孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018巨人vsヤクルト第11回戦】ジャイアンツ、あれ?坂本は?〜3タテをフイにした勝負どころを見誤った痛い敗戦とは?

本日は、4月末以来のOB解説付き練習見学ツアーチケットを手配。AM10:00から東京ドームでジャイアンツの練習を見学。...とは言っても、このツアーはずっと練習を見ているのではなく、中2階のスイートルームを見たりビール売りのお姉ちゃんが背負ってるサーバーを試しに背負えたりと、様々なアトラクション?があるため面白いんですよね。時間的に10:00に入場して色んな場所をウロウロしてからバックネット裏に11:00ぐらいに戻って来て、ジャイアンツOBの方が登場!という流れなのですが、今日の担当・定岡正二さんの車が渋滞で思ったより到着が遅れているとのこと。その間、選手達のバッティッグ練習をじっくり見ていたのですが、う〜ん?あれ?定岡さんが遅れた影響でいつもより10~15分長く練習を見ていたけれど、あの選手がいなかったような?ツアー終了後、一人で昼飯食べならが、(やっぱりアイツいなかったけど、単純にあちこち移動している間にバッティング練習終わったのかなぁ?)とのんきに思っていたのですが、場内でスタメン聞いたらビックリ!のち動揺しちゃいましたね...。

 

www.hochi.co.jp

えっ!坂本勇人がスタメン落ち!?あの〜、何か嫌な予感...というか、伏線はあったんですよね。東京ドーム内でのスタメン発表前に必ずその試合のレジェンズシート担当のジャイアンツOBが紹介されてしゃべる時間があるのですが、MCさんが(定岡さん、今日の試合の見どころは?)と聞くと、(吉川尚輝と田中俊太の若い力に期待!)と唐突に言いだす。定岡さんはちょっと前に自分達に対して今村のピッチングの出来が試合を左右するのと先制点が欲しい!を力説していたはず。この話もその後していましたが、最初に尚輝と俊太が出てくるなんておかしくね?と思っていたら...。定岡さん、はっきり言わないけど遠回しに坂本不在を言ってましたね。正直な人だなぁ〜と思うと同時に坂本情報をあれこれチェック。またもや謎のコンディション不良でベンチ入りメンバーに名前はあるも、やっぱりベンチにもいない様子。自分が推測した最もらしい理由は発熱かな?と思っています。最近、気温の変動が激しいですからね。体調崩すのも普通にあり得るかなと考えました。最悪なのは、どこか痛めていた箇所が悪化したとか?ですが、金,土の試合でそんな素振りもなかったしなぁ〜。一番最悪は野球以外のトラブル...って、そんなことはないと思いますけどね。いずれにせよ、ヤクルトに2連勝して今日も勝って3タテだぁ〜!と意気込んでいたのですが、スタメン発表で早くも暗雲が立ち込める。坂本抜きで調子上向きのミカパン小川から点取れるのかなぁ。ライトスタンドに近い一塁側B席後方で必死に応援していましたが、あと一歩及ばず2-3でヤクルトに敗戦。勝率5割復帰とはならず。広島とのゲーム差も5.5と拡がって週明けの広島戦に挑む形となりました。

 

www.hochi.co.jp

さて、今日の試合ですが、坂本不在のショックをナイスピッチングで凌いでくれた今村信貴に拍手を送りたい。4回表にはツーアウト二塁で川端にヒットを浴びてあわや失点!?の場面をレフト・亀井の好返球でホームで刺したりしてバックにも助けれられましたが、ヤクルト・小川泰弘のピッチングに引けを取らない内容だったと思います!...6回まではね。今村は一軍に昇格して3試合目の登板でしたが、5,6回までに要する球数が少ないですね。今日も6回まで70球ぐらいだったはず。三振をたくさん奪うというよりは、打たせてアウトにする内容が多いので、制球力と全てのボールの質が上がったのかな?という印象。以前も書きましたが、マウンドでオドオドしなくなったのも好印象。最新のズムサタで長野に(オマエはズブズブの野球顔だ!)と言われたそうですが...。まぁ、とにかく、3戦続けて今までの今村とは違う姿を見せてくれているのですが、問題は7回だなぁ〜。ワンアウトから畠山にヒットを許してワンアウト一塁。ここでヤクルトは代走・藤井を送り勝負してきましたが、続く坂口の打球が...ね。坂本の代役ショート・尚輝の正面だったのに、手前で想定より強くバウンドして尚輝のアゴ付近を直撃!→ボールを弾いた時間でロスして二塁はセーフ。う〜ん、今の尚輝の本職は二塁だし責められないプレーでしたが、アンラッキーだったなぁ。ちょっと不自然なぐらいバウンドしたボールが勢いよく尚輝に向っていった印象。これでワンアウト一,二塁とピンチが拡大したのですが...。

 

この場面で確かトレーナーが尚輝に向かい、その後、斎藤ピッチングコーチがマウンドに向かいましたが、あそこで継投に入るという手をなぜ考えないのかな?このチームの首脳陣は勝ちたくないのかな?坂本も不在で勝つの難しいけど、カード勝ち越し決めたからOK!と思っているのかな?う〜ん、不思議としか言いようがない。今日の今村は確かに頑張っていました。球数も80球ぐらいだったし、このイニングは彼に託そう!と考えるのも分からなくもないのですが、今村の力量以外のアクシデントで起きた終盤のピンチ。スコアはまだ0-0。嫌な流れがビンビンしています。そんな時は、危険を早めに察知してピンチの芽を摘めば、簡単にピンチを抑えることが出来た気がしてならないのですが...。続く8番・中村にポテンヒットを浴びてワンアウト満塁となり、堪らず2番手・澤村に交代しましたが、勝負手を打つのが遅すぎる。それと、自分の意見としては7回80球ぐらいしか投げていない今村をワンアウト一,二塁のピンチでも信じて投げさせた?のなら、ワンアウト満塁のピンチでも信じて投げさせてくれ!それで打たれて負けたのなら(あぁ、ベンチは今村に7回も投げきれるレベルの高いピッチャーに育てたいんだなぁ〜)と納得できるのですが...。こういうどっちつかずの継投が5月ぐらいからちょいちょい増えましたが、誰がジャッジしているのかな?すごく疑問に思っています。おそらく監督より斎藤ピッチングコーチのジャッジな気がするのですが...。結局、澤村が代打・荒木を三振にするも、今日は1番に起用された今カード好調だった西浦に走者一掃のタイムリーツーベースを浴びたのが致命傷で負けましたが、今日の継投は今村も澤村も浮かばれない可哀想な采配にモヤモヤが募る。どっちの投手も責める気にならないし、自分は勝負どころを見誤った...というか、采配ミスでしょう。坂本抜きで小川に抑え込まれた打線でも、今村が奮闘して6回まで0-0の同点に持ち込んでいる試合だったのに...。やっぱり、接戦になると首脳陣の判断ミスが出てくるよなぁ〜。選手を勝利に導けないとは情けない。勝てる試合は何もしなくても、選手が想像通りに活躍をした試合だけ。これじゃあ〜、5割も遠いよなぁ〜と遠い目をしておりました。そろそろ、天国からいかりや長助さんが名ゼリフと共に、当ブログに降臨しそう...って、それは避けたいですけどね。

 

9回裏にヤクルト守護神・石山から亀井のヒットを起点に代打・慎之助のツーベースと途中出場の宇佐見の今季初ヒットがタイムリーで2点を返しましたが、あと1点が遠かった。宇佐見の大事な場面での勝負強さが健在で凄い朗報でしたが、もうシーズンも中盤、反撃出来たから好材料とは言えないです。頂点を目指すなら、あの流れで逆転して勝ち切らないとね。今日はベンチの采配がまともなら、今村の好投を無駄にせず、終盤まで無失点リレーも可能だった試合。僅差でゲームをモノにすることが出来たのなら、どれだけべた褒めしたことか...。落胆した気持ちのまま、今晩のW杯日本-セネガル戦に臨むしかない切なさ。サッカー日本代表の勝利で憂さ晴らしするしかないようです。

 

最後に、バッティング練習を見て気になった選手について。まず和田恋ですが、打球を遠くへ飛ばす力は(和田恋、半端ねぇ〜!)かも知れないです。とにかく、芯にあたった打球の飛距離は目を見張るものがありました。ただ、練習といえど打ち損じも多く、その打球を遠くへ飛ばす能力はまだまだ安定しているとは思えませんでした。一軍のバッティング練習を何度か見て気がついたのは、レギュラークラスは変な打ち損じって少ないです。まぁ、バッティングの状態が崩れている選手ならそうなりますけど...。一軍半の選手だと、ファウルチップみたいな打球を結構打つので、そんな基準で見たりして練習を楽しんでいます。でも和田恋、今後の成長が楽しみですね。レギュラークラスでは、おそらく今日も含め3戦ノーヒットでディスりの対象となっていそうな陽岱鋼も、バッティング練習の内容は良かったです。実戦で打てないのは、ヒットに出来ないインコースのボールをリアクションで打つからかな?少し冷静になって欲しい。それと長野ですが、力強いスイングで柵越え連発していましたよ。そう、バットでしっかり捉えることができれば、今の長野なら半端ない打球が見れるはずなんですけどね。今日マルチヒットだった俊太と大城は以前と同じセットで練習していましたが、相変わらずバット捌きが上手いな〜と感心。宇佐見は慎之助とセットで最後の方で打っていましたね。この選手のバッティングは一軍向きなのかな?二軍のパッとしない数字以上に練習では打てそうな雰囲気でしたが、最後で結果出したからね。二塁へのスローイングを含む守備での課題は大城と共に山積みですが、二人ともバッティングは魅力たっぷり。順調に大きく育って欲しいものです。

 

週明けからジャイアンツはビジター6連戦。広島と中日との対戦となりますが、選手以上に監督を筆頭とした首脳陣の奮起に期待!オーナーさんやOB会長の柴田さんに(勝つためにもっと考えろ!)とか言われたそうですが、今日みたいな試合ばっかりだから言われてもしゃ〜ないよ。坂本の状態も気になるところですが、まだ色々と諦めるには早い!チーム...いや、球団一丸となって勝つことを真剣に追い求めて欲しい!そう願っています。広島さんも打線さえちゃんと機能すれば、反撃できるチャンスは十分ある。ビビらず立ち向かってくれ!そんな感じで、また。