ジャイアンツ、セ・リーグ3連覇!!~ビジター球場での優勝はあっさり味!?現地レポート
もう~、いきなりですが、
おめでとうございます!!
自分事で恐縮ですが、3年連続でジャイアンツ・リーグ優勝の瞬間を現地観戦することが出来ました。
何度観てもイイ!!
…のですが、アレレ?
2年連続で観た東京ドームでの優勝とはひと味違う感じでした。
さて、本日は優勝するかも?知れないハマスタでの試合。
仕事を17:00ぐらいで切り上げて、試合開始から見届けちゃうぞ♪…と思ったら、やっぱり忙しくて17:50頃に無理矢理ダッシュで会社を出るのが精一杯。
終わりそうにないので、完全に仕事を放棄した。
(残りは明日ヤります!)
と言い残し、東横線の帰宅ラッシュの凄さにドン引きしつつ、ハマスタに19:00頃に辿り着く。電車で移動中はニコ動で試合をチェック。1回裏、坂本のエラー&ファインプレーに気持ちが乱高下した。
関内駅で出口を間違ってタイムロス。
危うくハマスタでなく夜の歓楽街に突入しそうになる。
スタジアムに向かって小走りする方々が沢山いる。自分もちょっと急いでみる。
座席は三塁側SS席だったが、場所がよく分からない。分からない事をいいことに、三塁ベンチ真上前方の座席にちゃっかり座ってみる。
19:00ぐらいはまだまだ座席に空席があった内野席。空いていたから4回表のみそこで観ていた。
到の四球をきっかけに3点を取ったイニングだが、ワンアウト三塁で初球ポップフライを打ち上げた慎之助が、とぼとぼとベンチに戻ってくる姿が堪らなく哀愁が漂っていた。
ジャイアンツ先発・内海ですが、2試合連続vsDeNA戦で完封している勢いを感じない苦しいピッチング。
4回裏で77球ぐらい投げていたのに喫煙所のモニターで知り、びっくり!
筒香にタイムリーを浴びて3-1とベイスに追い上げを喰らった。
5回表から自分が買った座席で観戦。
本日優勝する条件は、
ジャイアンツ→勝利
カープ→敗戦
これが成立しないと歓喜の瞬間は観れない。この時点でカープはタイガースに0-3でリード。カープ先発・九里が好投してる模様だが、必ず後半にピンチを招くと予想。奇跡を信じてみる。
6回表に慎之助がヒット→アンダーソンがものすごい難しいインコースの低めに来たスライダーをツーランホームラン!
ベイス先発・井納は右肘の異常を訴えて降板→ソトにスイッチ。
そのソトから村田がソロホームラン!
6-1とリードを5点に広げ、本日来場していたジャイアンツファンからは(今日、優勝決めて~!)というムードが高まって行く。
この気持ちが甲子園に届いたのか?
6回裏にタイガースが4-3と逆転!
ハマスタ6回裏の途中、レフトスタンドから三塁側へ徐々に歓声のウェーブがやってくる。
(何があったのだろう?)
と一瞬思ったが、すぐにピンときてスマホをチェック。タイガース逆転を知る。
ここからは目の前の試合より、甲子園の結果が気になる。
状況を理解出来ていない、右隣にいた野球好きジャイアンツ&ベイスファンのおじさん二人組と一緒に甲子園の経過をチェック。
・ベイスファンのおじさんはホームで胴上げみたくない
・ジャイアンツファンのおじさんは胴上げみたい
その思いをマシンガントークで二人から交互に浴びていたら、試合を観ている時間さえなかった。エラい人達に捕まってしまったと後悔する。
内海は8回途中138球の粘投をみせたが、3点目を失った時点で健太朗に交代。
内海…胴上げ投手の権利を失った瞬間。
もったいなかったなぁ。
刻々と迫るジャイアンツ勝利の瞬間。
甲子園は一球速報でみる限り、8回裏。
ハマスタは9回表が終わりそうな場面。
もしもジャイアンツが甲子園の試合より先に勝利したら、甲子園の結果が分かるまでここで待機?不安がよぎる。
9回裏はぐっさん登場。
石川と梶谷を難なく抑えてツーアウトを取りマシソンに交代。
マシソンは下園にヒットを許す→ツーアウト一塁。続くバッターは桑原。
マシソンが余計な時間を食った。
ただ、この余計な時間がハマスタに来たジャイアンツファンの声援のボルテージを上げた。
まだか?まだか?
歓喜の瞬間をスマホに収めようと手に持っていたら、(カープ負けました)とラインで通知が入る。
カープファンの知人がわざわざ知らせてくれたである。
瞬く間に知れ渡るカープ敗戦のニュース。
ジャイアンツファンの歓声のギアが上がる。
(マシソン!マシソン!)
ベイスファンの桑原に対する声援をかき消すジャイアンツファンのマシソンコール!
マシソンが桑原を三振に仕留め、ゲームセット!
ジャイアンツ 3年連続36回目
セ・リーグ優勝を決めてくれました!
ただ、ビジターでの優勝はジャイアンツファンは余韻に浸れる時間がない。
監督の胴上げ→レフト&三塁側内野方向にチームで挨拶→監督の優勝インタビュー
結構、テンポよく進んでいつの間にか終了。東京ドームで優勝すると記念撮影があり時間が凄くかかる。だが、その持たつきぶりが優勝の瞬間を目撃したものにとって、心地よい間合いになっている。
しかし、ここはビジター。
原監督のインタビュー終了後、あっさり球場アナウンスが流れた。
(本日のご来場、ありがとうございました)
さっさと帰って欲しい様子。
2年連続で東京ドームで体感した歓喜の瞬間と比べてあっさり味なテイスト。
とっとと帰ってきました。
あっさり味な今年の優勝決定試合。
ただ、インタビューで涙をみせた監督をみたら…良い時間を共有出来たのだと思いました。父・貢氏も横浜の夜空から見守ってくれていたのでは?
男泣きたまにはいいものです。
2014年のジャイアンツとは?
振り返りたいところですが、今は止めておきます。
そんな感じで、ごきげんよう!
おめでとう!さようなら…。