースが多かった。この勝ちパターン3人が決まらないと優勝する条件さえクリアしていないとここ2年で痛感したので、現時点で固まっているのは明るい材料だと思います。そしてこの勝ちパターンに電撃復帰した上原浩治がメジャーで積んだ実績通りに活躍して加ってくれれば、勝ちパターン4人が揃うじゃん!こうなると、近年稀にみる中継ぎ陣の充実してブルペンになるかも?ここに去年一時期復活の兆しをみせた西村健太朗が加われば、かなり勝ち星拾えるのでは?と思っています。健太朗も近々に三軍で実戦復帰するらしいので、出来るだけ早めに調整ピッチを上げて欲しいものです。もしも5人も質の高い中継ぎ投手を揃えることが出来れば、柱となる4人の先発投手や確定していない2枠の先発投手も、5回まで試合作れば勝てるかも?という気になれるはず。去年までだと(先発は最低でも6回、出来れば7回まで投げる)でしたからね。精神的かつ肉体的負担が多かったと思います。中継ぎを充実させることで、先発陣の負担を多少減らして勝ち試合を増やすことが出来れば、それすなわちマイコラスの穴を自然と埋める形になるのでは?と思っています。大竹や内海のベテランや鍬原や大江や中川のような若手が5回まで必死に僅差のリードを守り、6回からは盤石の継投リレーで逃げ切る試合を増やすことが出来れば、必然的に勝ち星が増えるはず。去年はそんな試合展開で勝った試合、片手もあったかな?って感じだったので...。

 

4.監督の采配の向上とデータ班をどれだけ有効活用できるか?

 

最後は選手ではなく、選手を動かす監督と首脳陣に関わることです。まず3年目となる高橋由伸監督の采配がどんだけ上手くなっているか?もしくは上手くなるか?ここも重要なポイント。自分が気になっているのは、この監督はどんな野球で勝ちたいのか?見えてこないし、公言していないのが?ただ、本人も言っていたのですが、1年目とかは(監督業でよく分かっていない部分)があった模様。それ、素直にインタビューで言っていたので、裏を返せば2年やって分かる部分が増えたのかな?と期待しています。この前の楽天戦であまりに淡白な攻撃に(オープン戦でもチーム単位の攻撃を指示しろ!)と書きましたが、本人の確固たる意思なのか?敢えて野手のバッティングは最後まで選手主体にしていた様子。ただし、去年まではこだわっていた代走のスペシャリスト枠を重信から立岡に変えようとしているのをみると、今年は足だけの選手は要らない!打力も必要!と無言のメッセージが感じられます。これについては賛成で、今年の一軍野手は(守備の)とか(足の)など一芸のスペシャリストではなく、これにプラス打力がついてくるメンツを優先して器用して欲しいと思っています。こうしてみると、細かいところに監督のこだわりが出てくるシーズンになるのでは?そしてそれが良い方向に向かえば、もしかしてワンチャン優勝あるかも?と思っています。また、あまり話題になりませんが、鹿取GMが率先して整備したデータ班がどれだけチームの勝ちに貢献できるのか?これが話題になるようだと...おそらくジャイアンツが勝ちまくっているはずだと想像しています。他にも勝つためには色々な要素があると思いますが、自分が注目しているのはこの4つに絞りたいと思います。

 

どうでしょう?コレだけ書くと(今年のジャイアンツは優勝できる!)と思っちゃいますよね。でも、敢えて書きますが(もしも〜)とつけているぐらいなので、不確定要素がコレだけ良い方向に向かえば(ワンチャン狙える)ぐらいだと思って下さい。それぐらい、今のジャイアンツが優勝出来る要素は少ないと思います。冷静に考えると、投手陣も野手陣も若手の台頭が著しい広島が今年の優勝候補。それに続くのはDeNAなのかな?巨人と阪神はオープン戦みたらどっこいどっこい。ダークホースは中日で優勝は厳しいとしてもAクラス浮上はあるかも。ヤクルトは去年のような独走ビリはなく、油断していると他5球団はやられまくるはず。普通に戦えば優勝しそうな広島に去年散々負けた我がジャイアンツと中日とヤクルトのBクラス球団が善戦すれば、セ・リーグは混戦になり面白いシーズンになるかも?この展開になれば...ジャイアンツにもワンチャン訪れるか?ということで、もしもジャイアンツが優勝するためには、自分が考えた4つの条件が好転し、さらにセ・リーグが混戦になれば...という5つの条件がそれえばもしかして...と密かに期待しています。ちなみにAクラスを狙えるか?については当然狙えると考えていますが、6球団全てその力を秘めているはずなので、熾烈な戦いになると思っていたいますが、どうでしょうか?

 

そんな感じで、ブログ書く側としても長い戦いが始まるなぁ〜と身を引き締めております。当ブログも新たなチャレンジをしますので、期待しないで?待っていて下さい。では、また。