【孤独のドラフト情報】プロ注目！山岡泰輔投手を観るはずが！？来年ドラフト候補・田嶋大樹投手に胸キュンキュン！！

今朝、岐阜のエージェント…ではなく、お友達から一報が入る。

(今日、地元球場でジャイアンツ観戦予定ですが、天気が怪しいです…。)

ん？おかしいなぁ。自分がチェックしている気象庁のサイトだと、18時以降の雨の確率は30％。雲の動きをチェックしても、夕方には雨が収まり試合をやりそうな感じ。最近の傾向では、この予報だと屋外球場では時間を遅らせても試合を決行するはず。今日の17:00を過ぎても中止の発表はなし。スタメンまで出ているから中止はないだろう…と思っていたら、直前で中止のパターンや～！岐阜のジャイアンツ主催試合を楽しみにしていた皆さん、残念でしたね。一応、1位と2位が対戦する好カードだったのにね。

う〜ん、今日の中止でどっちが得をしたのかなぁ。ジャイアンツで言えば、広島戦に今季2試合登板していずれもKOを喰らっていた内海が投げるのを回避出来た。その内海は週末のヤクルト戦に回る模様。現状、先発ローテを5人で回しているだけに、ジャイアンツは今週のローテの谷間を埋めることに成功。

一方、雨チューなんてどうでもイイ！ぶっちぎり首位で余裕のある広島ですが、2戦目に登板を予定していたルーキー・岡田が発熱していた模様。…という事は、雨で流れていなければ、明日は広島にとって先発投手がいない緊急事態発生！だったのにね。ジョンソンがスライド登板で事なきを得た首位・広島。冷静に考えて、広島に味方した雨チューだった気がします。ただ、明日からの試合をやってみないと、こればっかりは何とも言えないですけどね。

さて、そんな感じで今日の巨人vs広島戦は雨で中止。更新はスルー…と思ったのですが、手短にドラフト情報を書いてみる。先日のオールスター休み中、自分はアマチュア野球三昧だった。ネタは新鮮な方がイイ。時間があったので更新させていただきます。お題は都市対抗野球。注目は2016年ドラフトの目玉、東京ガス・山岡泰輔投手。本当であれば現地観戦レポート…のはずだったのですが、思わぬ事態が発生。

トヨタの優勝で幕を閉じた今年の都市対抗野球。オールスター期間中に開催されることもあり、ぜひ注目選手をチェックしよう！と思い、山岡投手に目をつけたのですが、試合日程を間違えてチケットを購入し、ナマ観戦出来ず！まぁ、買い直せば観れたのですが、そこまでしなくても…ねぇ。7/16だったかな？別な用事もあり、その日は中継でチェック。後ほど書きますが、良い投手！だけど…う～ん、ってな感じ。

で、間違えてチケットを買った試合が7/17。注目カードとかあるのか？選手は調べれば何となく分かるが、社会人チームで(このカード、超おもしろそ～)みたいな知識まではない。ただ、JR東日本の試合があることを発見。ん？ここは名門チーム。誰かドラフト有望株を観れるはず。チケット代を無駄にするもの悔しいので、勝手知ったる東京ドームへ向かった。

この日の第3試合目、JR東日本vs王子をメインディッシュに観戦してきましたが、凄いヤツを発見！ウチの岡本和真と同世代、田嶋大樹投手である。佐野日大高校時代もその年のドラフト候補と話題になるも、早々に社会人入りを表明。高校野球情報に疎い自分は、全くピッチングを観たことがなかった。どんなもんじゃ？と思っていたら…。

ストレートが唸っている！めちゃくちゃ速いやんけ～！？

何だ？このピッチャー。

例えで和製◯◯とか紙面に書かれたりしますが、彼の名称は和製ランディー・ジョンソン。ま～た、ウソでしょ？そんな大袈裟なことを言われているヤツに限ってそうでもな…アァァァ！？エグいボール投げてるぅ～。

ありがちなパターンで、ドラフト情報誌が(最速150キロ)とか書いてあっても実際はそんなに速くないピッチャーが多い。この田嶋投手も平均すれば140キロ前半の球速でしたが、球威がめちゃくちゃありそうな感じ。時々140キロ後半を計測するのを見ると、状況によって抑えてたり力を入れたりして投げている模様。比較対象で言えば、現在休業中、巨人のアーロン・ポレダのストレートに近い威力。左のスリークオーターから投げるそのスタイルは、和製ランディー・ジョンソンと言っても言い過ぎではない。右バッターに食い込むクロスファイヤーのストレートに…、胸がキュンキュンしちゃった。

ただ、ド素人でも分かる欠点あり。変化球を投げる際にフォームが緩む。得意とされているスライダーは許せる範囲として、カーブを投げる時がモロバレ。それと、チェンジアップを投げていたはずだが、精度がイマイチ。バッターの手前で地面を叩くボールが多かった。でも、来年のドラフト候補でしょ？まだ時間もあるし、ド素人が観ても分かる欠点を直す時間は充分ある。ええ素材、見つけた～！来た甲斐があった試合でした。

この試合の結果ですが、JR東日本・田嶋投手-王子・近藤均投手の投げ合いで9回終わっても0-0。延長戦に入った10回裏、後攻めだった王子が延長に入っても続投した田嶋投手の四球で得たチャンスから、サヨナラツーランで勝利！JR東日本には、プロ注目・進藤拓也投手という方もいるのに何故？延長戦でも田嶋投手を引っ張った？という疑問もありましたが、そこまで興味もないからスルー。田嶋投手の好投は報われませんでした。

個人的には思わぬ収穫だった。ナマで田嶋投手のストレートを観ることが出来た。変化球の質自体も悪くない。後は投げる際のクセを矯正すれば…来年のドラフトの目玉となるはず。あっ、違うか？来年は清宮クンの話題で凄いコトになってそうだなぁ…と遠い目をしてみる。

これでまた、プロまでの進路を見届けたい選手が増えたのは嬉しい限り。関わりはなくても、現地で観たアマチュア選手って感情移入しやすくなる。これも醍醐味だったりして…ね。間違って買った試合のチケットで得た、貴重な情報でした。マジでチェックする価値アリな投手です。

話は変わって、ホントはナマで観たかった山岡投手について。身長172cmという小柄さを感じないダイナミックな投球フォーム。画面で観ても感じる伸びのあるストレート。変化球の精度も高いと思う。完成度の高い投手なのは間違いない。

ただ、非常に気になったのは、体の細さ。もし、来年プロの先発ローテに入って、一年間ローテを守れるか？と考えると、ちょっとどうだろう？体力的にきつそうな体つきに見えた。まぁ、即戦力と云うより、プロ入り2,3年で完成すると思って獲得すれば、間違いなさそうだと思うのですが…。そこが気になりましたが、プロのスカウトさんはどう評価しているのでしょうね。

山岡投手は高校時代、夏の広島予選で瀬戸内高校のエースとして、その当時は広島新庄高校のエース、今は巨人のローテ投手・田口麗斗と延長15回を投げ合って共に無失点という壮絶な投手戦を繰り広げたことで有名。その映像を観たダルビッシュ有が褒めたことで、瞬く間に有名になった模様。ネット社会って、凄いよね。その田口とは今でも交流があり、時間があれば田口が山岡投手の試合を観に行っているとか？いないとか？高校時代、共にライバルとして戦った仲なのに…ね。今では熱い友情で結ばれているようです。

その山岡投手が、おそらく来年プロ入りしてくるはず。どこの球団に行くのか？非常に興味があります。プロに入って、また田口と投げ合うのか？それともちゃっかりジャイアンツが指名して、田口とチームメイトになっちゃったりして…。それだと、高校時代のエピソードを知るファンにとっては物足りないかも知れないが、二人が左右のエースに成長してジャイアンツのローテを支え合う姿を想像したら…これはコレで萌えちゃうなぁ。そんな事態に発展したら、面白いかも？

それでも、もし自分がジャイアンツのスカウトだったら、今年までは即戦力で確実にローテ入り出来そうな投手を押しそうなので、山岡投手は微妙かな？間違いなく良い投手ですが、プロ入り即で年間ローテを確実に守れそうとは思えない。でも、休ませながら投げさせれば、5~6勝ぐらいは出来そうな気もするけどね。ただ、今のジャイアンツにはドラ1枠でちょっとの間でも育てながら起用する余裕はなさそう。なので、1位指名の可能性は低いと考えています。山岡投手、顔はジャイアンツ向きに思えるのですけどね〜。

これから夏の甲子園も始まるし、プロ注目の選手が続々とピックアップされそうな季節。今年のドラフトはどんなドラマがあるのか？楽しみですね。次回、当ブログのドラフト関連の更新は、ペナントレースが落ち着いた10月初旬を予定しています。

では、また。