孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

ジャイアンツ、祝!坂本&菅野がGG初受賞!!~そして、気になるFA選手は誰にオファーする?

明日11/9はFA資格選手が権利を行使できる締め切り日のようですね。その動向ばかり気にしていましたが、こちらの賞が発表になるのを忘れていました…。

ジャイアンツ、祝!坂本勇人菅野智之がゴールデン・グラブ賞を初受賞!!そして、いよいよFA選手の書類提出期限がラスト1日。ジャイアンツは誰にオファーする?

いやぁ~、今溜まっている仕事の終わりが見えね~…って、本来ブログ更新している状況ではないのですが、今日は夕方からヘアサロンの予約があったために強制早退→パーマかけられて待っている間にスマホを観ていたら、嬉しいニュースが目に入る。昨年からジャイアンツのキャプテン・坂本勇人が(獲りたい!)と公言していた今年のゴールデン・グラブ賞が発表。見事?いや、僅差だったのかなぁ、坂本が念願の初受賞!おめでとうございます!!

ついで…は失礼ですが、菅野智之も初受賞。こちらもおめでとう!なのですが、広島・野村祐輔が最有力と思われていたので、意外?な感じ。パ・リーグの選手には申し訳ないのですが、語れるほど観ていないので割愛。以下が今年のセ・リーグGG賞のメンバーだそうです。

(投手)巨人・菅野智之 初受賞

(捕手)広島・石原慶幸 初受賞

(一塁)DeNA・ホセ・ロペス 3年ぶり2度目

(二塁)広島・菊池涼介 4年連続4度目

(三塁)巨人・村田修一 2年ぶり3度目

(遊撃)巨人・坂本勇人 初受賞

(外野)広島・丸佳浩 4年連続4度目

広島・鈴木誠也 初受賞

中日・大島洋平 3年連続5度目

ジャイアンツからは坂本と菅野以外でいうと三塁で村田さんが受賞。こちらもおめでとう!なのですが、今年のセ・リーグは三塁を固定して戦えたチームが殆どなかった。消去法で行くと今年は村田..と予想出来たので意外ではなかった。ただ、年齢と共に守備力はちょっとずつ落ちていると感じる。横の動きとスローイングは素晴らしいが前に行く動きが鈍化しつつある気がする。そこをどうカバーして行くのか?来年の守備で注目したいポイントです。

菅野については、記者さんはよう見ているのですねぇ。ド素人の考えでは、チームの優勝と最多勝をゲットした広島・野村の方が印象が良いはず!と勝手に思っていたので、よくぞ菅野を選んでくれた。非常に感謝したいのですが、菅野のフィールディングのどこが?どう?上手いとか語れない自分が寂しい…。正直言うと、投手のGG賞選びのポイントを理解していませんが、牽制や相手に走られない技術も加味されるのなら、納得します。菅野の凄いところは、無駄な牽制を入れずとも一塁走者を釘付けに出来る技術がある。今年観ていて、そこは地味にスゴイ!と思っていました。

そして最後はこの方でしょう。去年で初のGG賞獲れんじゃね?と思っていた坂本は受賞ならず。本人と多くのジャイアンツファン(自分もそうですが)がガックシしたのですが、一年越しでや~っと初受賞!首位打者も嬉しいはずですが、守備でも認めて貰えてさらに嬉しいでしょうね。昨年までは阪神・鳥谷の独壇場?だったセ・リーグ遊撃手のGG賞。ただ、今年はどこか体が悪かった?急激な守備の衰えをみせて、チーム内でもシーズン途中から北條にポジションを明け渡してしまう。なので、今年は1票しか入らなかった様子。主な遊撃での上位得票選手はこんな感じだそうです。

巨人・坂本勇人 110票

広島・田中広輔 85票

DeNA・倉本寿彦 32票

中日・堂上直倫 28票

おっ?坂本は圧倒的な1位ではないですね。2位の田中とは25票差ですが、田中も守備で広島の優勝に貢献した選手。選ばれてもおかしくない感じですが、レギュラー守っている年数の差もあるのかなぁ。ただ、個人的な感想で言えば、田中は失点や敗因に繋がるエラーを巨人戦で数回観た気がする。よその試合は知りませんが、エラー数は決して少なくない坂本との差はそこなのか?とちょっと思いました。でも、菊池とコンビを組む広島の二遊間は美しいですね。来年は初受賞あるかも?

それから倉本と堂上もいい守備しますよね。知ったような事を書いて恐縮ですが、倉本はポジショニングが良い気がしました。そして確実にこなす守備が地味にスゴイ。そして、個人的には中日・堂上の守備もお金払って観る価値アリな選手だと思いました。守備範囲は広いと思いませんが、守れる範囲での守備機会を確実にこなす技術と肩が強くて送球が正確だよね。巨人戦で何度もその肩の良さを観た気がします。この二人も活躍次第で来年チャンスがあると思います。

そんなGG賞候補が多かった?セ・リーグでしたが、坂本が悲願の初受賞。う~ん、感慨深いなぁ。レギュラー定着から数年は(守備範囲は広いけど確実性が…)と思われていた彼が、ようやく守備でも認められた。今年はコロコロと変わるウチの二塁手を相手に、ようゲッツーを完成させていたなぁ。それぞれ守る野手との呼吸もあるでしょうけど、ド素人にその不憫さを感じさせないプレーをみせてくれた。まず、ここを賞賛したい。

それと、今年は今まで見せていた守備範囲の広さと肩の強さが合致してスーパープレーを何度も連発。三遊間や二遊間の深い位置から(あっ、ヒットで抜けた!?)という打球に追いつき、強肩を披露してランナーを刺す場面が多かった。外野に抜けそうな打球を必死でキャッチしても、一塁できっちり刺せる送球が出来なければ意味がない。今まで止めるまでは良いけど送球が?というプレーを何度も観たが、今年…いや、正確には去年あたりからスゴイ送球をみせ始めた。という事で、ジャイアンツファンはこんなプレーを何度も見ているので(悲願!)とか(祝!)とかついつい喜んでしまう。他球団ファンの方々、ごめんなさいね。

それでも前述した通り、今後も坂本がGG賞を何年も連続?とか何度も?獲れる保証はない。セ・リーグには同世代~からその下の世代で、ライバルがたくさん存在する。順調に行けば来年は田中、倉本、堂上以外でも、阪神・北條という選手もチラホラ名前が出てくるはず。戦国時代さながら、群雄割拠とも言えるセ・リーグ遊撃手のGG賞争い。来年も注目したいポジションではないでしょうか?

その他で気になったのは、二塁で菊池がぶっちぎり257票は仕方ないのですが、2位・山田哲人が7票はかわいそう。山田も守備上手になっていますけどね。それから、外野手では丸と大島の上手さはさておき、3位でギリギリ初受賞となった鈴木誠也と次点の福留の差が4票。う~ん、どっちも捨てがたいですが、若さと勢いで誠也が上回った?こちらも初受賞おめでとう!なのですが、正直言うと、どっちの選手も受賞して欲しかった。トメさんもベテランの味でライトの守備が上手いですからね。敵ながらあっぱれ!といつも観ています。GG賞については、以上…でした。

さて、ここからは気になる?いや、自分が1番気にしている?ジャイアンツ、FA選手の誰にオファーする?ですが、GG賞に尺を使い過ぎた…。手短に現段階でオファーするのが予想される選手を上げ、勝手に個人的な見解を書いてみます。

(確実にオファー)

ソフトバンク森福允彦

(おそらくオファー)

DeNA・山口俊

(まさか?のオファー)

日本ハム陽岱鋼

(おそらく撤収)

オリックス糸井嘉男

(始めからオファーなし)

西武・岸孝之

みなさんも知ってる情報通りでしょうが、こんな感じでしょうか?

まず、森福は真っ先にオファーするでしょうね。ぐっさんが勤続疲労で衰えてきたジャイアンツの中継ぎ投手事情を考えると、同じ左腕で実績のある森福は補強ポイントにドストライク。色んな情報を見ていると森福は対右バッターの数字に?がつく模様。工藤監督のワンポイント起用に不満があるようですが、果たして他球団に移籍して1イニングをピシャリと抑えてくれるかは不明。ただ、年棒1億2000万という高給取りの割にCランクなのも魅了。人的保証なしで獲れるなら、行くっきゃないでしょ?ジャイアンツ。杉内さんが在籍しているのも、来てもらえそうなポイントなのでしょうかね。

それから、スポーツ報知がず~と(今日にもFA宣言)と追い回していたDeNA・山口もおそらくオファーするはず。なぜなら、ジャイアンツ御用スポーツ紙があれだけ煽っていたから。ただ、悩みに悩んだ涙のFA宣言を見ると、オファーしても確実に来てもらえるかは不明。今オフ、1番熱いドラマをみせそうな予感がするなぁ。ここまでは、ジャイアンツがアクションを起こしそうな選手だと思います。

ただ、ドラフト、トレード、FA…いずれも投手優先の補強なんですよね。仮に上記のお二人の獲得が成立しても、森福がCランクのため、もう1人A,BランクのFA選手を獲得することが可能。そこで誰かもう1人オファーしないの?という思いもある。

1番注目していたのは日本ハム陽岱鋼へのアプローチでしたが、スポーツ報知が(オリックス,楽天や他球団が興味)という他人事の記事。う~ん、巨人は動かないのか?FA選手への交渉が解禁となる11/10以降に注目したい。この選手へのオファーの噂は急に出て来そうな気もする。

また、CS終了後に(本格的に調査)と報じられた糸井は、撤収したようですね。噂では、下交渉(そんなこと、出来るの?)したけど糸井に(興味ない)と一蹴された模様。在阪のアノ球団に行く気まんまんなのかなぁ。それにしても、在籍しているオリックスが好条件を出していても素知らぬふり。何を考えているのか?だから、超人なんでしょうけどね。

岸については、原前監督がいたら、片岡のFA獲得と同様、2008年・日シリの印象で(欲しい!)と言い出した気がします。しかし今となっては原さんいないし、楽天さんとデキてるようですから付け入る隙もない。鼻から行かないでしょう。

現状、目玉と言われたFA資格を持つ選手で宣言される選手は以上でしょうか?明日11/9で締め切りなようですが、当分FAネタでプロ野球ファンは盛り上がりそうな感じ。個人的に言うと、ジャイアンツがFA選手をかき集めることについては、良いような?悪いような?ハーフ&ハーフな気持ち。的確な補強の名目で言えば賛成ですが、数年先を考えると、生え抜き選手の活躍のチャンスを奪うFA補強は控えた方が良いのでは?冷静と情熱の間で気持ちが揺らいでしまう。コレはホンネです。

でも(読売ジャイアンツ巨人軍)というチームは勝ってなんぼの球団という事情がある。このまま生え抜き育成を重視して何年も優勝から遠ざかったら、ファンもアンチもジャイアンツから遠ざかってしまう。それは球団経営としても得策ではない。巨人は憎らしいほど強くないと、お客様は観に来ないのでねぇ。FA選手獲得は、チームとしてやむなし!と客観的に思ってしまうのですが、どうか将来のチーム作りを見据えたFA補強をお願いしたい。ただ単に足りないところを埋めるビジョンがないFA補強だけはしないでね。

管理人は当分、人並みの生活が送れる日々が来るのか?全く読めませんが、ジャイアンツのFA選手への動向はしっかり追いたいと思います。

そんな感じで、また。