【2018巨人vs広島 第2回戦】ジャイアンツ、誤算だったあの1打で惜敗！明日は総力戦で勝ちに行こう！！
本日は一塁側B席前方のライトポール寄りで観戦。試合開始30分前に座席に行くと、自分が座るべき座席の左隣の女子と1個前の女子が揃って自分に対して何か物欲しそうな顔で見つめている！？歳はおそらく20歳行くか？行かないか？の少し幼さが残るごく普通な娘達だったので(ひょっとして、オレのサインでも欲しいのかな？)と何の有名人でもないのに一瞬勘違いしてみましたが、二人同時に言われたことは、
(あのぉ〜、席代わっていただいても良いですか？)
とのこと。あぁ、なるほどね。自分もG-Poの第一次プレオーダーで申し込んだから勝手に割り当てられた座席でしたが、おそらくこの二人は並列で並ぶ2座席が欲しかったけど歪な座席割りしか空いてなく、頭を使って考えたのは(座席を代わってもらうことをお願いしよう！)ということだった様子。まぁ、断る理由が特になかったので即OKしましたが、こんなお願いされるの珍しいなぁ。自分の後ろで二人揃って仲良くお話していましたが、会話の節々に(昨日のようには行かないネ)とフレーズが多かったなぁ。まぁ、世の中そんなに甘くない！セ・リーグ2連覇中の広島さんは甘くない！そんな試合でした...。
昨日の大勝から一転、今日は接戦になりましたが、2-3で敗戦。連勝は叶わず、カード勝ち越しは明日に持ち越しとなりました。う〜ん、今年の広島先発・ジョンソンは去年より状態が良さそうですね。敵ながらナイスピッチングされちゃいましたが、今日の敗戦で一番気になったのは、ジョンソンのピッチングよりバッティングだよなぁ。3回表、ツーアウトランナー一,二塁の状況で、結果的には現在セ・リーグで1番あたっている丸佳浩にスリーランを浴びたのが命取りとなりましたが、8番から始まったあのイニング、ワンアウトを取り9番・ピッチャーのジョンソンを定石通りアウトに出来ていれば、この結果になったのかなぁ？悔やまれてなりません。ただ、映像見直したら、田口-小林バッテリーも別に問題のある攻めはしていなかった様子。狙い通りに投げたアウトコース低めのスライダーをキレイにセンター返ししたジョンソンのバッティング...。これがなかったら、ツーアウトで例え1番・田中広輔に出塁を許したとしても、何とか2番・菊池を打ち取ってチェンジ！...で済んだかも知れない。G＋の解説は水野さんでしたっけ？あの場面の解説聞いたら、自分も同じ事を考えていました。丸の前にランナー置いて回すと怖いゾ！...まぁ、でも、ちゃんと観ている人はポイント分かりますよね。今日の水野さんの解説、全部は聞いていませんがベタ過ぎて(えっ？)と思いました。
ジャイアンツ先発の田口麗斗でしたが、6回99球を投げて6安打4奪三振4四死球の3失点。今日は連べ打ちされて失点するシーンはありませんでしたが、前述した3回表のスリーランだけが...悔やまれる結果となりました。ただ、抜群だった初回以降は徐々に勢いが下降線を辿り、4〜6回あたりはいつ失点してもおかしくない雰囲気を出していた。坂本-吉川尚輝の二遊間の好守に2度助けてもらっていたので、まだまだ復調とは言えない感じ。ただ、3試合目で6回3失点のQSは達成したし、悪いなりにもまとめたことは評価したいし、田口自身も好材料と捉えて欲しい。パワーを付けようと体重を増量したのかも知れませんが、スタミナが去年の良い時より無い印象。そこの改善をもっと取り組んで欲しいものです。それと水野さんが言っていましたが、丸にスリーラン打たれた打席では、もっとシンプルに考えて(1点はしゃ〜ない)ぐらいに徹底して外低めを突くとか、ストライクゾーンで勝負しないとか気を使って欲しかった。今の丸の状態はめちゃくちゃ良いです。昨日の菅野だって簡単にヒットは打たれちゃうんだから、最小限の被害ならOK！という割り切った攻め方も今の田口には必要なのかな？と思っています。今日まで3試合、田口のピッチングを観て思った共通のモヤモヤ感は(1点も取られたくない！と思って投げてそれ以上の失点をしている場面が多い)と言うこと。もちろん先発ピッチャーの理想は点を与えないピッチングなのですが、その想いがちょっと空回りしているのが今の田口な気がします。次回は今日よりもっとリラックスして投げて欲しいです。それと、2試合連続して初回に失点することは防げたけど、次の3回の失点は3試合連続で継続中。魔のイニングがまだあるので、そこを乗り越えるのも復調の目安かな？と思っています。でも、結果的にはこれまでの2試合よりは悪くなかったと思いますけどね...。
明るい材料としては、やっぱり？ソロだったけど、ゲレーロに移籍第1号となる1発が飛び出しました！7回裏、スコアは1-3の場面。先頭バッターで放った打球は打った瞬間にスタンドへ飛び込むようなすごいホームランでしたが、せめて1人でもランナーがいたら同点だったのにね。この1発に続くように4番・マギーがヒットで出塁。ここで代走・吉川大幾を送り、何が何でも同点に追いつくぞ！という気迫の采配を見せてくれましたが、あと一歩及ばず。吉川大幾が盗塁を決めてワンアウト二塁で6番・中井の場面。ライトへいい感じのライナー打ち返したんだけど、確かあの時の広島のライトは下水流？意図的なのか、いい取り方したねぇ〜。守備位置は前進せず定位置で、このライナーが飛んだ瞬間は一瞬遅れ気味にスタートするも、ライナーが失速してグラウンドに落ちるスレスレのあたりでナイスキャッチ！？...普通でしたら二塁を飛び出してアウトになった大幾も責めたいところですが、あの動きだとライナーは打球が野手の手前で落ちると勘違いするかなぁ。まぁ、このチャンスを微妙な感じで潰したことで、反撃ムードに水をさされてしまった印象。う〜ん、ツキもありませんでした。思えば3回裏にも小林がヒットでノーアウト一塁の場面。比較的バントはうまいはずの田口が強い小フライを上げて送りバント失敗！ついでに飛び出していた一塁ランナー・小林も帰塁出来ずにアウト！という似たようなレアなケース、あったなぁ。失敗して負けると何度も書きますが、細かいミスは勝つための流れも変えちゃう恐ろしい影響力を持ちますので、極力ないようにお願いします。
ただ、敗戦しまったけど好材料としては、
1.6回3失点だけど復調の兆しが少し見えた田口のピッチング
2.7,8回をイニング跨ぎで投げた2番手・宮國が無失点の好投
3.ゲレーロがそれまで上手く捌けていなかったインコースを攻略し始めて、やっとこさホームランが出た
4.9回にまたまた便利屋扱いで登板した澤村が、カープ上位打線を相手に無失点。
この辺をポジ要素として捉えて、明日ジャイアンツが全力で勝てるように応援したいと思います。そんな感じで、また。
