【2018中日vs巨人 第11回戦】ジャイアンツ、ヤングマン鮮烈デビュー！反撃の切り札になるための上手な起用法とは？
5月に西城秀樹さんが他界された際、名前が大ヒット曲と繋がりがある以外全く接点がない彼が律儀にコメントを出していましたが、その律儀というか真摯な態度のおかげ？あの世で秀樹さんも喜んでくれたかなぁ〜。ヒデキ、感激〜！！
ジャイアンツ、新助っ人テイラー・ヤングマンが遅くなってごめんねぇ〜！？初登板初勝利！3-0でビジター中日戦の勝ち越しを決めました。いやぁ〜、管理人も茶の間で感激〜！！8回無失点は想像以上の出来でしたが、今週末の元気がない中日打線ならひょっとしてこれぐらいやるかも？数パーセントだけ思っていましたが、見事やってくれましたね。8回105球を投げて3安打8奪三振2四球の無失点。8回終了時で5点ぐらい援護があれば最後まで行ったと思いますが、まぁ、一軍初登板ですからね。金曜みたいなこともあるし...。念には念を入れて9回はマシソンで良かったと思います。
さて、ヤングマンのピッチングですが、皆さんはどのように思われたでしょうか？まず自分が一番ナイスと思ったのは、先週の本拠地・ヤクルト戦より中日戦を選んだ点。ヤングマンはイースタンで結構投げているため、同じイースタンのヤクルトには多少データがあるはず。その点、中日さんはウェスタンなので、情報が少ないはず。ピッチャーとしての質が良い上に情報が少ないとあれば、中日さんだって対応するのは難しいはず。また、ビジターとはいえ広くて一発が少ない投手有利なナゴドというのもヤングマンには合っていたはず。高めにボールが集まるというより低めにボールを集めるのが得意なのもセオリーで言えば広い球場が合っているはず。なので、ここは首脳陣が考えた上でのナイスジャッジだったとも言えます。まぁ、たまにはと言うか、最近八つ当たり気味な首脳陣も良いことは褒めましょう。そうでないと、いじけちゃいそうなので...。
前述した今日の結果だけ書くとナイスピッチング！としか言いようがないのですが、危うい場面は2つありましたね。１つは4回裏ツーアウトから平田に四球を与えて、周平の打席では足で揺さぶられて簡単に盗塁されて、結局周平を歩かせてツーアウト一,二塁のピンチを迎えた場面。昨日の最後の方に書きましたが、オープンからの課題はランナーを出してからのピッチング。二軍でだいぶ改善された？と報道されていましたが、そこまでか？と言うのが正直な感想。これは6月始めの二軍のピッチング観ても同じ感想だったので、自分としては想定内。ただ、盗塁出来る能力はあるけど隙みて走るタイプの平田に完全に盗まれて楽々と二塁へ進塁されましたからねぇ。二軍で組んだ実績重視でスタメンマスクが宇佐見というのも理解していましたが、宇佐見の二塁への送球能力×ヤングマンのクイックの出来＝少しでも足が速けりゃフリーパスという弱点を晒した印象。ここはどうしても気になりました。幸い、ツーアウト二塁とされた後、前の打席でヒットを打たれた周平を避けて、全く打てる気配のない京田との対戦を冷静に選んで事なきを得ましたが、敵も味方も把握している課題をモロ出しした感は否めない。少しでも走力があるランナーには簡単に走られるケースがあるというのが今後どうなるか？また、もう１つの危う場面は6回裏に2番・亀澤にヒットを打たれましたが、前のめり過ぎた亀澤が二塁を狙ってアウトになるという運もあった。あの時点でまだスコアは1-0。相手はホームなのでそこまで焦らず一塁ストップで盗塁で二塁を狙えば良いのに...。解説の彦野さん(CS放送)もそう言っていましたが、亀澤の積極性に助けられた感が半端なかった。もしあそこで一塁止まりだったら...この結果で終わったかは微妙。長身で角度があるし、ボールを低めに集めるのが得意だというポジティブな魅力は十分ありますが、いつも今日のようなピッチングだと思わない方が良いと思います。6,7回で2,3失点というのが普通で今日はかなり良い出来と思わないと、次回登板からのハードルが上がり過ぎてヤングマン、困っちゃう？となりかねないのでご注意下さい。それとマイコラスとの比較も現時点ではどうかと思います。ランナーを出してからのピッチングを改善しないと比較にならないと自分は思いました。
さて、気になるのは今後のヤングマンの起用法ですが、今日の内容を観て思ったのは来週の登板は日曜日の広島戦ではなく、翌日月曜日の地方ビジターのヤクルト戦の方が効果的と思いました。来週の日程が東京ドームでDeNAと広島の6連戦から続けてビジターでのヤクルト戦と続く、毎年恒例のオールスター前の9連戦。ヤングマンを後ろにスライドさせるべき理由は、1番は9人のバッター中6人は走力のある野手を並べる事が可能な広島戦にあてるより、山田とか極端に足が速いバッターはいるもそこまで足でかき回される印象がないヤクルトにあてた方が勝てる可能性が高いと思ったからです。そして広島の中心となるバッターには左が多いと思うのですが、ヤクルトは山田とバレンティンの右がポイントゲッターのチームなので、インステップ気味に投げるヤングマンは有効だと思うのですが...。まぁ、前述した通り、二軍からの情報が多少あるのが不気味ですが、ヤクルトさんの方が通用する確率は高いと自分は思いましたが、どうするのでしょうかね？自分の勝手な9連戦のローテ予想ですが、
7/3~5vsDeNA戦 鍬原・田口・菅野
7/6~8vs広島戦 山口俊・内海・今村
7/9~11vsヤクルト戦 ヤングマン・田口・菅野
ヤクルト戦の田口と菅野の登板だけが？つきっぱなしですが、こんな流れがよろしいのでは？と勝手に思っています。ヤングマンをヤクルト戦の頭に持っていくもう一つの理由としては、7/9は地方球場での登板なはず。ヤングマンは二軍で地方球場でも投げているし、土の粗雑な(失礼でスミマセン)な球場でも散々投げているから対応は出来るはず。それと、まずはAクラスを目指さないと話しが進まないBクラス転落中なので、この狙いの方が上手くいく気がしてならないのですが...。そして広島戦に今村をあてるのも理由があって、やっぱり先発がビビらず投げれば上手く広島打線にハマるのは左ピッチャーなのでは？そう思えてならないからです。松山は打線から抜けるし、いつもヤラれる丸や俊太の兄ちゃんも左ピッチャーからインコース攻めにあえば、怯むと思うんですけどね。まぁ、今村に関しては先週好投したのにも関わらず敢えて一旦抹消したのは、広島戦に備えてだと読んでいるのですが果たして合っているのかな？その辺も踏まえて来週の9連戦、ヤングマンだけでなく上手に起用して欲しいものです。
一方、打線ですが、今年いきなり5月末ぐらいに復活し出した中日・山井に苦戦しましたね。そんな状況で欲しかった先制点をチーム初ヒットが先制ソロホームラン！を放った長野の働きに感謝したい。7回表にも欲しかった追加点をタイムリーで今日2打点の活躍。やはり先週のバッティング練習の調子の良さはホンモノのようで、コンスタントにそこそこ良い活躍してますね。7回の攻撃はワンアウトから亀井がヒットで出塁すると代走に重信。1球目から牽制しないバッテリーにも助けられましたが、重信が1球目からよく走ったとも言える盗塁はお見事！ケガでかなり出遅れた感がある重信ですが、やっぱり代走の切り札はわかりやすく足が速い彼が適任な気がします。大幾も悪くないのですが、かなり相手バッテリーに隙がないと走れないのが不満だったので。去年散々ジャイアンツファンから反感を買った？なんだかミスするけど一軍にいる重信でしたが、少しは成長してくれたのでしょうかね。また二軍ではバッティングでも結果を出していたので、自分的には亀井に代わって最後にもらった1打席でも結果が出ないか？期待していたんですけどね。センターフライで終わりましたが、以前より打球が強くなったのは気のせい？どこかでバットでも活躍すると願っています。和田恋、ヤングマンと入れ替えで落ちちゃったのは残念でしたが、まぁ仕方ないかな？また二軍で鍛え直して欲しいです。8回に3点目を叩き出したマギーは僕らの知っているマギーが戻ってきたと信じたい。週明けのDeNA戦でも打ちまくれば完全復活！& マギー、ごめんね！キャンペーンを実施します。5試合ノーヒットの岡本は、本拠地に戻って特打ちこなせば調子上向くと信じています。1打席だけいいあたりありましたね。
今週は先週日曜日の下手な試合運びが祟ってしまい、広島に3タテ喰らい、中日に悪夢のサヨナラ負けを喫して5連敗でしたが、最後は連勝で何とか踏みとどまった印象。交流戦明け3カードで2カード勝ち越し！と言えば聞こえはいいんですけどね。そして、金曜のしっかりゲットしていれば中日さんを3タテ出来た...という可能性もあったのに。まぁ、終わったことにタラレバ言っても仕方がないので、来週から諦めずに勝って色々取り戻しましょう。来週の本拠地6連戦はDeNA戦と広島戦を2試合ずつ観戦予定。金曜日の広島戦だけ行きたいのにチケットが取れない！？そんな感じで、また。
