【巨人vs中日第10回戦】先発投手の差～ジャイアンツ、本拠地で中日に勝てない！

最近、ウチの社長がリピートする話がある。

(ストレスって言葉、良くないよね)

社長は小中高と剣道一筋の元・剣道部。現在は、自分の3人の子供達に精神修行を兼ねて、剣道を習わしている。週末は自らも道場に行き、子供達に指導している剣道ライフ満喫中！なおっさんなのである。そんな中、どうも気になるのが、小学生ぐらいの子供達でも、嫌なことがあると(ストレスだぁ～)と呟くことらしい。

(オレらの子供の頃、ストレスなんて言葉、なかったよね？)

最近、結構この話題が多い。

どうやら、単純に(嫌な出来事)がちょっとあったぐらいで、子供が(ストレス)と言うのが気に入らない様子。言葉に重さが出て、暗～い気分が倍増することを憂いているらしい。(今は子供がそんな言葉、使うんですね～)とか相槌を打ってみるけど、子なしの自分にはピンとこない話題だなぁ。夕方、そんな会話があったんですけどね。

…という訳で、平日の火曜日だというのに東京ドームに行ったら …、社長、ゴメン！いきなりストレスがピークに達しちゃったよ！！でも、大人なら仕方ないよね？…それしか感じない試合となりました。

ジャイアンツ、中日エース・大野に手も足も出ず！0-5で完封負け。休養充分だった…はずの田口もナニータと福田にヤられて5失点。試合終了後、呆然とするジャイアンツファンの表情が印象的でした。

あ～あ、これで今季の中日戦、本拠地4連敗ですよ？どっちのホームだか分からなくなってきたよ。今年はガチで中日に弱いですね。通算2勝7敗1分デス！

さて、今日の試合ですが、大野の出来を考えれば、4回表にスリーランを喰らって4点差をつけられた時点で終了…だったと思います。1点リードされたのも痛かったけど、1点ぐらいなら…とか思っていたら…ね。福田のスリーランは、ジャイアンツライブストリームでちょうど四谷を過ぎたあたりで観たかなぁ。球場に着く前に試合が決まってしまうのって、ツラい。チケット代をドブに捨てた気分になっていまう。あんまり合コンとか行ったことないけど、例えるなら遅れて向かっている合コンの女子が残念なメンツしかいない！という情報をもらい、ギンギンだった気持ちが萎えるのに似ている気がするなぁ～。

ジャイアンツ先発は田口でしたが、調子が悪過ぎるとは思いませんでした。初回、ランナーを出すも平田、ビシエドを連続三振。中日エース・大野との投げ合いを期待できる内容！…と思ったのですが、2回表にいきなり掴まる。

先頭バッター・ナニータにインコースの難しいボールをレフトへ打たれたのが痛かった。ノーアウト一塁で、二軍で三冠王の触れ込みで戻ってきた福田に右中間を破るツーベース→ノーアウト二,三塁のピンチ。ここで7番・堂上直にセンター前にタイムリーでしたが、前進守備だったの仕方ない打球。これはしゃ～ない。センター・橋本の好返球で二塁ランナー・福田を刺して1失点のみ。このラッキーを活かして欲しかったけどね。

終わった～！と思った問題の4回表ですが、中日打線の積極策にまんまとハマった印象。ビシエドにヒットを打たれたのは初球、ナニータは2-1ぐらいの早いカウントでストレートを打たれてツーベース→再びノーアウト二,三塁の大ピンチ。ここで福田でしたが、インハイのストレート要求だったのに真ん中高めに投げてフルスイング！…あっ、打球がレフトへ？キレる？キレない？そんな訳ない！？…でっかいあたりのスリーランでした。

テンポよく、初球からストライクを取りに行っていた田口でしたが、この回は微妙に真ん中寄りに投げていた感じ。ビシエビに打たれたボールも外よりからちょい真ん中、ベルト付近だったからヒットにされた。ナニータのツーベースもアウトコースのストレートが真ん中に入って打たれた。福田のホームランは…結構クソボールだったけど、福田はストレートを待っていたのでしょうね。快心の一撃だったと思います。

その後、6回表にもナニータにソロホームランを浴びて5回1/3でマウンドを降りた田口でしたが、ナニータと福田にヤられた感じでしょうね。この2人には失投を見逃してもらえなかった。そこが敗因だったと思います。

気になったのは、休養充分だったはずですが、ストレートの球速表示が130キロ前後だったこと。映像で見る限るは、ボールにキレはあったと思いますが、もうちょっと速くなかったっけ？130キロ後半が普通だったのが、何時からは知りませんが、球速が落ちた気がします。ただ、今更落ちた球速を指摘してもどうしようもないのですが、それしか投げれないなら、コントロールには細心の注意を払って欲しい。ちょっとした失投が、ここまでの失点に繋がったはず。休養明けで体が軽くなり、体の調子は良かったかも知れないが、慎重さに欠ける内容だった気もする。まぁ、紙一重ですけどね。次回登板は、今日の自分のピッチングを振り返りつつ、相手の大野のピッチングを参考にしても良いのでは？と思います。

対する中日エース・大野ですが、めちゃくちゃ調子が良いとは思わなかったけど、田口と違って失投が少なかったね。全体的にボールを低めに集めて、高めに浮いてもコースはきっちり投げ分けていた。ストライク先行のピッチングでも、際どいコースで攻めてくるから、ジャイアンツ打線も手の出しようがない。追い込まれてからのフォークもキレていましたね。せめて1失点ぐらいで5,6回～に入って行ければ、大野だってプレッシャーから失投があったかも知れませんが、余裕を持てる点差があったので動じなかった感じ。早打ちを逆手に取って、面白いようにアウトを重ねる大野のピッチングには、敵だけど関心するしかなかった。いつもは完封されると打線をディスるけど、今日は接戦に持ち込めなかった時点でジ・エンド。何も言うことはない。しかし、明日は奮起してくれ！

今日の試合はお客さんがTシャツを着て人文字を作る(アランチョ・ネロ)のイベント試合だった。何でも、今日のお題は(ミスター・パーフェクト)。1950年6月28日、レジェンド・藤本英雄さんが完全試合を達成した日に因んだらしい。ゲストには槇原さんも呼んでね、田口がパーフェクトピッチングしてくれる？…とは誰も思っていなかったでしょうけど、相手のエースに3安打完封のパーフェクトなピッチングをされるとは…。営業や企画の方々、これは予想しなかったよなぁ。ジャイアンツの歴史にとってメモリアルデーなのに、縁起でもない結果にしてしまうこの弱さ…。とにかく情けない試合。ヒット3本、四球が1つで4人しかランナーが出てないのでは、盛り上がるポイントすらなかった。完全なハズレ試合を観に来たジャイアンツファンの表情は弱りきっていた。悔しさを露わにするのを通り越して、呆然とする方々が多かった気がします。なんか、夏をすっ飛ばして秋が近い感じがしたのは気のせいかな？

本日は、三塁側A席中段の前方エリアで観戦していましたが、Tシャツを配る試合にしてはガラガラだった気がします。周りも空席が目立ち、座席に手をつけていないTシャツが多数残っていた。人文字アートの写真撮影が終わり、自分がトイレや喫煙しに行って戻ってきたら、気がついたら無くなっていたので…びっくり。誰が回収したのでしょうね。ちなみに、自分の真後ろの座席は誰もいませんでした。平日のナイター、しかもちょっと申し訳ないないが人気薄な中日戦だから、なおさら集客力がない。そして、今年のジャイアンツの弱さはホンモノ！？弱いと観に来ないのがジャイアンツファンの性なので、さらに集客力が落ちる。選手の皆さん、こうやって情けない試合をしていると、どんどん球団の収益が落ちること、自覚していますか？危機感を持って欲しいものです。

お金を払って、贔屓球団の完封負けをナマで観る…。あっ、5回表の途中からですけどね。今週のオレ、またもドMな展開になっちまうのかなぁ。負け続けるのは、イヤ！中日にまた本拠地で3タテはイヤ！明日は勝って、何とか勝ち越しの可能性を残して欲しい！

ストレス溜まり過ぎたので、これにて終了。明日はドーム行かないけど、高木勇人の好投に期待！もう、それしかない！！

では、また。