【中日vs巨人第9戦】〜ツイてるねノッてるね〜ラッキーボーイ！？良くも悪くも復帰した坂本の活躍が光った試合。

情けないことに、昨日の更新はスルーしてしまった…。

打ち崩せそうなドラゴンズ・カブレラにゲッツーの嵐…。トータル5併殺打では

さすがに勝てないっス。1ー3の敗戦を見届けたい後に、疲労のため寝てしまった。

ぐっすり寝た代償に、気がつけば23時を回っていた。

日曜の楽しみ『軍師官兵衛』を見逃し、さらなる悲しみに襲われる。

（書いてもどうせ愚痴だけ）と思い、更新を回避してしまいました。

さて、そんな言い訳はさておき今日の試合である。

今日は諸用がありワンセグと録画で試合をチェックしたが、冒頭からいきなりショッキングなニュースが…。

（原監督、父が倒れて緊急帰京）

大丈夫ですか？貢さん…。心筋梗塞で昨日夕方に入院したらしく、監督は球団に促され帰京で不在。

しかも今日のジャイアンツ先発は菅野。祖父が倒れてさぞ心配であろう。

何だか不穏なニュースからゲームがスタート。

今日の菅野の出来は余り良くなかった。

解説・与田さんも投球フォームがいつもと違うと指摘している。1回裏に内野ゴロの間に1失点。

2回裏は森野、和田の連打でノーアウト二、三塁のピンチ。ここで堂上直倫のショートゴロを、本日3試合ぶりにスタメン復帰した坂本がホームへ悪送球！0ー2となる。

解説・宮本慎也氏曰く（待って捕球して、足を送球方向へ動かさないからミスが出た。）と指摘される。

守備を教えてもらった方からの痛烈なダメ出し。ハヤトくん、お願いしますよ〜！

（アカン、今日はダメな流れだ！）諸用で外出していたこともあり一旦中継を切る。

中継を再度確認したのは5回表から。

（アレ、2ー2だ。）調子が悪いながら粘りのピッチングを続けた菅野と、3回表に先程エラーした坂本のタイムリーと長野の犠飛で2ー2の同点に持ち込んだようだ。

ツーアウトから坂本がラッキーな内野安打→片岡の見事な右方向へのヒットで一、二塁とチャンスを広げる。この片岡のバッティングは素晴らしかった。ジャイアンツ打線は、ドラゴンズ・朝倉のシュートに手を焼いていたようだが、引っ張らずにライト方向へ鋭い当たりを放つ。井端の右打ちも良いけど、片岡の右打ちも結構イケてる。

このチャンスに長野はセンター方向にゴロを打つのですが、ショート・堂上直倫が捕球している。

（終わった…。）と思った瞬間、セカンド・荒木が捕球を逸らす→片岡のヘルメットにボールがあたってレフト方向へ転がる→二塁ランナー・坂本がその隙に一気に生還。3ー2と勝ち越す。

このプレー、セカンド・荒木のエラーとなったが、

（堂上がオーバースローの強い送球をせず、足を動かしてトスすれば良かった。）と宮本氏の解説が入る。同年代、同じショートの坂本と堂上が奇しくも足を使わない送球のために失点に絡むミスをした奇妙な試合となった。

その後試合は膠着状態…というかドラゴンズのチャンスが多かったが、菅野が7回／128球の粘りのピッチングでピンチを凌いだ。

ドラゴンズ打線に粘られる場面も多く、

前回2試合と比べてた球数も多かった。被安打も7。ただし、四球が1だったので、悪いなりに2失点でくい止められた。

でも、打ち込まれて失点していないですからね。凄いです。

8回、9回もピンチの連続だったが、健太朗→ぐっさん→マシソンで3ー2で逃げ切れた。

今日のヒロインは菅野だったが、坂本のプレーも光った試合だった。

2回の送球ミス…も悪い意味でそうだが、スタメン復帰後の試合で猛打賞＆1打点。

守備でも7回表、ワンアウト一塁で代打・野本の頭上を抜けそうな打球をジャンプしてキャッチ。

…これは宮本氏から特にコメントはなかったが、守備位置やジャンプのタイミングが悪ければ越えたかもしれないような打球だったので地味にナイスプレー。

そして9回表のあのプレーは…シビれた。ワンアウト一塁でバッター・大島の場面。

今日の大島はキレていた。3打数3安打1四球。猛打賞で全打席出塁。際どい球はカットして相手の球数を増やす実に（イヤらしい）内容だった。

この打席も追い込まれてからファールで粘りながらフルカウントまで持っていく。

対大島にマシソンが投げた10球目？センター方向に鋭いあたり！（抜けた）と思ったら、坂本がジャンプ横っ飛びでキャッチ→ランエンドヒットのサインで飛び出したランナーも二塁でタッチされゲッツー成立。ピンチ拡大を覚悟したのだが、坂本のナイスプレーに救われた。

TVに映し出された谷繁監督の表情が、ポカーンとしていたのが印象的でした。

坂本の（体調不良）の理由は知りませんが、復帰して即活躍したのだから大丈夫でしょう。

特に第4打席のドラゴンズ2番手・祖父江から打ったヒットは良かった。

ドラゴンズ投手陣は、坂本に対して徹底して縦の鋭い変化球を意識させて勝負してくる。この打席も縦に落ちるスライダーを真ん中低めに投げられたが、坂本は体制を崩しながら上手くレフトへ引っ張ってヒットにした。調子の悪い彼だと引っ掛けるか空振りするボールだが、上手く反応できていたので安心しました。

充分休養を取れたのであれば、9連戦の残り6試合も暴れて欲しいですね。期待しています。

そんな感じで、今日の坂本を観ていたら懐かしい歌のフレーズを使いたくなった。

1986年にヒットした曲、中山美穂の『ツイてるねノッてるね』である。

…古い、そしてベタな選曲。でも、どうしても今日も試合はこの曲だと思う。

・エラーを自らのタイムリーで帳消し

・出塁して2得点に絡む

・9回表のダイビングキャッチ

まさに今日の坂本はラッキーガールならぬラッキーボーイでした。

それと、相手エラーで勝ち越し点をもらえた展開もラッキーだった。

序盤の展開はツキもなかったのに勝ちを拾えた。正確に言えば『ツイてたねノッていこうね』なのかもしれない。

ただ、どうしても自分が最近離婚しちゃった中山美穂の曲を起用したかったので

このタイトルで強引に締める。

昔、好きだったな、ミポリン…。

さあ、明日からは本拠地に戻ってDeNAとの3連戦。

ジャイアンツ先発はセドン…か。先週の乱調がアメリカンジョークだったと思わせる

ピッチングを期待したい。自分も観戦予定なので、じっくりチェックしようと思います。

では、また。