孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2018オープン戦】ジャイアンツ、田口に続け!二軍開幕投手・大江竜聖の魅力と課題とは?

いやぁ〜、ジャイアンツ一軍は今日のオープン戦もシレッと勝てちゃいましたね。

 

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一昨日のことですが、7年使っていた会社のmacが突然クラッシュ。その兆候は数ヶ月前からあったので、データだけは保存していたのでセーフ!でしたが、新しいmacを購入→慣れないセッティングを一からやったりしていたら、2日間たいした仕事出来なかったので、今日も休日出勤しながらネット中継で試合を観戦。先発が巨人・田口ー西武・高木勇人だったので真剣に観ちゃいましたが、二人ともナイスピッチング!これで高木は一応開幕ローテに入れてもらえるかな?西武の捕手・森友哉も上手くリードしていた様子。ひょっとして、同期で何でも言えて甘えちゃうウチの小林より年下でもコワモテ(失礼)の森クンの方が素直に投げられるのかなぁ。いわゆる高木ボールのスライダー及びカットボールの使い方が良かったと思います。野上の人的補償でまさかのプロテクト漏れ!?(自分はそう思いました)で移籍しましたが、巨人で開花しきれなかったその能力を西武で発揮して欲しいです。ただ、相変わらずインタビューでは(自分のピッチング)とか(やってやろう!)とか抽象的かつ感情的な言葉を連呼していたなぁ〜。もし西武ファンの方が読んで下さったら、これだけは覚えておいて下さい。喋らすとまともじゃないです!パ・リーグは馴染みのイタ飯屋のシェフの影響もあって、西武ライオンズを応援しているので、オム勇人もちょいちょい気にかけたいと思っています。

 

さて、そんな高木と6つぐらい年下だけど大の仲良しだった?今日の田口麗斗のピッチングでしたが、7回を投げて110球 4安打2奪三振3四球で1失点の内容。6回までは外崎の内野安打1本で四球は3つあったけどほぼ完璧な内容。まぁ、7回に3本のヒットで1失点はさすがは強力な西武打線と言うべきでしょう。1-1の同点にされ尚もワンアウト二,三塁のピンチで吉川尚輝が前進守備の中、外崎の強烈な打球をライナーでキャッチした良いプレーにも助けられましたが、さすがジャイアンツの左のエース!と唸る内容だったと思います。

 

最近の田口を観ていると、ちょっと前より四球を怖れなくなったような気がします。田口が与える四球は全部際どいコースを狙い、なおかつ低めに制球されたボールが結果的にそうなっただけ。4回裏にワンアウトから浅村→山川に連続四球を与えたけど、決して逃げたとか消極的な感じに見受けられなかった。1発を警戒してソレ打たれるなら四球の方がマシ...みたいなクレバーなピッチングに変貌しようとしている。これが2年連続で二桁勝利を挙げた貫禄というか余裕なのでしょうかね。また、今年に入って去年以上に気になるのが、ベルト付近より下にボールを丁寧に投げるようになった事。これはド素人でも目に見えて進化しているなぁと感心。チェンジアップの制球力もやっぱり上がってきたし、今年も田口にはジャイアンツ先発ローテの柱として期待が持てると確信。相手打線はベストメンバー組んであの結果ですから、本人も多少なりとも自信になったことでしょう。初めてバッテリーを組んだ大城とも問題なく投げられるのは、彼のコミュニケーション能力が高いからだと思っています。小林を始め田中貴なり河野なり大城は全て年上ですが、そんな彼らにも臆することなく事前の対話が出来ているから、誰が捕手でもそれなりのピッチングが出来ているのだと思います。大城もナイスリードで無難にキャッチーこなしていますが、果たしてどの先発投手ともこんなバッテリー組めるかは?。ただ、大城も今日の結果で少し自信にはなったでしょうね。ヒットは無くても犠牲フライで先制点上げているし、こちらも収穫ありだったのでは?と思っています。

 

試合は両先発が7回まで好投した投手戦。1-1で迎えた8回表に西武の新助っ人・ワグナーが突如乱れて4四球で1点をゲットして2-1。そのリードを田原→篠原というこの二人で西武打線を抑えられるのか?というジャイアンツファンの不安をよそに逃げ切ってオープン戦4連勝。まぁ、田原は一軍枠ほぼ確定のナイスピッチングでしたが、篠原はもうちょいだなぁと思います。決め球のフォークが時々とんでもない打ちごろゾーンに行っちゃうのでね。ツーアウト二塁でメヒアに投げたツーストライク目のボール、アウトコース低め要求がすっぽ抜けて真ん中に行っていたなぁ。この際、上原に志願してフォークの扱い方を聞きに行って欲しいものです。良いもの持っているのに、もうちょいなんだよねというのが篠原慎平を見ていつも思う感想です。

 

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話変わって、今日からイースタンリーグが開幕。その二軍とはいえ開幕投手に指名されたのが高卒2年目・大江竜聖。日テレG+で録画した中継をチェックしましたが、身長は173cmとプロとしては決して大きくない体格ながら結構エゲツないボールを投げる印象。前述してベタ褒めしている田口が171cmで似たような体格のサウスポー同士ですが、違いは大江の投げ方はテイクバックが小さい且つストレートの球威&急速があるのかなぁと思って見ています。スライダーは田口の方が数段上で一軍で活躍するにはもう少し精度を上げて欲しいのですが、チェンジアップは大江の方が上手く操っている感じ。今日解説していた篠塚さんは(打たせてアウトを取るピッチャー)と言っていましたが、よう大江を知らんのでしょう。今日も7回を投げて7奪三振を奪っていましたが、彼は三振を取れるピッチャー。去年数試合観たイースタンの映像より右バッターのインローであり左バッターのアウトローである対角線上のコースに投げ込むストレートの制球力が向上しているなぁと思いました。ただ課題としては、容易にストライクと取りに行ったり、時々制球が乱れたり、同タイプの先輩・田口を見た後に見てしまうと、どうしても細かい荒さが目についてしまいます。一軍で戦力として上げるには、投げさせて勝てるピッチャーに仕上がっていないとマズい訳で、ここから時間をかけて課題をクリアして、シーズン中盤から後半あたりで一軍デビューして欲しいものです。でも、2年目の田口もあんな感じだったよなぁと思うと、結構いい感じで成長していると思います。もし現状先発投手不足で困っていたら、大江の名前が上がってもおかしくないと思いますけどね。そんな声が聞こえないと言うことは、今のところジャイアンツ一軍ローテは抜かりなし?なのでしょうかね。

 

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またもう一人、大江と同期で期待されている若手・高田萌生も楽しみな投手。今日は8回1イニングのみの登板でしたが、140キロ後半のキレのあるストレートとスライダー?鋭く縦に落ちる変化球のコンビネーションで三者凡退。このピッチャーは投げっぷりが良いので見ていて気持ちが良い!去年初めて観た感じより制球力は上がったと思いますが、こちらは大江と違ってまだまだかなぁ。本人も希望が先発で川相二軍監督のインタビューでも(今年の二軍の先発は大江と高田を軸に構成)と強化指定選手になっているようです。去年、高田のインタビューをファンクラブの会報かなんかで読んだのですが、自分の立ち位置を踏まえたしっかりした受け答えしていたので好印象。同期の大江の方が完成度が高いと客観的に分析しつつ、自分はまずプロで投げられる身体に鍛えたいとか言っていたような?中々クレバーな子だなぁと感心しました。個人的には高田には先発として大成して欲しいものの、あのテンポ良く爆発するようなストレートを投げる様子を見ていると、ショートイニングの方が適している気がするので、その辺も見極められるシーズンにして欲しいなぁと願っています。

 

今日は田口と大江のピッチング観ちゃったので、一軍と二軍の試合感想混ぜたような変則的な内容でスミマセン。でも、熱心なジャイアンツファンの方なら、この気持ち分かって頂けますよね?読んでいただける皆様に管理人の気持ちを勝手におしつけて、明日も更新したいと思っています。では、また。