【2018巨人vs西武 第1回戦】ジャイアンツ、エース対決を落とし最下位転落！だが、前を向こう！王者レオにも隙アリ！？
4-5で迎えた9回裏ツーアウト二,三塁で4番・岡本の場面。外野は極端な前進守備。岡本がしっかり打球を捉えれば、軽く越えていく状況。そこで自分は不覚にも熱いモノがこみ上げ過ぎて何も終わっていないのに、泣きそうになってるじゃん！？こみ上げる色々な感情と涙を抑え込み、年甲斐もなく野球の神様に祈った。どうか、ジャイアンツのサヨナラ勝ちを見せて下さい！果たしてその結果は...?
カウント2-2でしたでしょうか？微妙なアウトコース低めのストレートを見逃し三振！後ろにいた口うるさいジャイアンツファンのおじさんが(岡本！せめてバット振れ！)と怒っていましたが、まぁ、映像観直したらギリギリ...というかボール？この世に神はいない！もちろん野球の神様もいない！そしてちょっとした運にも見放されてジャイアンツ連敗！56試合を消化して25勝30敗1分でセ・リーグ最下位に転落。う〜ん、7回終了時で0-5から終盤追い上げましたけどね。諸々あと一歩及ばずで、結果的にまた1点差負けになりました。ここは采配云々というより、岡本の経験不足もしくは待っていたボールが来なかったのでしょう。初球のストレートなんて、真ん中ちょい外寄りでライトオーバーするには打ってつけのボールでしたが、スルー。おそらく変化球でタイミング外してくると呼んだのか？それともインコースで詰まらせに来ると読んだのか？あのボールでファーストストライクを取られたことで後手に回ったのでしょう。岡本！今日の悔しさを糧にまた同じ状況が来たら、次やり返してくれ！そして今日の失敗を先輩方に(あのような土壇場の状況では、どんな待ち方しますかね？)と聞きまくってくれ！岡本には大きく育って欲しいので、ねちっこい話はナッシング。ただ、珍しく最後は判定に(何でストライクなの？)ってwhy？みたいなアクションしてましたね。う〜ん、個人的にオモロかったです。
本日は平日の楽天戦を観戦しなかった代わりに一応せっせと仕事していたので、勝手にご褒美で17:45には東京ドームにチェックイン。プレイボールから一塁側A席に近いB席後方で菅野にオレの元気球を送っていたのですが、あちゃ〜！いきなり1番・秋山にソロホームラン浴びてるやん！何してんの〜！と思いましたが、アウトコース高めに抜けたストレートを左中間に流し打ってスタンドインさせるのね。あんな芸当が出来そうなのは、他にソフトバンクの柳田と広島の丸ぐらいかな？普通ではありえない状況に菅野も調子狂ったはず。この一撃は、菅野に(西武打線、怖いぞ〜！)と思わせるには十二分だったと思います。
今日の菅野は5回91球を投げて10安打4奪三振1四球の5失点(自責点は4)。10安打と数字的には打たれまくった感じですが、渋いヒットも多かったですね。言い訳ですが、3回表の先頭バッター・金子の打球も打ち取っていたし、4回表ワンアウトで7番・炭谷のヒットもライトが深く守り過ぎていたような？ポテンヒットでしたね。そのアンラッキーなピンチから畳み掛けるように攻撃してくるのが山賊打線のえげつなさ。9番・菊池雄星が2度バント失敗してもお構いなし。これが強打を誇るホンマモンの打線なんだなぁ〜とレベルの差を痛感。4回の失点は秋山にタイムリーを浴びましたが、その前のワンアウト一塁で8番・金子のボテボテのサードゴロを足が速いからマギーが焦ってファンブル！？このエラーがなければ、1つアウトは取れたので9番は自動アウトで無失点だったはず。菅野がテンパることで、マギーや坂本も守備でテンパって細かいミスを連発したのかな？そう思いました。そして菅野はまだまだ日本でその実力を極めていないとおそらく本人が自覚したはず。浅村、山川、秋山、炭谷に浴びたタイムリーはいずれも小林の要求とは違う甘く高めに浮いたボールばかり(浅村はインコースが真ん中に行っていた)。抑えてやろう！と気持ち前のめりで力が入り過ぎたことで、大事な場面で失投の連発。それを見逃さない山賊打線。そんな風に思って観ていました。去年もメットライフでボコボコにされたしね。期するものがあったはずですが、今回も西武打線にやられてしまった。そう言えば、去年ナマ観戦した時の記憶が蘇ったのですが、去年もその時はバッティング低調だった炭谷に打たれたいたなぁ〜。相性、悪いようです。菅野には来週のロッテ戦で同じ轍を踏まないことを希望します。
一方、打線ですが、西武先発・菊池雄星に7回106球で2安打3三振の無得点と撃チ〜ン！1回裏にはツーアウト一,二塁、2回裏にはツーアウト二,三塁とチャンスがあった...というか、貰ったんですけどね。1回は陽岱鋼が！2回は坂本が！決めきれず凡退。どっちかで得点出来たなら、菅野のピッチングもまた変わったかも？と思うと、この2度チャンスを生かせなかったことで、(今日はこれ以上失点してはいけない！)と過度に菅野へプレッシャーが掛かった？とも思えます。二人とも確か真ん中付近にきたチェンジアップを打たされていた模様。まぁ、日本一とも言える左腕と対戦したことで、今後対戦する左腕はたいしたことねぇ〜と思えるぐらいになって欲しい。それと気になったのは、右バッターを並べたけど、インコースを攻められて詰まった打球が多かった点。これはセンターから逆方向を意識したバッティングをしていたはずだけど、相手のストレートに球威があり尚且つしっかり対角線に角度があるコースを投げられまくると起こる現象だと思います。直近でいうと5/末に甲子園で無得点だった岩貞の攻めに似ていたかも？雄星もそれが決まり出したのが点差が開いて精神的にも楽になった4回ぐらいからなので、1,2失点の接戦だったら中盤に違った展開があったかも？...な〜んて、それは言い過ぎかな？とにかく、去年の後半戦も左のパワーピッチャーにインコース突かれまくって凡打を繰り返して負ける試合を何度も観たはず。その教訓が生きていないのが情けないのですが、そろそろ試合途中でも作戦チェンジして引っ張るとか打者によって打つ方向変えて錯乱させるとか、トリッキーさも出さないとね。同じパターンにまたやられまくっちゃうよと思いました。それと、序盤は結構粘って雄星に球数を投げさせたけど、4点差ついたあたりからシビれ切らして積極的に打ちに行って簡単にアウトを重ねたのも残念。昨日アバウトに書いた通り、雄星は怪我明けで100球ぐらいがメドで長いイニングは投げさせないと予想していたので、5回...いや、6回で相手が継投に入る展開にして欲しかった。そうすれば、疲労の色が濃くなってきた西武中継ぎ陣から点を奪ってワンチャンひっくり返す！というプランが成立できたかも？今日の試合は、菅野が投げているのに無用な失点を多めに重ねてしまった。せめて3失点ぐらいで踏ん張って欲しかった。打線は雄星打てなくても、諦めず粘って食らいついて得点出来なくても早くマウンドから降ろして欲しかった。そのもうちょっとのところが出来ないために、最終的に1点差まで詰め寄っても負けてしまう要因なはず。どんな形であれ、1点差ゲームでの勝ちと負けでは大きく差があるよなぁ〜。まぁ、当たり前ですけどね。
今日のポジ要因は2番・吉川尚輝が久々のスタメン復帰！でも、俊太もバットの調子は悪くないし、何でだろう？不思議に思っていましたが、少し休んだ影響でバットが振れていましたね。雄星からもヒット打ったし、8回にはワグナーから右中間へ反撃のツーラン！これで楽天3回戦の7回裏ナゾの強硬策の意味が分かりましたが、練習では尚輝のバットはかなり振れているのでしょう。だから...って、あの采配は？ですが、監督にもこっちが分らない理由がある様子。まぁ、擁護していませんが、参考で書いてみました。9回裏は長野と亀井でノーアウト二,三塁のチャンスを作ってくれましたね。増田も良い状態と比べると、ちょっとお疲れモードな気もしましたね。俊太の内野ゴロで1点はOKだけど、坂本の内野ゴロで1点はせめて繋いでくれよ！と嘆きましたが、9回にどさくさでひっくり返せなかったのは、最後のバッター・岡本より坂本があの結果だったのが効いたと思います。中継観直したら江川さんも(これではダメです)と言ってたしね。同期でお互いを認め合う西武・秋山は1番として今日もチームを引っ張っていたけど、坂本はどうなの？当たり損ねのポテンヒットだけじゃん。悔しかったら明日の試合でやり返して欲しいものです。
西武ライオンズは強かった。特に打線はえげつなかった。ジャイアンツ先発の砦・菅野でも抑えることが出来なかった。そして、相手のエースもスゴかった。点を奪える気配すらなかった。でも、そんな王者レオだって付け入る隙はあるはず。6回から池田→谷岡→田原→上原の継投でもきっちり攻めればゼロで抑えることができたじゃん。逃げずにしっかり相手の攻めれば抑えることができると判明。そして、相手の勝ちパターンがヘロヘロじゃん。とにかく中継ぎ陣は疲弊してそうなので、先発投手を打ち崩すまで行かなくてもイイ！早めに降板させることができるなら、ワンチャンあると実感出来たはず。今日負けてビリになっても凹むな！ジャイアンツ。明日からやり返すことを願っています。では、また。
追記:今日の上原のピッチングを久々にナマで観て、テンポや投げる間の微妙な変え方など他のピッチャーではあまり見ないテクが満載でした。本人曰く(調子が良い)というのも、西武打線を結果ゼロで抑えたので、口だけではなさそう。自分が気になっていた連投＆完全なビハインドでの登板を果たしたので、少し見る目を変えてみます。それがナマで観て分かった反面、昨日ホームランを浴びたのはリードにも問題アリと判りました。まぁ、独り言です。気に入らない方はスルーして下さい。
