【巨人vs中日 第6戦】〜ストップ・ザ・中継ぎ崩壊〜ジャイアンツ、到の活躍で辛くも勝利。
週末のこの寒さ…何なんですかね?
引っ込めてしまった冬用のダウンベストを再登板させて向かった今日の試合。
6ー3で迎えた8回表、7回からイニング跨ぎしたグッさんがノーアウト一、三塁のピンチを作る。
ドラゴンズの打順は9番へ。 (右の代打いないでしょ)と一瞬思ったが、今日のスタメンを外れた和田がいた!内海に続きグッさんとの通算成績も.333。一発浴びたら昨日の再現で同点だ…。
偶然だが、今日の座席は昨日と同じ1塁側S席後方のまったく同じ場所。
昨日、ここで観たツーランの悪夢が蘇る。ヤバイ、マジでやばいよ!ピンチだよ。
…なのにこの場面で…アカン!変な曲が流れて来た。
(ストップ・ザ・中継ぎ崩壊〜、勝ちよ逃げないでくれ〜。)
1986年、TUBE初のヒット曲(シーズン・イン・ザ・サン)のサビにのせて変な替え歌が頭を駆け巡る。外は冬に逆戻りな気候だけど、東京ドームのこの瞬間は一足先に真夏がきたようなホットな状況。
…ああ、ちゃんと試合みているけど、もう茶化して笑っちゃうしかないのか?
そんな感じで観ていたら、和田さんまさかの打ち損じのライトへ大きなファールフライ。ファールグランドギリギリ、長野はキャッチして犠牲フライで1点。6ー4と迫られる。
だが、これでいいのだ。思わず手を叩く。スリーラン喰らう方が嫌だったから。
その後、1番・大島を三振でツーアウト。松井雅に盗塁を許し、ツーアウト二塁で久保にスイッチ。
久保は荒木をショートゴロに抑えてピンチをしのぐ。9回はマシソンがツーアウトからヒットを許すも
平田,野本から2奪三振の好投。6ー4で逃げ切った…。
3回終了時点で6ー1の時は(今日はのんびり観れるかなぁ)と思ったが、そう甘くはなかった。
いきなりで恐縮ですが、話を1回表に戻します。
今日のジャイアンツ先発は大竹。調子は良かったと思う。
嫌なバッター・ドラゴンズ大島を簡単に打ち取りワンアウト。
続く荒木もショートに叩きつけるようなゴロでツーアウト!のはずが、坂本がボテボテのゴロの処理を焦って内野安打にする。
ルナは丁寧に攻めたが四球。ワンアウト一、二塁。続くバッターは怖ーい4番・平田。
大竹は慎之助のリードでまたも丁寧に内外角を攻め、最後はシュートで詰まらせた!と思ったらサード方向へボテボテのゴロ。ワンアウト満塁の大ピンチ!
今日のドラゴンズは5番・ファースト小笠原…。
さすがに大歓声が起きたのは金曜日の勝ちがみえた展開だけで、昨日と今日はもうないです。
小笠原はセカンドフライに抑えてツーアウト満塁へ。6番は和田に変えて代打で好成績の野本。
昨日も延長で手痛いタイムリーを打たれた怖いバッター。
…打たれるよりはマシだったか?押し出しで先制を許す。堂上直は打ち取り0ー1で終えるのだが、投球数が30球を越えている。本来なら平田で終わっていてもおかしくない内容。アンラッキーが続き手こずった。大竹の投球数のメドは100球ちょい。
2回以降1イニング平均15球を投げるとしても6回には到達してしまう。
今のジャイアンツは中継ぎが不安定。安定した投球をみせる大竹には打たせて取るピッチングの省エネ投法で7〜8回までは投げて欲しい。それが今日の自分のゲームプランだったのだが…。
この回に多く投げたツケが5回あたりから見え始め、大竹は5回と7回に失点。5回を過ぎたら脚に疲労が出てきたのか?しきりにピンチで叩いていた。1回を最少失点に抑えたが、丁寧に投げすぎて相当体力を使ったはず。桑田氏曰く(ピッチャーは1回で25球以上投げると結構疲れる)と聞いた。
30球ちょっと投げた大竹はかなり疲れただろう。さらに、3回裏にはカブレラに謎の四球までいただき出塁する。これもボディーブローのように体力を奪ったはず。
6回2/3 3失点でマウンドを降りたが力投してくれた。後ろの3人が盤石なら、6回でマウンドを降ろしてあげたかったが7回まで引っ張った。7回はヘロヘロだったが良くツーアウトまで取れた。
去年は盤石だった(スコット鉄太朗)が今のところ不調。FAで来てくれたばかりの大竹には苦労をかけて済まないが、当分は最低7回は投げて欲しい。今のジャイアンツ中継ぎ陣は、ヘロヘロの大竹より信用がない。寂しい限りです。
あっ!それから6ー3とされ尚もワンアウト一塁で、小笠原にはセンターへ抜けそうな痛烈なセカンドライナーを打たれたけど、この回から二塁に入った井端からダイビングキャッチ。
試合の流れを左右するビックプレーをみせてくれた。
昨日の11回裏、井端は代打で登場したがレフト方面からドラゴンズ時代の応援歌を歌われていた。
温かい…いや、2ー7と大逆転した勢いで痛烈なイヤミをレフト方面から放たれた井端。
昨日は凡打で終わったが、今日はお返しとばかりに守備のビックプレーでレフト方面を黙らせた。
昨日のお返しといえば、きっちりやってくれたのがジャイアンツ橋本到。
昨日の記事では奮起を促したが、今日はしっかり仕事をしてくれた。
1回裏のレフトオーバーのタイムリーは見事。長野以外振り遅れor詰まっていたカブレラのストレートを綺麗に弾き返した。ここで4ー1に出来たのは大きかった。
また、2回,3回とフラフラしているカブレラにツーランを浴びせノックアウトしたのも大きかった。
右中間の深いところ。あの辺へ打球が飛んでも他の打者は失速していたのに到の打球は伸びた。
思わず自分もガッツポーズ。カブレラから6点取れたのは大きかった。
今日は5回裏にも内野安打を放ち猛打賞。
昨日ダメダメだったが、翌日直ぐに取り返した。まだレギュラー確定!と言うには早いかもしれない。
しかし、今日の活躍の仕方は間違いなくレギュラーな活躍。失敗しても直ぐ取り返す。
この活躍をみると(上位打順でみたい)と思いたくもなるが、今は7,8番でいいと思う。
下位打線で生き生きとしている方がいい。チャンスでそこそこランナーを返してくれるのも頼もしい。
ジャイアンツにクリーンアップが2つあるとするなら第2の4番or5番というポジションで活躍してくれれば(今は)言うことないと思うのですが…ね。
将来的には何番が良いのか?これについても、今後の活躍次第で見えてくると思う。
1,2番ではなく、案外3番or5番…だったりしてね。
そんな到の打点が効いて、今カードのジャイアンツはドラゴンズに勝ち越し。
先週末の甲子園での3タテから火曜も負けて4連敗。今週はヤクルト&中日で3勝3敗できればOKと思ったが何とか勝ち越せて6連戦を4勝2敗で乗り切った。
打線も復調の兆しあり、先発陣も明るい兆しがある。後は中継ぎ整備だろう。
昨日,今日と荒木のみにしか投げていないが、久保が復活の兆しをみせている。
ストレートも普通に投げて140キロちょいは出るようになった。コントロールもキレも良い。
来週のDeNAとカープの試合での内容をみないと何とも言えないが、中継ぎ陣の立て直しのキーマンとして注目したい。もし、彼に1イニング任せられるのなら、グッさん,マシソン,健太朗はグッと楽になる。彼らに立ち直る時間の余裕もできるだろう。
終盤でリードしていても、継投に入るとドキドキするジャイアンツ・投手リレーはもうゴメンだ。
来週こそ中継ぎ陣のナイスピッチングを期待したい。
(ストップ・ザ・中継ぎ崩壊〜 勝ちよ逃げないでくれ〜 いつまでも勝ち続けていたいのさ〜♪)
TUBEの前田さんバリに歌い上げて今日は終了。
…って、ハイテンションだな、自分。週末休み返上で仕事し過ぎて逆にハイテンションになってきた。
来週の平日を過ぎれば仕事も一段落。自分も何とか乗り切りたいと思います。
では、また。