【2017 巨人vs阪神第7回戦】勝ったけど、見習おう～ジャイアンツ、虎の勢いをギリ止めて連敗ストップ！！

本日は、ジャイアンツライブストリームを利用して会社で観ていましたが、途中から仕事に集中出来ない！もう、危うく猛虎の餌食になるところでした。

ジャイアンツ、ワンサイドゲームが一転、僅差！？9-7で勝利！危うくノリにノッてる阪神にやられそうな試合を制して連敗ストップ！となりました。

中継で音声オフにして観ていたけど、熱気がビンビン伝わってくる試合。5回終了時で9-2とリードした時は(今日は楽勝！)と思ったんですけどね。いやぁ～、危ない、危ない。今の阪神の勢いはホンモノ。ジャイアンツの選手達は対戦して肌で感じたはず。点差が開いても諦めない姿勢。見習った方が良いですね。

さて、本日の試合ですが、観る方で疲れちゃったので、自分が思った勝負を分けた要所のポイントだけ書かせていただきます。

1.1回裏、本日スタメン1番・石川慎吾が四球→2番・中井がショートゴロでしたが、ゲッツーを焦った北條がファンブル！？ノーアウト一,二塁のチャンスを貰う。3番・坂本は初球をファウルフライで嫌な流れ。4番・慎之助の打席で、梅野がボールを前に少し弾いた隙をついてランナーがそれぞれ進塁するも、セカンドランナー・石川はサードでアウト！ここでさらに嫌な流れになったところ、慎之助が久々6号ツーランで先制！もらったチャンスをゲット出来たことで攻撃の流れを作れたのは大きかった。

2.その後、あっさり2-2の同点にされて迎えた3回表。今日は先週ほど調子が良さそうではない大竹でしたが、糸井を歩かせたけど、福留を三振→中谷をゲッツーに仕留めてリズムを作る。2回に同点にされた際は福留に粘られた挙句に歩かせて、中谷に甘く入ったスライダーをフェン直ツーベースにされた経緯があったので、一旦流れを断ち切った印象を受けた。

3.3回裏、坂本のスリーランとマギーのソロで4点をゲット。当たり前だが、ホームランは効く。

4.阪神先発・岩貞は4回表に打順が回ったら代打を送られる寸前だった。しかし、このイニングも大竹が6,7,8番を三人で抑えた。阪神サイドも(それなら岩貞でもう1イニング)となるのは自然な流れでしたが、不振に喘ぐ7番・長野に今季1号ソロホームランを浴びて7-2。相手にとっては余計な失点だったはず。こっちにしたら、かなり大きな得点でした。

5.問題の6回表。押し出しで1点を与え、尚もノーアウト満塁の場面。8番・梅野の三塁線へ高く跳ねたサードゴロをマギーが難なくホームでアウトにしたプレー。1点を与えてもアウトが欲しいと思っていたが、失点を防ぐプレーを選んで実行したマギーは地味に良かった。

6.7回表にマシソンを投入。ゼロに抑えて(必殺8回もマシソンがイニング跨ぎ？)と勝利と引き換えにマシソンを酷使するのを心配していましたが、8回はルーキー・池田がマウンドへ。アウト1つカミネロに助けてもらいましたが、何とか仕事を果たしてくれた。

7.9回表、ワンアウト一塁で福留vsカミネロの場面。フルカウントでアウトコースのストレートをファウルで粘られて、(どうやって抑えるの？)と思った決め球が真ん中やや内寄りのスライダー！？大丈夫かな？と思ったけど、福留は詰まってセカンドゴロでゲッツー！小林のリード、ヤバ過ぎる！！ウラをかく配球でしたが、一歩間違えれば…という紙一重のリードにシビれました。その後、中谷に一発を浴びてヒヤッとしたけど、1番怖い3,4番を乗り越えていたので、そこまで流れは変わらなかったのでOKでしょう。

以上、気になるポイントは7つ！ということで、長野の背番号を同じでしたが、チョ～ノにやっと一本大きいのが出ましたね。ただし、得点圏に走者もいないソロホームランなのと、前述した通り代わる寸前のピッチャーから打ったので、めちゃくちゃ内容があるか？というと、それほどでもないなぁ。やはり、勝利に直結する活躍を続けないと、完全復活と認められない。監督が長野のホームランを嬉しそうに語っていたのが印象的でした。

また得点が5本のホームランで8点プラス小林のタイムリー！という内容。10安打で今季最多9得点は効率が良かった。クリーンアップ揃い踏みのホームランは2014年依頼…って、記憶がないぐらい遠い昔な気がしましたが、打線のコアが爆発しての得点なので、良い傾向と思いたい。オーダー変更で1番に座った石川もまずまずの働きだったし、2番・中井は5回の守備で糸井の打球を横っ飛びしてキャッチしたプレーが光った。ただ、気になったのは、6番・亀井。スタメンになると、代打のようなオーラが消える？てんで打てない。これも立岡がだらしないからなのですが、ここまで外野スタメン選手に悩むようなら、二軍から誰か上げれば良いのに。ドラ1・吉川尚輝を様子見で上げている余裕はないでしょ？

それと、中継ぎ投手陣がなぁ、接戦では助っ人2人しかアテにならない。6回表、ノーアウト満塁からツーアウトまで漕ぎ着けた大竹に代えてぐっさんを投入したけど、左のワンポイントすら出来ずに高山にタイムリー…ってね。北條にはお約束のように打たれていたし、通用していない様子。その前の試合、阪神打線を3人で抑えたから(イケる？)と思いましたが、今日のぐっさんはボールもキレていないし、何を投げても全体的に高めに集まっていた。あの調子では、今後も不安しかない。8回の池田も右バッターに投げるチェンジアップ、最近はお約束で打たれているしね。早く中継ぎ陣を再整備しないと、リードして終盤の継投で逃げ切る試合を落とすパターンが増えるはず。抑えのカミネロも絶対的とは言えない。使えるか怪しいルーキー野手をベンチに置くより、中継ぎ投手を厚くして週末のマツダに備えて欲しい。ジャイアンツ首脳陣は勘違いをしない方がいいですよ。

どれだけ点差が開いても、勝つことを諦めない姿勢。広島からも感じますが、首位を走る阪神からもビシビシ伝わってきました。これは金本監督が日頃から事あるごとにチームへ言っているのかも？元・広島の方だし、カープ魂をトラに注入しているのでしょうか。エラーが多いけど点は取る、単なる勢いだけのチームと思っていたけど、ちょっと違う印象を持ちました。中継ぎ投手もウチよりよっぽど駒が揃っている。ジャイアンツの皆さんが阪神さんに見習うところが多いなぁと思ってくれれば幸いです。そして、より奮起して欲しいものです。

そんな感じで、また。