勝手に思う~巨人・ドラフト2位(戸根千明)の理想像~
オープン戦3連敗から一転、
札幌ドームでのvs日ハム戦では2連勝した読売ジャイアンツ巨人軍。
打線爆発?
いや、相手投手の仕上がりの悪さやミスに助けられた点が多かった気がします。
なので、今回も打線についてはスルー。
またもや投手陣について書きたいと思います。
日ハムの微妙な仕上がり具合の投手陣とはとは対照的に、巨人投手陣には明るい材料が多かった。収穫アリな2連戦でした。
主力級ではぐっさんが投げれたことが良かった。また、内海が先発し3回のみだが、ほぼ完璧なピッチングをみせたことも良かった。
この調子だと、開幕投手…あるかも?しれませんね。
しかし、それよりも良かった材料としては、ルーキー・高木勇人&戸根千明が好投した事。開幕一軍も夢ではない?かもしれない。
想定外な戦力が出てくるのは大きい!
本日はこの二人のルーキーについて書こう!…と当初は思いましたが、高木勇が次回先発でテストらしいので、彼については先発テスト登板後にあらためて書きたいと思います。
と、云うことで戸根千明について。
昨日の試合、6回裏から登板した戸根。
12点の大量リードの中で比較的プレッシャーの少ない場面での登板。
お調子者っぽいキャラな感じがするし、ここで気の抜けたピッチングして四球連発→失点とかしないだろうな?と疑って観ていましたが…、そんなハズはなくテンポ良く三者凡退で抑える。
続く7回裏は先頭バッター・田中賢介にヒットを許し、ノーアウトのランナーを出すも後続をしっかり抑えて無得点。
田中賢介に打たれたヒットは、バッターが良すぎたので仕方ないですね。
プロのレベルの高さを勉強できたでしょう。
このピッチングを観ていたGAORAで解説していた(岩ちゃん)こと岩本勉氏も大絶賛していました。
(エ~ピッチャー、いますね~!!)
こんなフレーズで、度々誉めていました。
巨人にはいないパワーのある変則左腕。
学生時代はぐっさんを参考にしていた投球フォームとスポーツ紙で読んだが、ぐっさんより左肘の下がったスリークウォーターで投げており、また違った印象。
ただ…、どこかでこんなピッチャー見たような気がするなぁ~。
昨年のドラフト特集の「野球太郎」には、戸根に近いタイプの投手は1993年西武ライオンズで新人王を獲得→現在は楽天の二軍投手コーチを務める杉山賢人氏と書いてありました。
確かに杉山氏と戸根は体型が似ている。
身長170cm前半、ぽっちゃり体型。
杉山氏の現役時代のニックネームはアンパンマン。
戸根は今のところベイマックス?らしいが、どう見ても自分にはミスター・ポポにしかみえない。広島にトレードされた小野淳平を荒々しくぽっちゃりした感じ?にみえるのですが…。
しかしながら、杉山氏に似ていると書かれていても、記憶がイマイチ曖昧。
そうじゃない、西武の…現役選手で…いるじゃん!最近出てきた良いピッチャー。
あっ、高橋朋己だ。
体型は似ていないが、同じようなパワーで抑える変則左腕でざっくり括れば、西武・高橋に似ている。
入団2年目で西武の抑えのエースに就任。
コントロールは微妙だが、140キロ中盤~後半のストレートでグイグイ打者を攻め、スライダーorスプリットで空振りを奪う見応えのある投手。
高橋に似ている。いや、彼のように育ってくれればと嬉しい。
自分が勝手に思う戸根の理想像…それは高橋朋己でした。
高橋と比較して、戸根が足りないのはストレートの球速もしくは球威でしょうか?確かに戸根も、ぽっちゃり体型を活かして重そうな力のあるストレートを投げている気がしますが、もう少しTV画面で観ていても伝わるボールの勢いが出てくるといいなぁと思います。
もちろん、今のままでも悪くないと思います。ビハインドor大量得点リードで投げるだけなら…ネ。
でも、それじゃあつまらない。
接戦でリードした場面でも投げれる投手になって欲しい。それだけの能力があるようにみえる。度胸満点なのも魅力ですね。
結論として、戸根にはストレートの球速をもう少し上げて欲しい。
140キロ後半を投げれるらしいけど、なんとか平均142~144キロぐらい投げて欲しい。変化球はスライダーやチェンジアップが使えれば1年目は十分。
高橋のように、ストレートで攻めて攻めて変化球で抜いて空振り三振!みたいなピッチングがシーズン中でも観たいです。
ここ数年、ドラフト1位以外のルーキーで開幕一軍の選手がいない巨人。
今年は二人もいる。期待が膨らみますね。
それにしても、平日のキャンプ及びオープン戦観戦は、帰宅してから録画を視聴し終える時間が深夜1:00。
去年はそれでもブログを始めて間もなかったから嬉々として書いていましたが、今年は疲れてしまうので、シーズン開幕迄は控えめに更新させていただきたいと思います。
では、また。