孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【ヤクルトvs巨人 第21戦】攻める姿勢って大事!?ジャイアンツ、夢を繋ぐ勝利!!

自分にとって、仕事終わりに一番ふらっと気軽に寄れる球場は…神宮なんですけどね。

ここでしつこく書いていますが、観に行くと本当にジャイアンツは勝てない。

ついでに言えば、自分の母校を応援しに六大学野球を観に行っても殆ど勝てない!

もうギャグのレベル…。

行こうと思えば最速15分。職場から東京ドームよりも近い神宮をスルーして、向かった先はスポーツバー。特にジャイアンツファンではないご常連さん4人を巻き込んで、必死に応援していたのですが…。

ジャイアンツ、首位・ヤクルトに6-3で勝利!ヤクルトエース、天敵・小川を攻略!?vsヤクルト戦を5連敗でストップ。

久しぶり?いや、今季初?ぐっさん→マシソン→澤村のパーフェクトリレー!も良かった。首位から3位までが再び1.0ゲーム差の混戦となりました。

ちょいちょい出てくるスポーツバー観戦。気がつけば3年通ったら、顔見知りのご常連さんが増えました。

金曜日でただ飲みたいだけの方々が、自分に付き合ってくれてジャイアンツを応援してくれて…ホントに心強かったです。皆さん、点が入る度にノリノリでしたが、自分だけは勝利の瞬間まで鬼の形相で観ていたけど…ネ。

さて、本日の試合ですが、苦手とする神宮球場+先発・小川+バレンティン復帰。

計算すると非常に劣勢と思いましたが、監督のvs小川用打線とマイコラスの投打に渡る攻めの姿勢が功を奏したと思います。

まず打線ですが、

1.長野

2.立岡

3.坂本

4.慎之助

5.アンダーソン

6.村田

7.亀井

8.小林

9.マイコラス

久しぶりの1番・長野、2番に敢えて打力優先で片岡ではなく立岡。守備を考えればセカンド・立岡はリスキーですが、片岡は全く小川打てないからスタメン落ち。これはギャンブルでしたが、見事あたった感じ。

それから小川が左バッターの被打率が高いため?5番に入れた好調アンダーソンも良かった。2回表に追う立場としては是が非でも欲しい先制ソロホームラン!

ライトに放り込んで、ヤクルトファンをちょっと黙らせることが出来た。

今日のスタメンを観て、(この期に及んでここまでイジる?)と思ったオーダーでしたが、小川対策としてはベターだったと思います。ベストは4番と7番をチェンジですが、慎之助はさすがに動かせないかな?小川から今季2本目のヒットをようやく打ったので良しとしましょう。

アンダーソンのホームラン以外は、打線も機能したけど、相手のミスからもらったチャンスをきっちり決めたのが勝因。

5回表、ワンアウト一塁からマイコラスの強いあたりの送りバントを畠山が二塁に送球ミス?で一,二塁にチャンスが広がったのはデカかった。1番・長野は最近小川を打ち始めていたし、2番・立岡も6割台の好相性。相手にプレッシャーを与えられた感じ。

結果、ツーアウト二,三塁で立岡がレフト線にタイムリーツーベース!

4回裏に1-1と追いつかれた直後に勝ち越し!は、相手ペースにさせない貴重な一打。久しぶりに立岡のタイムリーを観たなぁ。大事な試合で打ってくれてありがとう!

6回表は、慎之助→アンダーソンが連続四球。ノーアウト一,二塁のチャンスを村田が送れず強行したけど、ゲッツー!

ツーアウト三塁とチャンス縮小から亀井は敬遠?の後に小林も最終的に四球→で満塁のチャンス。

ここで代打ではなくマイコラスが打席に立ちましたが、マイコを5回でスイッチはもったいない。ここで打席に行かせたのは仕方なし。期待薄で観ていたら…何とマイコラスが2点タイムリー!5-1となって小川をKOしましたが、マイコラスの攻撃に対する気迫に感謝。

5回の得点も、強めのミスった送りバントから全力疾走したために産んだワンアウト一,二塁のチャンス。今日は打者としても攻めの姿勢が光ったと思います。

小川から代わった松岡から長野がきっちりタイムリー!も飛び出して6-1。

オーダー変更が吉と出た、効率良い攻撃でした。

一方、打者としてのマイコラスは最高でしたが、本職の投手としてはちょっと苦しかった?いつもの制球力はなく、全体的にボールは高め。変化球の精度が低かったかな?

6回3失点は覚醒後のマイコラスとしてはイマイチですが、評価すべきはヤクルト1~3番を抑えた点。川端、山田の破壊力が目立ちますが、1番・比屋根に出塁を許すと炎上するのがvsヤクルト戦の敗戦パターン。ここを抑えた点はさすが。

また、ピッチャー・小川に出塁を許して8/末~9/頭の2試合は連続して負けていましたが、今日はここもきっちり抑えた。これも勝因でしょうね。

4回裏、ワンアウト一,二塁で雄平に投げたストレートは失投。インコース要求がアウトコース寄りにシュートしてタイムリー!でしたが、一塁ランナーがバレンティンで助かりました。

最近のヤクルトはそつのない走塁が目立ちますが、あの詰まったヒットで一塁ランナーが三塁に行かないのはラッキー。マイコラスはこの後のピンチを抑えましたが、同点となって尚もワンアウト一,二塁のピンチと一,三塁のピンチでは大違い。ここも大きな点だったと思います。

バレンティンは確かにヒットも打たれたし、6回裏には6-3と追い上げるツーランも打たれましたが、細かい点で見ると好調ヤクルト打線のリズムを崩す要素もある。逃げずに大胆かつ慎重に攻めて抑えて欲しいです。

ツーラン打たれた配球は、あれだけアウトコース中心だったら踏み込まれますよ。今日は無難に外中心の攻めでしたが、明日は今日の失敗を活かした配球に期待します。

それにしても、バレンティンは神宮でのホームランの打ち方、熟知しているなぁ。逆方向でも強く叩けば軽~くスタンドイン。やっぱり、コワイですね~。

3点差に詰め寄られて、不安一杯で7回裏からの継投と見守りましたが、ぐっさんがきっちり三者凡退。

問題は8回裏。(マシソンなのかなぁ?)と超不安一杯で観ていましたが、マシソンが山田から始まるヤクルト強力クリーンアップを三者凡退。先頭バッター・山田に対していきなりツーボールは死にそうになりましたが、あそこからよく崩れなかった。高めに抜けるボールも少なくなったし、暫く投げない間に良い調整が出来たと信じたいです。ここ最近はリリーフ失敗が目立つマシソン。他球団ファンからも、マシソンが登場すると喜ばれる程不調でしたが、今日の内容を継続して欲しいです。

9回裏も澤村がきっちり三者凡退でゲームセット。ヤクルトに隙を与えない見事なリリーフ陣の活躍も重要な意味があったと信じたいです。

勝利の瞬間以降は、鬼の形相から嬉しくてデレデレなおっさんに戻った自分。

何だかハイテンションになって、終電ギリギリまではしゃいでいました。

いやぁ、神宮行かなくて良かった。

(自分が行くと負ける)とか思っているジャイアンツファン、多数?三塁側ビジター席がガラガラだったのが印象的。

雨もちょいちょい降っていたのも、集客が悪かった原因かも知れないです。

とりあえず勝たないと話にならない試合は勝ちました。ただ問題は明日。

火曜日に勝っていればこの神宮での2連戦は1勝1敗でOK!でしたが、負けちゃったので今日勝ってもヤクルトとは1.0ゲーム差。明日も何とか勝利!でゲーム差なしに並びたい!負けて元の2.0ゲーム差に戻るなんてイヤ!

当初のポレダ先発予定から中5日で大竹が先発予定。低め中心に投げることが出来るか?ここがポイントになりそう。

打線は石山に好投を許さないように、今日の勢いそのままで得点を重ねて欲しい。長野、坂本、村田の右バッターの活躍が勝利のポイントだと思います。

では、また。