【巨人vs阪神第8回戦】とにかく打てないジャイアンツ～ドロ沼6連敗で5位転落！！打線は苦手な球種に対応せよ！！！

昨日のブログの最後の方にちょろっと書いたことが、現実になりましたね…。あぁ～あ、やっちまったなぁ～。

ジャイアンツ、絶対エース・菅野が先発でも勝てず！阪神・岩貞に0-1の完封負け！コレで通算6連敗。昨日まで3位だったのが一気に5位転落。得点がゼロだったら勝てましぇ～ん！

さて、本日は平日最終日の金曜。先発が菅野vs岩貞ということで、試合展開が早いはず！と思い、できるだけ早く会社を出よう…と思ったら、要らぬことで呼び止められて会社で足踏み。自分が担当する取引先に入金不足があった～？そんなの早く言ってくれ！18:00ジャスト頃に言われても、オレの心はすでに東京ドーム。ジャイアンツLIVEストリームを観ながら、その入金不足の内容をチェックしていたら…いきなりエラーで失点している！？何、してんの～！と思いましたが、仕事を片付けるのが先。急いでチェック作業を終了。取引先に電話を入れ、かけ足で会社を出る羽目に…。

本日の先発・菅野ですが、う～ん、今季3回目の対戦となる阪神が必死のパッチで作戦を立ててきた？いや、違うな。好投を続けていても勝てない状況に疲れが出てきたのか？今日は今季ワーストに近い内容。立ち上がりから制球が定まらず(アレ？今日の菅野、調子悪くない？)と思った方も多いはず。この失点シーンですが、ワンアウト一,二塁でゴメスの打球が三遊間の深いところに飛びましたが、坂本が取ったはいいけど三塁に投げたら悪送球。これでランナーが返って失点してしまいました。坂本も抜けそうな打球に追いついたけど、無理して投げなくても良かったかな？1点も与えたくない必死さの中で起きたプレーなので責め過ぎてもどうかと思いますが、コレが決勝点になるとは…。どうにも腑に落ちない。

一番痛かったのは、ワンアウトから2番・板山に与えた四球でしょうね。フルカウントから最後に投げたスライダー…バット振ってね～か？という寸止めを喰らいましたが、今日の一塁塁審はハーフスイングに寛容だった様子。元を辿れば、余計な出塁を許したあの1球が試合を分けたと思います。どっちとも取れるジャッジだったので恨み節はなしですが、ホームに戻ってもジャイアンツはツイてないよね。2回表もノーアウト一塁から今成が盗塁を仕掛けたら、打席の大和がバットを大振り→そのバットを送球時に小林が踏んじゃって…ね。珍プレー集があったら絶対入りそうな感じ。監督と小林は守備妨害をアピールするも、大和がワザとやったように見えないのでスルー。ここで失点しなかったのはさすがでしたが、ここでもツキから見放されている雰囲気がしました。

結局、今日の菅野の内容は7回 122球 6安打 6奪三振 3四死球 1失点だけど自責点ゼロ。悪いなりにきっちり仕事をするのはさすが！でしたが、いつものような余裕がマウンドで感じられなかった。結構、阪神のバッターに粘られたような気がします。相手も左をズラッと並べて菅野対策を講じてきた。その効果があった？かどうかは分かりませんが、苦戦を強いられたのは事実。やっぱり、ワンシームに頼り過ぎるピッチングは危険だなぁ。制球が定まれば、対左バッターには打たせて打ち取れる有効な球種ですが、今日はその制球力がイマイチ。ボール先行になるカウントが珍しく多かった。ワンシームの精度が上がらないなら、別な球種を中心に組み立てて、ワンシームあるぞ！と思わせぶりな配球も必要だと思いました。ただ、今日も頑張ってくれたけど、今季初黒星が付くとは…ね。ここまで頑張っても勝てないなんて、メンタルが心配になってきたなぁ。

今日の座席は一塁側A席中段。喫煙所も近く、自分に取っては都合の良い場所でしたが、あちこちで聞こえてくるG党の会話はどれも同じ内容ばかり。

・菅野、頑張っているのに可哀想

・ホント、打てないよねぇ

どちらさんのグループの会話なのか？判別がつかないぐらい同じ話題しかない。まぁ、そりゃそうよ！目の前の試合で起きている現実そのままなんでね。

それにしても、とにかく打てないジャイアンツ打線だよなぁ。安村のギャグも去年のヤツだから賞味期限が切れかけているけど、(安心して下さい、勝てませんから)とか(安心して下さい、点取れませんから)のどっちが収まりいいと思います？…まぁ、どっちも縁起でもないフレーズですが、今のジャイアンツ打線にはぴったり当てはまってしまうのが情けない。コレ、阪神もびっくりしただろうなぁ～。一軍レベルの打線ではない気がしてきました。今日もジャイアンツは打線をイジリーしてきましたね。

1.大田

2.重信

3.坂本

4.クルーズ

5.長野

6.岡本

7.村田

8.小林

9.菅野

これが今日のオーダーでしたが、立岡に代わって今日一軍に上がった岡本が不発。ワォ！全然起爆剤ちゃうやろ！守備ではヒット扱いになったけど、完全なエラーもあったしね。岡本もそうでしたが、今季のジャイアンツのバッターが打てなくなる典型的なパターンが判明。

チェンジアップを上手く扱う先発投手に弱い！

薄々気がついていましたが、今日の試合開始序盤の映像を観て(確かに！)と思う。チェンジアップ空振り率ランキングという面白いデータを出していましたが、

1.岩貞(阪神)

2.若松(中日)

3.野村祐輔(広島)

4.石田(DeNA)

5.今永(DeNA)

う～ん、当たっている。巨人が手こずっているピッチャーばっかりやん。今日対戦の岩貞は今季初でしたが、このデータを見て苦戦するのを確信。案の定…というか、想像以上の完封劇に呆然としましたけどね。岩貞は確かに今季急成長した好投手。防御率も菅野と共につい最近まで0点台を叩き出していた。ヨソのチームも打てないから、貧弱ジャイアンツ打線が打てないのも仕方ないのですが、9回まで投げさせて1点も取れないとなると話は別。何、してんじゃあ～！ってぐらい、イラッときている。岩貞のピッチングを試合通して観るのは初めて。球種は色々あるようですが、完全に分析されてチェンジアップ多めな配球だったのでは？と思います。データで見ても、今までのチェンジアップの比率は12.76%でしたが、今日はそれを超えた内容だったはず。岩貞の良さは、どの球種も腕の振りが同じで投げっぷりが良いらしいですね。ストレート系は打てるジャイアンツですが、同じ軌道でタイミングを外されるチェンジアップは大の苦手ときたもんだ。それをリーグ1巧みに操る投手では、軽くキュッと捻られた完封劇だったのでしょうね。

1番の見せ場は4回裏、連続四球でノーアウト一,二塁の場面でしたが、4番・クルーズは…ねぇ。どうして相手の狙い通りにゲッツーしちゃうの？あそこは相手からすれば、ボール球を打たせてゲッツーが理想でしたが、その通りにしちゃうとは…。ベンチも今後、ああいう状況ではクルーズに軽く指示出した方がいいよ。せめて右方向を狙ってくれ！アウトコース低めに落ちていくボール球を無理に合わせて6-4-3のダブルプレー…で意気消沈。その後、何故か？慎重になった阪神バッテリーが長野を歩かせて岡本と勝負。前の打席、チェンジアップに合っていないのがバレバレ。見事、三振に仕留められたとさ…。

岡本は最初の打席がゲッツー、その後は連続三振で全く期待外れでしたが、一軍レベルの投手に面喰らっただろうなぁ。彼の長所であり短所が積極性があり過ぎる点。打って打って打ちまくってくれた方がもちろんいいのですが、何でも振ってしまう傾向がある。クルーズ、長野、今日下に落ちた立岡もそうですが、そういう選手がチェンジアップの餌食になりやすい。各バッターそれぞれ対策を考えて欲しい。同じような配球パターンにやられすぎだ！

それと、今日初めてちゃんと観たのに書くのも何ですが、岩貞もめちゃくちゃ良い状態には見えなかった。甘いボールもチラホラあったしね。散発3安打しか打てなかった打線は重症…いや、重体だろう。こういったテクニックも駆使してくる左投手に対して、ポカ～ンと1発かましてくれる片岡のヤッさんがいれば…と思いましたが、あの方はどうしたんだろうなぁ。橋本到も今週に入ったら二軍の試合に出てないし…。謎が深まるばかりです。

話が変わりますが、今朝ネットでロシア大統領・プーチンがTV番組で国民の質問に答える映像を観ました。小学生の女の子が(3つのお願いが叶うならどうしますか?)という、何とも微笑ましい質問をプーチンにすると、その回答がシュール過ぎた。

(夢など見ずに、汗かいて働きなさい)

…だって。めっちゃドSユーモアたっぷりな回答やん。思わず笑ってしまう。ここで思ったのですが、プーチンに(ジャイアンツ打線はどうやったら得点力がアップしますか?)と質問したらどうなるか？おそらく、

(野球？そんなスポーツ、知らん。観てる時間あったら働け！)

…とか言われるのかなぁ。

まぁ、ここまで点取れないと、首脳陣も選手も得点シーンが想像できなくなっていないか？不安になってくる。対戦する先発投手に対して、考えられる対策を3つぐらい用意して臨んでみては？簡単にこっちの作戦の裏をかく配球をされているので、そうきたならコッチだ！ぐらいの指示が出来るようにして欲しい。それと、エンドランやバスターなどそろそろ奇襲も用いないと、相手もびっくりしないと思うけどね。

今日の敗戦で色々と考えさせられた。そして、覚悟を決めた。どんなことがあっても、現実を直視しようと思います。

では、また。