【2017 巨人vsソフトバンク第3回戦】ジャイアンツ、これが現実！？投打で明白！タカとの差とは？

う～ん。ソフトバンクを3タテ…とか夢見過ぎだったかなぁ。

ジャイアンツ、これが現実！3-7でソフトバンクに敗戦。連勝が簡単に止まりました。

本日はジャイアンツライブストリームで仕事しながら観戦していましたが、勝てなかった要因は以下の通りだと思いました。

1.初回、ワンアウト一,三塁のチャンスでも4,5番が打点を上げられない

2.ヒットも出るし、四球もバンバン貰えるソフトバンク先発・中田からチャンスは作るけどあと一本が出なかった打線も脆さ

3.5回裏、ワンアウト一,二塁チャンス。ここで2点リードしつつ未だ無失点の中田をスパッと見切って継投に入った工藤監督の采配

4.ビハインド展開で投げても抑えきれない中継ぎ陣

こんな感じでしょうか。

1.については、1番問題なのはマギーでしょう。この方、初回のチャンスとか滅法弱い。内野も定位置で二遊間へボテボテのゴロでも1点貰える状況でサンシ～ン。良い助っ人だと思っていますが、交流戦に入ってから特にチャンスで力んでいる気がする。もうちょっと、リラックスしてもいいじゃね？対照的だったのはソフトバンク4回の得点。ワンアウト三塁で5番・中村が前進守備でも割り切った？叩きつけるようなセカンドゴロで1点を奪っていた。この差って、なんだろう？

2.については、失礼ながらソフトバンク先発陣の中ではそこそこ点取れそうな中田相手に、チャンスは作るし貰えるけど…無得点。久々に彼と対戦したジャイアンツでしたが、中日時代もこんな展開たくさんあったのを思い出した。荒れて四球出してチャンスはあるけど打てましぇ～ん。結構、そんな試合あったと思います。

3.については、それでも今日の中田は暴れまくって、5回途中で100球越え。ヒット2本でワンアウト一,二塁。ここで7番・亀井を迎えたところで、スパッと左腕・飯田に交代。欲張って中田をこの回まで投げさせるとか一切甘い考えはない采配はさすが。まぁ、ここで同点or逆転されるより、中継ぎ陣フルに使って逃げ切る方が確実に勝てると判断したのでしょう。その後、満塁となり、1点は取れたけどそれまで。飯田の後にワンポイントで五十嵐まで投入するとは…。恐れ入りました。これが鼻が効く監督の采配なのでしょうか？

4.一方、4回2失点で見切られたジャイアンツ先発・内海。これも勝ちたいのなら妥当な判断。由伸監督の判断もそれほど悪くない。内海は二軍で小谷コーチと特訓しつつ好投したらしいので、非常に期待していたのですが、今までと特に変わり映えしなかった。問題はカーブのキレを戻すことと、右バッターの外へチェンジアップとか投げないでツーシームorフォークとか投げた方が良いのでは？イニングを重ねる毎に下半身の抑えが利かず、ボールが高めに浮くのも…ね。色んな意味で再調整が必要と思いましたが、どうだろう？このまま行ったらホントに戦力になるのかなぁ？

それ以降、継投に入る訳ですが、今日で今、一軍にいる中継ぎ陣の色分けが自分の中ではっきりしてきた。

(使えそう)

・5回を抑えた西村健太朗

・左には通用する森福

・ビハインドではナイスピッチングする桜井

・昨日はお疲れ！マシソン&カミネロ

(再調整)

・右バッターに簡単に打たれる田原

(代わりがいないなら様子見)

・パ・リーグ相手に通用しなくなった吉川光夫(でも、セ・リーグならまだいける？)

(使いながら育てる？)

・いいボール投げるのに、ノーコン&メンタル微妙な篠原

こんな色分けで観ていました。

田原は…尾花さん、夢見過ぎ。サイドスローで右バッター・今宮に簡単にヒット打たれているピッチャーは要らない。今すぐ戸根あたりと代えた方が良い。吉川はま～た簡単に失点していたけど、ソフトバンク相手だからなぁ。データ見ていませんが、(やだなぁ)という顔で投げていたから相性も良くないのでしょう。ちょっと甘いけど、池田をしっかり再調整させる間までは中継ぎで様子見でしょうね。貴重な左腕のパワーピッチャー。もしも再生させたら、かなり儲けものなんだけどね。篠原は7回のワンポイント～8回も行きましたが、3失点して試合を壊しちゃったね。気になるのは、力んで投げるとストレートが高めに抜けること。何だろう？ド素人のオレが見てもアカン癖だと思うのですが、一向に直る気配がない。ただ、下ではこれでもそこそこ抑えちゃうんでしょ？だったら、経験積ませる意味でもう少し一軍で投げさせても良いかな？と思います。ストレートの球威はあるし、決まれば鋭いフォークもある。中継ぎ向きだと思うので、何とか大きく育たないかなぁ？悟りの境地で彼は見守りたいと思います。

一方、ホークスの中継ぎ陣は隙がないなぁ。まぁ、唯一のうっかりクンは6回に陽岱鋼の頭にあてちゃった森でしたが、その後に緊急登板した岡本は一切動じないで無失点。ここも勝負を分けたポイント。緊急事態で登板するピッチャーって、メンタル弱いと崩れるパターンが多いんですけどね。それにしても、アタマにあたって頭にきた！？陽が怒っていましたが、戦う姿勢をチームに示したのかな？あの気迫、他の選手のみなさんはどう感じたのでしょうか？そして、身体は大丈夫なのかなぁ。大事には至っていないと信じてます。

両チーム同じ14安打でも3-7と差が出たのは、投手力と攻撃力にかなり差があるからでしょう。相手は打線で主軸2人も欠いていたからうっかり2敗しちゃってましたが、ガチでやったらこんなもの。これが現実…と受けて止めて、明日からのロッテ戦へ切り替えたいと思います。

そんな感じで、また。