孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vs阪神 第4回戦】あれ、ドングリーズで1点取れた!?ジャイアンツ、でも勝因は田口の好投!!

朝起きたら、自分の肩がガチガチに固まっていた。

先週の旅行での疲労が残っていたのだろう。もう痛いを通り越して、気持ち悪い。行きつけの会社近くのマッサージ屋に電話したら、今日はオレの担当のお姉さんが休み。アカン、あのお姉さんでないと、完璧な体の状態に戻してもらえない。決して美人とかカワイイとかそういうタイプではないので、下心があって通っている訳ではない。自分の体にあった施術をしてくれるのが気に入っているのだが、この人は肝心な時に休みが多い。

いかん、野球観に行ってる場合ではないぐらい疲れている。肩から上が重く、試合が始まったら、ちょっと意識が朦朧としてきた。本日の座席は一塁側S席の最後方。左側が壁、右側は通路、後ろは立ち見席のひとりぼっち席で観戦していましたが、とあることで段々元気になるなんて、予想外でした。

ジャイアンツ、田口の好投が効いた!阪神に4-1で勝利!!カミネロはしれっと7S目!打線は慎之助お休みでも何とか得点出来ました。

いやぁ~、試合前の自分のコンディションは最悪でしたが、やっぱりジャイアンツが勝つと体調も回復しちゃうよね。それと、別の理由もあったのですが、それは最後にしれっと書いておきます。

さて、本日の試合ですが、田口がやっと彼らしいピッチングで2勝目!って、先週の試合、ほとんど観ていないから書きずらいのですが、やっと勝ったけど5回でマウンドを降りる苦しい内容だった様子。1点先制してもらっても2失点して逆転されたようですね。そんな勝ったけど不甲斐ない試合の次の試合、どんな調整をしてきたのか?楽しみにしていましたが、この子は偉いよ。ちゃんと自分のやるべきことが分かっている。そう感心した試合でした。

小林のリードも良かったのでしょうが、とにかく投げるボールは低め、低め、低め!すごく意識してなげていました。追い込んでから決め球の変化球を地面に叩きつけるように投げるのを何度観たことか…。最後の詰めまでしっかり意識を集中させる姿勢におじさん、胸キュン!?って、気持ち悪い。素直に感激しました。

今日の田口の内容は7回112球を投げて、4安打4奪三振1四球の1失点。前回登板が5回で6四球とらしくない内容だっただけに、直ぐに改善してくる田口は優等生だと思います。ヒロインで言っていたように、ピッチングのテンポにも注意を払っていた模様。確かに、ランナー出しても、そこまでモタモタしなかった気がした。お疲れモードの自分にも優しいピッチングをありがとう。

しかし、1つだけ注文がある。初回、高山の打球を素手で捕りに行ったプレー。アレは勘弁してほしい。映像で見直しましたが、まぁ、プロレベルなら素手でも捕れる打球の速さなのかもしれない。だが、実際のプレーでは捕れていないし、スローで観たら左手で弾いた時に指がグニョンとか曲がっているし…。つまらないケガに繋がるので、次回からはやめて下さい。ド素人的には、右バッターのインコースに食い込んで曲がるスライダーの精度が良かったと思いました。今日の勝利は彼の好投に尽きる。文句なしのヒロインでいいでしょう。

また、8回から登板したマシソンが安定した内容で今日も3人でピシャリを抑えてくれた。ここ数年、春先のマシソンは不安定が定説でしたが、今年はちょっと違いますね。巨人ブルペンで唯一の信頼ブランド・マシソン。できれば彼もお立ち台に呼んで欲しかった。

9回はカミネロが珍しく3人で締めていましたが、あの悪夢の広島戦がなかったかのように、その後は安定していますね。徐々に日本の野球に慣れてきたのかなぁ。今年の自分のG-po投手部門のマイヒーローはカミネロなので、好投してあと数回はお立ち台に上がって欲しいものです。しかし、カミネロがマイヒーローの方って、何人いるのだろう。名前が気に入ってテキトーに選んじゃったんですけどね。セーブが付く最大リードの3点差なら、カミネロは安心して観ていられるなぁ。

一方、打線ですが、慎之助が今季初!のお休み。左の能見さんが先発ということで、代行4番に村田さんを入れてましたが、ムラタさ~ん!2三振でノーヒットやんけ。アベのいぬ間に大活躍でアピール!とか行かず。前回の甲子園での対戦同様、プレートの立ち位置を変えた能見さんにまたもや大苦戦のジャイアンツ打線。2安打で2得点…って、最低限過ぎじゃん!でも、よく点取れたなぁ。不思議としか言い様がない。

能見さんが乱れる予兆はあったんですよ。2回裏、ノーヒットで抑えられたけど、やたらとボールが抜けていた。長野に四球を与えた場面を観たので(あっ、コレはちょっと隙があるな?)と思ったら、3回裏にモロ隙が出た印象。先頭バッター・田口をエラーで出塁させると、続く中井にはストレートの四球。ノーアウト一、二塁でもはや(バントイップス)、送りバントが出来ない2番・立岡にバントを決めさせてくれた。立岡、この感触を忘れないでね。

もらったチャンスを存分に活かし、頼れるキャプテン・坂本がインコース低めのボールをゴルフのバンカーショットみたいなスイングでセンター前に2点タイムリー!あたりは良くなかったけど、なんか凄かったね。ここで2-1と逆転!でしたが、畳み掛けることは出来ず。結局、能見さんを捉えたとまでは行かなかった。

やっぱり、ピッチャーがプレートの立ち位置を変えるって、どえらい変化なんですね。そのマイナーチェンジがジャイアンツ打線には通用している様子。右バッターにあまり打たれていないデータなのに、右バッターばかり揃えた打線には?でしたが、次回は攻略法を見つけて欲しい。今日は3回に起きた、能見さんの突然の乱れでたまたま勝てただけだと思います。

今日、一番興味深かったのは、7回の攻撃。9番・田口の打席で代打・橋本~からの場面。マウンドは阪神2番手・藤川でしたが、橋本は追い込まれてから粘って四球→1番・中井はセンターへ詰まりながらもヒット→ワンアウト一,三塁のチャンスで2番・立岡が詰まりながらもレフトへタイムリー!3-1とリードを拡げた。

う~ん、この若手とは呼べない、実績が薄いから中堅選手とも言い難い橋本、中井、立岡の3人で1点取れたのは効いたね。ネット民用語でいうと、ジャイアンツの(ドングリーズ)なのでしょうかね。これに大田泰示という人もいましたが、彼は北の大地で何してんのかなぁ。まぁ、接戦の勝てそうな試合でこのドングリーズで追加点が取れるとは、今年のジャイアンツも捨てたもんじゃない!?ちょっぴり、そう思いました。映像にはなかったですが、橋本は出塁した際、何度も走る姿勢で阪神バッテリーにプレッシャーをかけていました。中井も上手くインコースのボールを捌いていましたが、橋本が足でかけたプレッシャーが中井にストレート待ちのバッティングをさせやすくしたはず。ドングリーズだってやれば、出来る!そんな試合をもっとみせて欲しいものです。8回のマギーのホームランは凄かったですが、アレは途中から出てきた阪神のキャッチャーが変なリードをしたからだと映像見直してしりましたとさ…。

本拠地・東京ドームに皆勤賞で通っていた方は、きっと現地観戦での連敗が4でストップでしょうかね。自分は2連敗中でしたが、今日勝てて嬉しかった~。勝利の有り難みを噛み締めました。これで気分スッキリ、肩凝りも解消!までには至らず、帰りに某大手マッサージ屋さんのインターンだけが在籍する店舗で体を少しでもいいからメンテナンス。大人しそうな、昔・女子アナ、今・女優!?の甲斐まり恵似のカワイイお姉さんに一生懸命ほぐしてもらった。セラピストの研修を受けて1ヶ月半、まだぎこちない感じが素人っぽくてイイね!すっかり体がビンビンになっちゃいました!って、結局そういうことだろ?と読んだ方に思っていただければ幸いです。

体の調子も戻ったので、明日も現地観戦に行けるでしょう。

では、また。