孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【2017 巨人vs中日 第16回戦】流れが変わった2つのプレー!?ジャイアンツ、連夜の勝てる試合を落として連敗!

先週、花火大会を見逃したと書きましたが、今日の東京ドームは久々の花火大会?非常に見応えがある試合でしたが、負けちゃうと意味ないんだよなぁ~。

ジャイアンツ、土壇場9回裏に追いついたが、結局10回表に勝ち越され5-6で中日に敗戦!昨日の試合同様、先制してリードを拡げる勝ちパターンの試合だっただけに、非常に悔やまれる結果となりました。

今日は三塁側S席バックネット裏後方で観ていましたが、ホームランがたくさん出た試合でしたね。今年1番?両チーム合わせて6本でしたが、全部ソロホームランというのも珍しい。中日さんが2本に対してウチが4本。そのうち、どれかでランナーが居れば少なくても、もう1点は入ったかなぁ~というタラレバを書いてみたくなる試合。何で負けちゃったのかな?

今週から8月に入り、俄然夏休みモードに入った管理人。今日は夕方、社長の悩みをオレのアドバイスで完璧に解決したことに気を良くし、17:45頃に仕事を切り上げる。雇用主が嬉しさのあまり気が緩んだ隙を突いた脱出劇。今日のオレ、冴えてるからジャイアンツも勝つだろう!と浮かれてドームに向かいましたが、この浮かれ具合がいけなかったか?昨日に続き、今日も…いや、今日はホームだし三本柱の1人・田口が投げているのだから絶対に勝たなければいない試合。それを落としたのは分岐点のなるイニングを上げるとすると、5回裏の攻撃~からの逆転を許した6回表でしょう。

5回裏の攻撃はワンアウト一,二塁のチャンスで4番・慎之助の場面。マウンドには先発・バルデスでしたが、いつもは1点取るのも一苦労だが今日はすでに3点をゲット!このチャンスで一気に苦手・バルデスをKO!と意気込んでいましたが、慎之助がピッチャー方向に強く弾き返した打球をバルデスが反射的に華麗にキャッチ!?ゲッツーでチャンスを潰してしまう…。

バルデスの守備が上手いか?どうか?は知りませんが、アレが抜けていれば4-2とリードを拡げ、ジャイアンツペースで試合をすすめられたはず。紙一重でしたが、こっちにとっては悔しい!中日さんにとってはラッキー!な展開で流れが変わったかも?

そして問題の6回表でしたが、今日は田口にホームランとツーベースでバッチリタイミングが合っていたビシエドをファウルフライでワンアウト。続く6番・福田でしたが、簡単に追い込んだけど、1発を警戒して四球。ここは…慎重になり過ぎた?気もしましたが、攻め方としては仕方ない。次の7番・松井佑介は楽だからなぁ~と思っていたら、いきなりツーベースで二,三塁の大ピンチ!ここは田口がやっちまったなぁ。

今日の田口は、いつもと違って丁寧にコースを突こうと投げているけど、ボールが甘くなって痛打される場面が目立った。映像を見直している際に斎藤ピッチングコーチ曰く(今日の田口は調子が良い)と言っていましたが、ボールに勢いがないというか力をセーブして投げている印象。ひょっとして、出来るだけ長いイニングを投げるためのペース配分だったかもしれませんが、もしそうだったらそれがアダになった気がする。松井佑介に打たれたストレートはアウトコース低め要求が真ん中に入った感じ。失投だったと思います。

そして問題の場面ですが、代打・藤井が放った一塁への打球…だよなぁ。最近、去年だったらミスしたような打球をまぁまぁ上手く処理するから信じていたのですが、慎之助がちょっとグラブにあてたけど後逸して2点タイムリーにしてしまう。自分は一塁が真正面の位置で観ていましたが、ちょっと打球強かったけど捕れない打球ではなかった。しっかり捕球する前に、ベース踏んでとか三塁ランナーをチラ見してとかを一瞬気にした様子に見えた。田口が作った大ピンチだったので、彼の力不足とも言えなくないが、ここはしっかり守ってくれ~!それにしても、一点も上げたくない前進守備で一塁・慎之助、二塁・マギーが並んでいる画は、ミスしそうで心臓に悪い。そう思っていたら、やりやがりましたけど…ね。ここで3-4と逆転され、一気に流れが狂い始めたジャイアンツ。7回裏にマギーのソロホームランで追いつくも、8回表にマシソンがマジ?そんな~!?の福田にライトへソロホームランで再度勝ち越される~!とか色々ありましたが、この5回の攻撃と6回の守りで出た2つのプレーで中日さんに流れが行ってしまったのかもね。

9回裏はワンアウトから代打・橋本がライトへソロホームランで同点!またも東京ドームでは抑えきれない?田島を攻め立てることに成功!この流れで一気にサヨナラだぁ~!と行きたかったのですが、僅かにこちらに流れが来ていないために、ひっくり返すことが出来なかったのかも知れない。ツーアウトから連続四球で一,二塁。ここであのミスを取り返せ!と願った4番・慎之助でしたが、堪らず田島からスイッチした岩瀬から痛烈なライト前ヒット!で満塁。

ここで不思議に思ったのが、ツーアウトから四球で出塁したマギーに代走を出さなかった件。延長も視野に入れた采配だった気もしますが、ここは監督に迷いがあったのか?結局、続く坂本は四球選んだけど、もし外野抜けたら重信ならホームイン!マギーだと三塁止まりだと思うのですが…。亀井と橋本と代打を切り過ぎて選手起用をケチったのか?すごく気になる采配だった。ただ、あそこで代走・重信だったら慎之助にヒットが出てホームに還って来れた?というと、それはムリ。ライトは前進守備でその正面に強い打球だったから、誰が代走でもあれはムリ。そう考えると、采配ミスではないけど、マギーそのままランナーに置いて正解?謎だらけでした。

まぁ、このチャンスで決めないと不味かった訳ですが、通算で相性が良い村田さんがカウント3-1から打ちに行って浅いライトフライ。ほぼストレートしか来ない?打ちに行くのは必然のカウントでも、もう少しコースと高さを絞ってバットを振って欲しかった。岩瀬さんかなりテンパっていたのになぁ~。ストライク1つ余裕があったので、打ちに行くボールだったのか?見逃せばボールだった気もしますけど…ね。

あの流れでカミネロがマウンドに上がった時点で失点する流れは必然だった気がする。キャッチーも小林から相川に代わっていたのもミソかな?先頭・ゲレーロインコース要求して打たれましたが、小林だったらあんな攻め方しないけど…。すかさず代走・工藤に走られたのも、カミネロ・相川バッテリーだから楽勝だよ!と聞こえたきた。そう、相川パイセンの肩…というか送球では刺せないよなぁ。

負けたジャイアンツ側としては、タラレバが多い試合でしたが、自分は敗因として前述した5回裏と6回表のプレーを上げたい。勝負の流れって、ちょっとしたことで大きく変わる。それを体感した試合。9回裏、同点に追いついた時には周りのお兄さん達とハイタッチしまくって大盛り上がり!だが、何故か?こういう時に限ってカワイイ女子が周りにいないのが不思議。何故でしょう?

中日・岩瀬が949試合登板のNPB記録に並んだ模様。もう投げられない寸前から今年の復活劇でこの大記録に漕ぎ着けたようですが、登板記録はおめでとう!でも、あそこで抑えなくてもいいでしょう?そしたら、もっと偉業を讃えたのですが…。相川パイセンは1500試合出場!そして慎之助は2000安打まで残り7本。昨日スルーした3500塁打の記録もスゴいのに、オレは何をスルーしていたのだろう?やっぱり勝たないと褒められないので、明日はしっかり勝ち切ってくれ!

そんな感じで、また。