【2017 巨人vs阪神第6回戦】ジャイアンツ、エースで痛い敗戦！避けて通れない(アイツ)の復調！？

今日は珍しくひとり観戦ではなかった。オレの昼飯ローテ1番店のイタリアンがあるのだが、今年に入ってそこのウェイターのお兄ちゃんが(東京ドームの巨人戦、観たいです！)と猛アピールしてきた。彼は平日火曜日が定休なので、今日のチケットを手配。そのウェイターのお兄ちゃんの友人(巨人ファン)と3人で観ていましたが、試合があんなだと帰りは早めの解散になっちゃうよねぇ。

ジャイアンツ、菅野智之の4試合連続完封はならず！2-4で首位・阪神に敗戦！カード初戦をエースで落とす痛い1敗となりました。

どよぉ～ん。本日は一塁側B席前方で観ていましたが、ツーアウト二塁で代打・村田が放った並みの走力ならセーフの打球がアウト！…という釈然としない結果だったので、帰り道の雰囲気がさらに悪化。あっ、塁審のジャッジに文句はないですよ。村田さんの鈍足さ加減に、若いお兄ちゃん達が(えぇ～！？)という感じだったのでね。まぁ、村田の走力はあんなモノです。

さて、自分としては珍しい3人で観戦の試合。菅野がしっかり抑えて、必要最低限の得点が入って、和やかに談笑しながらジャイアンツ勝利！をイメージしたけど、あらら？全然違った結果になっちゃった。なぜ？でしょうね。

さすがに18:00には球場へ行けず、2回終了まで移動しながらネット中継でチェックしていましたが、1回表の失点は高山のアンラッキーなツーベースで暗雲が立ち込めた感じ。高山自体も調子が上向きなのでしょうが、インコースをカットしに行った打球がサードをフラッと越えてフェアになるとは…。さすが！ノッてるチームは違う。

その後ワンアウト三塁となり、3番・糸井にはライトへタイムリー。菅野の記録、あっさり終了でしたが、ここまでは仕方ない。そこまで無失点記録なんて続かないから、厄払いのようなもの。これ以上の失点は防ごう！と思ったら、4番・福留は抑えた。ツーアウト一塁で5番・原口に初球をライト前ヒット…で、これは痛かった。極度の不振でスタメンを外される試合が増えてきた原口に繋がれるとは…。この嫌な流れにまんまとのまれて、6番・鳥谷にレフトへタイムリー。完封どころか、いきなり2失点のスタートでしたが、原口と鳥谷には逆方向を狙われた感じ。相手の策にヤられたのでしょう。菅野、ちょっと不用意だった。

それでも2回裏、マギーのソロホームランで1-2。さぁ、ここから接戦に持ち込もう！と思った直後の3回表、ま～た打たれた！福留に初球をいきなり痛打！ツーランを浴びて1-4。打った瞬間、ライナー性の打球に見えた。ライト・長野が捕るような仕草をしたからライトライナー？と思ったら、ライナーは失速せずフェンスオーバー。歳を言うのは失礼なのだが、40歳になる選手の打球とは思えない鋭いあたり。ホント、この人を止めないと阪神戦の勝利はない。序盤とはいえ3点差ついた試合はキツくなるのがジャイアンツ。映像見直したら、アウトコース要求のストレートがインハイに行った様子。菅野、大失投でした。

今日の菅野の成績は8回を投げて115球、9安打6奪三振無四球で4失点。無四球はさすが！9安打は打たれ過ぎ？ですが、初回には先頭バッター・高山に前述したアンラッキーなツーベース、3回のツーランの前には先頭・北條にアンラッキーな内野安打と要らないヒットからの失点が痛かった。特に菅野の調子が悪そうとは思いませんでしたが、好調・阪神の勢い…というか、勝ち運から来るラッキーヒット？それを足掛かりにヤられた感じ。ノッてるチームにラッキーなプレーが出ると手がつけられない。明日はこういう展開にしたくないですね。そして菅野は今季初黒星でしたが、次やり返して下さい。それにしても、勝ちパターンの助っ人2人を除く中継ぎ陣が不安定とはいえ、7回の打席で菅野へ代打を送らず打たせたのはナゼ？エースに勝ちを！とか中継ぎを休ませる！とか理由はあるでしょうけど、あそこで猛攻を仕掛けない采配には？？？

一方、打線ですが、マギーと石川にそれぞれホームランが出たけど、どっちもソロ…なんだよなぁ。効果的な1発は阪神さんに軍配！2発で2点より1発で2点の方が素敵やん。ただ2人共、先週の好調さをキープしているので、今週はさらなる活躍に期待したい。

残念だったのは、クリーンアップの前に1度も出塁出来なかった立岡,中井の1,2番コンビ。特に立岡のバットが急に狂い出したような？せめてチャンスメイクぐらいして欲しい。それから、1番頼りになる3番・坂本がノーヒット。阪神サイドとしたら、きっちり抑えてウハウハでしょうね。先発・秋山の生まれ変わったピッチングに翻弄された。カーブの使い方と左右コーナーへの投げ分けが上達した印象。警戒していた通り、ヤられた感じ。対戦経験はあるけど、調子が良くなった今年に対戦するのは初めて。いわば初物と同じということで、点取れないだろうなぁと思ったらその通りでした。

前述した通り、3回表で1-4となったところで試合は厳しくなったけど、4回裏のチャンスを上手く活かせていれば…。試合を観たジャイアンツファンの大半は、そう思ったでしょう。

ワンアウトから慎之助がヒット→マギーがツーベースでワンアウト二,三塁の場面。今日の6番は誰だぁ？右ピッチャーだから亀井かぁ？ん？長野！？本日先発の秋山は右バッターの被打率が高いから？それとも状態が良いから？真意は知りませんが、ここで得点圏打率.000の長野にチャンスが巡って…三振！オーマイ、ガッ！！天を仰いでしまう。

ここでね、せめて1点…いや、タイムリーで2点取れれば3-4の1点差。試合の流れが変わった可能性がある場面で流れを断ち切る男・長野久義。この前の土曜日、猛打賞でポジったのは何だったのか？怒りを通り越して寂しさを感じてしまう。映像見直した際、今日の解説・野村謙二郎さんが言っていたけど、チャンスで力み過ぎだから打てない気がする。先発が右だから打てないという感じもしない。週末のナゴドの様子を見ても、バットが遠回りする感じが薄れてきた印象。どん底は抜けたと信じたいのですが…。

手厳しいジャイアンツファン的に言えば(チョ～ノ、要らない)とか(別なヤツ、使え！)になるのだが、やはりそこは主力選手、簡単に外しても代わりって誰？というぐらい見当たらない。亀井と言いたいところだが、使い続けると直ぐ故障するガラスの体。今の主に代打、時々スタメンがベターでしょう。石川慎吾は長野の代わりではなく、別枠でカウントされてきた印象。そうなると、本気で長野の代わりになる選手はYOH！YOH！YOH！って、あの方の故障はいつ治る？現状ではあてにならないので却下するしかない。

今の長野をスタメン起用するなら、橋本や重信、はたまた二軍の岡本の方がマシ！と言いたいところですが、やはり主力選手である長野がここまで打たないのはチームとして大ダメージ。それでも、自分は長野の4月の不振についてはスルーしていた。暖かくなり出したら、打つだろう。楽観的に考えていたから話題にしませんでしたが、GW明けてもコレってね。得点圏打率.000って、どうしたの？メンタル、ヤられているのかな？心配になってきました。

おそらく、長野は下に落とされない限り、明日もスタメン起用されるでしょう。もし使うなら、いっそのこと1番にでもしてみたら？プレッシャーかけてもっと追い込んだ方が打つかも。一緒に観に行った若いジャイアンツファンのお兄ちゃんからの提案でした。慣れた打順だったりするし、そこまでやってダメだったら下で再調整でも良いんじゃね？もしかしたら、今週…いや、今後首位を狙うためにはアイツ＝長野の復調がジャイアンツの命運を握っているかも知れない。そう思ったので、書かせていただきましたって、みんなそう思っていますよね?

そんな感じで、また。