孤独のプロ野球

『感情をむき出しにするつかの間の自由を 求め、誰にも邪魔されず、気を使わず 孤独にプロ野球を楽しむ。』 基本、一人気ままにプロ野球 (主にジャイアンツ戦)を楽しむ 筆者の日常を交えながら展開するブログ。 バリバリの文系出身。 勝てば喜び、負ければ凹む。野球を語るのはおこがましいと思いつつ、 感情の赴くままにド素人なりの戦評&雑感を展開。 2013年8月よりスポーツナビ+でスタート。

【巨人vs阪神 第2戦】〜そして僕らは、途方に暮れる〜嗚呼、勘違い。そしてマシソンの使い損!な試合…。

…ご無沙汰しております。2週間近く更新まで間隔が空いたのですが、

その間2度更新を試みたものの、記事の保存に失敗して内容が消去!

特に昨日は、我ながらまずまずな内容が出来るもアップ寸前の誤字脱字チェックで

ロストするという情けない事態に陥る。深夜のファミレスで途方に暮れた開幕戦の夜。

自分はスポナビにブログをアップ出来ない呪いにかかっているかもしれない。

自分のことはさておき、昨日は12ー4とタイガースに圧勝したジャイアンツ。

待ちわびた開幕フライデーナイトに相応しい試合。昨日も現地にて観戦。

その余韻を引きずったまま今日も東京ドームへ向かう。

本日の目的地、一塁側B席へ入場するため20ゲートへ。長蛇の列に加わり入場待ちしているとオジさんご一行様のこんな会話を耳にした。

(試合なんて3時間で終わるでしょ?5時過ぎから飲みいきましょうよ♪)

確かに普通に進んだら3時間前後で収まるが、野球というスポーツは試合時間に実質制限がない。本当にその時間で終わればいいけど…。根拠はないが嫌な予感がした。

開始2時間して嫌な予感が当たっているのに気がつく。

16:00にしてようやく4回終了。今日の試合は長い。無駄に長い。いや、無駄は言い過ぎか。

本日TV解説の吉村氏は(両チーム残塁は多いが見所が多い試合)と言っていたが、

現場で観ている観客はそんな感じではないように見えるのだが…。

すでにビールの飲み過ぎで出来上がった方々が、周りで居眠りし出しているですけど…。

喫煙所で座り込んで寝ているオジさんの画像を、吉村氏が見たらどうコメントするのだろう。

さて、本題に移ろう。今日の試合は3ー5でジャイアンツの負け。

16安打するも14残塁で3点しか奪えず…。特に4回と6回の二度のノーアウト満塁で計1点は負けフラグが立ってしまうパターン。タイガース先発メッセンジャーの粘り勝ち…ですね。

一方、ジャイアンツ先発杉内は、ボール自体のキレはあるものの制球がイマイチ。

また、オープン戦では自在に扱っていた3種類のスライダーも制御出来ず。

鳥谷、福留の左打者は完璧に抑えたが、右打者には際どいコースを見極められ苦しんだ。ゴメスを抑えたから4回2失点で済んだが、彼にも繋がれたら間違いなく4〜5失点していたはず。

来週のナゴドではオープン戦のような姿をみせて欲しいです。

今日の自分が感じたポイントは7回から。

6回裏に追いつき、2ー2の同点ながら勝ちパターンのぐっさんを投入。

(おっ、同点なのにぐっさん?延長を逆算したら早いのでは?)とも思ったが、勝つための流れを作りたかったのだろう。絶好調・大和には打たれるも西岡は何とかセカンドライナーで抑える。その裏、昨日の再現のごとくツーアウトからロペスのタイムリーで勝ち越し。3ー2とする。

1点差で8回・マシソン、9回・健太朗で勝利。自分が描いたシナリオ。と言うか、ライトスタンドに近い座席だったので、周りのジャイアンツファンからもそんな雰囲気を感じた。ただ、今日は違った。

8回表、ゴメスを速攻三振に仕留めて後、バッター・マートン

初球はインハイの体に近いコース。よけたバットが回りスイングの判定で0ー1。

(why?ヨケタダケヨ)とキレ気味のマートン。続く2球目、慎之助の要求とは全然違う先ほどと同じような高さへ、今度は体にぶつからないインハイへマシソンのストレートが抜ける。

マートンが(コンチクショー!)と言ったかは知らないがフルスイングしてレフトへホームラン!

まさかの3ー3の同点。マウンドでうなだれるマシソン。息を吹き返すレフトスタンド。流れが変わる。

このマートンの同点弾がジャイアンツの投手継投に狂いを生じさせる。

9回表のマウンドもマシソン。延長も視野に入れた昨年のセオリーと違う継投。

(先頭バッター・今成を打ち取ればこの継投は成功なっし〜)とふなっしー調でつぶやいてみたが詰まりながらレフト前に運ばれてノーアウト一塁。

更に火に油を注ぐように、続く鳥谷のピッチャー前に強く転がったバントを二塁に送球するもランナーを刺せずノーアウト一、二塁。絶好調・大和は粘って四球。ノーアウト満塁。

祈るしかない…。

バッター・西岡の場面。カウント忘れたが、ファーストに強いゴロ。

ロペスがキャッチすると、華麗にターンしてファーストを踏む。

(???)嫌な予感…。

そのままファーストに正確に送球。そして慎之助はキャッチすると即ファーストに返球。

(慎之助さん、三塁ランナーにタッチは?)確かロペスが先にファーストを踏んだから、

ホームではランナーにタッチが必要なのでは?ロペスがファースト踏んで無ければ正解なプレーだったと思うけど…。

一瞬ピンチをゲッツーにして湧いた一塁側&ライトスタンドだったが、直ぐに凍りつく。

(1点勝ち越されているやんけ!)。デタラメな関西弁でつぶやいてみる。

状況とルールを勘違いして3ー4と勝ち越される。

呆然としたマシソンー慎之助バッテリーは、ヤケになったか?ゴメスに変化球攻めして追い込みながら最後の変化球が真ん中に入り痛打されて3ー5。ジャイアンツ自ら自爆してしまった。

(こんなことになるなら、マシソンのイニング跨ぎって使い損だな)。気の毒なマシソン。

でも、今日は高めに抜ける球が少し目に付いた。次はいつもの感じでヨロシクね。

タッチを忘れた慎之助も責められない。それだけテンパっていたのだろう。

(起こしていけないプレー。ジャイアンツは二度とああいうプレーを起こしません)。

原監督はご立腹だが、明日の試合で活躍して今日のミスを取り戻して欲しいです。

ちなみに、ロペスが西岡の打球をキャッチしてターンしながら一塁を踏む姿を観て、レアル好きな彼がジダンばりのルーレットをしているように見えたのは、多分自分だけだろう。

失点しなかったら、ファインプレー扱いの華麗な動きだったのだが…。

そんな感じで4時間21分の延長なしの試合としては長めの試合が終了。

『そして僕は、途方に暮れる』

試合後に浮かんだのは、1984年にヒットした大沢誉志幸の曲。

彼女が今 、出て行った訳ではないが、途方に暮れてしまう試合。

本文タイトルを(僕ら)としたのは、ジャイアンツファンの方々も同じような心境だったと勝手に想像したのでアレンジしてみた。

負けた瞬間、一斉にジャイアンツファンが席を立ち混み合う通路。

途方に暮れる自分が三塁側ベンチ方向に目をやると、大和のヒーローインタビューが始まる。

2試合連続の猛打賞。今の大和は絶好調!去年より極端なオープンスタンスにしたのが良いのか?

そろそろ彼を止めないと、明日の試合も危うい。

明日の先発は大竹。

ナイスピッチングを期待したいです。

では、また!