孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs横浜 第18戦】原監督、焦り過ぎな采配は止めましょう!~ヒロインで長野の(ゴメン!)が爽やか過ぎて...M13 !!

勝利の余韻に浸りつつ、東京ドームを出たら爽やかな秋の夕暮れ。

今日のヒロインに選ばれた長野が同じくヒロインの小山に対して言い放った、

『(勝ちをつけられなくて)ゴメン!』

この『ゴメン!』が、実に爽やかでした。

…と言うか、軽過ぎて笑ってしまった。

長野…、とぼけたイイ味出していました。

ジャイアンツ、小山雄輝7回無失点の好投!勝ち星は付きませんでしたが、ナイスピッチング。

打線はベイス先発・モスコーソを攻略できず苦しみましたが、8回裏ツーアウトからの片岡ツーベースをきっかけにチャンス拡大→長野がツーベースで決めて2-0で勝利!これで5連勝!5試合連続で先発に勝ちはつきませんでしたが、杉内,菅野,澤村,内海に続き小山が結果を残して勢い継続中!自力で減らしてM14→M13な試合となりました。

あっ!今日は継投しましたが、ベイスに2試合連続完封勝利のおまけ付きでしたね。

さて、今日の試合ですが、ジャイアンツ打線がモスコーソ攻略に苦しみました。

本日も三塁側S席中段(昨日とほぼ同じ)で観ていたのですが、モスコーソを打てない。打てない理由として、

・ボール球を振ってアウトになる

・惜しい外野への打球は出るけど力負け

・早打ちし過ぎ

・4回裏の攻撃

だと思います。

先々週ハマスタで対戦したモスコーソ

その時は、座席が見えにくい場所で良いのか?悪いのか?分かりませんでしたが、今日じっくり観た印象はまあまあ良いかな?でした。

ストレートに球威があり、スライダーにキレがある。ここを中心にチェンジアップ,シュート,カーブが来るようでしたが、ジャイアンツ打線は狙い球が絞れているような?いないような?…感じ。

特に全く合っていなかったのが坂本,慎之助の3,4番コンビ。前回対戦ではヒット1本ずつ打っているのに…。上手く攻められた印象。

謙次,片岡,長野,橋本は打てそうな感じがしたけど、この4人で7回までヒット2本ではチャンスにならない苦しく展開。

ファーストストライクを狙う積極策も裏目に出て、モスコーソは7回で80球位しか投げていなかった。

完全に相手ペースにしたのが4回裏。

この回先頭・橋本が粘ってフルカウトからヒット→ノーアウト一塁。

前回対戦で橋本を3三振に抑えたはずのモスコーソでしたが、今日は1打席目から橋本に投げずらい印象。

ここでモスコーソに対してちょっとだけ隙がみえた。

足のあるランナーを出して3番・坂本。

相手を揺さぶる攻撃を期待したが、いきなりバントの構え。

(送るの?)

と思ったら、初球をバント失敗!キャッチャーフライ…。

それはないでしょう。

失敗する坂本も悪いけど、3番に送りバントは終盤のどうしても点が欲しい時だけにして欲しい。相手を楽にするだけです。

さらに、ワンアウト一塁になって4番・慎之助にはエンドラン。

打ってもファールとかしてたら、橋本が牽制で飛び出してアウト。慎之助は空三振。

深いため息が東京ドームに響き渡りました。

3回裏も謙次がヒットで出て、ノーアウト一塁。チャンス作るも無得点。

次の回のチャンスで、固く行くのも分かるけど、素人の勘で恐縮だがモスコーソだってあの回は不安だったはず。

橋本に粘られてヒットを打たれて(オレ、大丈夫?)と多少なりとも思ったはず。

ぐらついた可能性があっただけに、残念な攻撃。原監督も人間だから間違いはあると思うけど、焦り過ぎが招いた4回裏のちぐはぐな攻撃。首位は不動なのだから、落ち着いて攻めて欲しい。

こんなどうしようもなく悪い流れになっても、小山は良く粘って無失点で抑えたと思う。2回を除いて毎回ランナーを出していましたが、良く無失点で抑えました。

成長したのは(エイヤ~!)で投げちゃう事が減ったのかな?と思う。

5回,7回とツーアウト三塁でバッター・梶谷の場面。

小山は梶谷に対して6割を越える相性の悪さを示していたようですが、状況を考えて無理に勝負しませんでした。

ツーアウト一,三塁で一塁ランナー・梶谷の足も気にせずキャップ・石川に対して全力投球→二度とも梶谷に走られて二,三塁にしたけど、二度とも石川を抑えた。

正直、梶谷に簡単に走られるのは微妙だけど、盗塁を気にするより打ち取ることに集中した小山の割り切りは凄いと思った。

結果的に抑えれば良いと開き直り始めた小山は非常に頼もしく思えてきた。

勝ちがつかなかったのは残念だが、査定では勝ちがついてますよね。

ヒロインに呼ばれて当然の活躍。

ただし、欲をいうと苦手なバッター(梶谷,ブランコ,白崎)に対して追い込んでから力んで制球を乱すようにみえる点。

もう少し図々しくなれれば、ローテの柱になれる力が十分ある選手だと思う。

両チーム無得点のしびれる展開で迎えた8回裏、長野の2点タイムリー・ツーベースが出て2-0になった訳ですが、ツーアウトからツーベースを打った片岡にも拍手!

また、今月打率.750と神がかった活躍をみせる井端が四球を選び、繋いだ点も拍手!

しかし、何なんでしょうね?打てないボールはファールで逃げてボール選んで四球。

中日時代、(嫌らしいバッティングするなぁ)と怖れていた井端が、今ここにいると確信しました。

長野もあっさり追い込まれたけど、打てるボールを見極めてフルカウトにしたのはお見事!モスコーソも根負けしたのか?スライダーが高く浮いて…勝負ありでした。

ちなみに、8回表に登板した健太朗がブランコに打たれてツーアウト二塁の場面。

代打・後藤をよく歩かせた。これはベンチの指示に拍手したい。

白崎には危うい深い位置のショートゴロを打たれたけど、後藤の足では楽々セカンドでアウト。一塁を詰めて意味があったプレーでした。

ジャイアンツ4安打,ベイス6安打と渋い試合でしたが、接戦をものに出来た事には満足。小山に感謝!ツーアウトから作ったチャンスを決めた長野に感謝!な試合でした。

明日の予告先発ジャイアンツ・江柄子-ベイス・井納。

思えば江柄子もジャイアンツファンにかなり浸透した。

帰り際のトイレで小学生低学年のお子さんが父さんと話していた内容は…、

子供:(明日もジャイアンツ勝てる?)

父:(勝てるよ~♪)

子供:(明日の先発、江柄子だよ?)

父:(・・・)

江柄子!認知度は上がっても子供にまでこんな感じだぞ!

明日は同じ大学出身の江柄子を目一杯応援したいと思います。

チビッ子ジャイアンツファンたちの信用を勝ち取るのだ!(全世代ですね。)

では、また。