孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vs阪神 第15回戦】育てるって、こういう事~ジャイアンツ、またも9回に逆転され敗戦!そろそろ来季を見越した戦いになる?

当ブログを読んで下さっているジャイアンツファンの皆さん…いや、他球団ファンの皆さんも含めて、悲しい試合を観た後の心のケアはどうされているのでしょうか?

自分が最近ハマっているのは流行りのインスタグラム。登録しちゃうと他のSNSと連動してやっているのが他人にバレて面倒になりそうだから、もっぱら見るのが専門。なんか…ねぇ、スゴいんですよ、インスタグラム!色々なタレントさんやらモデルさんやらが(ワタシを見て~!)と必死にアピール。きわどい写真がバンバン載ってるし…。タダであんな写真がたくさん見れるなんて、イイ世の中になったなぁ~。今、イチオシはCYBERJAPAN DANCERSKarenちゃん。コレ見たら癒される…っていうか、ビンビンに元気になるでぇ~!?

ジャイアンツ、またもカミネロがリリーフ失敗!?9回表に逆転され4-5で敗戦!またも惜しい試合をまた落としました。

今日も仕事しながらジャイアンツライブストリームで試合を観ていましたが、余りの手に汗握る接戦に4回ぐらいから観入ってしまう。見所が随所にあった良い試合でしたが、負けちまうと…ねぇ。9回表に入る頃に会社を出ましたが、長い距離を歩きながら駅に着く途中で逆転されてしまい、色んなマイナス感情で汗が吹き出てしまう。まぁ、あの選手起用では仕方ないか…と諦めつつ、前述したKarenちゃんのインスタ見ながら元気を取り戻したとさ。

さて、今日の試合ですが、あんな負け方して疲労感しか残っていないため、敗因となった要所を完結にまとめて述べたいと思います。

1.9回表、キャッチー・宇佐見をそのまま起用

出ましたね~。いきなり確信から入りますが、5回裏に小林の代打で起用された宇佐見。この打席で2日連続のヒットを放ったのは立派。そのままプロ入り初の一軍でマスクを被りましたが、リードは危なっかしいですねぇ。6回を田原→7回を中川→8回を西村とリードして1失点。それでも7回裏にマギーの走者一掃タイムリーツーベースで逆転しましたが、最後を締める9回のマスクも託したのは、ちょっと荷が重かった?今日のカミネロ、球威はあったけど、ボールが全体的に高かった。その状態だけど、勢いに任せてリードしていましたが、腰を落として低めにボールを要求するジェスチャーとか無いもんなぁ。テンパっている様子とかなかったけど、その辺が欠落していた。もっと言うと、良い状態のカミネロがどうやって抑えているか?知らないのでは?と思いましたが、これは最近一軍に上がってきたばかり。知るよしもない。絶対に勝つ!と執念を燃やすなら、あそこは相川にマスクを被らせるべきだった。それでも負けたなら、カミネロor相川のリードが悪いでぼろくそに叩けばいいだけの話。だが、それをしなかったのは、宇佐見の将来を見越した経験を積ませる起用があったからだと思います。でも、失敗しちゃいましたね。もちろん宇佐見だけが悪いわけではなく、ボールが高く集まっていたカミネロも悪い。そして、ワンアウト一塁で福留が放った打球があんなあたりで右中間を抜けるなんて、不運もあったはず(それか守備位置の指示が裏目に出た)。色んな要素が絡まり、しかもチャンスで打席に立っていたのは阪神で1番嫌なバッター・福留。インコースにスライダーを要求したけど、高めから真ん中に入って痛打!裏をかくまでには至らなかった。巨人は去年から一軍の第2、第3キャッチーが相川や実松と言ったベテランしか起用されていない。正捕手の小林はまだ若いとはいえ、その後の若手が全く育っていない現実がある。そう言う観点で言うと、あのまま最後まで宇佐見に任せたベンチの判断は正解。若い選手を育てるって、こういう事。失敗が若手の成長を促すはず…という事で、納得するしかない。特にキャッチャーは育てるのが難しいって、こういう負けに直結する失敗があるからなのでしょうね。

2.やっぱり苦手?阪神・青柳

ホント、顔を見るのもイヤ!なぐらいに去年から青柳は苦手ですね。今日も5回途中までノーヒット。橋本と宇佐見の連打での2安打のみ。得点も奪えず5回で降板されましたが、いまや右バッターが主力のジャイアンツ打線にとっては天敵のピッチャー。ボールが速くて適当に荒れてまとが絞りにくい。途中から球審も青柳のボールにバンバン手を上げて、ジャイアンツ打線は混乱していた。6回表、田原が招いたツーアウト三塁のピンチで8番・梅野との勝負を避けて9番に代打を送らせる?駆け引きはしびれましたけどね。ここで金本監督も勝負に出て代打を起用しましたが、あえなく無得点。それ以降、反撃し出したジャイアンツ打線だったので、いかに青柳がイヤだったか?と思われます。また次回対戦であてられそうですね。

3.初回の失点が余計だった先発・畠。

今日先発した畠の成績は5回を投げて96球。6安打4奪三振1四球の2失点。初の本拠地登板で緊張した?今日は今までの中で1番球威を感じないピッチング。特に惜しかったのは初回ツーアウトから福留にツーベースを浴びた後のロジャースとの対戦。小林はインコース低めのストレートを要求していましたが、逆球となりアウトコース低めに投げてセンター前にタイムリー。これは余計でした。昨日、今日と観ていたら、巨人としてのロジャース対策は練られていて有効だったはず。ただ、小林がデータを有効にいかしてリードしても、そこに投げられないと意味がない。阪神先発が青柳で得点するのが難しいと読んだ試合で先制を許したのは痛かった。非常に残念な1球だったと思います。

しかしながら、そんなことを書くのも畠のポテンシャルを高く評価しているから。攻撃に転じる関係上、今日は5回で代打を送られて降板しましたが、2失点はまずまずでしょう。課題とするなら、追い込んでから福留に2度もツーベースを打たれた点と大和に粘られ過ぎた点。そして、ストレート以外の決め球となる変化球の精度が低かった点。それから今日は打者を追い込んでから仕留めるまで時間を要し過ぎた。左バッターの主力打者に打たれる点も気にかかる。最近懐いている菅野にでも相談して対戦を講じて欲しいものです。

4.ツイてなかった?7回の失点

これは紙一重でしたが、ツーアウト一,二塁で中谷に打たれたタイムリー。マウンドには中川でしたが、宇佐見が構えたインコースのベルト付近ではなく、高めに投げたために強振されてショート・坂本の頭を僅かに越えたしまった。坂本もグラブにあててギリ取れたかも?でしたが、捕れなくても仕方ない打球。中川の僅かな失投により起きたアンラッキーなポテンヒット。余計な1点だった。

5.6回裏、ノーアウト一,二塁のチャンスで1点のみ

時系列が前後してすみません。青柳がマウンドを降りて2番手には桑原が登場。ここで四球とヒットでノーアウト一,二塁のチャンスを作り、クリーンアップへと繋ぎましたが、結局慎之助の犠牲フライで1点のみ。ここで畳み掛けるようにせめて同点にはして欲しかった。

思った点は以上でした。

それにしても残念なのは、慎之助の本拠地で2000本安打達成が厳しそうになったこと。今日は打点こそあったけど、ノーヒット。明日4安打して記録達成!とか奇跡が起こるのかなぁ?まぁ、現実的に考えると厳しいでしょう。

それより今日中継を観て思ったことは、久々に慎之助がピンチでマウンドに行った際に生き生きとした顔をしていたこと。最近は小林に遠慮している?いや、小林が一人立ちしてきたから、ピンチでマウンドに集まっても気を使って余計なことを言わないのでしょう。シーズン初めより、マウンドで小林やピッチャーにハッパかける場面が減ったはず。しかし今日途中からマスクを被った宇佐見には、一生懸命に言葉をかけていました。特に中川-宇佐見の2年目バッテリーには慎之助のアドバイスは心強かったはず。あんな姿、久々に見ることが出来て嬉しかった。やっぱり、ベテランだから?歳だから?って、老け込んだらアカン!試合に出ている以上、生き生きとした姿をみせて欲しい。バットで無理な時は守りでみせてくれ。そう思いました。

明日は内海-メッセンジャー予告先発阪神さん、DeNA戦にメッセ回さなくていいの?これは完全に巨人を潰しに来た印象。かなりの劣勢になるのは覚悟していますが、何とかホームで2カード連続負け越しは避けて欲しいものです。

明日は現地観戦予定。

それでは、また。