【2017 巨人vsヤクルト第8回戦】攻撃が下手～ジャイアンツ、今日の負けは色々ヤバイよ！

あ～あ、今日のジャイアンツ打線には呆れましたね…。

2番・立岡が3安打、5番・マギーが4安打、7番・長野が2安打してもスコアはゼロ。0-1、ヤクルトに2試合連続完封負け。しかも、ここは東京ドームでホームだよ？

ヤクルト先発が石川ということで、前回神宮で打ち込んだ試合の再現？と意気込んだはずですが、まさかの5回途中無失点で継投に入られてしまう…。う～ん、予想できなくはなかったけど、投手リレーに入られる前にせめて追い付こう。

ジャイアンツの先発は宮國でしたが、今季初スタメンマスク・実松のリードが良かった？それとも調子が良かった？どっちとも言えますが、7回3安打で1失点だから敗因はピッチャーのせいじゃない。ただ、思い出して欲しい。1点を失った3回表、初球を中村にツーベース→大引が右方向を意識してライトフライ→中村タッチアップでワンアウト三塁でピッチャー・石川が必死こいてサードゴロを打った隙に、中村がホームイン。サード・マギーがホームへ投げなかったのは正解。アウトのタイミングにならないスタートで中村はホームへ突進していた。おそらくバットにあたった瞬間に走ったのかな？何度か中村が三塁ランナーで、良いスタート切って内野ゴロでもホームインする場面を観た気がする。前回神宮球場で対戦した際も、中井がホームへ投げ切れず！ゲッツーも取れず！のプレーの三塁ランナーは中村だったはず。彼は俊足ではないが、大事な場面で良いスタートを切れるようになった。本人、いや、チームとしてこのようなそつないプレーを徹底した証でしょう。地味に効いているはず。1点の取り方がジャイアンツより上手い。

一方、そのジャイアンツですが、2回裏・ノーアウト一塁の場面で初球を打ってゲッツーする中井とか、4回裏・ツーアウト一塁で左中間を破るツーベースが出てもホームへ戻ってこれないマギーとか(これは仕方ないとも言えますけどね)、気合が入り過ぎて空回りしていた石川、坂本、村田とか…。立岡の一塁へ必死のヘッスラとかチームの士気が上がるプレーもあったけど、気持ちが盛り上がり過ぎて凡退するバッター続出！という異常事態やん。終始、野手が空回りし続けた試合。極めつけは、8回裏・ワンアウト一塁でマギーの代走・重信がアウトの場面。アレは、しつこい石山の牽制が効いたはず。ただ、見逃してはいけないのは、カウント1-1ぐらいで重信が走ったタイミングだったらセーフでしたよ。エンドランのサイン…だったのかなぁ？中井が打っちゃってファウルでしたが、ベンチの監督が首傾げていたのが印象的。重信を責めちゃあ、ダメだと思いますけどね。

今日の敗戦は非常に気落ちしたので、今日はこれで終了。明日から切り替えていきたいのですが、今日の敗戦が意味する点を簡単に書いておきます。

1.当たり前ですが、貯金ゼロで勝率5割、借金生活&Bクラスが目前

2.去年は東京ドームで大きく勝ち越したヤクルトさんにいきなりカード負け越し

3.エース・菅野がヤクルト打線を圧倒しても勢いを作れないチーム状態

4.1位と2位チームより、4位と5位チームと戦力が拮抗orもしくは下？という事実が露呈されたかも？

5.去年よりベンチは動くけど、空回りして負けている試合が増えてきた

こんな感じです。

明日からハマスタでDeNAと対戦ですが、勝ち越せるか？非常に心配。本当なら、今週はBクラスで直ぐ下の敵2チームを叩いて貯金を増やしたかったのに、これではビジターでDeNAを3タテしないと成立しない状況になっちゃったじゃん。ここ数年、5月に失速傾向のジャイアンツ。今年もそのパターンにどっぷりハマり出した？コレを覆す勢いをチーム一丸で作り出さないと、交流戦あたりで今年が終わりそうな予感がします。ジャイアンツはこの正念場で粘ることが出来るでしょうか？

では、また。